先物日記(2001年9月〜12月)
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2001年12月31日
お世話になった皆様、本年はどうもありがとうございました。
来年も宜しくお願いします。
2001年12月30日
昨日ビデオに取った「エクソシスト」を見たけど、別に恐くないよなー。
飲んで寝て起きて、適当に何か作って食べて、おせち料理作りを手伝ったり。
のんびりして良い生活だ。
2001年12月29日
よーやく明日から1月6日まで休み!
今年はまぁ、相場の方は、まぁまぁだったかな。
結局、ガソリンの鞘取りの売り玉の方を付け替えて課税対象額はマイナスにしてしまった。
久しぶりにCDを買った。姫神の「神神の詩」、aikoの「桜の木の下」、それと my little lover のベストアルバム。
そろそろ友人の所にコタツの修理に行かねば。
2001年12月26日
今のガソリンのチャートとゴムのチャートは良く似ている。
どちらも底値をつけて上げてきている形。日足も週足も同じような感じ。
鞘の形も良く似ている。にも関わらず、市場心理はだいぶ違っていて、
ガソリンは売りたい人が多いようで、ゴムは買いたい人が多いようだ。
この違いはどこから出てくるのか? 値頃感というものの発生メカニズムとは?
年末にちょっと考えてみることにしよう。
来年は順張り系のシステムでよく取れる年になると思う。
今はゴム指数とコーンだけだが、全銘柄についてシステムを組んでみるつもり。
それにはやっぱり専用アプリケーションを作って、データの取り込みも自動化しないとやってられない。
このまえ中国雑貨の店で景徳鎮のコーヒーカップを見つけた。安物だけど気に入って、毎日これでココアを飲んでいる。
それと、年末に飲んだくれる用に美味しそうなウォッカとスコッチウィスキーを買ってきた。
いかん、よだれが…。最近はブランデーには飽きたな。
2001年12月25日
R・B・ルイス「ヒトラー・ユーゲント」を読んだ。
第三帝国のエリートとして純粋培養された少年たちの誕生から終焉までを記録したドキュメント。
10歳から14歳くらいの少年までもが、最後には良く訓練された兵士として戦闘に投入された。
写真が沢山あり、連合国の捕虜になったときの晴れやかな笑顔が、
ユーゲント内での厳しい表情と対比されて悲しくなってくる。
相場の方はというと、明日の午前中が僕に取っては場に張り付ける年内最後の機会である。
鞘取りの片方などの値洗いマイナスの玉をいくつか付け替えれば今年は確定利益を出さずに済みそうだ。
2001年12月24日
今日は「ロシアン・ブラザー」を観る。暇があると映画ばっかり観てるなー。
サーモンクリームスパゲティーを作ったが、うーむ、失敗。
食べてくれた人は「普通に美味しい」と言ってくれたが…。研究の余地あり。
2001年12月23日
「アメリ」を観る。ほのぼのしてていいね。フランス人のノリが楽しい。
2001年12月22日
二日酔いで頭が痛い。
相場の方は最近はいまいちだなぁ。取ったり取られたり。
でも昨日は今年一年の嬉しかった事を全部足し合わせた以上の良い事があったので、
少々相場で曲がろうが問題にならない感じ。
2001年12月20日
今日はまた忘年会。死ぬっちゅうねん。
帰ってきて見たら、昨日売ったゴム指数がいきなり損切りになっていた。
ブルー極まりない。
納会まで持つ積もりで秘密の銘柄を買った。
本の共著者になるかも。でも少なくとも3年後の話だが。相場の本ではない。
国債発行100兆円突破。いずれは日本もIMFの管理下に置かれるな。そうなっても僕は困らんが。
日本はやっぱり何だかんだ言っても職人の国だし、科学技術で国を立てるべきだね。
日本は「科学技術」大国であって、「科学」&「技術」大国ではない、というのがミソ。
今日も疲れた。明日の指値も出したし寝よう。
2001年12月19日
う〜、寝不足で死にそう〜。寝る〜。でもその前に更新しないと。
コロッケ食べながら今日の相場を見る。白金下げてる。ぐは〜。粗糖もS安。げは〜。
ブリオンたっぷり牛肉コロッケ、震えるほど美味い!
あ〜、僕の主食の蜜柑が切れてる。どうしよう。寝よう。
為替が乱高下している。為替が動くと、普段大人しい銘柄も強制的に揺り動かされるから、
因果が溜まって逆に内部要因で取れるようになるんだな。
局所安定性のある非線形力学系が強制振動で不安定化するようなものか。
いつの日か相場の動きをモデリングしたいもの。
正負様々なフィードバックがかかった複雑な決定論的カオスという形なんだろうけれども、
できるだけ単純化して、なおかつ解に自己相似性があってランダムウォークの近似になればよし。
自己相似性については流体のBurgers方程式なんかでも確かめられているからいいとして、
ランダムウォークの近似ってのが難しい。至る所微分不可能な解を持つ微分方程式
(確率微分方程式ではなくて)なんて無いから、ミクロ的には平滑化しなくちゃいけないだろう。
上手く行けば論文が一本書けそうだが、論文より先に大金持になってしまうな。所詮は夢か。
今度こそ寝よう。
2001年12月18日
同鞘から仕掛けたアラビカの期近売り期先買いを利食い。
コーンもそうだけど、海外が順鞘なら国内もそうなるのが自然なんだよね。
もちろん、固執したら足を掬われたりするが。
プレゼンテーションの資料が完成しない。今日も徹夜だ。
2001年12月17日
東京銀を利食い。ピッタリ底で買えたやつなんで満足。
そろそろ年末にかけて忙しくなってきた。
大納会までで、日中に相場をチェックできるのは2日くらいかな。
2001年12月16日
今日作ったスパゲティーペスカトーレは結構美味。アサリのダシは偉大だ。
女の子に、何歳に見える?って聞いたら24歳って言われた。かなり嬉しい。
2001年12月15日
二日酔いで頭が痛い。今日もまた別の忘年会。
ようやくゴムが動き出してきた。面白くなってきた。
2001年12月14日
転職の誘いがあったんだけど断ってしまった。
給料は安くても、片手間にしろ週のうち3日は相場を見られて、
比較的自由に仕事ができる今の環境が気に入っている。
勤務先が東京ってのもなぁ。やっぱり関西が好きで当分は離れたくない。
なんだか正月明けの7日から一週間、研修に付き合わねばならなくなりそうだ。
携帯も使えない山奥らしい。それまでにポジション整理しとかないといけないなぁ。
今日は忘年会。イタリア料理と美味しいワイン。たまには旨いもんを食わないとね。
2001年12月13日
「ハリーポッター」を観てきた。微妙。
本の内容がだいぶ圧縮されてせわしない展開だけど、仕方ないのかもね。
円安が止まらない。127円も軽く突破か?ゴム指数、ほとんど利食ってもうたやん。あほや〜。
2001年12月11日
最近、相場に面白さを感じなくなってきた。なんでだろう?
