先物日記(2006年5月〜8月)

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2006年8月31日

今月の収支はマイナス8.6%であった。 8ヶ月連続プラスだったが、とうとう途切れてしまった。
年初からの収益は146,295,917円である。 このままだと昨年の利益に届かない。年末までにもう一稼ぎしなくては。



2006年8月30日

仕事が溜まっていたが徹夜で何とかなった。

今日はマイナス600万の大幅逆行。体力勝負の様相を呈してきた。 芳名録を見ていると、有効額が高値を更新している人とドローダウンを更新中の人に二極分化しているようで、 興味深い。

塩野七海のローマ人の物語の文庫の新刊がようやく出たので購入。 図書館に行ってハードカバーのを読んでしまおうかと思ったくらいだったが、ようやく刊行された。



2006年8月29日

相場は正念場に近付きつつあるように思う。 ここからはドローダウンを気にせず思い切って仕掛けて行くつもり。 クラック拡大狙いと、銀売り、ゴムと粗糖と大豆の買い、を中心に考えている。

昨日作成したパスワード自動入力プログラムを稼動しているが、快適である。 他にも色々と応用が考えられるな。

財布を整理していたら、記憶に無い新幹線の切符(未使用・有効期限切れ)が…。 ため息を付くしかない。 30を過ぎてから生活上のミスが多くなってきた。 携帯を置き忘れる、鞄を置き忘れる、飛行機や高速バスの予約の日付を間違える、 人の名前を忘れる、家の鍵を掛け忘れる、予定を勘違いする、間違ったものを買ってしまう、 などなど。以前はそのたびに自己嫌悪に陥っていたが、 最近は、年を取るというのはそんなものかと思って、それほどは落ち込まない。 しかし、職場で5年くらい一緒の人がいるのだが、その人と向かい合って話している最中に、 その人の名前を10分間ほど思い出せなかったのには焦った。 明日の記憶の渡辺謙みたいになったら困るな。
ここんとこ、どうも生きている現実感が無いんだなぁ。 自分の事がどこか遠くの他人の事のように感じられる。 人と話していても、ついボーっと別の世界に入ってしまったり(これは昔からかも)。



2006年8月28日

某社のHTがあまりに重いので、余計なものを読み込まないオリジナルのブラウザを作ろうかと思ったが、 意外と大変そうなので断念した。 そのかわり、注文するたびにいちいちパスワードの入力が必要でダルいので、 APIを使って確認画面になれば自動的にパスワードが入力されるようにした。 これで少しは楽になるか。 そもそも、ログインの時点で認証しているのに、その後もパスワード入力を求められる意味がわからん。



2006年8月27日

「日本沈没」を観た。 良かったのは、特撮に迫力があるのと、柴咲コウの演技が上手いということくらい。 交通網が寸断されている筈なのに、どこでもドアを使うかのようにあちこちに出没する主人公など、 映画の作りが適当過ぎる。 そもそもの一番の問題は、原作が、 国土を失った日本人が日本人としてのアイデンティティーを保つ事が出来るのか、 そもそも日本人とは何か、というテーマで書かれているのに、 映画がただのパニック映画になってしまっていることだ。 戦国自衛隊にしてもそうだが、最近、原作をリスペクトしてない映画が多いのではないか?
しかし、海猿に続けとばかり、レスキューや自衛隊が全面協力してたなぁ。 LCACまで登場していた。



2006年8月26日

二日酔いで昼過ぎまで強烈に頭が痛かった。

久しぶりにNOVAに行った。間が空くと駄目だなぁ。 というか根本的に語彙が足りんな。ちょっと集中的に復習した方が良いかもね。

普通の本屋とブックオフを周って文庫本を衝動買いしてしまった。 宮城谷昌光「重耳」「香乱記」、高村薫「照柿」、三浦綾子「嵐吹く時も」、 乃南アサ「風紋」、以上、お買い上げ。 数日前に新田次郎「珊瑚」も購入。読まねば。
ここ3ヶ月くらいの間に読んだ本は、読み直したものも含めて、 尾崎紅葉「金色夜叉」、松本清張「けものみち」、三島由紀夫「青の時代」、森鴎外「雁」、 司馬遼太郎「坂の上の雲」「ロシアについて」、中島敦「山月記・李陵」、 白石一文「僕のなかの壊れていない部分」、ガルシア・マルケス「百年の孤独」、 宮城谷昌光「天空の舟」、倉橋由美子「パルタイ」、愛新覚羅浩「流転の王妃の昭和史」、 といったところ。適当なチョイスだなぁ。時間潰し以外の何ものでも無いような…。



2006年8月25日

年会費が値上がりしたので、RIMの情報会員を延長するか迷っている。 現在はシンガポール石油製品から計算した輸入採算くらいしか見ていないので、 これだけに年間6万3000円も払う価値があるのかどうか。 しかし現時点での今年の利益1億5800万に対する比率では0.04%くらいなので、 全く問題ない気もするが。

友人が福岡に来たので飲んだ。また飲み過ぎてしまった。



2006年8月24日

来月下旬にドイツ出張がある。 今度はデュッセルドルフなんだが、ホテルが高過ぎる。 いや、ホテルが高いというよりユーロが高いと言うべきか。 自分が出すわけではないのだが(自分が出すなら頑張って安い宿を探すだろうけど)。 向こうの人の実感としては100ユーロ1万円くらいだと思うのだが、 日本人にとっては5割増しだもんなぁ。たまらんなぁ。



2006年8月23日

福岡に帰還。夏休みも終了。こころなしか吹く風に秋を感じるこの頃。

大学時代の友人が12月に結婚するらしい。たぶん招待されるだろう。

今月のマイナスが2000万を突破。 昨年の12月から8ヶ月連続でプラスだったが、今月プラスで終わるのは、ほぼ無理と思われる。 風向きが変わるまで耐えるのみ。



2006年8月22日

毎日マイナスばかりで嫌になるねぇ。 全体的に買い玉が多くなってきたので、銀の売りをもう少し増やしたいところだが…。



2006年8月21日

相場は好転の兆しが見えない。まぁ、そのうち何とかなるだろう。

宮城谷昌光「天空の舟 小説・伊尹伝」を読んだ。 久しぶりに自分の中のランキングで上位に入る作品を読んだ気がする。 実は宮城谷さんの本はこれが初めて。 作中の人物全てに対する作者の暖かい愛情を感じられ、読後感が爽快である。 ただ、少し綺麗過ぎるのが気になるが…。いずれ他の作品も読まねばなるまい。



2006年8月20日

奈良の実家へ帰ってきた。新しい家の建設は順調に進んでいるようだ。今は基礎ができたところ。

システムのプログラムに少し手を入れた。 値動きをボラティリティーで正規化する際に、別にボラティリティーを計算していたのを止めて、 直接対数化した。 改良の際にいくつかバグも発見したので修正。



2006年8月20日

奈良の実家へ帰ってきた。新しい家の建設は順調に進んでいるようだ。今は基礎ができたところ。

システムのプログラムに少し手を入れた。 値動きをボラティリティーで正規化する際に、別にボラティリティーを計算していたのを止めて、 直接対数化した。 改良の際にいくつかバグも発見したので修正。



2006年8月19日

中村駅でレンタカーを返却し、土佐くろしお鉄道とJR土讃線を経由して高知駅に到着。 バスで坂本龍馬記念館へ。龍馬の書いた手紙などが多数展示されており、彼の人柄を良く知ることができる。 知れば知るほど、かなりの人物である。 行動力があり、誠実で、しかもユーモアもある。一緒に酒を飲めば楽しいだろうね。 同じ時代に生きていれば、志を同じくするか、それが無理でも支援を惜しまない気分になったと思う。
記念館を見た後は桂浜を散策。裸足で歩くと気持ちが良い。 その後は、はりまや橋周辺にバスで戻り、ひろめ市場ってとこで晩飯を食った。 ここは屋台村のようなところで、旨そうなものを目に付く傍から食ってたら腹一杯になった。
23時ごろ発の夜行列車で大阪へ出発。最近は青春18切符+夜行快速ってのも辛くなってきた。年だなぁ。 昔は京都を始発で出て、新宿からムーンライトえちご、村上から函館へ北上し、 函館からミッドナイトを乗り継いで札幌まで行ったものだが。



2006年8月18日

美味しい朝飯を食べた後、出発。相変わらず土砂降りである。 土佐清水のあたりでネットに繋がったので、さっそく相場をチェック。 電波が悪いので注文取消しなどに時間がかかり、指しても指しても石油製品の買いが成立しない。 そうこうするうちに値段はどんどんと上がってしまう。 ようやく買えたと思ったら今度は急落し始めた。踏んだり蹴ったりである。
中村へ戻ったが、大雨で特にやる事が無いので「四万十いやしの湯」へ。 少し塩素臭が気になったが、泉質には別に期待してなかったので、それはどうでも良かった。 思ったとおり休憩室があったので、ゆっくり温泉に浸かった後は、 寝たり本を読んだりテレビを見たりして何時間かダラダラと過ごした。 台風はまだ九州に停滞中のようだ。 またまたネットに繋がらないので、洋士さんや獣王さんに電話して相場の様子を聞いてみた。 特に売買する必要も無さそうだったので、そのまま4時くらいまで休憩。
晩飯は江川崎へ四万十川の天然鰻を食いに行った。 メニューを見たら、鰻丼…時価、と書いてあり、ニンマリ。 鰻は残り一食分だけだったので、同行者は川えび定食を頼んで、お互い半分を食べた所で交換した。 天然鰻は養殖の鰻とは全く別の魚と考えた方が良いね。 養殖物でも美味い鰻はあるが、美味さの方向性が90度違うので比較は出来ない。 脂分はあまり無く、引き締まった感じである。
行きがけに道路が水に浸っていた部分があったのだが、帰りには池のようになっていた。 たぶん水深20cmくらいになっていたと思う。無理やり渡ったが、 途中、アクセルを踏んでも速度が上がらない状態になってしまった。 何とか渡り切ったが、もう少し水が多ければ立ち往生してしまったかもしれない。 危ないところであった。 四万十川は増水して濁流のようになっている。
夜は中村で宿泊。



2006年8月17日

八幡浜港には2時半くらいに着いたが、5時まで船内で寝る事ができた。 5時に下船して、徒歩で八幡浜駅へ。少し距離があり、着いた頃には夜が明けていた。
宇和島行きの電車に乗車。寝ている間に宇和島着。 レンタカーを借り、鬼北経由で四万十川に沿って南下した。 パワステのある車は楽で良いね。それに、ブレーキも軽く踏むだけで良く効くし、 エンジンも緊張しながらキーを回さなくて良いし。
途中、岩間の沈下橋のあたりで川遊びをして、昼過ぎには中村着。 その日は中村は素通りして足摺へ。足摺岬へ東側の道から行ったら、 道幅が非常に狭く、正しい道なのか心配になるほどであった。 しばらく行き、広い道に出たと思ったら急に雨がドバドバと降り出し、ハンドルが取られるほどの強風が。 そんな中、壊れたスクーターを押しながら道の真ん中をフラフラと歩くおばさんと遭遇した。 すぐに車を降り、暴風雨の中、スクーターを道路脇の林の中に止めて、おばさんを車に乗せて救出した。 足が悪くて病院に行った帰りで、急に豪雨になって転倒し、途方に暮れていた所だったらしい。
おばさんを自宅近くに送り、足摺岬へ。 足摺灯台のあたりは、激しい波が絶壁下の岩にぶち当たって砕け、泡が風に煽られて空高く舞い、 なかなかの壮観である。 風雨も強く、あまりやる事も無いので、早めに宿にチェックインした。 泊まったのは「青岬」という民宿。しばらく寝て疲れを取り、風呂に入ってから飯へ。 イカの丸煮、鰹のタタキ、イカとアジとハマチの造り、鯛の焼き魚、ウツボの天麩羅、 ホタテのフライサラダ、鯛か何かとキノコの釜飯、アサリと春雨の鍋物、他に何品かの、豪華な食事であった。 素材も新鮮だが、味付けが絶妙で舌鼓を打った。 台風で何も観光できなくても、この料理だけで価値があると思うくらいである。

