先物日記(2004年5月〜8月)

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2004年8月31日

今日から京都出張。自宅に居たのは2日ほどであったが、やっぱり自分の家に帰ると疲れが取れる。



2004年8月30日

いやはや、ものすごい台風だなぁ。 鉄筋コンクリートのビルなのに暴風で揺れるし、外に出たら傘は10秒で壊れるし、 メガネは飛びそうになるし横断歩道は真っ直ぐに渡れないし。

オリンピックが閉幕した。総メダル数が史上最多であるが、競技種目が増えていることを考えると、 日本の実力が他の国々の伸び以上に向上したかは一概には言えない。 そこで国際オリンピック委員会のページから過去のオリンピックのデータを取ってきて、 総種目数に対する金メダルと総メダルの割合を計算してみた。 その結果、どちらの比率とも、今回のアテネは、 東京(1964)とそれに引き続くメキシコシティ(1968)およびミュンヘン(1972)の結果には及ばないことがわかる。 ただ、ソウル(1988)、バルセロナ(1992)、アトランタ(1996)、シドニー(2000) の低迷から考えると大躍進ではあるので、トレンドとしては上向きと考えて良いと思う。



2004年8月29日

福岡に帰ってきた。でも明後日から今度は京都。

最近セールスの電話が多い。一番多いのは投資目的でマンション購入はいかがですか?っての。 次に多いのが為替証拠金取引、あと、商品先物、たまに、浄水器とかも。



2004年8月28日

関西に帰ってきた。 ロイズの飲むチョコレートを飲んだり六花亭の生チョコを食べたりして、未だに北海道気分に浸り中。 明日は福岡へ。デカい台風が来ているようだが新幹線は大丈夫かな?

油はよく売ったが、下がると思って売っているわけではない。 しかしここは我慢して売り乗せる。 本心では徐々に買い戻したい気持ちであるが、 ここで売り越しを縮小しているようでは今までと同じで何の進歩も無い。 最終的に損になるか利になるかわからないが、どちらにしても、 この相場を売り切ることがブレークスルーにつながると思っている。



2004年8月27日

今日は札幌から日帰りで旭川へ行ってきた。 旭川は昔、大雪山に登った後に何となく気に入って2日ほど滞在したことがあって懐かしい。
今回の目的は「氷点」巡り。まずは旭川駅からテクテク歩き忠別橋を渡って三浦綾子記念館へ。 記念館には丁度、夫の三浦光世さんが来ておられた。 その後は辻口家の場所として設定されている見本林と近くの美瑛川を散策、 バスで市内に戻って、小説に出てくる丸井今井のビル、啓造が立ち寄った冨貴堂書店、 北原がカレーライスを食べた三条食堂(休業中?)を見た。 夏枝が村井と会った喫茶「ちろる」でしばし休憩(コーヒーが美味かった)、 陽子と北原が食事をした北海ホテル跡(今は日本生命ビル)、更に六条教会を見て終了。 結構ミーハーかも。 記念館の読書コーナーで少し読んだ「天北原野」が面白かったので暇が出来たら続きを読みたい。 「氷点」もまた読み返したい。



2004年8月26日

午前中は西山火口散策路を見学。有珠山噴火に伴う地殻変動でズタズタになった国道230号線、 菓子工場、民家などが生々しい。
午後から洞爺からスーパー北斗で札幌へ。バスに比べて高いけど特急は快適だねぇ。 北海道へはもう20回近く来てるんで、自分にとっては特に目新しくも無いんだけど、 一緒に来てる人が北海道が始めてなので、北大を散歩して、道庁の赤レンガを見て、 時計台を見て、寿司を食って、テレビ塔に登ってと、真っ当な観光コースを辿ってみた。



2004年8月25日

福岡から伊丹へ飛行機で移動。伊丹で同行者と待ち合わせて新千歳空港へ。 空港からはバスで洞爺湖温泉へ。 北海道は既に赤トンボが飛んでいる。洞爺湖の花火大会などを見つつマッタリ中。 温泉は泉質にも満足。油は連日の売り乗せ。



2004年8月24日

朝の時点では関西に居たのだが、仕事の都合で福岡に呼び戻された。 夏休みくらい休ませてくれー。新幹線はもう飽きた。
でも明日からの旅行は予定通り決行。 午前中の飛行機で関西に戻って、伊丹で待ち合わせて北海道へ。
日本列島を行ったり来たり。



2004年8月22日

暑いので北海道に遊びに行くことにした。 しかし旅行の予定を立ててから気が付いたのだが、 来月の終わりにかけてかなりのハードスケジュールになってしまった。 プライベートに仕事に色々だが、今月下旬から来月下旬までの移動予定を書いて行くと…
8/20:福岡→大阪 8/21:大阪→奈良 8/22:奈良→大阪 8/25:大阪→北海道  8/28:北海道→大阪 8/29:大阪→福岡 8/31:福岡→京都 9/3:京都→奈良  9/4:奈良→大阪 9/5:大阪→福岡 9/10:福岡→大阪 9/12:大阪→福岡  9/16:福岡→東京 9/18:東京→北海道 9/26:北海道→福岡
こんな感じ。北海道は、8月のは遊びで9月のは出張。 10月に英語でプレゼンしないといけないんだが、 何とか時間をやり繰りして準備したり練習したりしないといけない。



2004年8月21日

久しぶりに奈良の実家に帰ってきた。 母親が手の関節の手術で入院してたらしい。全然知らんかった。
飼ってるネコが一匹、リンパ腫が全身に転移して余命わずかだそうだ。
最近は実家に帰るたびに早く結婚しなさいと言われる。当人はその気ないけど。



2004年8月20日

んー、油が下がらんのー。油以外の銘柄はほとんど撤収したのでまだまだ余裕はあるが…。 思い出すのは、昔、油の鞘取りでやられまくっていたとき、 毎日20万、30万とやられて行き、最後に一日で80万やられて堪らず半分踏んだらその日が最拡大だったこと。 あれも夏の暑い日だった。結局あの時も残った半分の玉でトータルすれば利益になったし、 今回の油もどこかで踏みを入れないと下がらないのかもしれない。 金額的には当時とは1桁違うけど、本質は同じだろうねぇ。
上げ相場を売りで耐えるってのは金さえあれば誰でもできること。 自分の器が試されるのは下げ相場に入ってからだろう。