僕にとって相場はゲームと同じなのだが、ゲームと違うのは一度ゲームオーバーになったら終わりという所。
すっからかんになっても、また資金を貯めて再起すれば良いと人は言うかもしれない。
でもいま自分が運用しているお金は、大学時代から大した贅沢もせずにコツコツと積み上げてきたものであり、
相場でスってしまったら今までの貧乏生活は何だったの?という事になってしまう。
なんか愚痴っぽくなってしまった。
ココアの美味しい季節である。お気に入りは片岡物産がオランダから輸入している VAN HOUTEN COCOA。
同じ VAN HOUTEN でも他の会社がドイツから輸入しているのもあるけど、オランダ製のやつの方が味が僕好み。
いつも牛乳に砂糖控えめでシナモンを少し入れるんだけど、
今日はプルーンエキスを入れてみたら意外と普通に美味しかった。
2001年12月9日
京都東山を散策。
真如堂〜哲学の道〜永観堂〜南禅寺〜平安神宮と歩く。
でも紅葉はだいぶと散ってしまって少し時期が遅かったようだ。
2001年12月8日
女のお子様の名前は愛子ちゃんか〜。良い名前だねぇ。
母親に似ればいいんだけど(あんまり言うと右翼の人に怒られそうだ)。
日銀が外債購入を検討しているらしいが、どうなんだろう?
中央銀行の独立が保障されているなら面白いとは思うが、政府の余計な介入を招き、
足枷になるだけのような気がする。
政府が日銀にインフレ目標を要求。これも気になるニュースだ。あまり良い結果をもたらさない気がする。
インフレにしたかったら、構造改革をガンガン進めて駄目な金融機関やゼネコンをバンバン潰せば、
円安になって物価も上がるだろう。逆に評価されて円高になるかもしれないが。
今の日本で消費が伸びないのは日本という国の先行きに不安があるからで、
いくら金融緩和をしても財政赤字が増大し続ける限りは、不安心理のせいでダブついた資金が消費に回る事は無い。
金さえ与えれば国民が喜んで踊ると思っているとしたら日本国民も舐められたものである。
なぜ小泉首相の支持率が高いのか政府の人間は理解すべきだと思う。
いつまでもバブルの幻想に酔っているんじゃねぇぞ〜こら〜。
与党内でペイオフ解禁の再延期論が出てきているらしいが、情けないよ、ほんと。
どうせヤバめの金融機関から泣き付かれたんだろう。国の事より政治献金の方が大事ってことか。
同鞘から仕掛けた東京コーンの期中売り期先買いを利食い。
最近の鞘取りの中ではかなり取り易くて美味しかった。
円安進行中。国際商品買いまくりなんで大歓迎である。
2001年12月7日
東芝のLibrettoを買った。これで出先からも注文が出せる。
でも多分やらないだろう。外にいるときくらい相場から離れたいしね。
2001年12月6日
「ハリーポッターと賢者の石」を観ようと映画館まで行ったのだが、あまりの人の多さに断念。
なんでこんなに人気があるのか不思議だ。僕もその一人なんだが。
でもファンタジー物は日本人にとっても受け入れられ易い下地はあると思う。
2001年12月5日
寄付きのすぐ後、灯油の当限で一瞬 21860円と21890円の値がついた(前日終値は24400円)。
普通、成行き売り注文が入って買い注文が無い場合にも、基準値の切り下げは徐々に行われる筈だが、
取引所の操作ミスかプログラムのバグで一気に3000円ほど動いてしまったのだろう。
後から安値が訂正されたが、どういう処理がされたのか気になる所である。面白いものを見た。
先週の木曜日に書いた勝負玉は白金とコーンの買いと石油製品の売りだったのだが、
白金とコーンのプラスと石油のマイナスで相殺終了。なかなか難しいね。
2001年12月4日
雅子さま御出産のニュースで賑やかだけど、
他人に子供が産まれたのがそんなに嬉しいのか?と思ってしまう。
皇室典範を改正して女帝を認めようという話があるが、
これは過去に女帝がいたからいいじゃないか、というような単純な話ではない。
系図をざっと見ると、いまだかつて天皇家以外の男性の血が直接天皇家に入った事が無いというのが分かる。
女帝の役割が、権力闘争回避などの目的での中継ぎが主であったという背景を考えると、
男系社会としては当然の話である。
そういう意味では、皇室典範の改正で女帝を認め、その子供が皇位継承権を持つようにするというのは、
もし実現すれば、かなり画期的だ。
時代の流れとしてはいずれそうならざるを得ないのだろうけど、
それよりも現実問題として男の子がいないからね。
2001年11月30日
なんか、矢鱈とウィルスメールが来る。
メインに使っているアドレスが3つほどあるんだけど、今日は全部で合計16通も送られてきた。
そのうち一通は某取引員から。プチプチと削除するだけなんだが。
最近またポジションサイズが大きくなってきた。
毎日、値洗+帳尻+預入証拠金を計算しているんだけど、
ここんとこ、全資金に対して平均して毎日1、2%の変動がある。