この宿ではネットに繋がらないばかりか、携帯すら繋がらない。 おかげで、相場と無縁の心安らかな時間を過ごす事ができた。



2006年8月16日

今日から高知旅行第二弾である。 しかし台風が接近中らしい。どうなることか。
まず大分の別府へ。駅から海へ少し歩いたところにある、8階の屋上露天風呂のあるホテルで日帰り入浴した。 眺めは絶景である。泉質は普通。 入浴後は同じホテルのビアガーデンでビールを飲んで飯を食った。今年初のビアガーデンだ。
その後は徒歩で別府港へ。少し距離があったが、酔い覚ましに丁度良かった。 港に着いてしばらくして雨が降り始めた。 23:55の八幡浜行きに乗船。毛布を借りてすぐに睡眠。



2006年8月15日

敗戦日である。まぁ、特に感慨は無いが。 歴史にifを言っても仕方が無いが、 負けてパックスアメリカーナに加わったからこそ今の繁栄があるわけで、 それはそれで良かったのではないかと思う。 いくら戦争に勝っていたとしても、統帥権を盾に軍部が三権を超越して動き、 治安維持法が乱用されて思想統制されるような国に、良い行く末があるとは思えない。
それはそれで良かったというより、限りなくベストに近いコースを辿ったように思う。 明治維新のタイミング、日清日露戦争、先の戦争の敗戦のタイミングなど、 我が国には不思議な運の良さがあるようだ。 基本的に運気が良いのだろう。それは現在でもまだ続いているように感じる。



2006年8月14日

クラック拡大狙いは苦戦の予感がするなぁ。 諸条件を考慮すれば昨年末ほどは酷い状況にはならないとは思うが…。

夕方から友人達と飲んだ。お盆のため、いつも行く居酒屋が軒並み休んでおり、 チェーンの居酒屋しか開いていなかった。 明日の仕事の事を考えてビールだけにしたが、 ジョッキで数え切れないくらい飲んだので、ビールにした意味無し。



2006年8月13日

最近、本業の関係でブルーな事が多いし、車は故障するし、相場は曲がるし、 人生の波で言えば今は押し目に入っているような気がする。 でも本人は至って楽観的である。 押し目じゃなくてトレンド転換だったら嫌だが。



2006年8月12日

久しぶりに温泉に行こうと愛車を始動させたら、ギアが入らない。 エンジンを止めた状態で一速に入れてセルで始動させると走りはするが、 クラッチを踏んでも動力が切れず、ブレーキを踏むとエンジンが止まってしまう。 以前からクラッチの調子が悪かったが、とうとう駄目になってしまったようだ。 修理は盆明け以降になるらしい。 問題はどうやってガレージに車を戻すか。 自分のガレージに向けて少し上がり傾斜になっており、対面には他の車が止まっている。 まず、予備のタイヤを対面の車の前に並べて、いざという時でも激突しないようにして、 ニュートラルにしてハンドルを動かしながら人力で押した。 上り坂を押すようなものなので大変だが、木材を噛ませながら少しずつ押していき、 何とかガレージの前まで持ってくる事に成功。汗だくで体力が切れそうである。 ガレージの段差はさすがに人力では無理だったので、セルを一瞬回して何とか乗り上げた。 最初は職場の同僚か誰か助けを呼ぼうかと思ったが、まぁ、意外と一人で何とかなるものだ。 しかし、出先じゃなくて良かった。 スピードメーターと距離計が動かないのと、フェンダーの塗装の割れと、トランクのダンパーもヘタってるので、 まとめて直してもらうことにしよう。



2006年8月11日

忙しい。世間はそろそろ盆休みのようだが自分にはあまり関係が無い。
憂鬱な事がいくつか発生している。少しテンションが低い。 愚痴をぶちまけたいところだが、スタイリッシュな生き方には反するので、 止めておいた方が無難であろう。



2006年8月10日

銀で苦戦中。しかしここは売りで良いはず。売りは銀と小豆、買いはゴムと粗糖、というところか。



2006年8月9日

仕事が終わってから天神で飲んだ。

相場は開店休業状態。



2006年8月8日

ホテルをチェックアウトし、ススキノの「けやき」でラーメン食った。 最近ラーメンは全然新規開拓してないなぁ。 次回からは別の所を探そう。

空港では飛行機の時間まで少し仕事をして、福岡に帰還。 暑い。疲れた。



2006年8月7日

出張に来ている人たちと登別温泉に行ってきた。 途中、中山峠で、獣王氏から後場寄り灯油の五番限が2000円のギャップでどうとかメールがあったが、 その時は、あげいもを食う事の方が重要であった。 しかも他の人も一緒なのでパソコンも持って来ず、どうせ注文もできないし。
今日は朝に出しておいた銀の指値が通っただけである。 銀は苦戦中だがそのうち何とかなるだろう。 最近どうも相場に対する熱意が薄れつつあるような気がする。 温泉は第一滝本館に行った。値段は高いが内容は満足の行くレベルである。
札幌に戻り、大通り公園のビアガーデンでビールをジャブジャブ飲んでから解散。 その後は一人で豊平川の川辺をぶらぶら散歩してからホテルに戻ってきた。



2006年8月6日

南郷7丁目の札幌で一番美味いと言われているスープカレーの店に行ってきた。 確かに非常に美味しいが、大盛りを注文したらちょっと胃がもたれた。 夜は、最近飲んでばかりなのでホテルでゆっくり。 とは言っても、サッポロクラシックを買ってきてホテルの部屋で飲んだが。

そういえば原爆の日である。 「あやまちは繰り返しませんから」という碑に違和感を感じる人が多いらしい。 自分の場合はすぐに主語は「人類は」だと思ったので別に違和感は感じないが。 まぁ、人類は馬鹿だからいずれは繰り返す可能性が高いと思うけど。
全然関係無い話だが、CERNの実験で微小ブラックホールが生成するかもしれないらしい。 生成してもすぐに消滅するらしいが、そのままあらゆる物を飲み込みながら成長して、 地球が一瞬で消滅したりせんだろうな。 まぁ、そうなったとしても自覚する前にみんな消えてしまうだろうけど。



2006年8月5日

テムジンさんと飲んだ。 一次会は美味しいイタリアンの店に連れて行ってもらい、 二次会はホテルのラウンジでスコッチを飲みながら色々な話をした。 実はお互いに共通する話題が多く、楽しいひと時を過ごす事ができた。 自分も人生のふとした選択でテムジンさんのような人生を送ったかもしれないし、 テムジンさんも何か切っ掛けがあれば自分のような人生を送ったかもしれない。 そういう近さを感じた。



2006年8月4日

牡蠣の専門店に行った。北海道の牡蠣は一年中がシーズンだそうで、 厚岸のクリーミーな牡蠣を堪能した。
仕事関係の人と飲むと、最近は中国の技術および学術レベルの話になる事が多い。 現在ではまだまだ日本のレベルの方が上だが、 中国では基礎研究に投入される予算が毎年倍々ペースで増えており、 日本も相当危機感を持たねばならないと感じる。 国公立でも上の方のレベルの大学はまだマシだが、 地方大学の理系の学生のレベルの低下が著しいという話を聞いた。 元を辿ると中学高校の数学や理科の授業から問題があるのだろう。
現在は、昔で言えば例えば野口英世とか湯川秀樹とか、 科学者のヒーロー像というものが無いような気がする。 誰が悪いわけでもなく、学問が高度化し細分化される現状では仕方の無いことなのかもしれないが。



2006年8月3日

バイキングで、カニを山のように食い、ビールを大量に飲み、 ご飯にたっぷりイクラを盛って食い、その他の料理も腹一杯食って、 ケーキも全種類食べたら、後から気分が悪くなってきた。 もう年なんだからアホな事はするもんではないな。 タラバガニクリームコロッケが美味くて8個くらい食ってしまった。

気温は26度くらい。札幌にしては少し暑かった。



2006年8月2日

ほとんど徹夜状態で福岡空港へ。今日から札幌出張である。 数時間で新千歳空港に到着。バスで札幌市内へ。 こっちは涼しくて過ごし易い。夏はずっとこちらで過ごしたいものである。

夕方になって時間が出来たので、まずは回転寿司に行って、 値段を気にせずヒラメやウ二や大トロやタラバなんかを食ってると4500円分も食ってしまった。 最近のストレスを食欲で発散という感じ。 でも鯛は釣ったやつの方が美味かったな。
寿司の後は「ゲド戦記」を観た。 出張中の方が、かえって時間が取れるというのもどうかと思うが。 内容に関しては評価が難しい。真の名の効用、人と竜の関わりなど、 ある程度の基礎知識が無いと腑に落ちない点が多いと思う。 そういう自分も原作を読みたいと思いつつ読んだことは無いが。



2006年8月1日

出張の準備が終わらない。 アメリカに転職する知り合いの送別会が今日あったのだが、出張準備のため残念ながら参加できず。



2006年7月31日

2日から出張のため、準備に忙殺されている。間に合うのか?

宅建の申し込みが今日までだった事に気がつき、天神の丸善で申込用紙を貰って、 天神郵便局で受験料を振り込み、書類を書いて郵送した。 郵便局では同じ申込用紙を持った人を何人も見かけた。 こんなギリギリになるまで放っておくなよと思ったが、全く他人のことは言えない。 しかし、これから勉強するつもりだが勉強時間を確保できるかどうか疑問である。 以前、簿記一級も申込だけしたものの全然勉強できずに受験しなかった事がある(二級は通ったが)。 まぁ、何とか頑張ってみるか。

天神に出たついでにizumiさんに送った魚を少し持って来てもらった。 今朝着いたばかりなので処理については何も期待してなかったのだが、 既に頭とワタを取って一部を昆布〆にして出汁まで取ったとのこと。 すぐに家に持って帰り、昆布〆は醤油で美味しく頂き、 鯛は3枚におろして塩を振って軽く両面を炙り、頂いた出汁に醤油を少し入れてそれで鯛飯を炊いた。 適当に作ったわりに反則技のように美味かった。