油が下がるまで髪は切らん、って思ってたら、伸び放題で後ろでくくれる位になってきた。 このままロンゲになってしまいそう…。
午後から新幹線で大阪へ。新幹線も大阪地下鉄も、なんでこんなに人が多いんやろ。



2004年8月17日

油の売りのおかげで日記を書く気も失せる。 世の中はオリンピックだけど、気分的にはそれどころではない。 でも柔道の日下部基栄選手は残念だったなぁ。 今どき珍しい努力と根性の選手で、僕はファンだったんだけど。今回で引退らしい。

石油は、OPECの増産余力の少なさ、中国の需要の増加、緊迫するイラク情勢、 ロシアのユーコス社の追徴問題、ベネズエラのチャベス大統領罷免の国民投票、と、 良くもまぁ、こんなに強材料ばかり出て来るもんだと思う。 まだ当分は下がらないかもしれないが、上値は踏んだり売り直したり、 のらくらリやりながら、最終的にはガソリン3万円、NY30ドルあたりまで売り乗せて行きたいところ。



2004年8月9日

今日は油関係が順行してかなり有効額が増えた。 しかし外電が高いので明日はまた逆行になりそうだ。
ちょっと相場の手法について新しい考えが浮かんだ。 結局、最終的には鞘の影響をシステムに乗せるというのは避けて通ることはできないのかもしれない。 暇なときにでも良く考えてみよう。



2004年8月8日

「リディック」を観てきた。いやぁ、すごい映画を観たものだ。 造形とか世界観は確かに素晴らしい。しかし内容はどちらかというとB級映画に近いな。 アンダーヴァースとは一体何か?等々、疑問が色々と残るが、 疑問が疑問のまま放置されるのはB級映画の特徴なので気にしてはいけない。 特にラストがすごいね。脱力感たっぷりで、おいおい監督ちょっと待ってくれ、と言いたくなる。 制作に270億円かかったらしいが、監督も自己満足にこれだけのお金を使えたのだから悔いは無いか。 僕は結構B級チックな映画は好きなのだが、なかには金返せっていう人も居そう。 悪が悪を倒すというのがテーマみたいだけど、ヴィン・ディーゼル演じるリディックは、 悪というよりは、いい奴にしか見えんのだが。



2004年8月7日

近所の小学校でお祭りをやっていたので立ち寄ってみた。 小学校の父母会が主催のようだ。 舞台では浴衣を着た小学校の吹奏楽部の子供たちが演奏している。 可愛らしいなぁ。指揮は女性の先生で、綺麗な人だ。 お父さんやらお母さんがホームビデオで撮影している。微笑ましい。 どうも自分が居てはいけない場所に居るような気がして、一曲聴いてそそくさと立ち去ってきた。 最近、仕事も相場も殺伐とした世界に慣れてしまっているので、 こういうのにはどうも拒否反応を示してしまう。 もともと家庭的なものには夢は無いんだけどね。 でも子供が出来たら自分も運動会でビデオを撮ったりするかもしれない。 今は全く想像できないけど。



2004年8月4日

油に翻弄されまくりで日記を書く気力も失せる。7月の収支はマイナスに。 調子が宜しくない。
最近は、片張りで曲がりまくりで鞘取りで何とか損失を補填している状態である(補填しきれてないが)。 鞘取りのスキルが無ければたぶん飛んでた。
それにしても50ドルとかあってもおかしくない雰囲気になってきたなぁ。



2004年7月29日

映画を観てきた。「マッハ」を観るつもりが、あまりに暑いので急遽「デイアフタトゥモロー」に変更。 氷河期が突然やってくるというパニック映画なんだけど、予想してたよりかなり良かった。 NYが洪水に飲み込まれたり雪に埋もれたりするのだけど、映像効果が迫力満点。 雪、氷、吹雪のオンパレードで涼しくなること請け合い。 映画館から出て外の熱気に当たると現実に引き戻されるけどね。

油は売りだよなぁ。



2004年7月28日

中島らもさん、死んじゃったなぁ。 朝日新聞の明るい悩み相談室が印象に残っている。 普段あまり意識しないけど、人間みんな死ぬんだよねぇ。



2004年7月27日

歯医者に行ってきた。 案の定、インレー(詰め物)が外れかけていて、 隙間から食べかすやら何やらが入って、それを上から噛んだせいで痛かったようだ。
掲示板での書き込みを読んでイオン歯ブラシを買ってきた。 確かに、なんか普通の歯ブラシとは違うような気がする。



2004年7月24日

天王寺のブックオフで「マーケットの魔術師」を発見、購入。 リバモアの本は読み終わった。この人はまさに正統派の相場師だね。

歯が痛いのが収まらん。福岡に帰ったら早く歯医者に行かねば。



2004年7月23日

ニコさん、出目のろっぽさん、ろっぽさんの友人たちで、麻雀した。 2万円負けた。最近の相場の調子を考えると順当な結果であるな。 この前に温泉で勝った分と同額だ。

お好み焼き食ってたら急に歯が痛くなった。前にインレーを入れた左の奥歯だ。 ずっとキリキリ痛んで憂鬱である。マージンが開いちゃったのかなぁ。



2004年7月22日

ジワジワとやられ中。まだ各銘柄とも仕込みの途中なので気にしないことにする。 コーンにしてもゴムにしても、まだ下値はあると思うけど、一時期ほどの恐怖感は感じない。 コーンならあと1000円でも2000円でも、ゴムならあと10円でも20円でも、好きに下げたら良かろう。



2004年7月21日

仕事の忙しいのが何とか峠を越えたような感じ。 やらねばならない事がまだまだ残っているが、 とりあえず8月上旬までの作業量の見通しがついてきたので精神的には楽になってきた。 ここんとこ休み無しだったので、とりあえず明日から4日間ほど休むことにする。
最近ストレスで食べてばかりで太ったような気がする。 今日など、夕方に飯食ったことを忘れていて2度も晩御飯を食べてしまった。 ボケ老人のようだ。



