利食いのタイミングについて
1投稿者:7jx@.  投稿日:2001年10月04日(木)10時27分26秒
相場で生き残るコツとして「利食いは遅く、損切りは早く」というのをよく見かけます。早い段階で損切りするというのは理解できますが、利食いのタイミングを遅らせるのはなぜでしょうか。手数料を節約できるというのが唯一考えつく理由ですが、他にも訳があるのでしょうか。
2投稿者:へっぽこ  投稿日:2001年10月04日(木)10時43分25秒
私も初心者みたいなものですので参考になるかわかりませんが、
「利食いは遅く」というのは、利が乗っているのだから慌てるな!
目標を超えたら例えばIROを指しておいて、更に利が伸びたら、
そこで仕切ればいい。という意味で、何もタイミングを遅らせろ!
ということではないと思いますよ。
3投稿者:名無しさん  投稿日:2001年10月04日(木)12時21分42秒
初心者は損切りが出来なくて苦しむけど、プロは利食いが出来なくて苦しむのです。分かるかな。
4投稿者:モルダー捜査官  投稿日:2001年10月04日(木)16時39分51秒
>>1さん、私もへっぽこさんと同じ考え方です。
自分が取り組む場のスピードに慣れるのが、まず第一だと思います。
私も(今でもそうですが・・・)すごい授業料を払いました。
5投稿者:7jx@.  投稿日:2001年10月18日(木)20時13分29秒
返事が遅れてご免なさい。

皆さん、レス有り難うございました。

>へっぽこさん。
 初めまして。私などは勉強中で、取引はまだ始めていないので初心者以下です。これからも宜しくお願いしますm(__)m。なるほど、IROという手がありましたか。それならガス、灯油のように値動きの荒い銘柄でも利食いのタイミングを逃すことは無いですね。一つ質問が有ります。予め建てておいた玉に利が乗ってから、IROを指定できるのでしょうか。

>名無しさん。
 折角の宿題を頂いたのですが、プロの方にとっては利食いのタイミングが難しい理由がなかなか思いつきませんでした。敢えて挙げるとすれば、プロの方は鞘取りを仕掛けているケースが多いため、売り買い両方の玉で手数料抜けしなければ利食えないせいでしょうか。考え違いしていたら訂正お願いします。
6投稿者:名無しさん  投稿日:2001年10月18日(木)23時20分57秒
プロが必ず損切りを実行するのは当たり前、でないと絶対に生き残ることは出来ない。
利食いが難しいのは、どこで利食おうと見かけは成功に見えること。だからつい安易に考えてしまうが、必ず生じる負けトレードの損失を補って余りあるリターンを得るには確実に、しかも最大限の利益を得なければならない。
「新・マーケットの魔術師」でこんな言葉がある。
「素人が大きな負けを抱えて無一文になる間に、プロは小さい利益によって無一文になる」
7投稿者:ロスカッター  投稿日:2001年10月20日(土)05時25分16秒
そだねー。
損切りは機械的、できて当然。損切りしたときは何の感情も湧いて来ない。
利食いは難しくて、仕舞ったあとずっとこれで良かったかって考えつづける。
「生き残りのディーリング」
http://www.tradersshop.com/bin/showprod?c=9784939103322
8投稿者:名無しさん  投稿日:2001年10月21日(日)18時08分04秒
http://www.geocities.com/WallStreet/Account/6156/
からコピペ

Always long on the top

 好きな言葉です。積極果敢なディーラーの気概を表している言葉であり、ディーリングの本質にも触れる含蓄のある言葉でもあります。

 Always long on the top and always short at the bottom(最高値ではいつも買い持ち、最安値ではいつも売り持ち)というのは、高値買い、安値売りの下手なディーラーのことを言っているのではありません。高値づかみを恐れず最高値まで買い進むという気概と、利食いをぎりぎりまで引き延ばしているというディーリングのつぼを言い表した言葉なのです。ディーリングを知り尽くし、満々たる自信を持って発せられた言葉のように思えます。

 相場の語録に「アゲインストというポジションはない」というのがあります。損切りを早めにし、常に相場の動く方向にポジションを持っていれば、実現損はでても評価損を抱えていることがなく、常にフェイバーなポジションでいることができます。

「評価損は生きている」が「実現損は過去の損」なのです。それは相場の折り返し点では今まで動いてきた側のポジション、すなわち高値では買い持ち、安値では売り持ちにしていることを意味しています。相場が折り返し始めたらポジションを入れ替える。そのことは相場の流れ全体から見れば利食いなのですが、折り返し点から見れば損切りで、倍返しをしたことになります。利食いも損切りも流れが変わったならポジションを閉じるという意味では同じものなのです。

 利食いの難しさは、どこで利食おうと人からは誉められる点にあります。とにかく利益が出るなどと安易に考えてはいけないはずなのですが、さまざまな事情が持ち上げると、とりあえずこのポジションは利食っておいてとなりがちです。評価損がある時には他の事情に優先してディーリングを続けるのと対照的でしょう。

 私たちはいかに儲けを多く出すかに労力を払っているのであって、どうすれば損を出さないかではありません。損は必ず出るものなのです。 要はその損を上回る利益が出るかどうかなのです。相場観の良し悪しにプロとアマに大差はないでしょう。アマチュアの勘というのもなかなか侮りがたいものがあります。プロとアマの違いに差がでるのはポジションを持ってからの処置なのです。

 一般に私たちは高値買い、底値売りを恐れるものですが、あえてそれに挑戦してゆくのがAlways long on the top です。それは案の定高値だったときにも、すぐに損切れるという自信があってこそできるのです。(第三章第四項終わり)

矢口 新


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9投稿者:燕遊亭  投稿日:2001年10月21日(日)23時44分54秒
>>1さん
私は約1年、洟垂れ小僧のそのまた小僧あたりでしょうか。
損切りは早めに出来るようになりました、しかし利が乗って「利は大きく」と思っているうちに「押し目」等で逆にマイナスになるとアワテテ損切り!
つまるところ、その相場に自信がなければ「利は大きく」と言っても耐えられませんです。今でもそのレベルからあがれません。たまに、ポジション取った時間的位置がいいときは1本調子でドンドン利が乗る時がありましたが大方はその後利が剥げて「やっぱり、あそこは利食い仕切り場だった」と悔やむことのほうが多いです。商品は「株で言えばオール仕手株」大手の仕手や商社のポジションに向きやすい様です。半人前以下の私が先達の皆さんに見えるところでもの言うのはおこがましいんですが私も未だに毎日血反吐を吐くような思いをしております。
あなたが、今大きく利が乗って「商品はおもしろい」と思って居られたらそこは「鬼門」です。>>2 >>4さんたちは経験豊富な方たちです。ユックリ構えて先輩たちの、話をジックリ立ち聞きするのも保身の術です。あなたの寿命と同じだけ相場は生き続けます。
あせらず、休まず、がんばってください。幸運を祈ります。
 〆〆〆〆〆