今月の収支はプラス4.2%であった。本年の利益は174,213,208円となった。



2006年7月30日

5時半頃に目が覚め、寝ている面々を叩き起こした。 自分は高血圧なので起きてすぐにテンションが上がる。 体にはあまり良くないのだろうけど。
Kさんとはここから別行動で、残りの4人は釣りに行く予定であった。 6時前に宿を出てコンビニで朝食を買い、上川口漁港へ向かった。 6時半に港で、仙一さんと、がま親分さんと合流。 お二人には釣りの段取りで非常にお世話になった。
みんなで船に乗り、海上に係留された筏へ。 筏は、海の上に8畳一間が浮いているような不思議な空間であった。ちゃんとトイレもある。 一方は広々とした太平洋、もう一方は遠くに四国の山並みが見え、のどかな光景である。 海も透明度が高く、大きな魚が泳いでいるのが見える。
期待に胸をふくらませながら仕掛けをセットし、みんなで釣り始めた。 まずは順当に、がま親分さんと仙一さんにヒット。 さすが経験が物を言うなぁと感心していると、ケンシロウさんに20cmくらいの鯛がかかった。 すっかり得意になるケンちゃん。 このあたりまでは自分も気楽に話などをしながら釣っていたのだが、 獣王氏に4cmのアジがかかってからは、これはマズいと、まだ釣れていない自分と板場さんは黙々と釣り始めた。 しばらく全く手応えが無く焦るが、底の方でカワハギがかかり、 同じくらいに板場さんも釣れて、ひとまずほっとした。
仙一さんとがま親分さんは、さすがに経験豊かで、堅実に結果を出している。 仙一さんが、かなりの大物をバラしてしまったのが惜しかった。 ケンシロウさんは淡々と鯛を釣り続け、数では圧倒的であった。 彼と自分の釣り方のどこが違うのだろうか? 釣りは奥が深い。 獣王さんは小さなアジしか釣れず、途中、変な熱帯魚を釣るも、その後、 同じ種類でもっと大きいのを板場さんに釣られてしまって、 これは最下位確定かと思われたが、納竿直前に42cmのイサキを釣り上げ、一気に大逆転。 相場と一緒で笑える。 板場さんは自分と同じく出だしは不調であったが、その後は安定して鯛中心に釣り上げていた。 自分は、サンノジで大きさ部門でトップに立つがそれも一時的、 鯛が全然釣れず、これでは主流派に入れないなぁと思っていたところ、 終盤に今回最大の30cmの鯛が釣れたので満足である。 相場や麻雀と同じで、釣りも各人の持ち味が出て面白い。 筏の上でカワハギと鯛を3枚におろして刺身で食った。弾けるような身で、もちろん絶品であった。
釣果は、鯛を中心に30匹ほど。 8月2日から出張に行かねばならず、処理する時間が無いと思われたので、 釣った魚の自分の分は友人のizumiさんの所にクール宅急便で送って、よろしくお願いしておいた。
釣りの後は獣王さんと別れ、板場さんの車に乗せてもらい高知市方面へ。 道の駅で昼飯を食いながら相場の話などをした。 仙一さんは事前に思っていたよりしっかりした張り方をする人だなと感じた。 これは今回会ったKさんも同じだが、理系の人はやはり考え方が似てくるような気がする。
飯の後は、仙一さんとがま親分さんとは分かれて、ケンシロウさん板場さんと共に高知市内へ。 板場さんには高知城を案内して頂いた。 大き過ぎず、機能的でコンパクトな城である。 城自体にはそれほどの防御力があるとは思われないが、 本州から隔絶した土地だったので、城よりも国境での防御が重要だったのだろう。
城を見た後は板場さんと分かれ、高知駅でケンシロウさんと軽くコーヒーを飲んで解散。 自分はしばらくパソコンを広げて溜まっている仕事を片付けた。
一段落したので高知市内を散歩。急に眠気を感じて川沿いのベンチでしばらく寝て、 また高知駅に戻って本などを読んでいるうちに高速バスの出発時間になった。

今回の旅では、仙一さん、がま親分さん、板場さん、に大変お世話になりました。 この場を借りて感謝いたします。



2006年7月29日

8時頃には目が覚めた。 相場をやっていると、どんなに夜更かししても遅くとも8時くらいには目が覚めてしまう。 ネットにアクセスしているうちに9時になったので他の二人を起こした。
コンビニで朝飯を買って、高知へ向けて出発。 宇和島から鬼北を経由して四万十川に沿って下るつもりだったが、 分岐を見逃してしまい、海岸沿いに56号線で中村へ向かうことになった。
松山の市内を出てすぐに気が付いたのは、景色の色が鮮やかであるということ。 雲の白、空の青、山の緑、が明らかに福岡や大阪に比べて濃い。 それだけ空気が澄んでいるのだろう。
中村に到着し、真っ先に、今回の目的の一つである四万十川に向かった。 上流へ車を進めうちに、国道から川へ続いてそうな道を発見した。 さっそく車を止めて川へ向かって歩くと、途中で道が崩れ、通れなくなっていた。 しかしそんな事でひるむメンバーではない。崖を降りて小川に沿ってしばらく歩くと、 急に視界が広がり、目の前に四万十川の清流が出現した。
たまに屋形船が通る他は人気も無し。 さっそくパンツ一枚になり泳ぎ始める3人であった。水が冷たくて気持ちいい。 対岸までは目測でおよそ200m。これくらいならすぐに渡れるのではないかと思い、 対岸に向けて泳いでみた。自分以外の二人は笑って見ている。 真ん中くらいまでは楽に泳げたが、そのあたりから急に流れが速くなり、 しかも斜め上流から水が流れてくるようになって、泳げど泳げど全然進めなくなってしまった。 陸が遠いので距離感が掴みにくく、自分が全然進んでないという現状を認識するまでしばらく時間がかかった。 これはヤバイと、すぐに向きを変えて何とか岸に戻る事ができた。 距離だけなら既に対岸の方が近い状態だったので、もし現状認識が甘く、 そのまま対岸へ向けて泳ぎ続けていたら、最悪の場合は体力を使い果たして死んでいたかもしれない。 後から調べてみると、四万十川は結構死亡事故が多いようだ。 泳いだ後は石切りをして無邪気に遊んだ。 最初、自分が4回を出したのだが、 その後しばらくしてから獣ちゃんとケンちゃんに7回とか8回とかを出されてしまった。 今度こっそり練習しておこう。
夕方に宿で、板場さんとKさんと合流。 板場さんは、一緒に居ると、ほんわかと安らかな気持ちになる人、 Kさんは気さくで親しみやすいおじさんであった。 宿は松山の宿より更にボロかったが、料理は非常に美味かった。 カツオの塩叩きなるものを初めて食べたが、醤油もポン酢も無しでも美味しい不思議な味であった。
晩飯の後、商店街でお祭りがあるというのでみんなで行ってみたが、 お祭りというのに屋台も無く、ヤンキーの兄ちゃん姉ちゃんがデカい神輿を担いで、 交差点で回転させたりして盛り上がっているだけで、びっくりした。 中村、あなどれないなぁ。
宿に帰ってからは、既婚者三名と未婚者二名ということで、年齢も幅があるので、 自然と結婚についての話題になったり、相場のことも少し話したりしているうちに、 みんな寝てしまった。



2006年7月28日

今日から高知県へ旅行である。もともと8月中旬に高知旅行を計画したところ、 獣王氏が俺も行きたいと言い出したのだが、さすがに8月中旬のに同行してもらうわけにも行かず、 それなら別に高知オフ会をやろうという事になった次第である。

昼過ぎに広島の獣王事務所に到着。獣王氏が仕事をしている横で、 ソファーに座って相場を張ったり技研関係の新たなシステムを作ったりしていた。
夕方になり獣王氏の車でいざ出発。まずは広島港へ。乗船手続きを終えてから、 フェリーの中で食う晩飯を買おうとコンビニを探すが、歩けど歩けど見つからない。 ふと、カーフェリー乗り場ではなく一般のフェリー乗り場に行けば売店ぐらいあるのではないかと思いついた。 乗船時間が迫っているのでダッシュ。 売店で適当にパンやサンドイッチなどを買い込んで再びダッシュで戻り、何とか間に合った。
船の上ではデッキに出て、陸地の暗い山影と、街の灯と、三日月を眺めながら、 相場のことや人間関係のことなど、とりとめのない話をした。 夜の船は妙に感傷的な気分にさせられる。
22時過ぎに松山に到着。すぐに宿へ向かうが、道後温泉の周辺は道が複雑で迷ってしまった。 最後には諦めて、先に着いていたケンシロウさんに迎えに来てもらった。 夜も遅いのでさっそく風呂へ。建物はボロかったが風呂場は非常に掃除が行き届いており、 とても気分良く入浴する事ができた。泉質も温泉らしい泉質で満足できた。
温泉の後は3人で飲みに出た。近くに定食屋兼飲み屋のような店があり、すぐそこに決定。 夜中に油っぽいものを食うと太りそうだなと思いながらも、ラーメンとチャーハンと餃子とビールを注文。 何となく悪い予感がしたが案の定、ラーメンは酷かったなぁ。 チャーハンと餃子は普通に美味しかったが。 ケンシロウさんとは初対面であったが、何となく波長が合う感じがしてすぐに打ち解けた。 その後は修学旅行の高校生みたいに朝の4時半くらい語り合ってしまった。



2006年7月27日

職場の人達でバーベキューをやった。肉を食い過ぎてしまった。 明日から旅行に行くから控えめにしておこうと思ったが、やはり酒も飲み過ぎてしまった。 ただ、ビールだけで焼酎には手を出さなかったので、アルコールはすぐに抜けるだろう。



2006年7月26日

なんだかんだと忙しい。ここんとこ相場の方は毎日多くても200万程度の変動で、 開店休業状態である。



2006年7月25日

久しぶりにクラックを仕掛けてみた。 出来高が減っているので、ある程度の枚数になると玉を入れるのが一苦労である。 50円くらいまでの値滑りは必要経費と考えた方が良いのかもしれない。



2006年7月24日

部屋を片付けようと思ったが、収拾がつかない状況である。 本棚に納まらない本が大量にあり、これが床に平積みされているのも一因である。 新たな本棚を買うしか事態を打開する方法は無いと考え、家具屋さんへ。 組み立て式の幅90cm×高さ200cmくらいのでかいのを購入。 購入したは良いが、どうやって持ち帰るか途方にくれてしまった。 配達だと翌日になるらしい。 近くなんですけど、手で持って帰るのは無理でしょうかねぇ、と聞いたら、無理でしょうねぇ、と言われた。 しかも外は土砂降りの雨である。 しかしこの本棚を持って帰らないと部屋の片付けが一歩も前進しない。是非とも今すぐ持ち帰りたい。 試しに持ち上げてみたら、20秒くらいなら何とか持ち上がる。 休みながら少しずつ運べば良いかと決意して、そのまま持ち帰ることにした。 しかし家具屋さんの敷地を出たくらいで力尽きた。 もう一歩も動かせない。 仕方が無いので荷物を茂みの中に隠し、一旦自宅へ。 昔、引越しの時に自分で作った台車(スケボーくらいの大きさ)があった事を思い出し、 それを持って再度現場へ。 何とか動かす事はできたが、梱包のダンボールは水を吸って重くなるし、へたって地面に擦れるし、 とうとう破れて中の木材がこぼれたりするし、困難を極めたが、必死の思いで家まで運んでくることができた。 家に着くのと同時くらいに荷物の重みで台車が壊れた。危ない危ない。 本棚を買ってきたのは良いが、主な壁には既に本棚が置いてあり、置く場所が無い。 結局、トレーディングルームとダイニングの間の扉の前の空間を利用することにした。 普段は別ルートを通っているのでこの扉はほとんど使わない。 ここに既にある別の本棚を移動し、 その本棚が置いてあった場所に今回買ったやつを設置することにした。 さて、本棚を組み立て、いざ設置しようと思ったのだが、 壁の上部に段があって、上がつっかえるという事が判明。しばし呆然。 仕方が無い、切るか。再び分解し、縦方向の板材をギコギコ切って高さを縮め、再度組み立てた。 うむ、作り付けの家具のようにピッタリはまった。隙間にダンボールを詰めたら、びくともしなくなった。 これで地震が来ても安心である。 こんな具合で部屋の片付け中である。 ちなみに、錆びると嫌なので雨の日には車は使わない。 使おうとしても多分、長過ぎて積めないが。



2006年7月23日

18年間使っていたCDラジカセがとうとう壊れてしまった。新しいのを買わねば。 ちなみにテレビは1981年製だけどまだ使っている。時々画像が乱れるのと左端が切れるのが難点だが…。



2006年7月22日

今月の収支は今のところプラス4.78%である。 あまり良くないが、そもそも、大きく取れるほど張ってないので仕方ないか。 何か良い仕掛けは無いものか。



2006年7月21日

銀と粗糖の売りが貢献するも、インフレヘッジの買いが逆行して、差し引きマイナス100万くらい。 全体的な上げ相場はインフレヘッジで取り、下げ相場は個別銘柄で稼いでトータル損失を軽微に抑える、 というスタイルが確立しつつある気がする。