2004年7月18日

西新のブックオフに「世紀の相場師 ジェシー・リバモア」があったのを思い出して、 わざわざ買いに行って来た。見つけた時に買えよって感じだけど。 そこからテクテク散歩して大濠公園へ。ベンチに寝転がって昼寝したり本を読んだり。 福岡は暑いけど山で遮られてないから、大濠公園みたいな広い所に出ると風が吹いていて涼しい。
更にテクテク天神へ。買い物して、次は中洲のキャナルシティーへ。
スチームボーイを観てきた。 メトロポリスとラピュタを合わせたような映画だなぁ。 あと声優が下手すぎないか? 主人公が特に酷い。鈴木杏ではなぁ。 ハウルの動く城の方はキムタクだけど大丈夫か心配になってきた。 なんでプロの声優を使わないのか理解に苦しむ。 設定自体は面白いんだけど、科学技術と良心ってテーマは使い古されて今さらだな。 映画を見ている間、スチームボールの物理特性が気になって困った。 普通に圧力を計算すると材質は地球上の物質では無理だな。というか核融合が起きるって。 あんな軽いはずないし。 気化熱で凍る場面を見ていると、昔、気球に乗っていた時の事を思い出す。 バルブが緩んで漏れたガスが手にかかると冷たいんよね。



2004年7月17日

中国の石化関係の情報サイトで、シンガポール市場のガソリン、ナフサ、灯油、軽油の価格データを見つけた。 しかし最近のデータは会員しか見られず、手に入ったのは2003年3月までの分だけ。 更に某所でガソリンは今年から、灯油は昨年の3月分から見つかった。 抜けている分はいつもの日経縮刷版で補充するかなぁ。
ちなみに、中文では、シンガポール→新加坡、無鉛ガソリン→无鉛汽油(ガソリン→汽油)、 ジェット燃料→航空煤油(灯油→煤油)、軽油→柴油、ナフサ→石脳油、バレル→桶。



2004年7月16日

なんか相場で取れる気がしないなぁ。今年の収支はプラスマイナス100万のレンジ内を行ったり来たり。 でも一番やられている所から1000万ほどは取り返したし、贅沢は言えないか。 今年の支払った手数料は往復1000円で既に200万円を越えている。 胴元が一番儲けは確実だねぇ。

ちょっと鞘取りがらみで灯油の売りを入れてみたが、ヤバイかも知れないなー。 今年の石油のファンダメンタルは激変しているので値頃での仕掛けは肥やしになりそう。 今冬の灯油がどうなるか今のところ全くイメージできない。 更に上があると考えると4万円だが、そうなると湾岸戦争以来。 平時にそんな値段が成立し得るものなのか全くわからん。



2004年7月15日

祇園山笠、起きたら既に5時半で間に合わず。

昼ごろ猛烈に雨が降り出し、雷も鳴っていたのに、10分にはカラリと晴れてた。 最近の新潟の集中豪雨といい、日本は徐々に熱帯に移行しつつあるのではと思われる。

新しく買った黒いジーンズを洗濯したら、所々色が剥げて白っぽくなってしまった。 一緒に洗濯したTシャツは黒ずんでいるし、悲惨だ。



2004年7月14日

仕事に追われる毎日。だから特に書くことも無い。 温泉にでも行って寿司食ってビール飲みたい。

明日の早朝は祇園山笠の追い山なんだねぇ。 早起きできたら見に行ってみよう。 去年はシドニーに出張で見られなかったし。



2004年7月12日

FutureSourceの日本代理店なる所からメールが来て、 相場表やチャートへのリンクは取引所データの再配信にあたるから対価を請求すると言われた。 リンクは単なる場所の指定に過ぎず、こちらのページでデータを配信しているわけではないので、 データの再配信にはあたらないというのがこちらの考え。 司法判断を仰いでみたいという気持ちもあるけど、そんな暇も無いのが実情。 もし裁判になれば、勝っても負けてもネット関連法規のなかでエポックメイキングな出来事になっただろう。 日本代理店に法的根拠について問い合わせたら、詳しくはわからないのでFutureSource Australia に聞いてくれと言われた。法的根拠も踏まえずに対価を請求してくるとは恐れ入るね。 まぁ、いざこざに巻き込まれるのも嫌なので、相場表とチャートへの直接リンクは消したけど。



2004年7月11日

参議院選は結局、選挙区は民主党、比例区はみどりの会議に入れた。 自民党に入れようかとも思ったけど、 選挙の前日に曽我ひとみさんの家族再会を持ってくる所が、あまりにあざと過ぎて嫌気が差してしまった。 それにしても自民と民主と公明以外は全滅だねぇ。 参議院議員なんか名誉職みたいなものだから、全国を一つの選挙区にして、 全国の好きな人に投票できるようにして、純粋に得票順に当選させたらいいのに。 こうなると芸能人のように全国的に名の知られている人が圧倒的に有利になるけど、それでいいと思う。



2004年7月9日

箱崎埠頭の先まで散歩して博多湾に沈む夕陽を眺める。 最近あまり空を見上げることもなかったので新鮮である。 毎朝、職場へ行くときも日経新聞を読みながら歩いているので…。

相場は好調である。それにしても年初からの資金変動のグラフが海上運賃のグラフに綺麗に重なるのが面白い。 実質的に何に賭けていたのか良くわかるというもの。
石油の鞘取りはほとんど利食いした。でも再び仕掛けるチャンスはあるだろう。 油の鞘は今年の冬にかけて過去の経験則が全く通用しない展開になると思っている。 何となくイメージは出来ているのだが、それが正しいかどうかは玉を入れながら確かめる。

参議院選、どこに(誰に)入れるか迷い中。



2004年7月8日

ようやく年初からの収支がプラスになった。役満パワーは凄いね。 資金を飛ばすのはあっと言う間であるが、それを取り戻すには多大な苦労が必要である。 最近は負けを取り戻すためにかなり攻撃的な布陣を敷いてきたのであるが、 ここらで少しリスクを落とすべきなのか、それとも継続すべきか考えるべきところ。 1日で全資金の5%以上動くというのはあまり健全な状態ではないからね。