年率20%〜30%くらいの利益を想定しているので、
これくらいのリスクを取るのは丁度良いと思うのだが、
生活感覚で金額を見てしまうと、どうしても大きく感じてしまう。
今月も今日で終了だ。何とか年末までの一ヶ月、下手を打たないようにしたいものだ。
藤原伊織「テロリストのパラソル」を読み中。
まだ途中だけど、読み手の心にすんなりと染み込んでくる文章力はすごいと思う。
お酒にたとえると、高村薫の文章がスミノフで、こっちがソルティードックという感じ。
2001年11月29日
今日は久々に相場に触れる事ができた。
少し勝負に出てみた。来週くらいには結果がはっきりすると思うが。
2001年11月28日
相場を見てる暇がない。
だからといって放っておいたら、見る見る利が剥げて行く。
そのへんが自分という人間の甘さなんだろう。
2001年11月25日
連休中に部屋の片づけをしていたのだけど、
片付ければ片付けるほど散らかって行く不思議。寝るスペースが無くなってしまった。
「投資家の予想形成と相場動向」を読んでいて面白い結果を見つけた。
いわく、市場参加者の予測のばらつきが大きいほど相場は上昇する傾向が強く、
予測のばらつきが小さいほど下落する傾向が強いそうだ。
つまり、上だ下だと色んな意見が噴出しているときには上げる可能性が高く、
一面弱気もしくは一面強気のときには下げる可能性が高いという事。
こういう視点からブリコンを見るとまた面白い。
コーヒーは上げかな。
2001年11月22日
高校時代からの友人と焼肉を食いに行った。
月曜日あたりから何となく倦怠感が続いている。日常生活に支障は無いのだけど。
疲れが溜まっているのかもしれない。
相場の方が調子が出てきた。踏んだ途端に下げ始めるアラビカ当限にはうんざりしたが、
あれもこれも全部利食いしようってのは強欲に過ぎるだろう。
「いくさ上手は負け上手」という箴言もある。
2001年11月20日
自転車で赤になりかけの横断歩道に突っ込んだら、左折車と接触して転倒。捻挫して痛い。
車の人と連絡先は交換したけど、病院に行くほどではないと思う。
こんなときヤクザだったらゴネるんだろうね。
渡邊勝方「原油取引入門」、若杉敬明 他「投資家の予想形成と相場動向」、
L・E・リフソン 他「投資の心理学」、L・トゥヴェーデ「相場の心理学」、
あと、相場関係じゃない本を数冊購入。久々に散財してしまった。
でも、書籍にお金を惜しまないというのは僕の主義なので。
2001年11月19日
急に朝から東京へ日帰り出張に出なければならなくなった。
おかげで相場は見られず。
せっかく平日だったので、千代田書店にも行きたかったし東工取も見学したかったけど、
とてもそんな暇は無かった。
2001年11月18日
今日は知り合いと鍋。やっぱり冬は鍋ですな。
女の子にイケてないと言われたので髪を切る事にしよう。
先週はアラビカの期近とゴム指数に結構大きくヤラれた。
特にアラビカ、わけ分からん。踏まされた。後は野となれ山となれって感じだけど。
油の売りで少しカバーしたけど、それでも総資金の3%ほどのやられ。
油の臨時増しが捻出できん。仕方が無いからアンコパッチを解消するしかないか。
2001年11月16日
高台寺の夜間拝観に行ってきた。池に紅葉が映って幻想的であった。
人がやたら多かったのと、石庭の光ファイバーのイルミネーションは頂けないが。
2001年11月15日
WTIが暴落中である。
こりゃ明日もS安だろう。で、月曜日はたぶん臨時増し。
マズい。おそらく3口座で証拠金不足が発生しそうだ。
利のある建玉を落とせば良いだけなのだが、
口座にまたがる鞘取りとかもあってパズルを解くようなもの。
あと、年末を控えて利の乗っている玉はなるべく落としたくないというのもある。
色々と面倒な事だ。
2001年11月14日
ようやく調子が戻って来たかな。風向きが変わってきた所は攻撃有るのみ。
色々建ててたら満玉に近くなってしまった。
利益は値洗いに温存してるので、満玉に近いとは言ってもそんなにリスクは感じないが。
忍足亜希子、萩原聖人出演の映画「アイ・ラブ・フレンズ」を観てきた。
手話って普通の会話と変わらない表現力があるんだなぁと感心。
慣れ親しんだ京都の町並みが出てきたのもグー。
帰りに寺町通りで撮影に使われた写真館を探したらちゃんと見つかった。
ところで、diabloさんは萩原聖人に似てると思う。
2001年11月12日
リム情報開発のマーケットニュースが有料化されるらしい。
いつも良質のデータを入手できただけに残念。
月額2千円までなら、と思ったが6千円はちょっとなぁ。
石油関係が取引の主力なら安いんだろうけど。
ここんとこ損切りばっかり。たまには利食いしたい。ゴム指数のバカヤロー。
でも最近は、いまいち相場に情熱が湧かないんだよねー。
またアメリカで飛行機が落ちたらしい。航空業界はどうなってしまうのだろう?