しばらく車に乗ってなかったので少し動かしてみた。 バッテリーの電気が減ってエンジンのかかりが悪い。やっぱり最低でも2週間に一度は乗らない駄目だね。 志賀島に行ったら大雨の影響か、途中で通行止めになっていて一周できなかった。 途中、突然スピードメータが動かなくなってしまった。距離計も停止。 しばらくしたら直ったが、針がフラフラしていて信用が置けない。 それと、真っ直ぐ走っているときにステアリングが傾いている事に気がついた。 以前はそんなこと無かったような気がするのだが。 そのうち診て貰わないとなぁ。



2006年7月20日

普通預金の金利が少し上がってきている。 資金はほとんど商品の口座に入金してあり銀行には2000万くらいしか置いてないが、 年利0.1%だとしても年2万円なので、 取引員から何万円か商品券が送られてきても喜んでいる自分としては少し嬉しい。 しかし冷静に考えると普通預金金利がインフレ率を上回る事は稀であるので、 実質的には目減りするだけと思っていた方が良い。

以前買った土地に両親が家を建てるのだが、 ようやく設計が出来上がり着工に入るらしい(土地は自分名義で家は親名義)。 土地が5000万に建物も5000万。上下合わせて1億か…。 外断熱だの太陽熱温水器だの屋根裏部屋だの盛り沢山のようだ。縁側もあるらしい。



2006年7月19日

インフレヘッジの買い玉は逆行したが、銀と粗糖の売りが効いてプラス150万。 最近は見合い率が1500%くらいで、ほとんど張ってないに等しいような感じ。 それでも毎日100万程度の変動はある。



2006年7月18日

銀をストップ安で売ったら10円以上持ち上げられて嫌になった。売りで良いと思うが。 粗糖もストップ安で5枚捻じ込んだ。



2006年7月17日

友人にガルシア・マルケスの「百年の孤独」を貸したままになっているのだが、 もう返って来そうに無いので、梅田の紀伊国屋書店で新たに購入した。 無人島に本を一冊持って行くとすれば、この本を持って行きたいと思うくらい素晴らしい。



2006年7月16日

「胡同のひまわり」を観た。 父親は文革の時の強制労働で利き手を痛め、画家の道を絶たれる。 そこで息子に絵を教え自分の夢を託す。父親のスパルタ教育ぶりが酷すぎる。 ことごとく干渉し、挙句の果てに、将来への支障になるからと、恋人の子供を勝手に堕ろしてしまう。 息子が画家として成功し、妻が妊娠した時には、今度は生めと言うが、 息子は当て付けのように中絶させてしまう。
修復不可能に見える親子関係なのに、最後に息子が父親を認めてしまうあたりがスッキリしない。 取り壊されていく昔の町並み(胡同)、隣人と打ち解けられない父親、離婚してマンションに住む母親、 父親の呪縛から逃れられず、現実的な折り合いをつけて成功する息子、 移り変わり行く中国の、急速な近代化による矛盾が一つの家族の歴史を用いて表現されているように思う。
色々と考えさせられる映画なんだが、子供を堕ろす所で感情移入が出来なくなってしまった。 仕方の無いケースもあると思うので大きな声では言えないが、 個人的には中絶は殺人だと感じているので。



2006年7月15日

先週結婚した友人のお祝いパーティーが京都であった。 京都に着いた途端に、湿度100%の風の無い空気に包まれた。 そういやこの耐え難い蒸し暑さの中で10年くらい過ごしたんだったなと、感慨深く思い出した。 逆に冬は底冷えするような寒さであるが。
パーティーは、カフェのテラスに親しい人達ばかり20人くらいで集まってビュッフェ形式で歓談。 ピアノに合わせて乾杯を歌ったり、楽しいひとときであった。 野外で暑かったのでビールを飲み過ぎてしまった。
その後は例によって麻雀。花婿も途中から参加。結果はトントンくらい。 帰りがけに祇園祭の宵山を見て来た。



2006年7月14日

大阪へ移動。洋士さんと出目のろっぽなど7人で、てっちゃん鍋を食った。 辛めだけど自分には丁度良いくらい。美味かった。



2006年7月13日

NY原油の80ドル乗せは既定路線のようだねぇ。どこかで売り勝負に行きたいが。



2006年7月12日

クジで当てた試写会に行ってきた。映画は「花田少年史」。 主人公の須賀健太君と父親役の西村雅彦氏、それに水田監督による舞台挨拶があった。 内容は、一部CG表現が過剰なのを除けばなかなか楽しい映画である。 須賀健太君はドラマ「人にやさしく」で見たのが初めだが、 舞台挨拶を見ても映画の演技を見ても、なかなかしっかりした子だと思う。 演技の才能があると思うので頑張ってもらいたいものだ。



2006年7月11日

粗糖が戻ったので売ってみた。行けるかな?  コーヒー指数の鞘が変だったので異限月鞘取りを仕掛けてみたが、 引けてから先限7月限から取引要綱が変わっている事に気がついた。だる過ぎる。
しかし、新しい指数はほとんどアラビカ指数だな。 関西商品取引所もこんな事やってるようでは駄目だろう。 90%アラビカの指数に何の意味があるのか。 どうせならNYアラビカ指数にすれば良いのに。指数といっても東京原油のような現金決済方式で、 NYアラビカを東京アラビカと同じ69Kgで円換算したものを倍率50倍で上場する。 そうすれば東京アラビカとの裁定需要も期待できるのに。
コーン指数も、シカゴコーンを東京コーンと同じ取引単位に換算して上場すれば良い。 それなら手軽に東京とシカゴの裁定ができる。

中州大洋でクジを引いたら試写会のチケットが当たった。 中洲大洋ではクジだけ引いて、KBCシネマで「カサノバ」を観た。 シリアスな映画を予想していたが、実際はコメディータッチのなかなか楽しい映画であった。 登場人物が多くて色々な話が同時進行しながら交差するのだが、 話の筋や伏線が良く練られており、嬉しい誤算。 良い映画なのに宣伝があまりされてないのが残念である。 この映画が初出演のナタリー・ドーマーって女優が良かった。



2006年7月10日

商品市場全体の急落により全ての建ち玉が逆行した。 ポジションは買いばかりなので仕方ないが。 何か売りも持っておきたい気もする。 売れるとしたら粗糖なんだが、この銘柄だけは上に飛ぶと恐ろしいからなぁ。
今日の急落がゼロ金利解除がらみならば下げは一時的なもので終わるはず。 ただ、世界景気を考えると、 中期的には貴金属は下がらなくても景気関連銘柄は下がるのではないかと思う。

ワールドカップはジダンの頭突きで前代未聞の終幕。 アルジェリア移民のルーツを持つジダンに対してテロリスト呼ばわりしたとかしないとか。 多民族社会の実情を垣間見たような気がする。



2006年7月9日

昼過ぎまで実家でゆっくりしてから、奈良から福岡へ移動。



2006年7月8日

友人の家で「DEATH NOTE」を読んだが、かなり面白い。 途中までしか無かったので漫画喫茶に行って続きを読んだ。 少年ジャンプに載ってること自体が異色の漫画だなぁ。

夜は奈良の実家へ。 久々にゆっくりと休む事ができた。



2006年7月7日

今日は友人の結婚式に出た。 正直、キリスト教徒でも無いのに西洋式というのも違和感がありまくりである。 結婚式や披露宴の段取りも、いかにもというかシナリオ通りというか、 演出が嘘くさくて白けてしまったなぁ。 新婦の両親や友人などは感激していたようだけど。 今日も二日酔いだったのでシャンパンやワインをグビグビ飲んでしまった。 友人代表としての挨拶は何とか無事に終了。料理は美味かった。

夜は京都に行って友人達と麻雀した。 疲れが溜まって朦朧としていて一刻も早く寝たかったんだが、いつの間にか面子が丁度4人になってしまい、 抜けるに抜けられず。 勝ったり負けたりしてトータル少し(4000円)負け。



2006年7月6日

相場技研の打ち合わせで大阪へ。 三日連続の飲みでそろそろ疲れてきた。



2006年7月5日

はかたもんさんに「多牛」に連れて行って頂いた。参加者ははかたもんさんと僕と廣瀬さんと女性三名。 店の近くに着いた段階で、もうもうとした煙と焼肉のいい匂いが…。 蕩けるようなカルビにジューシーなホルモンに、大満足。しかも安い。 二日酔いも忘れて堪能した。二次会は中州へ。

北朝鮮がミサイルを発射した。どうせまた日本政府は甘い対応に終始するのだろう。 いっそのこと日本国内のどこか人気の無い山奥にでも着弾した方が良かったと思う。
それにしても日本の降伏があと一週間遅ければ、北海道の北半分がソ連に占領されて共産党政権が樹立され、 今の北朝鮮のようになっていたかもしれない。 アメリカでの原子爆弾の完成がもう半年遅ければ、日本全土が米ソ中英で分割統治されていた可能性もある。 まことに国家の運命というのは数奇なもの。



2006年7月4日

今日は職場の飲み会であった。夕方6時に飲み始めて翌朝の4時まで飲んでた。 みんな飲み過ぎ。



2006年7月3日

パソコンから異音が発生。すぐに重要なデータのバックアップを取った。 つーか、普段から定期的にバックアップしておかないと、いつか痛い目に遭いそう。 異音の原因は電源部分だと判明。電源も解体して調べてみると、 どうやらファンの軸受けのベアリングが駄目になってしまったようである。 ちゃんとファンは回っているので、音さえ気にしなければ問題無いのだろうけど、 そのうち交換するとしよう。 4年位前に自作して以降、一度も再インストールせず、電源も入れっ放しに近いが、 動作は非常に安定している。



2006年7月2日

「バルトの楽園」を観た。史実自体は良い話なんだけど、 映画は何となく作り物の感じが強くていまいちだったなぁ。 キャストは良いのに残念である。でも映画館内での受けは良かったみたい。 一人、館内で平気で痰を吐くおっさんがいて、勘弁してくれと思った。 徳島県鳴門市の板東俘虜収容所跡のドイツ館にはいつか行ってみたい。

高知への旅行を計画中である。 大分の臼杵からフェリーで愛媛県の八幡浜に上陸し宇和島で一泊。 翌日は足摺で一泊、更に中村で一泊、最終日に高知市内を観光してそのまま夜行で帰還の予定。 全都道府県の中で高知県だけには足を踏み入れた事が無い。楽しみ楽しみ。

友人の結婚式で話をしなくてはいけなくなった。何を話すべきか迷うなぁ。 学生時代、数限りなく麻雀をし、同じバイトでこき使われ、同じ釜の飯を食い、 酒を飲み、山に登り、一緒にイベントを企画し、釣りにも行った友人なんだが、 改まって挨拶となると難しい。



2006年7月1日

一日中、ごろごろして過ごした。やった事と言えばタマネギ刻んでチャーハン作ったくらい。 あと相場のデータの整理など。

月10%の利益を上げてれば年間で3.14倍になる。20%の税金を払っても2.71倍。 5年では146倍になる。机上の計算なんだが、今の所は計算に近い結果になっている。 なんだか大航海時代(KOEIのゲーム)で金を増やしているような感じ。 ちょっとイイ気になってるので足元を掬われないように気をつけねば。