2004年7月7日

暑くて体力が削られる日々。
相場の方は、何とか峠を越えたか?  峠というより谷か…。

売買報告書の整理に愛用していたマルマンのA5バインダーが製造中止になったようだ。 今までずっとこれで統一してきたのにショックだ。別のを探さなくては。



2004年7月3日

昨日の夕方から加賀の山代温泉に来て、温泉に浸かって飯を食って飲んで、朝まで麻雀した。 参加者は、秋山、出目のろっぽさん、洋士さん、エースさん、きーさん、更に途中からてんおうさん乱入。 点数ではマイナスだったが、役満二回上がって役満祝儀のおかげでトータルでは2万円のプラス。 これで来週の相場にも期待が持てそうだ。 ただ、麻雀の勝ち方から類推するに、全体的にはジワジワやられながら、 何かの一つの銘柄で大きく当ててプラスに持って行くような展開になりそう。



2004年7月1日

全資金量に対する比率で考えて、一日あたりとしては過去3番目のマイナスを計上してしまった。 こういうのを食らうと、ほんと嫌になってしまう。 資金の残っているうちに引退を考えた方がいいのかもしれない。 今ならまだ通算では大幅プラスだし、 残金でマンションでも買って家賃フリーで暮らした方がいいのかも。
な〜んてのは思うだけで止めるわけないけどね。 資金を全部飛ばすか、商品市場に投入できる限界まで増やすか、 自分にとってはそのどちらかしかない。
それにしても、需給と鞘を考えながら張る自分のやり方では、 今のテクニカルと内部要因主体の相場は正直いって辛い。 でも今さら器用なやり方は出来ないし、手が合うまで悪足掻きするしかない。
明日は温泉に行って麻雀するんだけど、負けても今の悪い状態を確認したことになるだけだし、 勝てば今後に期待が持てるってことで、どちらにしても気が楽である。 しかし相場を始めてから今年ほど相場で取りたいと思ったことはない。

近鉄買収に名乗りをあげたライブドア、宣伝が上手いねぇ。 広告費ゼロでこれだけ話題になれば買収できなくても御の字だろう。 買収額30億円って、実際には買収する気なんかないんではとも思いたくなる。 僕もITベンチャーでも起こしてたら別の人生だったかもしれない。 ライブドアの社長は自分と同じくらいの年なんだけど、40は行ってるように見えるね。 色々と苦労が多いんだろう。それを考えると今の気楽な稼業とどちらが良いか微妙なところだ。 でも青年実業家ならアイドルと結婚できたかもしれない。 そういえば学生ベンチャーを起こして社長になった大学の後輩はどうしてるんだろう。 一時期よく新聞なんかに出てたけど最近は見かけないな。



2004年6月30日

何とか今月はそこそこのプラスで終えることができた。 1月はそこそこプラス、2月は大幅プラス、3月はわずかにマイナス、4月5月と大幅マイナス。 今年後半は今年の収支をプラスにできるように頑張ろう。

ある人にもっと自炊日記を書いてくれと言われたけど、最近忙しくて自炊してないので。 作るのはビールのアテくらい。今日作ったのは、 タマネギを適当に切って炒め、小松菜を入れて更に炒め、むきエビを入れて炒め、 コショウ少々、卵を割り入れてほぐして、和風ドレッシングをかけて出来あがり。



2004年6月28日

調子に乗って建てていたら、灯油の買い玉が100枚近くになっている(売りはガソリンと原油と軽油)。 鞘が1000円でも順行すればウハウハだが、逆行すればエライことになるな。



2004年6月27日

国の借金が700兆円突破だそうだ。地方も含めた長期債務残高が1000兆円を越えるのも時間の問題だろう。 最近、長期金利がジワジワ上昇している。 今まではゼロ金利のおかげで国債を発行してもそれほど大きな負担にはならなかったが、 金利が上昇してくると償還して新規発行するたびに借金が複利で増えていくことになる。 遠くない将来に国債の発行は行きづまるだろう。 結局は金額ベースでの税率アップは避けられないと思われる。
このまま家計の収入が増えないまま税率だけが上がると、消費減退に繋がり税収ダウンの悪循環になってしまう。 何とかインフレに誘導して家計の収入を増やしてから税収アップに持って行きたいところだ。 物価上昇が給与水準の上昇に波及するにはタイムラグがある。 残された時間はあまり無いのではないかと思う。
インフレ誘導で借金をチャラにするか、行くところまで行って破綻するか、 どちらにしても日本の個人金融資産1200兆円は合法的に没収されることになるだろう。 不動産、株、貴金属、外貨で資産を持っている人、 それに商品で買い越しにしている人は助かるだろうけど。

日本の出生率が1.29に。 人口が少なくなれば長い目で見れば住みよい国になるだろうけど、 老年人口とのバランスを考えると急激な出生率の減少は望ましくない。 子供を育てることが金銭的な面や(主に女性の)社会的キャリアにマイナスになるから子供が少なくなるわけで、 単純に考えて国が金銭的な面で補填すれば良いだけだと思う。 年少人口(14歳以下の人口)は全国民の約15%である。 よって、国民一人当たり年間15万円ほど子育て税を徴収して、 子供のいる家庭に年少者一人当たり年間100万円ほど支給すれば良い。



2004年6月26日

懸案だったコーヒー指数の鞘取りの分析をしてみた。 ちゃんと分析するにはストップ制限で不成立という条件を付けなければならないが、 過去の値段がストップかどうか調べるのが面倒くさくて今まで先延ばしにしてしまっていた。
結果は、過去3年で1セットあたり利益が60万円、最大ドローダウンが7万円となった。 なかなか良い感じである。証拠金の空きができたら運用してみよう。



