テムジン さんの日記

新しい10 昔の10  100新しい方へ移動 100昔へ移動

4/12  2007/04/13(金) 01:43:30
 今日は順行。

今日の取引は、
東京ゴムH 買落
NON大豆A 新規売

米国コーンベルトの4月下旬の天気は、気温が平年並みか若干高め、
降水量は少なめと、コーンの作付には申し分ない予報が出ているようだ。
先週末から低温を囃して上昇した天候プレミアム分を削る動きを
期待している。


コーン・粗糖・石油(ガソリン)の値位置の関係(割高・割安)を、
エタノールに引き直して考えてみた。

・コーン1Buでエタノールが約9.5Lできるそうだ。
エタノール1ガロン作るためには、約0.4Buのコーンが必要となる。
コーン価格が3ドルで、原料費は120セント/ガロンとなる。

CBOTに上場しているエタノール先物1枚は29000ガロンのようだが、
CBOTホームページをみると、コーン先物との鞘取りに便利なように、
コーン2枚(10000BU)に対応する量としてエタノール1枚を
29000ガロンと定めたようだ(英語なので自信なし)。
これだどコーン1Buでエタノール2.9ガロン、
エタノール1ガロン作るためには、約0.345Buのコーンが必要な
計算となる。
コーンからエタノールを生産する際の副産物である「コーンかす?」は
飼料用に売れるようなので、その分を考慮しているのだろうか?

とりあえず
エタノール1ガロン = コーン 0.345Bu (原料費のみ)
とする。

・サトウキビ1トンでエタノールが約80Lできるそうだ。
糖度重量を142.5KG/tonとすると概算で
粗糖1トン分のサトウキビからエタノールが560L程度できる計算になる。
(実際には、1つの工場で砂糖とエタノール両方を生産するのが一般的のようだが・・・)
少々乱暴だが、粗糖1トンとエタノール560Lを等価と考えると、
エタノール1ガロンは粗糖15ポンドと等価ということになる。
実際には、砂糖汁の上澄みなど上質な部分を粗糖等の砂糖生産に回し
残りをエタノール生産に回しているので、この等価式でエタノールの
原価を計算するとかなり割高になっていると思う。

2000年から2003年頃のブラジル含水エタノール工場渡し価格とNY粗糖の
価格を比べると、おおよそ
NY粗糖10セントにエタノール100セント/ガロンが対応している。
この場合、エタノール1ガロンの価格は粗糖10ポンド分の価格に
対応していることになる。

ここでは、
エタノール1ガロン = 粗糖 10ポンド (製品ベース)
とする。


・ガソリンとエタノールの体積当り熱量は、おおよそ
 ガソリン:エタノール = 1.7 : 1.0

 しかし、自動車の燃費で比較すると、
 ガソリン:エタノール = 1 : 0.7〜0.8
なのだそうだ。

ここでは、燃費の比較を優先して、
エタノール 1ガロン = ガソリン 0.75ガロン
とする。


上記を整理すると、エタノール1ガロン当り、

コーン 0.345Bu → 121セント(1Bu=3.5ドル)(原料費のみ)

粗糖 10ポンド → 100セント (1ポンド=10セント)(出荷ベース)

ガソリン 0.75ガロン → 161セント (1ガロン=215セント)

(参考)CBOTエタノール 223セント

砂糖(粗糖)の割安感が際立っているという結果になった。

これらを参考にして、いろいろ考えてみようと思う。

4/11  2007/04/12(木) 00:33:51
 今日も逆行。

今日の取引は、
東京コーン@B 一部買落
一般大豆GI 一部売落

コーン売・一般大豆買の鞘取は、4分の1ほど手仕舞った。
穀物全体では売り乗せとした。

穀物の値洗ベース損益は作付意向面積発表前まで戻ってしまった。
コーンと大豆の比価も発表前の水準に戻っており、低温と長雨で
コーンの作付が減るのではと懸念させていることを考えると、
米国農家のコーン作付意欲はますます高まっているのではないかと
思う。
大豆/コーンの比価は、作付意向面積発表後急騰した後、天候要因等で
元に戻ったが、今後じりじりと上昇していくと予想している。

シカゴコーンKは、3月末の窓を埋めたものの、1月中旬から3月下旬までの
下値抵抗で頭を抑えられている。ここで叩かれれば大きな調整局面が
期待できるように思う。
シカゴ大豆Jの日足も強気になれない。

4/10  2007/04/11(水) 00:17:42
 今日も僅かだが逆行。

今日の取引は、
東京コーンB 新規売
NON大豆E 買落
一般大豆G 新規買

TGEコーン・大豆ともに、内部要因をみていると、急落時に売り込んだ向きの
買戻しが進み、大衆筋の買いも入っているようなので、下落の準備は
整いつつあるようにみえるが、外電次第だろう。
USDA発表の需給見通しは、大豆とコーンには弱材料、小麦には強材料
だったようだ。作付面積は3月発表時の値を据え置いている。

4/9  2007/04/10(火) 00:11:35
 今日も大幅逆行。取引はなし。

今日は穀物を売り乗せしたかったが、既にかなり売っていることと
コーン売・大豆買の鞘も逆行しているので、見送った。

シカゴコーンK−大豆Jの比価は、作付意向面積発表時の水準まで
殆ど戻ってしまった。

コーン上昇が低温を囃しているだけならば、今晩のシカゴは陰線引けに
なると思うが、今後の方針は、明日の朝外電をみて決めようと思う。

4/6  2007/04/08(日) 18:11:22
 今日は大幅逆行。取引はなし。

シカゴコーンの上昇が大きく、東穀取もとうもろこしが上昇している。
予想以上の戻りとなっているが、材料がはっきりしているだけに、
今のところは心配していない。
作付意向面積発表時に明けた窓を埋めるまでは、コーン売りと
コーン売・大豆買を維持する方針。

