Juju(野田樹潤) 2024/03/14(木) 01:21:20 |
| 2023年のスーパーフォーミュラーの開幕戦3月9日だが、2024年は4月7日で雪がちらつく極寒のレースとなり、同時開催の2輪の予選は気温の低下と降雪の可能性で荒天中止となった。
SFの予選は予定通り実施されてトップタイムから4秒以上離されたビリだったけれど、グループ分けの関係で19番グリッドでの決勝戦となった。
SFはタイヤウォーマーを使わないので、運転しながらタイヤを温めなければならないが、Jujuにはその技術が未熟なため不利な状況に加えて、レース後に明らかになったのは、エンジニアが女子高生のJujuを心配して安全サイド(アンダーステア気味)で足回りのセッティングをしてたためのタイムが伸びなかったようだ。
決勝戦前夜のミーティングでアグレッシブなセッティング(オーバーステア気味)に変更が決定して本番に臨むことになった。
そもそもヨーロッパ転戦時代に安全サイドのセッティングなんかで走ったことはなくて、挑戦的なスタイルで戦ったから今の立ち位置にいるので、メカニックが腫物を触るように気を使いすぎただけ。
レース結果は21台中リタイヤ2台完走19台の17位で当初の完走するという課題はクリアすることができた。
Jujuの後塵を拝したのは2023年F2チャンピオンのプルシェールと元F1レーサーの小林可夢偉というのもたまたまとはいえ不思議な気分。
ベストラップはトップから1.6秒遅れまで詰めて、Jujuより遅いドライバーが1台いたのは想定を超えて内容の良い走りだった。
SFgoというアプリでドライバーとメカニックの無線通信を聴くことができるのだが、他の男性ドライバーがダウンフォースとGで体力を削られてる中でJujuが一番元気だったので驚異的なフィジカルも確認できた。
ピットで見てて面白かったのは、当初完走目的で安全サイドで走ってたところ、去年チームで53号車に乗ってた大湯選手にJujuが3秒弱まで迫って、チームの代表が追い抜かせるよう作戦変更して、それに応えて追いかけたけどさすがに逃げ切られた。
大湯選手が2024年は別のチームに移籍したのでJujuにテストのチャンスが巡てきてSFに参戦できることになったので、因縁の新旧53号車ドライバー対決は今シーズン通して注目していきたい。
借りてきた猫状態ではなくJuju本来のスタイルで挑戦できるのであれば、本人が記者会見で言ってるように、一番厳しい環境で手ごたえを掴めたので、次回はもっとやれるはず。
5月のオートポリスは更に期待してしまう。 |
Juju(野田樹潤) 2024/03/05(火) 17:20:24 |
| 3月9日はスーパーフォーミュラーが鈴鹿サーキットで開催されるので応援に行く予定。
偶然にもその日は蒼熊の誕生日であるが、ここ数十年誕生日を意識してこなかったのでなぜか不思議な感覚だ。
日本の最高峰レベルのレースに現役女子高生(3月末まで)が出るということで話題先行になってるし、そもそも国内サーキットででレースをするの初めてで経験値が圧倒的に少ないので、さすがにしばらくはベテラン勢の後塵を拝して走るしかないだろう。
それでも、2月のテストの時の最終走行には前を走るマシンからは0.2秒遅れまで詰めていたので、最下位を脱出するのは時間の問題だと思う。
最初にJujuに負けた男性ドライバーはかなりのバッシングを受けるかもしれないが、順位を上げていくのは時間の問題だと思うので、普通に抜かれるようになればそんなこともなくなるだろう。
まず、初日は無地に完走することが目標かな? |
Juju(野田樹潤) 2024/02/15(木) 23:38:25 |
| 本日、Jujuがスーパーフォーミュラーで乗る53号車のカラーリングが発表された。
去年のヨーロッパ転戦の時に夏ごろに資金がなくなって、スポンサーに追加の資金調達をお願いしに帰国した時に,2024年分の予算を渡してあったので当社の小さなスッテッカーが貼ってあった。
監督がテレビで銀行口座に3,000円しかなくなったこともあったと言ってたから、2023年は本当に資金的にギリギリの中で戦ってきて勝ち取った今の立ち位置ということになる。
昨日、運転免許を取得できたようなので、ようやく国内で走れるライセンスをゲットできる。
3月9日の鈴鹿サーキットがレース初日なので、初の女子高生ドライバーでレース参戦することになる。
これは、なかなか破れないかもしれないが、13歳の松井沙羅がウイリアムズのF1アカデミー加入が決まったので順調に成長したら可能性があるかも?