2004年6月25日

何となく相場が見えてきた気がする。 手の内に入ってきたという感じ。 今までの経験では、こうなってくると負けないのだが…。

住民税を払ってきた。当初は一括で払う積もりで出金しておいたのだが、 先月やられまくった時に入金してしまって手元に無い。 だから払ったのは今月が納期の分だけ。



2004年6月24日

商品市場全体に、何かピンと張り詰めたものを感じる。 嵐の前の静けさとも言うべきか?  今年の後半は前半を上回る狂乱相場になる予感が…。



2004年6月23日

資金は毎日100万とか200万とか動くのだが、トータルではレンジを脱し切れない。 結局、今月も大して取れず。今年はまだ400万のマイナス。
相場の世界は儲けた奴が偉い。いくら能書きを垂れるのが上手くても相場を取れなければ意味が無い。 自分の場合は相場で儲けているという事がアイデンティティーである。 だから今年マイナスというのは非常に居心地が悪いのだ。 調子の良い人を見ると正直言って羨ましい。 でも手法が違うんだから自分は自分のやり方でやるしかない。 少し焦りがあるのかもしれない。でもそれほど無理な玉の建て方をしてるわけではないと思う。 今は黙々と張るだけ。でも早く水面に出たいものだ。

小学生か中学生かのころに「ヤヌスの鏡」というドラマがやっていた。 二重人格の女の子の話なんだが、そのドラマの主題歌がずっと気になっていたのよね。 さすがインターネットは便利で、 元ネタが「Streets of Fire」という映画の主題歌「Tonight is what it means to be young」で、 日本語カバーが椎名恵「今夜はANGEL」ある事はわかっていた。 「今夜はANGEL」の方はすぐにCDが見つかったのだが、原曲の方はなにぶん古い映画なので、 なかなか見つからずにずっと探していたのだが…、今日、何となく古本屋の中古CDコーナーを見ていたら、 「Streets of Fire」のサントラを発見。 家に帰って聴いてみると、これだこれだとちょっと感動。



2004年6月22日

暑い。出張から帰ってからどうも体調が良くない。疲れが出たようだ。



2004年6月20日

自分の建ち玉が買い越し銘柄ばかりになってきた。 商品市況を大きなトレンドで見ると、デフレ状態から脱却し長期インフレ高金利局面へ入りつつあるように思える。 現段階で売り中心にポジションを構成するというのは、 結果的にはアヤを取りに行くことになる予感がする。



2004年6月19日

午前中で仕事は終わり。昼から湯涌温泉へ。竹下夢二の記念館があったので見学。 この人は美人画で有名だけど、商業デザイナーのはしりでもあるんだねぇ。
温泉で昼寝をしてから今度は下道を運転して帰路につく。 運転しながらガソリンの値段を見ていると104円〜108円あたりの価格帯も少なくない。 なかなか仕切りアップの浸透は難しいだろう。 古本屋があるたびに立ち寄っていたら、福井のブックオフでマイケル・ルイスの「ライアーズポーカー」 を発見購入。ブックオフは店舗が半端じゃなく多い上にどこも繁盛してる。 ちょっと調べてみたら、利益率は結構良いんだな。

夜は京都で大学時代の友人と飲んだ。 過ぎた時間は戻らないってのは、切ない。



2004年6月18日

今日は出張先の人達と飲みに。 金沢はさすが魚介類が旨いねー。二日酔いであまり飲めなかったのが残念。

街中を歩いていると、やっぱり北陸は美人が多いと思う。 こっちの人はこれが当たり前だと思っているのかもしれないが、 関西や東京や北海道に行けばその認識が間違いであることに気付くだろう。
少しの間しか滞在していないが、金沢という町はプライドの高い町だと感じる(京都ほどではないが)。 金沢というブランドイメージのせいだろうか。



2004年6月17日

7時に実家を出て、京奈和→京滋バイパス→名神→北陸道と乗り継いで昼前には金沢に到着。 北陸道は高速道路とは思えない状態の悪さだな。 冬場にチェーンでアスファルトが削られるからだそうだ。

夜は、masaさん、てんおうさん、まこりんさんと飲みに。 一次会は相場談義、二次会三次会は女の子のいるお店へ。 てんおうさんはもっとイカツイ感じの人を想像していたのだが、会ってみるとそれほどでもなかったなぁ。 masaさんは掲示板やハンゲの麻雀から受けるイメージ通り。爽やかだねー。 翌日も仕事だから控えめにしようと思っていたのだが、女の子のせいでつい飲み過ぎてしまった。 皆さん、また飲みましょう。



2004年6月16日

明日から金沢出張。飛行機利用になると思ったが、 新大阪から雷鳥に乗り継げばそんなにかからないので、JRで行って下さいと言われた。 JR利用の場合は実際は比較的自由が利くので、今日中に実家に帰って、 明日実家から車で行くことにする。
博多からの新幹線は、のぞみかひかりレールスターじゃないと、ハズレくじを引いた気分。 ただのひかりは振動も激しい気がする。 車内でパソコンを開けて作業をしていたけど、ほとんど仕事にならんかった。



2004年6月14日

近鉄の球団合併が話題になっているが、それで、近鉄あやめ池遊園地閉園の話を思い出した。 今月の6日が最終日だったのをすっかり忘れていた。最後に一度行ってみたかったんだけど。 小さい頃よく親に連れて行ってもらったのだが、小さい動物園が併設されていたのが懐かしい。 奈良市内に住んでいたので、あやめ池遊園地、奈良ドリームランド、生駒山上遊園地と、 遊園地の選択肢は豊富だった。



2004年6月13日

五月晴れ(6月だけど)の雲一つ無い週末に、何の因果で一日中屋内に閉じこもらなくちゃならないのか?  こういう時は週末は休めて、平日は仕事が終われば飲みに行ける普通の会社員が少し羨ましい。



2004年6月12日

とうとう住民税の納付書が来てしまった。 当たり前だが先物取引の利益の5%も合算されている。 こんな金どこにあるっちゅーねん(取引員の口座にはあるが…)。しかも第一期の期限は今月末だ。 もうすぐ国民健康保険も満額来るし(うちの職場では名目上は独立事業者になっていて社会保険が無い)、 憂鬱極まりない。 相場の調子の良いときにはどうってことない金額なんだが…。

超多忙である。飯食ってる暇も寝る暇も無い。風邪はどうにか治ったようだ。 コンビニやスーパーの弁当が主食になりつつあるが、納豆とキムチをトッピングし、 オレンジジュースを飲んでいるので栄養は何とかなっていると信じよう。 塩分制限はしばらく撤廃するしかない。