2001年11月11日
一昨日から昨日にかけて、ちうさん、きーさん、Qさんと麻雀。1万円負けた。
相場も調子悪いし、そんなもんかな。
相場の話とかもして、モチベーションが高まったので良かったと思う。
悔しいので京都に帰ってから雀荘に行って3千円勝った。平和だなぁ。
2001年11月8日
明日は久しぶりに麻雀できる。楽しみだな〜。
高杉良の「金融腐蝕列島2・呪縛」を読んでるんだけど、面白い。
銀行マンもいいかもしれないなぁ。
そういえば大学4回生の時には求人がいくつか来てた。
何でも、金融派生証券とかなんやらで理系が欲しいとか言ってた。
今更遅いけど。デリバティブなら自分でやった方がおもろい。
最近読んだのは、他には、井口俊英「告白」、河合隼雄「無意識の構造」とか。
今、富田俊基「日本国債の研究」を読み中なんだけど、
読めば読むほど暗澹とした気分になってくる。
せっかく商品相場をやってるんだから、
いざという時には先物を利用してソブリンリスクを回避したいものだが。
2001年11月6日
相場を見る暇が無い。ポジションも放置状態。
でも、どんなに帰宅が遅くなってしまっても、メールをチェックし、値段をチェックし、
口座をチェックし、必要があれば次の日の注文を出し、あちこちの掲示板をチェックし、
HPを更新し、と一連の作業をこなさないといけない。これだけで毎日1時間くらいかかる。
一年間、毎日1時間、英会話の勉強をしたらかなり力が付くだろう。
一年間、毎日1時間、勉強をしたら取れる可能性のある資格は結構あるだろう。
それに見合うだけのリターンを相場から得ているか?
相場専業じゃないから、そんな事も考えてしまう。
2001年11月5日
日曜日に釣った魚を友人達と食う。
メニューは、イサキ・グレのムニエル、イサキのお吸い物、イサキの雑炊、アジの唐揚げ、アジの塩焼き。
美味かった。
2001年11月4日
先週は因果玉の卵が同時に大量に発生して退治に忙殺された。
石油系は退治したが、ゴム指数が応急処置だけで今週に持ち越されてしまったので頭が痛い。
それはそうと、昨日は和歌山へ行って雨の中釣ってきた。
最初、アオリイカを釣ろうと粘ったんだけど風が強くて底が取れず断念。
でも、堤防の所々にスミを吐かせた跡があったので、釣れている人は釣れているのだろう。
釣果が無いのは悲しいので、アジをサビキでせっせと釣る。
小イサキも無限に釣れるので、現地でイサキラーメンとイサキ雑炊にした。
それにしても下着までびしょ濡れで車の中まで魚臭いし、雨の日は行きたくないね、根性無しなんで。
2001年11月2日
今日の石油製品の下げで少しポジションがマシになった。
どうも今週くらいから動きのパターンが変わってきたようなので、
しばらく油の片張りはやめる事にしよう。
今晩はこれから「テルミン」っていう映画を観に行って、
その後、車を運転して和歌山へ釣りに行く予定。寒そうだな〜。
最近いいと思った曲
「GAELIC STORM」(バンド名も同じ):アイルランド系の音楽で、このバンドは映画「タイタニック」
の三等船室のダンスパーティーのシーンでバック演奏にも出演している。
アイルランドの音楽は、単調な中に潜む情熱っていう感じでかなり好き。
「パッヘルベルのカノン」:カノン愛好家の友人にCDを借りたんだけど、ちょっとハマってしまったかも。
最初、疲れてる時に聴いたんでそんなに良いとは思わなかったんだけど、
適度にテンションが上がっている時に聴くとかなり良いと思った。
最近いいと思った本
サリンジャー「ナインストーリーズ」:この人の書く文章というか話はまるで絵画のようだと思う。
日常の一部分を捉えた小話が9つなんだけど、そのいずれもが一部の隙も無いというか、
少しでも触れればたちまち崩壊してしまう極度の緊張感に満ちあふれているような気がする。
読んでて鬼気迫った。
2001年10月31日
ここ一ヶ月ほど友人にほとんど飲みに誘われないと思ったら、
忙しそうだから声をかけると悪いような気がした、という事らしい。ショック。
時間の使い方の効率が悪すぎるなぁ。
相場もどうも手が合わない。年末に向けてポジションは小さ目なんでそんなに影響は無いのだが。
相場の調子が良いうちは切らないつもりで髪を伸ばしてたんだけど、散髪に行こうかな。
はっきりしない銘柄が多いけど、ゴム、小豆、コーンは押目買いで良い気がする。
アルゼンチン経済危機の影響はどう出てくるか? 工業品は売られるんだろうなぁ。あと円安か。
2001年10月29日
最近、時々、焦燥感を感じる。自分が社会で何が出来るのか。
今の弛んだ生活を続けていたら、これから10年20年なんてすぐに過ぎていってしまうだろう。
でも自分は人生で何をしたいのだろう?
やろうと思えば何でも出来るような気がするが、
今の自分は現状に安住して可能性を無駄に浪費している気がする。
こういう事を考えてしまう時点で真剣に生活してないのが分かってしまうね。
相場は直接関係無いんだけど、普段の精神状態が曲がり当たりにもろに影響されるのが困ったものだ。
今日はちょっと曲がったのでブルー。
2001年10月28日
ニュースのスポーツコーナーでヤクルト日本一とか聞くたびに気が滅入る。
ヤクルトも嫌いじゃないんだけど、近鉄には勝って欲しかった。
思えば89年の日本シリーズ、香田のヘロヘロ玉にやられ、
三連勝からひっくり返された時もショックが大きかった。
加藤哲の例の「ロッテより弱い」発言もあったし。でもこれは「シーズン中の方が大変でした」
って発言をメディアが勝手に膨らませたのが真相らしいけど。
NHKでまた宇宙の話をやっていた。銀河系の真ん中には巨大なブラックホールがあるらしい。
30億年後には銀河系はアンドロメダ星雲と衝突するらしい。
宇宙にとったら人間の文明なんて塵芥のようなものなのに、その塵芥が銀河系の中心だの、
30億年後だのについて考えられるって事が不思議だと思う。
他の星に知的生命体が存在したら、その星にも先物取引はあるのだろうか?