2006年6月30日

午前中に飛行機で福岡へ帰ってきた。 そのまま仕事へ直行。晩には天神で飲み。 さすがに疲れが溜まってきた。明日はゆっくり休もう。

今月の利益率は+15.1%であった。 今年上半期の利益率は89.7%、相場を始めてから現在までの収益率は24121.4%である。 今年上半期の収支は以下の通り(今年の仕切り分+現在の値洗い−昨年末の値洗い)。
東工金        3,558,290
東工銀       10,107,866
東工白金      7,000,820
東工パラジウム  2,687,758 貴金属合計  23,354,734
東工原油     -26,581,432
東工ガソリン   59,478,596
東工灯油     65,095,093 石油合計    97,992,257
東工アルミニウム 2,226,178
大阪ニッケル     201,332
中部鉄スクラップ   210,589 一般金属合計 2,638,099
東工ゴム      9,999,488
大阪ゴム指数    -52,785
大阪TSR20     3,732,920 ゴム合計    13,679,623
東穀コーン    13,809,729
東穀一般大豆   -7,511,147 穀物合計    6,298,582
東穀アラビカ    6,026,152
東穀ロブスタ    -1,201,696
関西コーヒー指数  -26,220 コーヒー合計  4,798,236
東穀粗糖      12,359,009 粗糖      12,359,009



2006年6月29日

秘密の用事で東京に来ている。 徹夜の後に朝一番の飛行機に乗ったため、眠くて仕方ない。 用事は無事に終了。これから高田馬場で友人と飲む。



2006年6月28日

粗糖、利食い完了。ごちそうさま。

ここ最近あまり車に乗ってないので、レークサイドホテル久山の日帰り温泉に行ってきた。 泉質はまぁ普通だけど、屋外に露天風呂が沢山あって良い感じ。 話題の岩盤浴なるものにもチャレンジしてみた。 熱い岩の上にバスタオルを敷いてその上に寝る。 汗がダラダラ出てすっきりするんだけど、サウナと似ていて、体力の消耗が著しい。 今度はもっと元気な時に行こう。 風呂上がりに釜飯を食ったらやけに美味かった。車なのでビールを飲めないのが辛い。
体重を測ると、ピークから6.5Kgほど減っていた。カロリー制限とコンビニ禁止の成果である。 あと更に6.5Kgほど落とせば、大学時代ずっと一定だった安定体重に戻るのだが…。



2006年6月27日

貴金属や粗糖やその他の買い玉などが順行でプラス650万。 8営業日で3000万以上増えている。粗糖のパワーは強烈だな。
相場を始めてからの累計収支が税引き前で4億を越えた。順調すぎる。
ところで、現在の運用資金でも玉を入れるのはせいぜい一度に5枚ずつくらいである。 100枚建てる時には20分割くらいになる計算である。 過去、資金が5000万くらいの時でも売買は1枚ずつで、それくらいが自分のやり方に合っていた。 資金が数百万の人にとっては、1枚でも相当に大きな単位であると思う。 必然的に、資金が少ない人はそれなりの不利を受けていると思う。 まぁ、手法に依るだろうけど。



2006年6月26日

ウォーレン・バフェット氏が全資産の85%(4兆3000億円)を寄付するそうだ。 バフェット氏も75歳だし、死ぬ時に金は持って行けないからねぇ。 しかしこのおっちゃん、最後の最後まで格好良いな。素晴らしい。
自分も毎年、儲けの2%程度は寄付するようにしよう。



2006年6月25日

提灯売買について。 別に提灯でも何でも儲かるなら良いと思うので、否定はしない。 むしろ、それで安定して儲かるなら素晴らしいと思うのだが…。 実際には、提灯売買もしくは曲がり屋に向かえ的な売買のみで生き残っている人は、 自分の知る限り皆無なんだよねぇ。 2年くらいは調子の良い時もあるけど、各自の手法を確立しないままだと最終的には居なくなる。
こうすべきだ、というのは言えないけど、少なくとも現実はそうなっている。 もしかしたら相場技研の会員さんは幸運な例外になる可能性があるかもしれないけど、 相場界全体での統計では恐ろしく確率は低いと思われるので、 やはり良い顧問やコミッションがあっても、 保険の意味でも、自分の手法の確立には努力した方が良いと思うね。



2006年6月24日

奈良公園に行って今年生まれた小鹿を見てきた。かわいいー。 まだあまり人に慣れていない感じ。

奈良駅周辺も、ずいぶんオシャレになったものだ。 新大宮が飲み屋街になってたのにも驚いたが。昔は寂れた住宅地だったのに。



2006年6月23日

午前中は日本橋へ。DC-DCコンバータの材料を買うため何年かぶりにパーツ屋巡りをした。 シリコンハウス共立が4フロアになってた。昔は2階と3階だけだったように思うけど。 デジットの向かいにも新しいパーツ屋が出来ていた。 おおっ、1S1588は製造中止になってたのか。時代は移るもんだ。 塚口勇商店はまだ健在であった。

夕方から、洋士さんと出目のろっぽさんと飯を食いに行った。 日本橋のミュンヘン大使館ってとこ。良い油を使っているようで、胃にもたれない。良いね。 帰りに洋士さんおすすめの甘党まえだって所でみたらし団子を買った。 団子というより餅っぽい感じで、こりゃ美味いね。今度は店に食べに行こう。 調べてみたら大阪各地に無数にあるみたいね。

ブラジル戦は1点を先制して見せ場は作ったが、やはり実力の差は如何ともし難いな。 日本のパスは繋がらないのにブラジルのパスは綺麗に繋がっている。 こうまで歴然としていると、努力で何とかなるものなのか疑問に思う。
2日連続の早起きで非常に眠い。



2006年6月22日

相場技研の打ち合わせ(執筆者の面接)のため東京へ。 飛行機で福岡から東京へ行き、東京から大阪へ新幹線で帰ってきた。

昨日に引き続き貴金属と粗糖が大幅順行。前日比1350万のプラスである。 こんな話が世の中にあって良いのかと思ってしまう。 今年に入ってからの最大ドローダウンは2000万くらいに留まっているが、 利益は既に1億5000万程度に達している。 まぁ、いつまでもこんな好調が続くとは思わないが。



2006年6月21日

コツコツと仕込んできた貴金属と粗糖が順行して前日比700万のプラス。 これは自分が上手いというより、自分の持っている指標(秋山レシオ)が偉いんだよなぁ。 下値があまり無さそうだと指標が言うので、安心して買って行けた。 この指標が自分の一代で消えるのは非常にもったいないと思う。 そのうち、指標の計算方法を書いたファイルをパスワード付きのzipファイルにしてアップするかも。 自分がもし不慮の事故で死んだ時には、そのパスワードが発表されるように遺言に書いておく。

アクセス記録を調べていて、SSIインジェクション攻撃を仕掛けられていた事に気がついた。 生のプロバイダIPだったので、興味本位でやってみただけなんだろうけどね。 もしくは一般人のパソコンがウィルスに感染して踏み台にされてしまったのかもしれない。 一回限りのようなので通報はしないけど。

「不撓不屈」を観た。原作は高杉良。 あまり期待はしてなかったが、重厚な仕上がりになっていて意外に良かったなぁ。 ただ、原作が実話に基づいた話なので、映画も忠実にそれを再現して欲しかった。 特に、原作には無い国税庁の協力者が気に入らない。 国税が一方的に悪者にならないように配慮したんだろうけど、すっきりしない。



2006年6月20日

日銀の福井総裁が村上ファンドに出資していた問題で非難を浴びている。 辞任を求める声もあるが、それほどの問題であるとは思わない。 規則に違反したわけでは無いので辞める必要は無いだろう。 問題があるとすれば規則の方であって、 それを如何に改善するべきかという点が論点になるべきなのに、 現状は個人攻撃に終始しているように見える。
過去の合法な行為について後になってから裁かれるような事が常態化すれば、 法治国家としての根幹に関わると思う。 マスコミは法的責任と道義的責任の違いをわかっているのだろうか。 道義的責任というのは、当人がその存在を認めて初めて発生し、当人が自主的に果たすものであり、 他人が問うべき性格のものではない。 庶民が低金利に耐えている中で旨い汁を吸った、などという論調に至っては、 やっかみ妬み以外の何ものでもないだろう。 本人は元本と利益は寄付するとか言ってるが、皆でいちゃもんを付けて吐き出させたような、 非常に後味の悪い気分が残る。正々堂々と受け取れば良い。
ただ、2月に解約した事に関しては軽率であったと言われても仕方がないだろう。 株も投資信託も在任中は動かさずに筋を通すべきだったと思う。



2006年6月19日

「マイアーキテクト」を観てきた。 ルイス・カーンという建築家について、その息子が撮ったドキュメンタリー映画である。 彼は3つの家庭を持ち、息子の家庭には週に一度訪れる程度であった。 彼は息子が11歳の時に駅で心臓発作を起こして死亡した。 パスポートの住所が消されていたため、すぐに身元が判明しなかったそうだ。 息子は、父親に関わりのあった人にインタビューし、父親が設計した建築物を見て回り、 父親を理解しようとするが…。
正直、エディプスコンプレックス丸出しの幼稚さに少しうんざりする部分もあったが、 ルイス・カーンという人物を理解するのには、なかなか良く出来た映画であったと思う。 この人の建築は尋常ではない。 まずその存在感の大きさに圧倒される。 それでいて、なにか懐かしさを感じさせる建物である。 既に太古の昔から存在したものに形を与えたという感じがする。 そこに在るべき物を在るべく作るとでも言えば良いのか。 魂の器として赤ん坊が生まれるのに似ているが、 赤ん坊が、適切に育てればある程度は自主的に育つのに対して、 建築物は全てに細かく関与しないと在るべき姿に生まれない。 これでは家族よりも建築に愛が偏るのも自然な気がする。
最後の方でバングラディッシュの建築家が、君の父親は世界中の人に素晴らしい建築物を作った、 彼は全人類を愛していたのだ、そういう場合、家族への愛が薄くなるのも仕方の無い事だよ、と言っていた。 しかしそれは違うだろう(息子としてはそう思いたいのかもしれないが)。 ルイス・カーンが素晴らしい建築を作り続けたのは、人類愛からではなく、 単に建築に魅入られていたからだと思う。 何かに魅入られてしまった人は、得てして世の中のモラルには無頓着になる事がある。 ピカソしかり、ユングしかり、リバモアしかり。彼にとって家庭なんていうのは、 極論すれば単にカフェでリラックスする程度の意味しかなかったのではないかと思う。



2006年6月18日

100年もの間、様々な数学者が解決しようと努力してきた難問、 ポアンカレ予想が遂に証明されたらしい。 今月上旬の事らしいが、最近、数学界の事情には疎くて、昨日初めて知った次第。 トポロジーや幾何は専門外なので難しさは分からないけれども、 その定理の重要性は良く分かる。 証明に成功したのは中国人の朱教授と曹教授である。
学問の分野であまり国家がどうとか言いたくは無いが、 基礎研究の分野でも中国の伸びは著しいものがあると思う。 技術は100年経っても日本に追いつかないと言う人もいるが、 基礎研究あっての科学技術なわけで、 他国を馬鹿にしているだけだと、いずれ足元を掬われるのではないか。 日本ももっと危機感を持つべきだと思う。
リーマン予想もそのうち解かれそうな雲行きである。 日本人数学者がその栄誉に与らないかなぁ。

日本対クロアチア、同点終了。 これで決勝トーナメントへ進める可能性はかなり低くなったが…。



2006年6月17日

昨日に引き続き株式の分析をしている。 トヨタのような個別株や日経225なんかで検証してみたが、駄目だなぁ。 順張り系のシステムがほとんど機能しないような気がする。 商品は証拠金取引なので、一方に動き出すと投げ踏みで加速される傾向があるが、 どうやら株ではそういう事は無さそうである。 恐らく、あらゆる分析が試みられ、実際に運用されており、 少し考えた程度のシステムでは何ともならないのだろう。
どちらかというと商品より株式の方が難しいと思う。 商品に見切りをつけて株式にシフトした人も多いが、儲かってる人はあまり見ない気がするし…。 しばらく封印だな。やるとしたら海外先物が先だろうねぇ。