2004年6月11日

油の鞘取りは一部利入れ。ガソリンの期近も業転もまだ当分は強そうなので、 8月くらいまでは何回でも繰り返して美味しい仕掛けが出来るような気がする。
コーンはSLで投げまくり。コーンと大豆にはどれだけやられたら気が済むのか。 やる気を削がれること甚だしい。USDA報告を読むと大豆はとどめを刺された感じだなぁ。 でもコーンはまだまだ復活の目はあると思う。月曜からまた買う。



2004年6月10日

油の鞘取りが順行して1日で600万ほど増えた。 他人の年収を1日で稼ぐというは快事ではある。 でも今年はまだ200万のマイナス。
最近は苦しみながら苦しみながら何とか利益を搾り出すような状態である。 昨年後半はなんであんなに楽に資金が増えたのか、今となっては思い出すこともできない。



2004年6月9日

油は一昨日は30枚売ってたのに何故か今はフラットになっている。 我ながらなんて下手なんだろうと思う。 でも鞘取りは良い感じ。 自分が商社の担当者だったらシンガポールかどこかでガソリンを手配して東工取に繋ぐだろうなー。 リスク無しでいくらでも儲かるわけだし。 上値の見えている現状だから先に東工取で売ってから現物を手配してもいい。 MOPS(Mean of Platts at Singapore)のガソリンと灯油のデータを探しているのだが、 ネット上では飛び飛びのデータしか見つからない。

風邪が治らんなぁ。睡眠不足と栄養バランスの悪さがもろに効いてる。 はやく自炊モードに戻さねば。



2004年6月8日

トロさん(リズム氏)から電話があり、弱熊氏が山梨に土地を買ったので、 みんなで500万円ずつ出して温泉を掘らねぇかと誘われた。 いいねぇ、そういうのは楽しくて。

ガソリンのスポットが下がらんなぁ。 ガソリンは鞘の形が定修明けのスポット急落を先取りした形になってるから、 このまま現物が高止まりしてしまうとちょっと大変なことになるかもしれない。 そんな事にはならないことを願うが。

日本ファースト証券から為替証拠金取引のテレコールあり。 あんたとこは商品が主でしょって言ったら、うちは証券が中心ですとぬけぬけと答えるところが何とも。 電話かけてきたのが若い姉ちゃんだったし、会ってみたかったんだが、忙しくてそれどころではない。 残念だ。



2004年6月7日

今日も思わず注文間違いしそうになった。 原油と灯油を間違えて注文しているのに気が付き、あわてて取り消し。 やはり気が緩んでいる。寝不足も良くないのかもしれない。 しっかりせーよ、まったく。
相場師としてのプライドなんてものがあるとすれば、それは相場で取っているということ。 相場で儲けなきゃダタの人である。 損失で失ったプライドを復活させるには相場で取り返すしかない。 しかも一か八かに賭けるのではなく緻密に緻密に。
油は180万人(枚)の軍勢を動員し、考えうる限り最強の布陣を敷いたつもり。
コーンは駄目駄目だな。フレートはついに50ドル割れて行き着く先は40ドルか。 どうせならコーン指数の方が良かったのかも知れない。



2004年6月6日

なんとか時間を作って「トロイ」を観てきた。結構楽しみにしてたんだよね〜。 でも見終わった後の感動は思っていたほどでは無かったなぁ。 ブラビのアキレウスに感情移入できないのが辛いところ。 全体的に性格描写に深みが無いと言われても仕方がないのではないか?  例外的にトロイのプリアモス王とヘクトルは良いね。こっちが主役でいいくらい。 復讐の連鎖、アキレウスとプリゼウス、パリスとヘレンの愛、パリスとヘクトルの兄弟愛、 パリスの成長、いろいろ盛り沢山だけど、どれも中途半端で一貫した主題が無いんだな。 ただのエンターテイメント作品になってしまっている。 まぁ、最初からそう思って観れば良いのかもしれないけど。 トロイ戦争がすぐに終わったようになってたけど、実際は十年の攻城戦だったはず。 攻めるに攻めあぐねて考案されたトロイの木馬が、映画の中では唐突に出てきてなんだかなぁという感じ。 神話だから事実はわからないけどね。 てか、トロイ戦争最大の功労者オデッセウスの影が薄すぎる。 これじゃ、ただの板挟みになってる人だ。 トロイ側に古代ローマの源流となるアエネアスが登場してるのは注目。



2004年6月5日

油はフラットにした筈が、場が終わってから集計してみると10枚の買い越しになっていて唖然とした。 ガソリン売り5枚原油買い5枚を仕掛けたつもりが、ガソリンの売りと買いを間違えていた。 外電下げてるし、憂鬱極まりない。500円安として50万円の損害。
普通にポジションを建てて50万円引かされるのは大したこと無いが、注文ミスでこれは痛すぎる。 最近、指値間違いで40万円の損、取消し忘れで2万円の損、そして今回のミスである。 気が緩んでるのか?



2004年6月3日

現在、油の建ち玉が150枚くらい。全部鞘取りポジションである。 他銘柄にも力を入れているので今の資金ではこの規模が精一杯。 今後の油の鞘については一応のイメージは出来ている。 理詰めで考えて後は資金配分だけの相場と思うがどうなるか。
何とか今年の上半期をプラスで終えたいものだ。 年初来プラスに復帰するにはあと400万ほど。

山にも行きたいし温泉にも行きたいし映画にも行きたいけど暇が無い。 ストレスが溜まるな〜。



2004年5月28日

最近、コスモフューチャーズから良く電話がかかってくる。 話してると結構おもしろい。今度あたりプッシュが来るかな? わくわく。 結果をお出しできると思います〜とか言ってるけど、 東工取の看板が無いんじゃしょうがないねぇ。