4/5  2007/04/06(金) 00:54:44
 今日は順行。取引はなし。

朝外電を見た段階で大幅逆行を覚悟していたが、
終わってみれば順行していた。

コーンは、昨日の段階でシカゴの下げにTGEが追いついて
いなかったが、昨晩のシカゴ上昇で、作付意向面積の発表前と
ほぼ同ザヤとなった。コーン・大豆鞘も同様だ。

4/4  2007/04/04(水) 22:14:07
 今日は順行。値洗いベースでの累計利益が最高値を更新。

今日の取引は、
東京コーン@ 一部買落
東京コーンB 新規売
NON大豆C 買落
NON大豆EA 一部買落
一般大豆I 一部売落

穀物全体での売り越し幅はほぼ変わらず。

穀物は、NON大豆売・一般大豆買が残り僅かとなり、
コーン売・一般大豆買の鞘取りと、コーン売のポジションと
なっている。

4/3  2007/04/03(火) 22:52:30
 今日は大幅順行。3月の負け分は取り返した。

今日の取引は、
東京コーン@B 新規売
一般大豆I 一部売落
NON大豆CE 一部買落
東京ゴムH 新規売

東京NON大豆寄り続落したところを一気に買い戻そうと考えていたが、
昨晩のシカゴ大豆が大きく戻してしまったため、もくろみ通りとは
ならなかった。
その代わりにとうもろこしを売り乗せることができた。
穀物全体では売り乗せとなった。

とうもろこしは、前場一節で機関店が大きく買っていたが、前場二節
以降は機関店が売りに回っていた。
内部要因をみると、大衆が上手く買わされた形だ。高値での買いも
整理されておらず、内部要因的には売りがかなり有利な状況と思う。

大豆は、シカゴの換算値を考えるともっと戻してもよそさうに思う。
一般大豆とNON大豆の鞘は、なおちゃんさんの指摘どおり、縮まりそうで
拡大しそうな感じがする。
目先、NON大豆は順ザヤ拡大、一般大豆は順ザヤ縮小と予想している。
NON大豆Gに買玉を入れたかったが、指値届かず。

USDJPY売りの投機玉は損切りとなった。
貴金属見合のヘッジ玉は維持。

4/2  2007/04/02(月) 19:19:55
 今日は順行。取引はなし。

今日は、穀物がストップ張り付きのため、開店休業状態だった。
とうもろこしは売り注文を入れてはみたが、当然に約定せず。

シカゴ夜間ベースで、大豆J/コーンK の現在の比価は、
2.18と29日の2.03から0.15の上昇となっている。
過去の比価推移の中心値は、2.4〜2.5辺り、1月に付けた直近の
最低値は1.91であり、2.45と1.91のちょうど中間点まで戻ってきた
計算になる。
現時点でも米国農家にとっては、大豆を植えるよりはコーンを
植える方が有利な情勢と判断できる。
30日にコーンが売れず、代わりに大豆を売った向きも多いように
思う。
次の作付意向面積発表までに、まだ上昇が見込めるのではと
期待している。

米国農家の心理を考えれば、現時点でもコーン新穀は歴史的
高値水準であり、高値波乱を経て急落という状況を考えると、
生産見込量の何割かは新穀の定期を売って売値を固定しておこうと
考えるだろう。
戻り局面では農家の売りが出やすい状況が暫く続くように思う。
ファンドの買も綺麗に掴まった形になっており、整理がつくまで
調整が続くのではないか。

シカゴ大豆については、今までコーンに引っ張られて上昇していた部分が
大きいように思う。
在庫率等をみても逼迫感はなく、コーンが弱いのであれば、大豆単独で
どんどん上昇する展開にはなり難いように思う。

TGEコーンは、大衆の買いが綺麗に掴まっており、その整理がつくまでは
大きく売られる展開を予想している。先限の下落が大きく、順鞘は
縮小しそうだ。

TGE大豆については、今晩のシカゴの動きにもよるだろうが、チャートが
崩れてはおらず、安寄り後は戻してくるのではと予想している。
その後どうなるかは、イメージできない。
大豆の鞘については、NON大豆と一般の鞘は縮小しそうだが、限月間の
鞘は見当がつかない。

3/30  2007/03/30(金) 19:28:38
 今日は逆行。3月は比較的大きなマイナスとなってしまった。

今日の取引は、
東京ガソG 買落
東京ゴムE 買落

NYMEXは期近中心に急騰し、順ザヤは急速に縮小した。

東京ガソの売りは、玉があまり多くなかったこともあり、
引っ張りすぎた。
値幅でみるとかなり大きな損切りとなった。
中東情勢も気になるし、しばらくは石油を売り越すのは控えようと
思う。

穀物に集中するため、ゴムも寄り直後に損切りした。

穀物は、大豆が、NON大豆・一般大豆ともに順ザヤ拡大した。
NON大豆Cの内部要因は売り優勢とみており、NON大豆の順ザヤ拡大が
続くのではと期待している。NON大豆Gもつられて下げるようで
あれば、期近売・期中買・期先売のイメージで、Gを買い下がって
みようと考えている。
一般大豆は、Cの内部要因は買優勢とみているが、チャートの形を
見る限り目先は弱そうであり、数日は順ザヤ拡大しそうだが、
納会に向けて再度縮小してくるのではと予想している。

新しい10 昔の10  100新しい方へ移動 100昔へ移動

一覧へ戻る