地球の場合は、生命の生存・進化が欲求というものを原動力としている時点で、
競争社会 → 所有という概念の発生 → 貨幣経済、
という道筋を経て先物取引の出現は必然であったと考えて良いと思う。
他の星にもテレコールとかあるのかな。
さて、今週も頑張ろう!!
2001年10月27日
知り合いの女の子に飲み屋でおごってもらった。
大学の微分方程式のレポートを書いてあげたので、そのお礼だそうだ。
バイトで生活費稼いでる貧乏学生に4千円も余分に出してもらったのは心苦しかったが、
感謝の気持ちということで有り難く受け取っておこう。そのレポートのおかげで単位も取れたらしいし。
そういえば僕も昔、大学4回生になった時点でドイツ語の単位が2つも足りなくて、
金で何とかなるなら20万円までなら出すと本気で思った。今となっては懐かしい話だ。
2001年10月25日
忙しいのが、ようやく一段落した。今日は久しぶりに酒でも飲もう。部屋の掃除もしなくちゃ。
洗濯物も溜まってるな〜。
2chの株で生活してる人達のスレッドを見てるんだけど、窮屈そうだなぁ。商品先物の方が自由でいいや。
あれだけレベルが低ければ商品で揉まれた人なら楽勝じゃないかな。
でも株には鞘が無いから食指が動かん。
2001年10月24日
昨日、帰ってから寝るまでに「日本国債」の続き上下二巻を一気に読んだ。
今朝、起きてしばらく現実と混同してしまい、昨日の相場は大変だった、
なんて思ってしまったのが自分でもおかしい。
それはそうと、油、上がってくれんかな。トータルフラットだから別にどうでもいいんだけど、
取引員の口座ごとに偏りがあるもんで。一方から出金して他方に入金とか、面倒だからね。
2001年10月23日
資金を遊ばせておくのももったいないのでコーンとアラビカにそれぞれ鞘取りを仕掛けてみた。
今日は昼からお出かけ。午後から灯油とガソリンを売っていたんだけど、引成りにして家を出た。
久しぶりに大阪へ出て、関西商品取引所へお邪魔。
その後、東急ハンズで売買報告書を整理するためのファイル等を買う。
紀伊國屋書店で幸田真音の「日本国債」を購入。
んで、友人と梅田の「ゆかり」でお好み焼き食って今日は終わり。
帰りの電車の中で「日本国債」を読み始めたけどメチャ面白い。
2001年10月22日
日記を書こうかと思ったが、別に取りたてて何も無いねぇ。
コーンは買いなんじゃない?僕は買わないけど。
今日も更に玉を落として、ほとんど休憩モードになってしまった。
後は年末までチビチビ鞘取りでもやるかな。
このまま大過なく行けば、何とか今年も30%くらいの利益率は確保できそうだ。
2001年10月19日
ユニコムのザラバは新システムになって速くなった。と言っても、ようやく他の速い所と同程度になったくらいだが。
今までの、注文してから受付まで最大3分、注文取消や約定確認に最大20分ってのではどうしようも無いからなぁ。
ユニコムのザラバHTに関しては掲示板とかで色々と良くない話が出ていて、僕も実体験から思う所はあるんだけど、
憶測で物を言うのはやめておく。
2001年10月16日
昨日から今日にかけて、ばさばさと玉を落とし、かなり身軽になった。
あまり相場を見てもいられないのでね。
昨日、ずっと持っていた灯油売りガソリン買いも落としたら今日この有り様。
頭と尻尾は呉れてやれとは言うが、儲け損ないは悔しいなぁ。
このところ機会損失が多い。
2001年10月15日
最近、雑事に追われ通しである。
毎日ひたすらモニターに向かっているのだが、
何一つ片付いて行かない気がしてくる。おまけに風邪をひいてしまった。
見舞に行くよって言ってくれる人はいるんだけど、
家で寝ている訳にはいかないからなぁ。
計算機の前に椅子を3つ並べて仮眠する毎日。
自分の英語力の無さにうんざり。
あ〜、イカ釣りに行きたいぞ〜、酒飲みたいぞ〜、
植物園で昼寝したいぞ〜、山登りに行きたいぞ〜、
映画観に行きたいぞ〜、焼肉食いに行きたいぞ〜、
献血に行きたいぞ〜、読書したいぞ〜。
頑張らなくちゃ。
なんかこの頃、涙脆くなった気がする。
昨日の日経新聞の、日本とアフガニスタンの交流の歴史の特集記事を見てて、
何故か物悲しくなってしまった。
疲れてるのかもね。
2001年10月10日
昨日まで福岡出張。久しぶりに背広なんか着ると、肩が凝ってかなわん。
相場は放ったらかしにしておいたのだが、帰ってきても値洗いはほとんど変わらず。
モバイルで取引してもいいんだけど、そこまでするのもなぁ、って思う。
むこうでは毎晩飲んだくれ。偉いさんについて行ったら、お金がいくらあっても足りん。
ラーメンが美味しいのは良いね。屋台も普通の店も。
中洲で飲んだ後、ラーメンを食べようという事になり歩いていると、
キャバクラか何かの女の子に声をかけられた。「ごめん、僕らラーメン食いに行くんや」
って言ったら、「ノーパンラーメンだよ〜」だって。ノリが良いのは良い事です。
飲んだ後、一人になって中洲の公園で川を眺めながら煙草を吸ったのが格別であった。
昨日、電車までに時間があったので「コレリ大尉のマンドリン」を観た。
ちょっと涙がボロボロ出てしまった。
2001年10月3日
サーモンソテーを作ったが、どうもクリームソースの味が違うような気がする。
部屋がサーモン臭くなってしまった。