いま、特に力を入れたいと思っている仕掛けが2つある。片張りで一つ、鞘取りで一つ。

山登りに行きたい。今は良い季節なんだけどなぁ。 でも来月中旬までは忙しくてそれどころではなさそうである。



2004年5月27日

ガソリンの逆鞘はどこまで拡大するのだろうか?  今まで売り越しにもかかわらず油の値洗いが増加してきたのはガソリン8月9月の買い玉のお陰だったのだが、 さすがにそろそろ逃げておいた方が良さそうだと全部落としてしまった。 落とした後にSHに張り付いてしまい、惜しいことをした。
今日でガソリンは逆鞘縮小を希望するポジションに転換した。 近い所は怖いので先3本だけだが。 下落すれば鞘で利になるポジションで、 しかも売り越しというのは何となく屋上屋を重ねるような気がしたので売り買いはフラットに。 でも外電は下げているのでミスったかもしれない。
悲惨な目に遭ったコーンだが、再び買い越し拡大中。 しかし一ヶ月ちょっと前にはコーン50枚とか大豆60枚とか持ってたのが自分でも信じられん。 舞い上がっていたのは間違いないようだ。

明日から関西へ。来月には金沢出張の予定があり、楽しみである。



2004年5月26日

なんか修羅場が過ぎて気合が抜けてしまった。 資金は一時2000万割れまで行ったが現在は2400万くらいで行ったり来たり。 失ったものを悔やんでも仕方が無いけどね。

最近またシステムの開発に励んでいる。 獣王さんに話したら、みんな思惑で大きく曲がると、 やっぱりシステムだって思い返してシステム作りに励むけど、 しばらく調子が良いとまた思惑張りに戻ってしまうんだなー、 秋ちゃんもそれと同じじゃないの、って言われた。 仰るとおりに御座いますって感じである。
秋山レシオを用いた自分のシステムは打出の小槌だとは思うのだが、今までは、 パラメータの最適化でどれくらいカーブフィッティングされているのか把握できていないという点で、 いまいち全幅の信頼を置けないところがあった。 せっかくの機会なので、2つあるパラメータをそれぞれ1000通り、合計100万通りに動かして、 それぞれ収益を計算し、収益ごとに色分けして二次元画像としてマッピングしてみた。 これを見るとパラメータによる収益の安定性などが一目瞭然である。 このマッピング機能にデータの取り込みから罫線の表示機能まで色々くっつけて、 アプリケーションを作成。これで毎日20MBもあるエクセルファイルを更新する必要が無くなった。



2004年5月17日

今日はひたすら玉整理の日。 SLなのでまだ穀物の投げ残りがあり明日も逆行しそうだが、各銘柄とも枚数はかなり減ったので、 もうそれほど酷い事にはならないだろう。 とりあえず残った資金の有効額は22,999,203円。2300万は残ると思ったが、 大豆とコーンと石油がこれでは仕方ない。一ヶ月で3000万ほど飛ばした計算になる。
振り返ると、相場の手法云々というよりも、 人間的にまだ4000万〜7000万程度の資金(というか玉数)を扱える器ではなかったという気がする。 レベルがある程度上がったので、 いい気になって中ボスを倒しに行ったらコテンパンにやられて叩き出されたようなものか?  いずれはレベルを上げて倒したる。



2004年5月16日

温泉に行ってきた。 本当は今話題の九州新幹線に乗って鹿児島方面まで足を伸ばしたかったのだが、 天気が良くないのと、相場で曲がって欝なので、近場に変更。
JR筑肥線筑前深江駅で下車、まずは深江海岸を散歩。 誰も居ない海岸で、波打ち際のヒトデをひっくり返したり、 玄界灘を眺めたりしつつも、考える事は相場のことばかり。 裸になって寒い海にジャブジャブと入れば少しは気分も晴れるかと思ったが、 さすがにそこまで自虐的になるのもアホらしいので止めにした。
散歩も飽きたので二丈温泉きららの湯へ。 ここの温泉はラドンが非常に多く含まれてるらしく、要するに放射能が沢山なわけなのだが、 おかげで体がポカポカ温まった。温泉に浸かりながらも考える事は相場のことばかり。 せっかくなので何を考えたのか書いておく。

1.自分の相場の手法は、鞘分析>独自指標>ファンダメンタル、だったのだが、 いつのまにか優先順位が変わっていて、ファンダメンタル>鞘分析>独自指標、 になっていた。ファンダメンタルはあくまで補完的なものであるべきである。
2.昨年の終わり頃から4月上旬にかけて当たり続けてしまい、 鞘で保険をかけるという考え方が無くなってしまっていたということ。 よって、自分の性格を考慮して考えると、今回もし曲がらずに1億や2億という資金に増えていたとしても、 いずれはどこかで同じ位の割合のドローダウンを経験したはずである。 つまり、今回の損失は自分が成長する上で遅かれ早かれどこかで経験しなければならないプロセスであり、 それがたまたま今の時期にやって来たというだけなので、特に落ち込むべき事ではないということ。
3.鞘での保険についての具体的な反省。 コーンを期近買い期先売りの形で保険をかけながら買い越しにしていたのだが、 順鞘拡大で上げて行ったので、買い越している割に大した利にならず、 その不満から天井付近で期先の売りを外してしまった。 期先の売り玉は下落への保険であるので、 この売りを外した時点で下落への耐久力が極めて弱くなってしまった。 相場は上がると決めてしまっていた。 実際、期先の売り玉を外さなければ、今回の下落で鞘も順鞘から同鞘へ変化したので、 買い越しの損失は相当にカバーできたはずである。 鞘で保険のかけられない取引は基本的にはすべきではない。
4.曲がったときに、つい口にしてしまいそうになるが、 相場を張るものとしては絶対に口にしてはいけない言葉があるということ。
5.ネガティブな思考は今日限りにして、 明日からはまたポジティブな思考に戻って相場に取り組もう。



2004年5月15日

昨日は大幅逆行で更に外電も考え合わせると月曜日にも更にマイナスになることは確実である。 恐らく資金防衛線の目処と考えていた2500万を切ると思われるので、 来週からはIMFの管理下に入り再建計画を実行して玉を大幅に整理する事になるだろう。
月曜日大引け時点でどういう建ち玉になっているべきか、アウトラインを土日のうちに策定しておこう。 たぶん月曜日どれだけ逆行しても2300万は残ると思われる。 一時は1億を狙える資金量だったのだが、半分以下になってしまった。
仮に2300万残ったとすると、相場を始めてから今まで5年間の実質的な利益は1900万ほどに。 日給に換算すると1万円は越えているので、まだやる気を失わないレベルではあるが…。