2006年6月16日

貴金属や粗糖などが順行して大きくプラス。 久しぶりに日計りをやってゴムで20万ほど取った。 毎日の変動からするとゼロのような金額だが、日常からすると大きな金額である。
相場を始めて以来の利益が税引き後で3億を越えた(税引き前で3億7500万)。 次の目標は税引き前利益で4億。

ちょこちょこ株のデータを調べたりしているが、難しいねぇ。 年利換算30%くらいでなら回して行けると思うが…。 通貨はもっと難しい。流動性のある市場ほど効率的で参入余地が少ないのかも。



2006年6月15日

寄りから銀と白金に買いを入れた。商品全般的に反発して昨日のマイナスをほぼ取り返した。 ここからは粗糖と貴金属に期待したい。 ゴムは全部利食いしたが、採算まで戻ればまた売りたいところ。

現在、運用している自己資金が3億弱くらいである。 更に上を目指すにはファンドの運用でも始めた方が手っ取り早いかもしれないと考えた事もある。 資金は100億程度は集められると思う。 しかし100億を150億に増やした場合でも、成功報酬が20%として10億、 そこから半分税金に取られると手取りは5億になってしまう。 これなら今の自己資金を着実に増やして5億稼ぐ方が楽なように思える。 運用資金が100億ともなると商品の世界では色々と不都合が起きるに違いないし、 場合によっては株に移行しなければならないかもしれないので。



2006年6月14日

あらゆる買い玉が逆行。月曜日にインフレヘッジを増量したのもまずかったかもしれない。 ゴムはストップ安で半分以上利食いした。採算を考えても一旦は戻ると思う。 貴金属はバリバリのストップ安だが、明日は買い場になると思う。



2006年6月13日

株の下落が止まらない。こういう時に、商品先物は売りからも入れるから有利である。 商品も株の煽りを食って下げ基調だが、 インフレ懸念→利上げ→資金流出、というシナリオで下げているなら、それは本質的では無いので、 近いうちに下げ止まると思われる。



2006年6月12日

サッカーW杯、日本がオーストラリアに逆転負け。 同点シュートを入れられた後、守備から攻撃に素早く気持ちを切り替えるべきなのに、 一瞬、何か弛緩したような空気が流れたように見えた。 死に物狂いで頑張る、という感じでもなかったような気がする。
開幕早々から崖っぷちに追い詰められてしまったが、 負けるにしても、ブラジル戦とクロアチア戦では、それなりの試合を見せて欲しいと思う。



2006年6月11日

山口の秋吉台の家族旅行村という所でバーベキューを開催。 参加者は、広島から獣王夫妻とlagoonさん親子、 福岡からは廣瀬さん一家と僕とmixiのお友達のizumiさん。 廣瀬さんが肉担当(高級黒毛和牛)、獣王さんが野菜担当、lagoonさんが酒担当、 僕が魚介類とソーセージと白米とお菓子。 天気も程好く、自然に囲まれて久しぶりにリラックスした気分を味わう事ができた。 バーベキューを堪能した後は草地でごろごろしたりアスレチックで遊んだり。 アスレチックがなかなか凝った作りで、子供達と一緒に本気で遊んでしまった。
もし自分が相場をしてなければ、今日一緒にバーベキューをした人には誰一人、 出会うことは無かったのだなと思うと、人の縁というものの不思議を感じる。
帰りに秋芳洞を見学。高校生以来で懐かしい。青天井と名付けられた一角があった。
行き帰りは愛車を運転して行ったが、やはり速度の出る車は良いねぇ。機関も好調。 しかも車の格好が格好だけに、追い越し車線で前の車との距離を詰めて行くと、 すぐに進路を譲ってくれる。しかし慣れない事をすると疲れるもので、 帰宅したら風呂に入る元気も無く、焼肉臭いまま寝てしまった。
次の日が平日だと思うと億劫だが、楽しい週末であった。



2006年6月10日

商品市況が下落しているにも関わらず資金は減っていないので、 インフレヘッジの建ち玉を少し増量することにした。 RJ-CRB指数の構成が、 貴金属:7%、エネルギー:39%、非鉄:13%、穀物:13%、ソフト系:20%、肉:7%、その他:1%。 それに対して、増量後の自家製インフレヘッジが、 貴金属:27.3%、エネルギー:30.2%、非鉄:6.8%、ゴム:9.9%、穀物:12.0%、ソフト系:13.9%。 別にこれが正解というものは無いのだろうけど、 自家製の方は非鉄が弱いかわりに貴金属の比重が大きくなっている。 非鉄としてアルミしか選択肢が無いというのが問題だねぇ。



2006年6月9日

今日もクラックが大きく動いたので段階的に利食いして行った。 岡地福岡支店に遊びに行く途中、 駅でノートを広げて値段を見ていたら石油製品がえらく下げている。 電車が来そうだったので最後のクラックを成りで仕切ったら、 ガソ先が63040円、灯油先が66410円で約定していた。奇跡的な値段だ。
クラックで大きく取った筈だが、引けてみれば本日マイナス。 インフレヘッジで金銀白金パラアルミ原油TSR大豆ロブスタ粗糖、全部買いだから無理も無いか。

岡地で廣瀬さんと合流し、YAHOOドームへ。 ドーム入り口で新参者さんと合流していざ観戦。 チケットは新参者さんに頂きました。大変良い席をありがとうございました。 セパ交流戦のホークス対スワローズ。 見せ場を作れる所は何度もあったのだけど、いまいち勝ち切れず。結果は2-3でホークスの負け。 面白い試合だったけど残念無念。



2006年6月8日

クラックがようやく大きく縮小してくれた。これを待っていたんだよねぇ。 一時期、原油の枚数で540枚くらいまで増えた時もあったけど、今日でかなり少なくなった。 そろそろゴムと粗糖に本腰を入れる。

昨日の時点で今年の収支が税引き後1億(つまり1億2500万)を突破していたことに気が付いた。 次のターゲットは、相場を始めてからの累計収支の税引き後3億(つまり3億7500万)であるが、 これもあと400万ほどなので、順調に行けば大丈夫だと思う。
収益の絶対値でなく率で見ると今年は例年に比べてペースが遅い。 足踏みしてなかなか収益が伸びない期間が多いが、 リスクを抑え気味にしているので悪くはないか。



2006年6月7日

「ナイロビの蜂」を観た。荒涼としているが美しいアフリカの映像が印象深い。 アフリカの貧しい国々の置かれている状況も痛々しいほどわかる。 ただ、サスペンスとしては作り込みが甘いような気がする。 わざわざ証拠になるような手紙を書くというのも疑問だし、 一昔ならいざ知らず、現在は、 副作用が出るような薬を商品化すれば巨額の賠償を課せられる可能性があるので、 失敗作だとわかっている薬の治験を続行する理由は無いと思う。 しかしまぁ、治験が続行される事は無いにしても、副作用での死亡を揉み消すくらいの事はありそうだが。
製薬が巨大な利権の温床だというのは確かだろう。 現在のエイズ薬の開発にはアフリカでの治験が大きく貢献しているが、 開発された薬は高価なためアフリカのエイズ患者にはほとんど届かない。 安価なコピー薬を作ろうとした南アフリカに対し、 ファイザー製薬がアメリカ政府を通じて圧力をかけて断念させた、などの例もある。
ちなみに、鳥インフルエンザには大して効かないと言われているタミフル、 これを開発した会社(ロシュ社の関連会社)の元会長で大株主なのがラムズフェルト国防長官で、 シュルツ元国務長官も同社出身。 タミフルを世界で一番備蓄しているのが日本で、アメリカ政府の意向も働いているらしい。 でも普通のインフルエンザにはかなり効くようだけどね。



2006年6月5日

再び村上ファンドについて。 具体的にどの法律に触れたのか、マスコミがどこも報道しないのは問題だよねぇ。 これだと、曲解された法律解釈を報道していたとしても読み手は判断できない。 というわけで、少し調べてみた。
まず、証券取引法第167条第1項に 「公開買付けおよびそれに準じる行為が行われると知った場合には、その株を買ってはならない」 と書いてある。 更に、証券取引法施行令第31条に「議決権の5%以上の株を買う行為は公開買付けに準じる行為とする」 と書いてある。 これだけ読めば、村上ファンドが法律に違反している事は明らかで、 法律を熟知している村上氏が知らなかったというのは有り得ないだろう (本人は知らずにやったと言っているが、信じ難い)。
ライブドア側と口裏を合わせておけば知っていたというのを立証する事は出来ないわけで、 結局、バレないと踏んでやったというのが正しいように思える。 ライブドアに捜査が入った事が誤算だったんだろうね。



2006年6月4日

世界的に景気は減速しつつあるという認識を持つべきかもしれない。 下がるものと下がらないものの差が大きくなってくると思う。

村上ファンドに捜査が入っている。 株のような不透明なものはやらないので、べつにそれ自体はどうでも良いのだが、 昨今の世の中の動きを見ていると、 政府がマスコミに情報をリークし、マスコミが大衆を煽って対象となった存在を社会的に抹殺し、 司法が正義の味方として舞台に現れる、こういう事例が散見されるように思える。 一見すると大衆迎合に見えるが、実はそうではなくて、愚民政治に進みつつあるのではないか。 大衆には面白いワイドショーでも見せておけば良い、というような雰囲気が感じられる。 今のところ個人投資家は行政側には歓迎されているようだが、 風向きが変わればいつスケープゴートにされるかわからん。 注意しておく必要があると思う。



2006年6月3日

小幅狙いで利を積み上げて、曲がった時に難平して全て吐き出す人がいるとする。 そういう人に対して、損切りを素早く実行するようにとアドバイスする人が多い。 それは少々的が外れていると思う。 手法自体に優位性が無ければ、いくら損切りを素早く行っても小幅な損が累積してジリ貧になるだけである。 売り買いをサイコロで決めたとしても、損を小幅で切って利を伸ばせば儲かる、 などと言う人までいる。そんなので儲かるなら苦労はしない。 損小利大というのは、あくまで結果であって、儲かる手法には損小利大になるものが多いだけであって、 損小利大にすれば儲かるわけではない。手法に優位性があれば利小損大でも儲かる。
本質的なのは優位性のある手法の確立である。そのためには、半年くらい相場を張るのを止めて、 ひたすらデータの分析とシミュレーションを繰り返すべきだろう。



2006年6月2日

乗り換えついでに粗糖の買いを増やしてみた。 煮詰まってきているので、そろそろ良い所だろう。 ゴムは二番天井を取りに行くと見ているが、そこは売り場になると思う。 順鞘拡大も伴えば申し分ないが。 ゴムの売りと粗糖の買いで2000万くらい取りたいなぁ。

「嫌われ松子の一生」を観てきた。原作が印象深かっただけに、 下妻物語みたいな映画になってたらどうしようかと危惧していたが、 中島監督テイストの派手な演出が松子の前向きさと悲惨さにマッチしていて意外と良かった。 正直、こんな感じに映像化されるとは想像してなかったので、良い意味で驚きである。 ただ、ラストにかけての20分くらいは冗長に感じるなぁ。 家に帰ってまた原作を読み返してみた。 人間は、他者との関係性の中で生きているんだよねぇ。



2006年6月1日

職場の飲み会があった。 ちと飲み過ぎた。我ながら学習せんなぁ。



2006年5月31日

今月の利益率は+6.96%であった。先月に引き続き10%に乗らず。 周りを見ると苦戦している人が多いので、これでも上出来かもしれない。 4月あたりから少し相場付きが変わって来たような気がする。