和歌山ではイカが湧いているらしい。釣りに行きたいぞ〜。
最近時間がある時には、某ザラバ銘柄でマーケットメイカーをやるのに凝っている。
売り気配と買い気配を両方出してるのに1時間くらいかすりもしない事も多いが、
たまにでも入ってくれれば小遣い稼ぎになる。為替が安定してる時しかできないけど。
このところ色々なアイデアを試しているが、
見かけと実際の乖離を衝くようなものばかりなので他人に言えないのが口惜しい。
現在というのは、ネットトレーダーにとっては最後の稼ぎ時なのかもしれないと思う。
今後、通常取引の手数料も自由化されて手数料が下がり、また、
商品先物がもっとメジャーになって賢い参入者が増えれば、鞘取りも今より難くなるだろうし、
相場の非効率的な部分を利用した手法なども適用チャンスが減るだろう。
なんて書いてはみたけど、実はそんなこと本気で心配しているわけではないが。
この世界がそんなにすぐ変わるとは思えないし。
2001年10月2日
プラチナが下げてるなぁ。1300円くらいまでなら下げてOKと思っていたら、
ほんとにそこまで行ってしまいそうだ。
金と白金は推定埋蔵量は同じくらいなんだけど、需要は金の方が遥かに多い
(宝飾需要と通貨用途が多い)んで、必ずしも金より白金の方が高くなるべき理由は無いのだが、
過去データを見ると白金の値段が金の値段を下回った期間はほんの僅かである。
将来、バイオを利用して海水から貴金属を安価に回収する技術が確立されれば、
値段はまとめて下がりそうではあるのだが。そんな先の事は関係ないけど。
2001年10月1日
NHKを何となくつけてたら「宇宙未知への大紀行」なる番組がやっていた。
自分達が取引している金やら白金やらが、百何十億年も前の星たちの壮絶な変化によって、
数兆度とも言われる高温の中に誕生したというのが、とても不思議に感じる。
昔は宇宙物理学者や素粒子物理学者になりたかったんだけどなぁ。
2001年9月26日
秋刀魚が安いので七輪で焼いて食ってみた。外側の焦げ具合に似合わず中身はジューシー。
ご飯、大根おろし、ウィンナー、ビール。あ〜、幸せじゃ〜。
ビデオで「運動靴と赤い金魚」(イラン映画)、「HOUSE」(ホラーコメディー?)を見る。
最近、また微妙に曲がり屋っぽくなってきたかなぁ。明日は相場を全く見られないので、
良く考えて指値や逆指しや成行き注文を出しておかねば。
2001年9月23日
手書きの玉帖をエクセルに移そうと格闘中。
ようやく半分打ち込んだけど量がやたら多くて難儀している。
全部じゃないけど支払手数料の合計を計算してみると利益と結構いい勝負だ。
通常手数料だったらとても勝てないだろう。
売買報告書などを整理するファイルが足りなくなってきたので、
いつも買いに行く文房具屋に行ったら、シャッターが閉まっていて「破産者」だの「管財人」
だのという紙が張ってあった。
僕の気に入っているファイルは、ここ以外では江坂の東急ハンズでしか見た事無いから結構痛い。
僕が愛用の包丁を買った刃物屋さんも持ちビルを手放す事になったみたいだし、
近所の寿司屋も閉店するみたいだし、やっぱり不況なんだなと思う。
2001年9月22日
加茂川の川辺で読書&昼寝。あまりにも天気が良かったので思わず休日にしてしまった。
あまり遊んでられる場合ではないのだが。
将来の海外進出に備えて英語を勉強しなければと思うこの頃。とりあえずNHKのビジネス英会話でも聞くか〜。
日銀が頑張って円売りドル買い介入しているが、彼らはテクニカル分析なんて知らないんだろう。
そもそも介入で利益になっても損になっても彼らの給料には関係ないからなぁ。
しかも大概は儲かってそうだし。
2001年9月20日
ガソリン買い玉を利食い。8月中旬から今月上旬にかけての下落、さらにその後の上昇と、
1年に一度あるかないかの分かり易い相場の動きだったので遠慮なく取らさせてもらったが、
そろそろ難しくなってきたので手仕舞いすることにした。
今から思うと、我ながら気でも違ったかと思うような証拠金率で建てており、
ちょっとリスクを取り過ぎたというのが反省点かもしれない。
建て過ぎたと言っても、全資金に対する証拠金率で30%を少し越えるくらいだったのだが、
ガソリンだけで証拠金率30%は自分にとっては超危険水準である。
俗に片建て三分の一と言うから、世間では普通なのかもしれないけど。
あとは、年末まで軽く流す事にしよう。
2001年9月19日
だー、飲み過ぎた。いま何時だ?もう朝の五時だよう。
WTIが結構下げている。でも、ガソリンや灯油は国内商品だからなぁ。
それを判っていない人が多いから美味しい思いができるというもの。
2001年9月16日
ムトウさんの所にみんなで集まって麻雀酒飲みオフ会。
久しぶりに麻雀したけど、やっぱり面白いなぁ。
オフ会の麻雀で勝つと、その後、相場で負けるというジンクスがあるらしいのだが
(前回、きーさんとこで打った時は、その後二ヶ月くらい曲がりっぱなしだった)、
今回はトントンくらいだったので大丈夫だろう。
先行きの不透明な相場状況だが、今の所はポジションに不安は感じない。
慢心には常に気を付けねばならないが。
9月11日に書いた指値と約定値の違いについて、ある人から解説のメールを頂きました。
簡潔に言うと、売り物が大量に有る時に基準値と売り気配が切り下げられた場合、
