先物の話題は

 0 名前 : 豆七郎 投稿日 : 2003年01月27日(月) 15時14分51秒
外為証拠金取引の内容が、先物取引にスリ替ってしまいましたので、こちらで語り合いましょう。

2ちゃんねる等の掲示板で、業界内部の者による書き込みがあるので、十分に注意するように。という通達が先物業界内であったそうです。
もっと別にやるべき事があると思うのですが…。(苦笑)

 1 名前 : カモネギ君 投稿日 : 2003年01月28日(火) 02時55分50秒
>>65@外為証拠金取引
結論から言えば金融関連に興味があるのなら先物業界は不向きですね。
業務の実態についてはこのサイトの他のコンテンツか、過去ログ集を見れば大方わかるでしょう。
「さきもの掲示板過去ログ倉庫」
http://www.firedevil.x0.com/bbs/bbslog/index.html

 2 名前 : カモネギ君 投稿日 : 2003年01月28日(火) 03時52分29秒
>>63@外為証拠金取引

|じっちゃんA・B・Cが費用を出し合ってアドバイザーを雇う。
|費用や運用期間については、契約時に確認。
|アドバイザーは、客に損失を与えたら自費で補填。
|ただし成績を上げたアドバイザーについては、能力に応じて会社より資金が提供される。
<後略>

この場合アドバイザーの役割ってなんですか?
アドバイザーと言うならば取引の主体はあくまでも顧客ですよね。
つまりアドバイスを取り入れるか無視するのかは顧客の意思で行わると。
実際そうでなければ経験を積むことにはなりませんし。
それなのに損失が出たらアドバイザーが補填しなければならないんですか?
また「能力に応じて会社より資金が提供される」ってどういうことですか?
会社ってどこ?資金ってどこから出てくるの?

よく意図が掴めないんですけど、このまま要約すれば
「自分勝手に取引したいけど損するのは嫌だから、損が出たら被ってくれる人が欲しい」
ってことになっちゃいますね。
そりゃ無理な話でしょ。
それに人間は痛みがなけりゃ成長なんてしないんですよ。
他人任せで“絶対損しない”んであれば、リスクを負ってまで自力で勝負する理由なんてどこにありますか?

|日本って、世界の中ですごく立場が弱いじゃないですか。
|G7やら8やらを見ていると、その無策ぶりに腹が立ってくるし、
|アジア諸国の中で置いていかれているのにも腹が立つ。
|後手後手でやられっぱなし。

それならなおさら自力でなんとかする方針でいかなきゃならないでしょうに。
今日本中でアタリマエとされている
「困ったときには誰かが何とかしてくれる」
と言う発想そのものが弱体化の根本原因なんじゃないですか?
実際にはイザと言うときに助けてくれる「誰か」なんて居ないんですよ。

あとカプチーノさんの考え方ってちょっと一面的過ぎるように感じます。
「利用者側の立場」でしかモノを考えていないと言い換えてもいいかな。
63で提示された案って提供側になんのメリットもないんですよ。
というよりデメリットばかりが多すぎる。
一任勘定で運用するわけじゃないから自分のペースでトレードできる
わけではないし、一番資金が必要なときに顧客がビビッて資金引き上げ
られる危険性だってある。
利益が出ても配当の分だけ分け前は減るのに対し、損勘定のときは自己
資金の分だけでなく顧客の分の損も被らなきゃならない。
資金のスケールメリットが活かされないどころか、逆に集めた分だけ
リスクが増してしまう。
いったいどこにサービスを提供する意味があるというんでしょう?
無い物ねだりの感が否めませんが。

 3 名前 : カモネギ君 投稿日 : 2003年01月28日(火) 05時38分41秒
>>64@外為証拠金取引
無尽くん?(笑)
出資法との絡みは今どうなってんだっけ?