車の右前のフェンダーに15cmくらいのクラックが発生していることに気が付いた。 ショックだ。たぶん2日前にパイプにぶつけた時に出来たのだろう。 近いうちに直さなきゃ。
車のパタパタという音が気になっていたので診てもらった。 どうやらマフラーが共振して音を出しているらしい。 故障につながるような問題では無いと聞いて安心したので、さっそく九州自動車道を飛ばしてみた。 最近は控えめな運転をしていたが、高速道路で思いっきり踏み込むとやはり気持ちが良い。 一気に170Km/hくらいまで加速しても安定感は抜群。 脳天から突き抜けるようなエグゾースト音にアドレナリンが出まくりである。 乗ってて凄く楽しいんだけど、自分の能力の不足で少々手に余る感じがする。 疲れてヘロヘロになって帰ってきた。
車内でパソコンを使えるように、シガープラグからパソコンの電源を取ろうと考えたが、 自動車のバッテリーが12Vでパソコンに必要なのが16V。 降圧なら簡単だが、昇圧するとなると少々面倒である。 LM2577あたりを使ってDC-DCコンバータを組んでみるか。 パワーMOS-FETを使って、過電流防止回路とバッテリー圧が下がった時の遮断回路も組むべきだろうなぁ。 今度、関西に行った時に日本橋をウロウロしてみよう。



2006年5月30日

クラック大幅順行にゴムも順行で、1500万のプラス。 たまには良い思いもさせてもらわんと、やっとられんからねぇ。
今日もゴム高いな〜、でも売らなきゃな、と315円で売り、次は320円で待っていたら…。 ふと見ると4.5円安?ん? あっと言う間に急落。 そういえば一昔前の石油製品がこんな感じだったなと思い、さっさと甘めの指値で売り玉を半分決済。 案の定、そこから大きく戻した。売り直しは入らず後場から急落。 楽しいジェットコースターだった。

そのうち金や白金を現受けしようかと思っているのだが、 東工取で受けるより田中貴金属あたりで買った方が良いんじゃないかとも思う。 現受けして倉荷証券のままにしておくなら、もちろん東工取の方が得なのだが、 地金を引き取ってしまうと、再び倉荷証券にするのに鑑定料が何万円か必要らしい。 田中貴金属でも売り買いのスプレッドは60円くらいで済むしなぁ。 もともと非常時に備えた長期投資目的だから先物市場で現渡しする事は考慮外である。 田中貴金属の地金は田中貴金属が鑑定料無しに買ってくれるので、 最初からそこで買えば一番楽であるが、さて。 非常時に備えるならメイプルリーフ金貨を買うという手もある。
でも一度は現受けして倉庫に取りに行ってみたいなぁ。



2006年5月29日

温泉に行こうと駐車場から車を出していたら、前方からパキッともバキッとつかぬ音が…。 駐車場の屋根に降った雨を流すプラスチックのパイプを破損してしまった。 やってしもうた。しかし幸い、車にはほとんど傷はつかず。 とりあえず保険会社と大家さんに連絡した。幾らくらいかかるかな。 ずっと軽自動車に乗ってたから、どうも前後の車両感覚が甘いんだよねぇ。 今後は気をつけなければ。
温泉は、脇田温泉近くのグリーンヒル若宮へ。 湯は、ほのかに硫黄の臭いがして自分の好みにも合う。 露天風呂も広いし、周りは山ばかりで空気も良い、休憩室もくつろげる。 結構ポイント高いと思う。



2006年5月28日

夕方まで少し疲れが溜まっていたのかボーっとしていた。 夜になって「嫌われ松子の一生」を観ようとキャナルシティーに出かけたが、席は完売していた。 そんなに話題なのか?信じられん。 ダヴィンチコードは、駄作という評判を聞くにつれて徐々に観る気を無くすこの頃。 小説は読んだしまぁ良いかな。



2006年5月27日

mixiフクオカのオフ会に出席してきた。はかたもんさん、お疲れさまです。
一次会は筥崎宮の近くの迎賓館でフレンチ。 オードブルの綺麗な盛り付けに見とれてしまい、しばらく食べるのを忘れていたほど。 その割にはメインは出された途端に飛びついてしまったけど。 華やかだけども洗練された料理で、思わず、おかわり!と言ってしまいたくなる美味さ。 参加者の雰囲気は、 相場のオフ会のように初対面でも会った瞬間から盛り上がるという感じではなかったけれども、 すぐに和やかなムードに。 席順も、知り合い同士と初対面の人と盛り上げる人が程よく配置されていて、 はかたもんさんの細かな気配りが感じられた。
2次会は赤坂のバーへ。飲み放題メニューのカクテルを上から順に飲んでたけど、9本目あたりで時間切れ。 3次会は中州へ。 久しぶりに愉快な一日であった。



2006年5月26日

クラック逆行でマイナス350万ほど。今月の収支がまたマイナスに突入してしまった。 冴えんなぁ。儲からん。
ゴムは今日から売り開始。天まで届く相場は無いからね。



2006年5月25日

昨日のうちに仕事が終わってしまったので、朝から自由時間ができた。
両国の江戸東京博物館に行ってきた。 目的は「ナポレオンとヴェルサイユ展」だったが、 その前に、江戸と東京の歴史を展示した常設展を見たら、それだけで2時間くらいかかってしまった。 江戸の庶民や武士の暮らしぶりなどが実物資料や模型などでヴィジュアルに展示してあり、 しかもかなりボリュームが多い。個人的には、出版物、料理、上水設備、貨幣制度などが面白かった。 大坂では銀を中心、江戸では金を中心とした貨幣経済が成立しており、 その時々の経済事情で交換比率が変化したとのこと。 貨幣の発行や改鋳でインフレになったりデフレになったり、景気が良くなったり悪くなったりなど、 閉鎖系の経済のサンプルケースとして興味深い。
次いでナポレオン展を見学。意外にオッサン顔なんだねぇ。 彼は軍事や人心掌握の面では天才であったのだろうけど、有能な部下が育たなかったという点では、 指導者としては失格であったのではないかと思う。 展示されている絵からも、家族を大事にしていた事が良く分かるが、 無能な兄弟達をナポリ王やオランダ王につけたのは頂けない。

展示を見学しながら時々ノートパソコンを広げて注文を出した。 クラックが全然縮小しないなぁ。 鞘に動きが出てきたのは良いことではあるのだが。



2006年5月24日

今日から東京出張。 出張自体はつつがなく終わったが、その後の飲みで少しだけ不愉快になってしまった。 何を言われても軽く受け流せるようにならねば。修行が足りない。少し飲み過ぎた。



2006年5月23日

売買譜のコーナーに過去のゴムの売買を載せた。 玉の取り回しを見返してみると、ピンポイントで集中攻撃してごっそり取る感じで、 こんな綺麗な売買を自分がやったというのが信じられない。 相場が下手になったのかもしれないなぁ。 現在までの収益には石油関係が一番貢献しているが、安定性という点ではゴムが一番である。 最近は石油も取れなくなってきたし、またゴムを頑張って売買するかな。



2006年5月22日

相場には色々な方法があり、それぞれ自分に合ったやり方というものがある。 自分の場合、デイトレをやれと言われても無理だし、チャートだけ見て売買しろと言われても無理である。 しかし別の人にとっては、材料は迷いの元だから見ない方が上手く行くということもあるだろう。 自分は手口はほとんど参考にしないが、内部要因で儲けている人もいると思う。 機械的にロスカットを入れたり、 一回のトレードにつき損失の上限を決めておくようなやり方が世間では推奨されているが、 自分の場合、そんなやり方をすると相場自体が張れない。 しかしそういうやり方が合っている人にとっては、そういうやり方をするのが最善だろうと思う。 (だから、ある特定のやり方だけが正しい、というような言い方をする人には疑問を感じる)
いつまで経っても儲けられない人は、 試行している方法自体が(別の人にとっては儲かる手法でも)その人に合ってないという可能性がある。 相場の場合、どのような方法であれ儲かれば良いのだから、 合わない方法に習熟しようとして無理を重ねるよりは、 柔軟に攻め口を変える方が賢いと思う。
二〇三高地から確保すれば戦況を有利に持って行けるのに、 正面攻撃に固執して徒に人命を浪費するべきではないと思う(史実は酷い有様であったが)。



2006年5月21日

「明日の記憶」を観た。病気の回復が見込めないことが分かっているだけに、 観ていて身につまされる映画である。 記憶が無くなっていく事への不安感と、それを前向きに支える妻の強さが印象に残った。 夫婦を演じる渡辺謙と樋口可南子の演技が素晴らしい。 しかし、この映画で描かれている状況は、職場の人間関係にも恵まれ、 家族にも恵まれた非常に幸運なケースであると思う。 だからこそ映画のラストにかけて、いくらかの救いを描く事ができたのだろうが…。 実際には悲惨な状況におかれている認知症の人が多いと思う。 お金の有る人と無い人で境遇が全く違ってくるのが現実である。



2006年5月20日

魚住昭さんの「特捜検察の闇」という本を読んだ。 現在の日本で進行している恐るべき実態に愕然とする。 人権派弁護士として知られ、オウム真理教の麻原の主任弁護人をつとめ、 死刑廃止運動の第一人者でもあった安田好弘弁護士が逮捕された。 容疑は、住管機構の債権回収を逃れるために顧客の不動産会社に資産隠しを指示したというものである。 実際は恣意的な捜査による冤罪であった可能性が極めて高い。 資産隠しの実体が無いばかりか、検察側が追求した不透明な金の流れが、 安田弁護士と社長の資産隠しではなく、 実は社員が社長に隠れて行った横領であることが裁判で明らかになってしまったのだ。 検察側は捜査段階で既にその事実を知っていながら、 それを無理やり社長と安田弁護士の犯行にすり替えてしまう。 裁判で横領の事実が明らかになったにも関わらず検察は社員を立件せず、 時効が完成してしまうというお粗末さ。 この本が出た時点では一審判決はまだであったが、調べてみるともちろん無罪判決が出ている。 判決文も、検察の捜査がいかに杜撰で信用がおけないかについて述べている。 この判決に対して検察側が控訴したというのを読んで目を疑った。 明らかに公判が維持できないと思われるのに、裁判を継続する理由は何なのか。 当時は中坊公平率いる住管機構による債権回収が国策になっており、 並行してオウム裁判でも検察と対決していた安田弁護士は邪魔で仕方なかったのだろう。 マスコミも一部を除いて検察側の主張をそのまま報道しただけである。 当時の自分も、魔が差して違法行為に手を染めてしまったのかな、くらいの印象しか受けなかった覚えがある。 政治−検察−マスコミの翼賛体制が進み、 国民には耳触りの良い言葉しか聞こえてこない現実が作られつつあるようだ。



2006年5月19日

クラック順行でようやく今月プラスに復帰した。 我慢できずに白金を買ってしまった。あーあ、こんな高値で。 指標を見るかぎりは買ってはいけない所なんだけどなぁ。悪手だろう。 注文時間内に間に合わず、原油の買いが予定より20枚多くなってしまった。 月曜、上げてくれると助かるのだが。



2006年5月18日

友人から、キャバクラに勤め始めたと電話があったので同伴出勤してきた。 その人とは、知り合ったのが10年位前で、今は年に2回くらい一緒に飲みに行く間柄である。 いつもと同じように飯食って、店に行っていつもと同じように飲んで話して、 それって、わざわざ店に来た意味が無いような…。 でも今週は指名が少ないので助かったとは言っていた。



2006年5月17日

温泉にでも行ってゆっくりしたいんだけど雨が降ってるので断念。 車が錆びたら嫌だからね。古いイタリア車にとって雨は天敵なので。



2006年5月16日

プレゼン資料とPowerPointのファイルは何とか発表の数時間前に完成。危ないところだった。

夕方から職場の飲み会。6時から飲み始めて気がついたら夜中の2時。 みんな飲み過ぎ〜。 給料をいくら貰ってるかなどという話になったが、4月から少し変わった筈だけどいくらだったっけ? と思ってしまった。ほとんど気にしたこと無いからねぇ。



2006年5月15日

クラック順行でプラス。原油はストップ安だが、ドバイとの比較ではストップ安でほぼ値幅は足りている。 前回みたいなことは無いだろう。明日以降に期待。

今日も引き続き仕事。寝たい。



2006年5月14日

今日も仕事(プレゼン準備)で一日中パソコンに向かっていた。 集中すると丸一日くらい何も食べなくても腹がすかない。 視界の縁の方が白っぽくなってくる。うー、間に合わうのか?



