半分は仕事、半分はボランティアで、カンボジアのプノンペン大学にコンピュータを教えに行きました。 カンボジアはポルポト派による虐殺の影響で知識人がほとんど殺されてしまい、 大学でまともに教えられる人が数えるほどしか残っていません。 様々なつてで外国からボランティアに来てもらって、短期間ずつ授業を受け持ってもらっている状態です。 とにかく人材がいないので、カンボジアでは、何か理系分野で専門知識があれば、 資格なんか無くても簡単に大学の先生になれると思います。 でも給料は月1万円くらいです。 |
プノンペン国際空港。比較的小さい。 |
とにかくバイクが多い。二人乗り、三人乗り、四人乗りなど当たり前。逆行も当たり前。 ノーヘルでも問題ないらしい。 バイクの後ろに客車を付けたトゥクトゥクも沢山走っている。 バイクに二人乗りするだけのバイクタクシーも沢山いて、市内どこでも1ドルか2ドルくらいで乗せて行ってくれる。 トゥクトゥクは市内ならどこでも5ドルから8ドルというところ。 |
ホテルからの景色。スモッグで霞んでいる。一日外にいると排気ガスで服が灰色になる。 |
滞在中、このトゥクトゥクのお兄さんにずっと送り迎えしてもらった。気さくな性格の良い人だった。 |
プノンペン大学。この国では、大学に来ることができるというだけで、かなり裕福な家庭の子供であるといえる。 しかしその中にも、自分のノートパソコンを持っている学生から何も買えない学生まで、 大きな格差があるようだった。 |
学食。メニューは一律1ドルだが、こっちの物価からすると日本で800円くらいの感じ。 街中の感覚からすると少し高い。 |
購買で売っていた教科書。コピー本である。著作権は守られてなさそう (実際、カンボジアは著作権に関する条約を何も批准していない)。 |
毎日のように通っていた食堂。とても繁盛している。 こちらの物価は物にもよるが、日本の5分の一から10分の一くらい。 腹一杯食べてビールをたらふく飲んでも10ドルを超えることはほとんど無い。 |
食堂の看板娘。いつも素っ気無い感じだが、実はツンデレに違いないとみた。 |
ここの店では、ビールはメーカーごとに担当のお姉さんがいて、 次から次へとうちのビールを飲めとやって来る。売れればいくらかコミッションが入るのだろう。 このお姉さんは台湾ビールの担当で、毎日頑張って勧めてくるので3日目くらいに根負けして注文してしまった (アンコールビールというのが一番美味いので、最初はそればかり飲んでいた)。 沢山飲んでくれる客と判断されたのか、他のビールを頼まないように隣の席に陣取って、 ついでくれたりする上に自分でも飲み始めた。 しかし言葉がわからないのでコミニュケーションが取り難い。今度はクメール語を覚えてこよう。 |
街中の様子。一階が店舗になっていて、二階以上がアパートのようになっている建物が多い。 このあたりは1960年代の建物が残っている。 |
こちらではまだまだブラウン管テレビが健在。 |
仏具屋さん。 |
動物病院。 |
歩いていて見かけた綺麗なお姉さん。巻貝の量り売り。 既に火は通っているので、スナック感覚で楊枝でほじって食べる。 |
果物屋さん。果物の積み方を見てもわかるように、こっちは几帳面な人が多いような気がする。 あと、綺麗好きなのか、街を歩いていてもゴミがあまり落ちていない。 店の前を掃き掃除する人や、店の中を雑巾がけしている人をよく見かけた。 |
街中は結構寺院が多い。 |
同じものを売る店が固まっていることが多い。ここはひたすら靴屋さんが続く。 |
ここは携帯電話の店が軒を連ねる。 |
バイク屋さん。置いてある台数が半端じゃない上に、それが何十軒も集まっている。 |
マーケットの様子。この向こう側にマーケットの正式な建物があるのだが、 その周囲に仮設市場が何重にも広がっていて、なかなか建物まで辿りつけない。 |
カンボジアは魚介類が豊富である。この奥は肉のコーナーになっていた。 |
マーケットの建物の中。食料から日用品まで何でもある。 |
どこに着て行くんだ?と思うようなドレスが沢山売られている。 |
マーケットには美容院もある。食堂もあるし、ここに来ればかなりの用事が済んでしまう。 |
綺麗なショッピングモールもあるが、マーケットに比べるとかなり値段が高く、客もまばらだった。 富裕層向けだろう。 |
カンボジア中央銀行。ちなみに国内ではドル紙幣が普通に流通していて、 カンボジアの通貨はドル以下の端数をやり取りするためにしか使われていない。 |
守り神である、7つの頭を持つ蛇神ナーガの像。ライオンの像とセットで、街のあちこちで目にする。 |
途中で見かけた綺麗な花。 |
プノンペンで最も古い寺院であるワットプノンの仏塔。 |
日本の援助で建設された「カンボジア日本友好橋」。 と言っても、現地でその名前で呼ぶ人は誰もおらず、 みんな普通に「チュロイ・チョンワー橋」と呼んでいる。 たもとには「日本の協力に感謝する」と書いてある石碑がある。 |
市内から少し離れると水上生活者の村も多く見られる。 都市部との格差も大きいように思える。 |
トレンサップ河に臨むレストランから撮影。 |
トムヤンクンとカレーとココナッツを合わせたようなスープで野菜と豚肉を煮込んだ料理。 ご飯を浸して食べるとやけに旨かった。自宅で再現できないかなぁ。 |