2004年5月14日

大学時代の友人から6年ぶりくらいに電話があった。 曲がりまくって凹んでる所だったので少し気分が晴れた。 しかし昔に好きだった女性(確か付き合って2週間でフラれた記憶が…) が結婚したというのを聞いて少し複雑な気分。 今から思い返すと、別にどーってこともない女の子なんだけど。



2004年5月13日

曲がっている時は奮起するために頑張って日記も続けて書いていたのだが、 逆風もマシになり、玉もいくらか減らして余裕が出てきたので気が抜けてしまった。 と言っても、白金が戻った分が全部オイルの売りに消えてしまうので状況はあまり改善されてないが。

週末は温泉にでも行ってこよう。



2004年5月11日

もう付き合いきれんぞと寄りでコーンをいくらか投げたら、どうやら底を売った気配濃厚。 白金も少し整理。これで下値耐久力が増した。 戦線も徐々にゴムと油にシフトしていく事にしよう。
いや〜しかし、プラスの日は久しぶりである。



2004年5月9日

朝から図書館へ出かけて海上運賃のデータ取り。とりあえず過去30年分のうち6年分が終わった。 海上運賃は動かないときは全然動かないから、データ取ってると飽きる。

高杉良「青年社長」を読み終わり。 ワタミフードサービスの創業者、渡邉美樹氏についての実名小説なのだが、 まさに人生を突き進む人という感じで、その行動力や統率力というものは尋常ではない。 そのエネルギーの量には圧倒されるばかり。 2008年にはグループ1000店舗目標ということらしい。 それにしても、こういう人の話を読むと、 自分はこんなにのんべんだらりと過ごしていて良いのだろうかと考えてしまうね。

曲がってると書くと、掲示板で話題にして下さる方もいて有り難いかぎりである。 ここから更に逆行していけば少しずつ落としていくだけだが、 コーンと大豆と白金は何とかなりそうな気がする。 スムーズに行かないのは油だろうね。あと1回か2回は踏んで売り直さないといけないか。
それにしても、掲示板に書いて下さる人たちは親切だ。僕が見る方の立場なら、 こいつが投げたら買おうとウキウキして待ってるところだけど。てのも冗談だけど。



2004年5月8日

午前中は眼科へ。どうも右目の調子が悪い。 実は右目の網膜に穴が開きかけている部分があり、眼圧も高いので、 定期的に眼底検査をしなければならないのである。 どうやらただの疲れ目だったようで、網膜も悪化しておらず一安心。 しかし歯はボロボロ、目も悪い、んで高血圧。 こんなんでマトモな老後が送れるのか心配だ。 特に目は見えなくなると本当に困る。相場も張れないし。

目が何とも無くて気分的にスッキリしたのでキャナルシティーに映画を観に行った。 観たのはメルギブソン監督の「パッション」。 これはある程度は聖書の知識があった方が細かいシーンが良くわかると思う。 キリストに鞭打つローマ人や侮辱するローマ人を見て、 こいつら全員地獄行きだなと思っていたところで、 キリストの「彼らをお許しください」とのセリフが出てきて正直少しショックを受けてしまった。 キリストが十字架にかかることで何故に人類が救われるのか、 その論理は未だによくわからないが、 象徴的な意味で考えると納得が行かないこともない。 実際に映像として十字架刑というものの酷さを観てしまうとそう思うし、 その後のキリスト教の伝播の凄さもその傍証であると思う。 もちろんキリストという人物が優れた宗教家であり、 その教えが人々の心に響いたということもあるのだろうけど。
話は逸れるが、キリスト教もユダヤ教もイスラム教も元を辿ると同根なのに、 殺し合いが止まらないのも皮肉なものだなと思う。

映画の後はラーメンスタジアムでラーメン食って帰宅。



2004年5月7日

とうとう今年の利益を全部飛ばしてマイナスに食い込んでしまった。 ここ三週間のマイナスは2000万を越えている。 さすがにそろそろ資金の最終防衛ラインを意識しなければならない所に来てしまったようだ。 3000万か最悪の場合でも2000万は残すようにしなければ。
実は少し個人的な理由があって、今年度中に大きく取りたかったのだが、 個人的な話を相場に持ち込んではいけないというのを身をもって体験したね。 大豆・ゴム・銀と売り上がりで取れてしまったのが油断の元になってしまったようだ。



2004年5月6日

連休が明けても資金の流出が止まらず。
需給だけ見てれば買いっぱなしで良かったんだよなー、 罫線に素直に張ってれば当然売りなんだよなー、 鞘取りだけやってりゃ良かったなー、 システムに従っておけば取れてたなー、 何もせずに休んでたら良かったなー、 などなどなどなどなど。
我ながら、こんな思考になるくらいなら相場なんて止めた方がマシだと思う。 反省材料にするのはいいが、過去を悔いても仕方が無い。 現時点で最良と思われる選択肢を選び続けるのみ。 この世界に足を踏み入れた以上は張り続けるしかないんだよなー。



2004年5月5日

関西から帰って来た。博多→新大阪は帰省ラッシュのようだが反対方向はガラガラ。

明日から連休明けで相場は新しい段階に入ると思われる。 方針は変わらず、コーンと大豆と白金は買い、油は売りで良いのではないかなぁ。 為替が円高気味だが、基本的に為替には逆向かいで。

三菱ふそうのタイヤ脱落事故であるが、全くもって酷い話である。 欠陥を握り潰した経営陣は、率直に言って人殺しだな。薬害エイズの安部被告も同様。 良心の呵責なんてものは無いのかね。



2004年5月3日

全身筋肉痛で動くのが億劫だ。 外電は良い感じである。



2004年5月2日

今日は朝から引越しの手伝い。 たまには肉体労働で汗を流すのもいい。 昔、サカイ引越センターでバイトをしてたのを思い出す。



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