 4 名前 : 豆七郎 投稿日 : 2003年01月28日(火) 08時11分51秒
誰しもお金儲けをしたいと思っていますよね。
お金儲けに限らず、全ての物事には犠牲者が必要だと言う事です。誰かが勝者になるためには負ける人がいなければなりません。弱肉強食です。
先物でも株式でも競馬でも不動産取引でも、100万円勝つためには100万円負ける人が必要なんです。これが原則です。
100万円儲けるチャンスということは、100万円損するリスクが内包されているって事です。
「最大10万円しか儲からないが、損する時は10万円以上損する可能性のある取引」って成立すると思いますか?オプション取引はこんな取引ですが、売り手と買い手の条件が違いますから、全く同じ条件ではありません。

ある方から聞いた話なんですが、先物取引が大好きな方がいて、その人の投資スタイルってのが
大発会の日に先物の会社に100万円預けて、1枚単位で取引する。
そして大納会の日までに建玉を全て仕切って精算する。
これを何年も続けているそうです。

最初はおっかなびっくりで、小さい取引を繰り返し、そこそこの利益が上がれば「あの時大きな勝負をしていればもっと儲かった」と思う人が多く、この欲が出て来ると後は坂道を転げ落ちるだけになります。
いかに自分のリスクを管理するか?
儲かっても損しても、同じ投資スタイルを通すことが出来るかどうかが重要なんですね。

 5 名前 : まめ&ミソ 投稿日 : 2003年01月28日(火) 19時45分57秒
>>3
えー、ちょっと調べたところによると、社債の一種である私募債は、
購入者が50人未満であれば届け出も、担保も不要、だそうです。
ラーメン屋くらいの規模なら問題ないようですね。

もちろん、必ずうまくいくとは限りません。
倒産すれば紙屑になるのは他の会社経営と同じです。
...うーん、やっぱり楽して儲ける法はないって結論にしかならない(笑)
でも株式会社のプリミティブな形態、のような気がします。
売買差益に血道を上げるばかりが資本主義じゃないってことで。

 6 名前 : カプチーノ 投稿日 : 2003年01月28日(火) 23時28分45秒
確かな知識と経験が無いので、教授に無駄な時間をとらせております。一面的な思考しか出来ない自分を反省しつつ、最後のレポートを提出いたします。スミマセン・・・。

前回のレポートは、半分ねむりつつだったので、かなり意味不明。簡単に言うと、塾みたいな感じです。

じっちゃんばっちゃんがたくさん集まって、教授を雇います。
雇用目的は、運用実力をつけるためです。
この時に支払われたお金を、入学金とします。
これは、教授の対価及び経営資金となり、この資金を運用して増やすこともできます。

教授は、資金運用者を雇用します。
彼らには、対価と損失補填資金を支払います。
損失補填金があれば、顧客の財産は傷つきません。
資金運用者は、自分の補填金の範囲内で、自分の方針と合う顧客(じっちゃんたち)を塾生として迎えます。

顧客は学費を定期的に支払い、運用者は顧客の資金を運用してみせますが、ここでの目的は顧客を一人立ちさせることにあります。
顧客は、ちょうど教科を学ぶように多種多様な金融商品を学びます。
運用者は最初は師範として関わり、徐々に立場がアドバイザーへと変化していきます。
学費位のプラスが出れば顧客は納得する(無料で学ばせてもらったことになるから)と思いますが、大きく儲けた分の一部はボーナスとして塾へ支払ってもらう契約です。

ある日、顧客は一人立ちを宣言します。
自分でやった方が100%利益が自分のものになるから当然でしょう。
かくして、質の高い学びと金融経験をした『初心者』がデビュー。
顧客からは卒業金が支払われ、運用者(アドバイザー)は実績を上げたことになります。
実績を積んだアドバイザーは、損失補填資金を多く与えられるので、大型の顧客を迎えることができ、また顧客は卒業していくので人数が多く目が行き届かなくなる危険性も軽減できると思います。
顧客も年齢制限国籍不問にすれば、可能性はかなり広がります。

企業として成り立つかとか、どの程度の資金のやり取りでうまくいくかなどの問題は、私には分かりません。ただ、甘々の金融参加者にとっても、金融のプロにとってもいい話であり、暗い話の無い金融商品はできないかなぁと夢見てみただけです。

