株式・為替・その他

オプション売買入門

 増田丞美

 パンローリング
   ISBN:4939103196
オプションの価格決定理論を知っても、 いかに売買すべきかを知らなければ利益を上げることは難しいであろう。 この本は、そういう意味において日本で発売された初の実践書であると言える。 内容は具体的で分かりやすいが、少し高度な戦術になると範囲を越えるので、 題名通り入門用として読むのが良いと思う。
生き残りのディーリング 決定版

 矢口新

 パンローリング
   ISBN:4939103323
ディーラー必携の書といわれている「生き残りのディーリング」 を個人投資家向けに書き直した内容になっている。 内容も更に充実しているが、リスク管理に重点を置くのは変わらない。 でも個人的にはオリジナルの方が好きだな。
生き残りのディーリング

 矢口新

 東洋経済新報社
   ISBN:449265139X
ディーリングを生業とする著者が、相場に取り組む上での心構えや相場の仕組みについて語る。 具体的にはストップロスの重要性とか、トレンドの見究め、流れに乗ることの大切さなど。 個人投資家にとっては、昔は手数料の点でそのまま真似する訳にはいかなかったが、 近年はプロとの手数料の差も少なくなってきており、大変参考になるだろう。 金融関係でディーリングをやりたいと思う人にもお勧めである。
相場道の極意

 木佐森吉太郎

 東洋経済新報社
   ISBN:4492730117
相場とは人間同士の戦いである。 よって情報化が進んでも相場の本質というものは変わらない。 結局、相場の極意は長い歴史の中で育まれてきた相場格言に求められることになろう。 そんな、古くからの知恵を厳選した金言集である。
株式罫線の見方使い方

 木佐森吉太郎

 東洋経済新報社
   ISBN:4492730028
株はなぜ上げたり下げたりするのか? なぜ天井型や底型なるものが出現するのか? そういった疑問を理論的見地から解き明かし、 それにより相場を明らかにしようという意欲にあふれた著作である。 1969年に初版発行なので、もはや古典に近いが、全く古さを感じさせない内容になっている。 もちろん商品相場にも有益である。
クセになるほど儲かる利殖法

 竹内秀夫

 評伝社
   ISBN:489371516X
アホくさい題名とは裏腹にまともな内容。 要は、パリティラインと下値抵抗線の交点に出来るだけ近い転換社債を買う、 というだけなのだが最初は目から鱗もの。 実際は転換社債のイロハなのだが初めて知ったときは感動したものだ。
転換社債超投資法

 竹内秀夫

 同友館
   ISBN:4496023466
「クセになるほど儲かる利殖法」の続編のような感じ。 こんどは転換社債買いに信用売りのヘッジをかける。 これも後で知ったが古典的な売買手法らしい。
チャート分析の真実

 吉見俊彦

 ラジオたんぱ
   ISBN:4931367321
テクニカルに関連する単語が出てきた時の辞書代わりに使おうと思っていたのだが、 中途半端な感が否めない。RSIもEMAもストキャスティクスも無いし。
株をはじめるための本

 笹渕金二

 ダイヤモンド社
   ISBN:4478630410
株はやったことも無いのであまり参考にならないが、 初心者が怪我をしないようにとの心遣いが感じられる。


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