新たに約定可能範囲に入った買い玉は全て同じ値で約定するという事です。
これはやっぱり、価格優先・時間優先の原則から考えると若干気になる所であるが、
現状のシステムがそうなっている以上、文句を言っても仕方がないだろう。
2001年9月14日
アメリカではビルの下に生き埋めになった人がまだ多数いるとのこと。
悲惨すぎる。救出活動が迅速に行われ、より多くの人が生還するのを願うのみである。
大阪へ出たついでに、リチャード・A・ヴェルナー「円の支配者」、富田俊基「日本国債の研究」、
週刊東洋経済増刊「商品先物2001」を買ってきた。しばらく読む時間は無さそうだが。
2001年9月13日
昨日の朝から今朝にかけて和歌山へ釣りに行ってきた。
アジ、イワシ、白ギスを釣って、現地で刺し身、唐揚げ、塩焼きに。
アメリカの同時多発テロのニュースは車のラジオで知ったのだが、
のどかな漁港風景とのあまりのギャップに現実感が全くついて行かない感じがした。
相場は気になったが、考えても仕方が無いので釣りを楽しんできた。
この事件で原油は上がるか?金は?穀物は?など、現地で多数の人が犠牲になっているというのに、
個人的な金儲けの視点で見てしまう自分を不謹慎だなと思ってしまう。
今後の展開だが、アメリカのアフガニスタン進攻は確実だろう。
あと、イラクのフセインのテロ賞賛発言についても、アメリカ国民が許すとは思えず、
いずれイラク進攻となると思う。
2001年9月11日
高校時代にお世話になった恩師が亡くなったとの連絡があった。
高校に遊びに行けばその先生が居て当然のように思っていたのに…(実際はそんなに行かないけど)。
2年ほど前から学校を辞めて療養中だったらしい。知っていればお見舞いに行ったのに…。
後悔しきりである。
昨日、寄付き以前に指値を入れて帰ってきたら成立していたガソリンの買いだが、
指値の値より成立値が10円安いのである。昨日見た時には「ちょっと得したな」
と思ったのだが、冷静に考えるとこれはかなり異常な話である。
普通に考えたら有り得ない話なんだが、基準値が約定可能範囲を大きく越えて引き下げられた場合か、
約定相手がFOK注文で運良く余り物が廻ってきた場合には可能性がある。
急落過程だったので前者かもしれないが、そうだとすると、
相手玉として適切な指値の玉があるにも関わらず成行き玉が不利な値で約定するという場合が多々発生することになり、
東工取としてそれは良いのか?と思ってしまう。
昨日の原油取引初日でも、ああまで露骨に基準値を操作されると興醒めする。チャート見たらまるで階段だね。
S安が嫌なのはわかるが。
明日から明後日は釣り! 台風の後だが、釣れるかな。
2001年9月10日
朝、出掛ける前にガソリンの買い指値を前日比400円安あたりに入れておいたら成立していた。
このところゴム指数をチョビチョビと利食いしていたし、
そろそろ買いの方が売りより多くなったかなと思って丸代金ベースでの売り買い合計を計算してみたら、
案の定、買いが売りを上回っていた。
デフレと円高は勘弁してね!
2001年9月9日
今週はほんと相場を見られない。毎日指値と逆指しを入れておこう。
東京の友人と話をしたら、例の新宿のビル火災のとき偶然歌舞伎町にいて現場を目撃したそうだ。
その友人によると、4階の風俗店は(女の子にとって)優良店からは一段落ちるけど、
それでも待遇が良いので有名で、歌舞伎町で働いていた時から噂はよく耳にしたらしい。
それにしても、被害者の無念さを思うといたたまれない。
2001年9月8日
週明けには原油上場である。堅調な原油価格に対してガソリンの低迷ぶりを見れば、
原油売りガソリン買いを仕掛ける人は多いであろう。原油単独だと、買いたい人が多いかな。
さて、どっちに動くか。
原油上場に際して、初日は値幅制限の範囲を越えた指値・IROを入れないように注意してくれって事だそうだ。
何と言うか、システムのボロさには恐れ入る。
東工取には、無理かなって思うやつも含めて色々と要望はあるのだが…。
まず、寄付き前のIROを入れられるように改善して欲しい。
個人端末でも上下30円以内の指値とIROの厚みを見られるようにして欲しい。
それが無理なら、せめて自分の注文の執行順位を調べられるようにして欲しい
(同じ指値の玉のうちで自分の玉が何番目であるか)。
ストップ張り付きの場合の枚数or執行順位も同じく。
次に売買仕法について。名称は適当だが、
IRO成り(IROだが、大引けまで執行されなかった場合は引け成りになる)、
IRO指し(指定値段に達したら指値注文になる)、
成り指し(前引け・大引けでの指値注文)、
再注文(取消し+新規注文がワンタッチで)、
Vオーダー(新規もしくは同じ玉に対して二通りの注文が出せ、一方が成立すれば他方がキャンセルされる)、
いま思いつくのはこれくらいだけど、あれば色々と便利だと思う。
2001年9月7日
日本マクドナルドの藤田田氏が、現在のデフレ状態は比較的早い時期にインフレに転じると言っている。
僕もそう思う。でも、回転の早い商品取引ではあまり関係ない話かもしれない。
個人的にはインフレになってくれると借金が目減りしてくれて嬉しいのだが。
「相場の心理学」を読んでいて、カタストロフィー理論を相場に応用できないか?