御時間をとらせて、申し訳ありませんでした。もう少し視野を広げてから、参加いたします。丁寧なレスをありがとうございました。

 7 名前 : 月光 投稿日 : 2003年01月29日(水) 00時59分30秒
現在、HTでは手数料が自由化され、各社独自に定めている。
今度6月6日から、委託本証拠金も全て、各社が個別に定めることになった。
これは委託者にとっても、取引員選択の幅が広がり好ましい。

 8 名前 : 自営業 投稿日 : 2003年01月29日(水) 02時26分12秒
皆様、こんばんは。スレを立てた本人がしばらくご無沙汰してしまい失礼しました。
豆七郎様、新スレを立てるなどのお気使い、恐れ入ります。

実を言うと最初は、この掲示板には場違いな内容かな、と心配でしたが、管理人様を始め皆様、いろいろレスを付けていただき、ありがとうございます。

では、また書き込みに来ます。

 9 名前 : 自営業 投稿日 : 2003年01月29日(水) 02時27分23秒
上の投稿、為替証拠金のスレに書くはずが間違えました。失礼しました。

 10 名前 : 豆七郎 投稿日 : 2003年01月30日(木) 11時10分59秒
経済学者ケインズの言葉で「相場は美人投票と同じ」というのがあります。これは、100人の女性を対象に、誰が一番美人か審査員が投票します。そして一番得票が多い女性を選んだ審査員に賞金を与えるというものです。
賞金を得ようとするならば、自分の感覚で投票するのではなく、皆が投票すると思われる人に投票しなければなりません。
それから「黒い猿と白い猿の話」というのもあります。
黒い猿の群れに白い猿が迷い込みました。黒い猿達は「お前はヘンだ。猿は俺達のように黒いのだ。白いお前は猿じゃない。」と言いました。
今度はその白い猿の群れに黒い猿が迷い込みました。白い猿達は黒い猿にむかって「お前は猿じゃない」と言いました。

相場で勝つためには、早くて正しい情報を入手し、それを正しく分析するだけではダメなんですね。同じ情報を元に分析しても、その他多勢の人が反対の取引を行うと、その方向に値段が動いてしまうのです。それを「お前達の分析は間違っている」と言っても無駄なんですね。

相場に携わるものの願いは百戦百勝ですが、これを実現するために、過去から現在に至るまで様々な必勝法が考案されては消えています。
ある人はチャ−ト分析、ある人は占星術、ある人はカオス理論、いろいろありますが、勝率100%を誇るものなんてありません。
それは何かといえば、「相場は生物(ナマモノ)であり生物(イキモノ)である」からです。
喰える時に喰う。早く喰わないと腐ってしまう。自分の意志で勝手に動いてしまう。
様々な人の思惑が交差し、値段に織り込まれて行くのだから、それまで予測する事は不可能なんですね。「そうじゃない」と思われる方は最終的には損しているはずです。もしそんな人がいるならば、私は喜んでその人と反対の売買を仕掛けます。
相場格言に「曲がり屋に向かえ」というのがあって、私はこれが相場必勝法だと思っています。そして「曲がり屋は理路整然と曲がる」と思っています。

こんな事は自分のお金を賭してみないと分からないのです。紙上やプログラム上、他人の経験から相場のアヤを学ぶ事は不可能。
今が、攻める時なのか、耐え忍ぶ時なのか、見切る時なのか、他人のお金ならばどんなアドバイスでも出来るものですが、自分のお金ならばどうでしょう。実際に自分のお金が減って行く恐怖は、そのような状況に陥らないとわからないかものです。
相場の言葉に「因果玉ほどカワイイ」というのもあります。「利食いは大きく、損切りは小さく」分かっていても損切り出来ないものです。逆にそれが出来れば相場で勝てるわけですね。

これから相場を学ぼうと思われている方は、余裕のある資金で始めて下さい。内部要因判断のために業界紙(取組や売買枚数のわかるもの)を入手して下さい。そして「ここだ」と思う時だけ取引するル−ルを自分に課し、それを守って下さい。
これが出来ないのなら、相場に手を出すのは辞めた方が良いですよ。
後は営業マンの言葉の奥には、自分の成績の事も含まれる可能性が高いので、鵜呑みにして従うと失敗することもあります。出来れば完全自己責任のHTでどうぞ。