同時に日本大学スポーツ科学部に進学が決まったことが発表されたので4月からは女子大生ドライバーと呼ばれるのだろう。 |
Juju(野田樹潤) 2024/01/10(水) 11:21:48 |
| 昨日ようやく、Jujuのスーパーフォーミュラー参戦決定の情報が公開された。
国内公式戦の最初がスーパーフォーミュラーってどんだけぇ〜ってくらい既成概念を飛び越えた凄いこと。
ステレオタイプの考えしか持ってない連中からXで余計なお世話口撃を受けて、かなりの数をブロックしたようだけど、そんな連中を相手にする必要はないのは当然のこと。
2月2日にようやく18歳を迎えて運転免許が取れるようになって、日本のルールで公式戦に参加できるようになる。
それ以外で若くして公式戦を走るのは、カートから勝ち上がってメーカーの育成枠に入って特別免許をもらったヤツラだけ。
ほんとうに実力のあるヤツラが上がってくるとは限らなくて、政治力&財力をバックにつけたヤツラが生き残っていくのがモータースポーツの世界だと思う。
そんな日本のシステムに組み入れられたら自分で自分の未来をコントロールできなくなるということで、スポンサーを見つけて単身ファミリーチームでヨーロッパで武者修行を続けた4年間の努力が実を結んだ。
たまたま、5年前に岡山国際サーキットへ13歳のJujuが日本最後になるレースを見に行って、パパが目の前で「これから18歳まで走る場所がない。」とため息交じりにつぶやいたことが昨日のよう。
パパの予言した通り、18歳まで走る場所は日本になかったけど、18歳から走る場所は日本の最高のステージになったことは、自分のことのように嬉しい出来事だった。
昨夜のライブ配信でJujuは、これから挑戦しようとしてることは人生最大の壁だから、今年は期待しないで応援だけしてくださいと謙虚な本心を伝えてくれた。
応援はもちろんする、でも、期待せずにはいられない。 |
Juju(野田樹潤) 2023/12/13(水) 11:14:48 |
| 海外最終レースで逆転して年間チャンピオン(イタリアの草レースだけど)を ゲットしたご褒美で、旧F2マシンBOSS-GPWSR3.5で急遽スポット参戦したレースで表彰台を奪取したと思ってたら、またまた急遽日本の最高峰であるスーパーフォーミュラーの合同レース&テストレースで鈴鹿サーキットで走ることになった。
17歳の国内公式戦キャリアのないドライバーがスーパーフォーミュラーテストに乗るなんて前例のないこと、2023年は最後の最後まで気の抜けない緊迫した出来事が続くJuju。
国内でファンの前で走るのは最後の岡山国際以来の4年ぶりのこと、その時に初めて観戦してファンになって何とかして応援できないかと考えて第3法人を作ったことを思い出した。
鈴鹿サーキットは以前父親と一緒に数周デモ走行をしたことがあるだけで、実践走行は初体験で、F1の次に速いハイダウンホースマシンのスーパーフォーミュラーに乗るのは全くの初めて。
フィジカル面を心配する声も大きいし、国内育成を勝ち上がらず単独で海外でもまれてきた異端のJujuに対して風当たりは強かったが、TGM Grand Prixの53号車で12月6〜8日の三日間で計6回全てのセッションに参加した。
初日はトップドライバーのべストタイム1分36秒994から4秒225遅れの1分41秒219で終了。 全てが初めてのことで1歩ずつ手探りで確認しながら前へ進んでるにしては、トップの107%以内のタイムという基準はクリアして104%台だった。
2日目は多少ハイパワーマシンにも慣れて、トップのベストタイム1分36秒296から2秒243遅れの1分38秒539で終了。
関係者の想定を超える成長曲線を見せて三日目に期待をつないだ。 S字カーブを代表する各所コーナーに慣れて行けば更なるタイム短縮も期待できる。 本人もテストモードではなく予選モードで攻めたらもっといいタイムが出せると言っているのは期待をしてしまう。