2006年5月13日

来週のプレゼンの準備がまだ完成せずヤバい。

西鉄の定期を拾った。近くの警察に届けた。 名前が入っていたので、落とし主はすぐに見つかるだろう。 善いことしたので来週の相場は順行するかな?



2006年5月12日

油の買い越しとクラック縮小狙いがダブルパンチを受けている。 昨日と今日の2日間で1550万の損。 もう縮小することは無いような気すらしてくるが、ここはじっと我慢。 見合い率は現在204%くらい。これ以上はあまり玉を増やしたくはない水準である。 見合い率が200%を切ってくるようだといよいよ佳境(というか苦境)に入る。



2006年5月11日

なんだかクラックが大変な事になって来たなぁ。

売買譜のコーナーに少し追加した。 投資家にとって他人の売買を細かく見る機会というのは少ないと思うので、 (場合によっては反面教師としても)面白いとは思う。あまり参考にはならないかもしれないが。 しかし今回載せた油と穀物の売買は今から見ても酷いな。その後の糧になっていると思うので良いのだが。 ゴムの売買も載せようと思ったが、4年間くらいゴムの玉が途切れてないので、どこで区切るか迷っている。



2006年5月10日

廣瀬さんとこ(岡地)に遊びに行って、その後、博多駅近くのタイ料理「サラタイ」に行ってきた。 岡地福岡支店は、こじんまりとした楽しそうな職場であった。 タイ料理で、しまうまさんが合流。料理はどれも美味かった。今度は夏の暑〜い日に行ってみたい。 辛さはもう少し辛くてもいい感じ。頼めば調節してくれるらしいけど。

解散した後、明日から忙しくなりそうなので映画でも観ようとキャナルシティーへ。 「戦場のアリア」を観た。 少し間延びした感じがいまいちだったが、色々と考えさせられる映画である。 殺し合いというものが、いかに人間の本性から外れたものであるか。 それを個人に強制する戦争とは何であるのか。 大切な人達や国土が失われるような危機が訪れれば自分も戦わざるを得ないだろうが、 戦争で儲ける人間や会社の利権、軍閥の野望、 政治家の思いつきやパフォーマンス、などのために戦うのは真平御免である。



2006年5月9日

色々と考えたが、やはり貴金属は売りから入ってみる事にした。 ただ、貴金属の急騰がドルへの信認の低下によるものである事は疑いも無く、 いずれドルの暴落が来ると考えればリスクも高い。 1ドル80円、金1300ドル・3350円、なんて時代が来ても不思議ではないな。

夕方から、飯塚の伊川こうの湯温泉に行ってきた。 車があると活動範囲が広がって良いね。 風呂は広く、浴室から縁側が日本庭園に突き出している。 縁側の近くにはベンチが置いてあり、湯に入ったりベンチに寝たりを繰り返すことができる。 湯自体は無色透明で臭いもほとんど無く湯温も低めなのに、不思議と体が温まって、 寝転がって外気に当たっていても全然冷えてこない。 いい湯だった。
ところで、ここの湯は加熱循環である。最近の傾向として源泉掛け流しが持て囃されるようだが、 問題とすべきは泉質であって、泉質さえ満足の行くものであれば加熱でも循環でも全く問題無いと思うのだが。



2006年5月8日

連休が終わってしまった。ずっと連休ならいいのに。 別に仕事は良いんだけど、最近、相場を張るのが面倒臭くてねぇ。 一般的な生涯年収の3億を越えたら、次はマーケットに影響力が出てくる20億くらいまで、 大して変わり映えしないだろうし。 不動産か何かで年間10%くらいで楽して回せるなら、人生としてはそっちの方が有意義かもしれない。 お金は確かに大事だけど、10億稼いでも1000万の100倍幸せになるわけではないからねぇ。 なんて思っても、相場が始まったら色々と売買してしまうのだろう。
中部ガソリン、1500枚くらい注文したけど一枚も出来ず。 そんな甘い話は無いわな。



2006年5月7日

玄米食に移行しているのだけども、腹持ちの良さにびっくりである。 朝、1号ほど食べれば夜までお腹がすかない。おそるべし。 玄米ご飯と納豆とキムチを基本にしていれば他はカルシウムくらいで良いのではと思う。 なので煮干をおやつ替わりに食べている。



2006年5月6日

連休も終わりに近いので、ちょっと遊びに行こうと思って福岡市動植物園に行ってきた。 ここは植物園と動物園が隣接していて、チケットを買うと両方に入れるのでお得感がある。
両方に入って思ったのは、植物園は一人で来て昼寝したり本を読んだりするのが気楽で良いけど、 動物園は他の人と一緒に来た方がテンションが上がって楽しいだろう、ということ。 孔雀は雛の時から気品がある。フンボルトペンギンの、あいのりのような恋愛関係が面白い。 オオワシ、迫力あるなぁ。おお、ダチョウだ〜。自分はどうやら鳥類が好きらしい。 でもサル山も見てて飽きないし、ツシマヤマネコの置かれている現状も知ることができた。

出掛けたついでに、映画を二本立て続けに観てきた。 まずは「立喰師列伝」。いや〜、よくこんなアホな映画を作って、しかも商業ベースに乗せたなぁ、 と感心してしまった。アホというのはもちろん誉め言葉である。 これを作りたかった押井監督の気持ちは良く分かるが、一般受けはせんだろうな。
もう一本は「かもめ食堂」。特に大きな事件が起こるわけでもなく、 穏やかで静かな時間が流れていく、環境音楽のような映画である。 フィンランドの宣伝映画としても秀逸だと思う。



2006年5月5日

引き続き一日中仕事。深夜になってようやく一段落した。



2006年5月4日

溜まった仕事を片付ける。なかなか片付かない。

NY原油は急落しているようだ。月曜日はやる事ないかも。



2006年5月3日

色々と溜まった用事を片付けないといけないなぁ、と思っていたのだけれども、 雲一つ無い青空を見てドライブに出掛けてしまったのだった。
一路、前原方面へ。まずは伊都国歴史博物館を見学。 展示品はなかなか見応えがある。 気候は温暖、要所要所に山並みがあって守るのに良し、中国や朝鮮半島にも近い、 これだけの条件があれば、古代に強力な王国が成立したというのも肯ける。 出土品などを見るに、昔は九州北部と朝鮮半島南部で同一の文化圏を形成していたのだろう。 最終的には磐井の乱の終結と任那の滅亡を経て文化圏は対馬海峡を自然境界として分かれることになるが、 それまでは玄界灘も単なる内海のようなものだったに違いない。
博物館の後は二丈町の喜八の湯へ。入ってすぐに気が付いたのだが、温泉じゃない。 アルカリイオン水か何からしいが、塩素の臭いがして少しがっかりした。 露天風呂からの眺望は海がすぐ見渡せてなかなか良い。ご飯も美味しい。 これで風呂が温泉だったら言うこと無いのだが…。
温泉の後は、糸島半島の芥屋の大門へ。 海からじゃないと洞窟は見えないらしいが、雰囲気は十分である。 玄武岩の柱状節理が見ていて面白い。確か丹後半島でも同じようなのを見た事がある。
芥屋の大門の駐車場で、後輪2つともホイールのセンターキャップが無くなっている事に気が付いた。 どこかで落下したのかもしれない。しかし埃の付き具合を見ると、最初から無かった可能性もある。 今後のことも考えて、帰ってから各部の写真を取っておいた。 あと、どうもパタパタ言う音が気になるのだが、 試乗させてもらった時や納車直後の時から同じように聞こえていたし、 ちゃんと整備はされているとの事なので、もともとそういうものなのかもしれない。 熱膨張の大きなエンジンでクリアランスが広いので、その分、 硬めのエンジンオイルで補って、暖機運転もしっかりやって下さいという話だったので。 しかし、そのうち誰か詳しい人に同乗してもらいたいものである。



2006年5月2日

夕方からドライブに行ってきた。 まずはガソリンスタンドでハイオク満タンに。53リッター入れて8000円くらいかかった。高いの〜。 その後、なんかガソリン臭いなぁと思っていたら給油口がちゃんと閉められていなかった。 自分の車は給油口が少し特殊で、ロック状態でフリーになるので、 店員さんが上手く閉められなかったのだろう。できるだけセルフで自分で入れた方が良いかもね。
国道385号線を通って坂本峠を経由して佐賀へ。 左ハンドルなので有料の東背振トンネルを通るのは面倒だなと思って旧道を行ったら、 狭い道で最悪だった。そういえば何年か前にもレンタカーで同じ道に迷い込んで苦労した覚えがある。
佐賀からは国道263号線を経由して福岡へ。 登坂車線で遠くの方にトラックが3台連なって走っていて、 登坂車線が終わるまでには追いつけないだろうなぁと思いながらアクセルを踏んだら、 ギューンと加速して軽々と追い越せてしまった。 今まであまり排気量の大きな車には乗ったことが無く、上り坂は苦労して走るものという認識だったのだが、 なんだこれは?世界が違う感じ。世間ではそれが普通なのかもしれないが。 帰りはさすがに懲りて有料トンネルを利用。左の座席から身を乗り出して、 料金所の人も道路まで下りてきてくれて何とか料金を支払った。 トンネルの中ではエンジンの音が反響してゾクゾクするねぇ。 そのうち高速道路に行かねばならんな。でもその前にETC付けなくては。
帰ってから燃費を計算すると、ざっとリッター10Km弱というところ。 思っていたほど悪くは無い。実家のミラはリッター30Kmくらいで走るのでこれも世界が違うが、 もともと燃費を気にして走るような車じゃないので。



2006年5月1日

眼鏡が出来上がったので取りに行った。 うむむむ、これは地味な服装では釣り合いが取れんな〜。顔もちょっと痩せた方が良さそうだ。 まぁ、予備用だから良いか。
電波時計を購入した。普段着けてるのはORISの自動巻きなのだが、 相場をやってると1秒単位で合っている時計が手元にあった方が便利なので。 普段はパソコンの横に置いておくつもりだが、たまには着けることも考えている。 お店で色々と見せてもらって、CITIZENのEXCEEDエコドライブEBH74-2332に決定。 しかし電波時計とは思えない薄さと軽さだな。黒蝶貝の文字盤がキラキラしていて綺麗。 これでORISの時刻合わせもバッチリである(ん?)。
買い物ついでにIH炊飯器を購入。 昨年の末に買ったのは自分用ではなく贈り物だったのだが、自分も欲しくなってしまった。 買ったのはNationalのSR-SG05E。これでしばらく玄米生活を送るとするか。
ブックオフで立ち読みしてたら「めぞん一刻」を発見。思わず15巻全部大人買い。 時代が移り変わってもこれは名作だねぇ。高橋留美子さんは天才なんじゃないかと思う。
回転寿司で5皿ほどつまんでから帰宅。荷物が多くて疲れた。



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