なんてアイデアが浮かんだ。相変わらず色々なアイデアは浮かぶが、
システムに組み上げる暇がない。
2001年9月6日
最近、商品関係の新しいサイトも増えてきたようだ。
リンク集を更新しないとなぁ〜、とは前から思っているのだが、気力が出ない。
アールさんとこは投資顧問を始めたみたいだね。
自己資金が少ないうちは自分で相場を張るより投資顧問をやった方が儲かるかもしれないけど、
滅多にない事かもしれないが、
個人対個人のお金に関するイザコザに巻き込まれて裁判沙汰になったりとかいうリスクを考えると、
とても僕はやる気にはなれないな。
2001年9月5日
もうすぐ原油上場ってことで、色々と調べていたのだが…。
最初はてっきり、東工取で公表しているアジア原油指数を取引するものとばかり思っていた。
API比重と硫黄含有率に対する重回帰分析で標準価格を出すなんて、しゃれたことをすると思いきや、
上場されるのはデュバイ・オマーンの単純平均価格なのね。
せっかくだから、この原油の値段を元にちょっと計算をしてみた。
今日のデュバイ・オマーンの平均価格が 24.15ドル。
これはFOBなんで、輸送代金+保険料を加えてCIFが 25.50ドルくらいかな。
円/キロリットルに直して 19200円。関税+石油税で 21500円。
このへんは門外漢なもんで良く分からないので適当に、精製費+諸費用を加えて 26000円。
連産品のうち重油・軽油等はガソリン・灯油に比べて割安なので、
ガソリンと灯油の平均(得率は同じくらいなので)が
26000円+プレミアム+元売りの諸経費、以上無いと採算が取れないことになる。
中部商取は陸上渡しなので更にプラス1000円ほど。
これなら、国内で精製するより、製品を輸入した方が安くつくと思うのだがどうなんだろう?
また、業転価格や、それ以下の東工取や中部商取のガソリン・灯油は非常に割安という事になる。
現物より安いからと言って買って儲かるわけではないのが相場だが、そんなことより、
元売りが先物商品市場を敵視する気持ちが良く分かった。
2001年9月4日
8月24日に仕込んだ勝負玉を利食い完了。
東京の灯油の先限とガソリンの先3本をメッタ売り+その後に乗せて乗せて乗せまくった
(ちょっと大袈裟です)やつなんだけど、全部落としてさすがに肩の荷が降りたというか、スッキリした。
2001年9月2日
台湾は最高だね。住みたいな。
初日(31日)、台北のホテルに着いて、まずは近所の定食屋みたいな所で昼飯。蝦餃子が美味い!
街中は原付がやたら多い。便利商店(コンビニ)がそこかしこにあり、マクドナルド、
吉野屋、RoyalHost等、見慣れた店が沢山あって外国なのに違和感がない。
日式料理(日本料理)店も多く、日本語の看板がチラホラ。
コンビニでは3曲に1曲くらいは日本語のヒット曲がBGMで流れる。
日本の漫画雑誌や漫画の単行本はリアルタイムに翻訳されて出版されていた。
ちょっと日本の影響を受け過ぎでは?と感じたが…。
夕方から龍山寺の怪しげな夜市〜西門の繁華街へ繰り出す。
石焼鍋(四川料理?)を食った。これも美味しい。やっぱり中華圏は飯に外れは無い気がする。
西門のあたりは若者の集まる繁華街なんだけど、若者の服装は大人しい感じ。
茶髪の人もあまり居ない。アロハシャツみたいなのを着て行ったら結構浮いてしまった。
若者もだいたいマナーが良い。道にはゴミが落ちてない。電車はみんなちゃんと並んで乗り降りする。
韓国では大声で話しながら歩く人達を良く見かけたが、台湾の人は静か。
何となく育ちが良いというか、優等生的な感じがする。それだけ豊かだという事なんだろうか。
2日目はまず行天宮から孔子廟と歩く。台北の市内には至る所に神様が祭られているのだが、
どこも若者から老人まで参拝する人が絶えない。信仰が根付いているのが感じられた。
マナーの良さとかもそういう所から来ているのかもしれない。
その後、台北駅周辺で買い物をした後、地下鉄で淡水(タムスイ)へ。
蝦春巻、アイスクリーム、粒貝なんかを屋台で買っては食べつつ、
川縁に座って景色を眺めながら煙草を吸いつつボーッとする。何だか良いとこであった。
夕方には台北に戻り、龍山寺〜総督府〜中正記念堂と歩く。
次いで忠孝東路二段の電脳街で孫燕姿(スン・イェン・ツー)と許如芸(シュー・ルー・ユン)
のCDを買う。孫燕姿のポスターも買った。ちなみにこんな人です。
晩は士林の繁華街へ行って臭豆腐を食う。これはちょっと微妙な味。
ホテルに戻り、近所の映画館へ行って周星馳の「少林足球」を観た。そんでホテルに帰ってオシマイ。
後から地図を見たら、この日は17Kmほど歩いていた。
最終日は帰るだけ。時間が無くて博物館関係を全然見られなかったのが残念。もう1日欲しかったな〜。
台湾は金融立国だけあって証券会社・銀行が目立つ。
不景気から脱出しようっていう標語は見かけたけど、活気を見ているとそんなに悪いようには感じられない。
台湾の未来に期待するという意味で、持っていった現金の一部を台湾ドルのまま持って帰ってきた。
ちょっと円高が進んでレートが不利になってたからというのもあるが。
日本に帰って口座を見たら値洗いが結構増えていた。明日からまた頑張るか。
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