3日目は満を持して応援観戦に初めて鈴鹿サーキットへ出向いた。 パスをもらってぴっとに入ると岡山のTVやNHK他のマスコミとスタッフで場内は大混雑、緊張感漂う中でのテスト走行の様子に圧倒された。
残念ながら、セッティング変更が裏目に出たことと、Jujuの経験不足によるドライビング感覚のフィードバックがメカニックと上手にできずにタイムは縮められなかったが、ピットストップやスタート練習で沢山の学びがあったはず。
さて、肝心なテストの結果は?2024年はスーパーフォーミュラーで戦えるのか?の回答は現時点ではまだない。
可能性は十分あるがTGMチームの台所事情が厳しく、Jujuにスポンサーの持参金がどれだけあるかが見極められていないのがチーム代表の最終判断を遅らせていると妄想している。
他のチームのドライバーは発表されているので、近日中に全てが発表されるだろう。
Jujuがランクアップするなら当然スポンサーフィーも上げざるを得ないから、資金計画を練り直そう。 |
Juju(野田樹潤) 2023/11/17(金) 22:38:09 |
| 今シーズンのすべてのレースが終了。
日本国内では18歳にならないと走れないという理由もあって、14歳からヨーロッパに挑戦していたJujuは4年間を走り抜けた。
最後の17歳はユーロフォーミュラオープン、ドレクスラーカップ、ジノックスFT2000トロフィーの三つのレースに参戦。
ユーロフォーミュラオープンは理不尽なレギュレーション変更もあって撤退を余儀なくされ、ドレクスラーカップは出場レースが少なくてチャンピオンにはなれなかったが、最後まで諦めなかったジノックスは最終ラウンドの最終レースでシリーズチャンプをゲットした。
今シーズンの勝利数はカーナンバーと同じ10。
ユーロフォーミュラオープンでの女性の勝利も史上初だったが、F3の国際規格に準ずるレースでの女性のシリーズチャンピオンもモータースポーツ史上初めての快挙。
全ての制限から解放される18歳になるのは2月なので、当面の目標としている東京で3月に開催されるフォーミュラーEへの参戦登録が12月なので、今のところ難しい。
モータースポーツ界は政治力と資金力でどのレースに参戦できるかがきまってしまうが、どのカテゴリーで走ることになるにせよもう青写真はできてるだろう。
12月の凱旋報告会が待ち遠しい。 |
Juju(野田樹潤) 2023/09/28(木) 22:10:33 |
| EFOからは無理やりの車体重量変更だけでなく、他のレースにも練習になるから参戦するなと悪意をもって通告されたので止む無く撤退せざるを得なかった。
EFOから撤退したJujuは急遽予定なかったドレクスラーカップに参戦し、予選→レース1→レース2全てトップで終了。
そのレース二日間でオーストリアのHSエンジニアリングチームから声がかかって、F2相当のマシンのデモ走行が決まって、初めて500馬力超&300km/h超のモンスターマシンを運転するチャンスが巡ってきた。
デモンストレーションではぶっつけ本番の初走行ながら13台中3位のタイムを記録し、翌週のイタリア・モンツァでF2クラスのレース(BOSS-GP)に急遽スポット参戦することが決定した。
F3クラスのEFOに参戦していたらあり得ないことだったので、なんという幸運だろうか?やはり運も実力のうちだろう。
結果はレース1は9台中2位、レース2は3位で連続表彰台を獲得した。
F2クラスマシンでのレースが初めてだったことに加えてJujuのマシンは2年落ちの旧タイプでライバルたちの新型マシンに比べてトップスピードが20km/h遅いことを考慮すると、直線の長い高速サーキットのモンツァで驚異的といえる。
ウエットのプラクティス、セミウエットの予選とレース1、そしてレース2でドライコンディションだったので、貴重な経験ができてすべての状況でそれなりの成績が残せたのは今後の展開にかなりのプラスになるだろう。 |
Juju(野田樹潤) 2023/09/11(月) 02:33:06 |
| 後半初戦の9月10日ユーロフォーミュラオープンは出走を断念せざるを得ない状況に追い込まれた。
8月31日に決定していたルール変更を9月5日に発表したので対応が不可能になったのが原因らしい。
ユーロフォーミュラオープンではマシンの最低重量が男性580s、女性565kgと決められていて、Jujuが前回優勝してしまったので女性も580kgにしたため、本拠地のイタリアからオーストリアの移動にキャンピングカーとトレーラーを使ってる野田レーシングチームでは、本選に間に合うように重りを15kg増量してマシンをチューニングする時間も資金もないということだろう。
一説には女性で最年少のJujuがこれ以上勝たないように、あえて間に合わないように発表を遅らせたと考える向きもある。
同時期に槍投げ選手も不条理な審判に苦しめられたから、いまだにヨーロッパルールでアジア人は虐げられるのが常のようだ。 |
Juju(野田樹潤) 2023/07/30(日) 03:28:26 |
| ホッケンハイムが終了したので、NODAレーシングチームが帰国する。
8月11日にヨーロッパ転戦の報告会のファンミーティングが発表されたが、残念ながら予定が入ってるのでスケジュール調整は無理だろう。
今週のレースの結果はスピードで圧倒するJujuが当然のようにポールポジションをゲット。
レース1は18秒以上の差をつけてぶっちぎりでゴールしたが、スターティンググリッドでの違反作業(詳細未確認)があったということで30秒のペナルティをくらって5位に沈んだ。
負けるのは想定外、スタート直後に1番手から3番手に落ちてるらしいのでそこで何かがあったのだろう?
気持ちを切り替えてリベンジに燃えるレース2は、2位に12秒近い差をつけて文句なしの圧勝だった。 |
Juju(野田樹潤) 2023/07/26(水) 14:23:34 |
| 今週末はドイツのホッケンハイム。
EFOで上位争いができるようになったなら、このレースで負けるわけがないので練習走行といったところかな?
しっかりとトップで終了することが履歴になるので、手を抜かず頑張ってほしい。
8月は夏休みで参加レースはないので、日本に帰国して大口スポンサーへの報告廻りで大忙しな中、新しいスポンサー探しもしないとならない。
ファンミーテイング報告会もあるようだが残念ながらスケジュールが合わず参加できない。
その代わりというわけではないが、個別に時間を調整して報告会を設けてもらうことになった。少額スポンサーにも気を使って頂いて恐縮至極である。
都内某所でJujuと監督と社長プラス幸運な1名の五名で会食する。
去年帰国した11月に発電所を見に来る計画が、こちらがコロナになったために中止になったので、Jujuに直接会うのは5年ぶりになる。
ネット情報では身長170cmらしいので確認してみよう。
監督にも色々と聞きたいことが沢山あるので整理しておかないと。
幸運な1名は弊社の最初のお客様で、NODAレーシングアカデミーの本拠地のある岡山出身で、カートの頃から幼いJujuに注目していたと最近聞いた。
音響設備のメーカーでヨーロッパにも販路拡大を進めてるので、少額だがスポンサー契約を結びたいとのこと。
条件が合うかどうかわからないけど、とにかくカテゴリーアップしたら膨大な資金が必要になるので、スポンサーが増えることは良いこと。 |
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