アリババの売り上げが1兆円/1日 2015/11/15(日) 14:14:12 |
| すごい!。 中国のeコマースの先行きは明るく、景気は持ち直す。 かな?。 アスクル社長が中国のネット販売は30兆円から40兆円と言っていた。NHKのクローズアップ現代を見ると、明るい未来が開ける。中国びいきのNHKは、ここぞと力をいれている。(NHK内にCCTV(中国国営放送)の支局を抱えているから無理ないか・・・) 試算してみる。36兆円とすると、1000億円/1日。アリババは、10日分を一日で売り上げたことになる。ミキは品物は4割引きとかで、大バーゲンを行った。ということは、1.6兆円を1兆円で販売したことになる。小売に対して、卸売り価格で販売したと解釈できる。 中国人は貯蓄率が高い。そして、貴金属に換えていく。理由は幾多の戦乱で、政府通貨の信頼が出来ないため。勿論、社会保障費が少ないため、不足の事態に備えるため。 だとすると、4割引で買える品物は現金を持つより遥かに投資効率が良い。換金できるし、利益を生む可能性もある。
中国で生きるのであれば、ネット通販で割安な品物を手に入れるのは、ささやかなリスクヘッジとなる。海外に資産逃避が出来る上層部であれば、1兆円などみみっちい取引には手を染めないかな?。
あくまでも、個人的観測です。投資は自己判断でお願いします。 |
今、中国はリーマンショックの真っ最中。 2015/11/07(土) 15:18:05 |
| 11月7日の正義のミカタで、中国の輸入が1.5割から2割減となっていると言っていた。となると、GDPはマイナス成長で、GDPは1割減と考えれる。中国のGDPは、『No.2の大国』なので、世界の10%位として、1割減は、世界の成長率を1%押し下げる。 アメリカの金融資本とオイルメジャーは渾然一体となっている。この一年で、何を行っていたのか?。 結論はオイルの値段を下げていった。中国の減速で、資源国からの輸入が減ったのと、オイルシェールガス潰しとロシア潰しが重なって、オイルの値段を下げに行った。隠れた目的で、オイルの値下げで、最大の消費国、アメリカと中国に減税と同等の効果を齎した。アメリカは、オイルの値下げで、中国経済が持ち堪える、あわよくば復活することで、金利を上げようと目論んだ。 思惑とは別に、中国経済は減速し、基軸通貨国への名乗りを上げ始めた。基軸通貨国はアメリカの特権なので、逆鱗に触れた形となった。再三、アメリカ国債を売却すると脅されたりすることで、アメリカは中国に嫌気が差してきた。そこで、アメリカは方向転換し、日本と手を組み、中国潰しに軸足を移した。それが、上海バブル潰しとなる。 アメリカは大丈夫かと問われると、心もとない。アメリカのオイル消費量は1000万バーレル/日で、100ドルの値下げとしてみよう。毎日、10億ドルの現在効果を持つ。10億ドルで365日で、3650億ドル、円換算で36兆円。実際は、半分とか1/4になるが、それでも、莫大な減税に近い。この状態で、失業率5%代としている。直言(増田氏)によると、失業率も数年で、除外される人達がいるので、実際は下駄を履かせたことになる。 報道では、アメリカ経済は景気が良くて将来は明るいとしている。でも、デトロイトがデフォルトしたんだよね?。GMが破綻して国家救済を受け、デトロイトがデフォルトしたってことは、日本に直すとトヨタが破綻して国家救済を受け、豊田市がデフォルトしたのと同じ。 アリエナイ。
これで金利を上げて行くのかな。黒田バズーカを併用しても、リスクが多すぎる気がする。 アメリカはベビーブーマーが引退して年金生活者となっている。高い株価で旺盛な消費を支えているが、金利上昇で株価急落すると、目も当てられない結果となる。
利上げの時を失ったというのは、こういう意味。利上げを出来ないアメリカ経済は雪隠詰めにされたようなものだろう。
株価が暴落したらどうなるか?。 日本の失われた20年は、アメリカの繁栄の20年となった。当時、日本の株価は40000円近く、ニューヨークダウは2000ドル位だった。キャリートレードやら何やらで、日本からアメリカに資金が流れていった。 これが、大逆転していく。
そして、日本は黄金時代を迎える。
あくまでも、個人的観測です。投資は自己判断でお願いします。 |
アメリカの社債 2015/11/03(火) 23:21:02 |
| 社債総額は960兆円、オイルシェール絡みの社債が300兆円、その内、デフォルトが発生しているらしい。出典は、増田氏の「直言」だが、正否を含め誰か、正確なところを教えてほしい。 サブプライムローンでは、1000兆円のプライムローン、200〜300兆円のオルトA、80兆円のサブプライムローンだったと思う。、と、比較すると、アメリカ国内でも、危機が目の前ということなる。リーマンと同じ波乱の可能性がある。 中国でも大変なのに、アメリカもガタ付く可能性がある。
こうなると、利上げは無理。世界は金融緩和の大盤振る舞いで、切り札の全てを使い切っているのに等しい。
あくまでも、個人的観測です。投資は自己判断でお願いします。 |
再度、中国 2015/11/01(日) 14:46:04 |
| 三橋貴明氏のよると、貨物流通量が前年比10%減としており、経済成長率6.9%は幻の数字としている。中国国内の実態経済は予想以上に悪いらしい。 中国共産党の幹部は上に報告するとき、悪い数字を挙げれば、命を永らえることができない。ウソでも良いので、良い数字を挙げていけば、生き続けることができる。ゆえに、中国の数字は割り引いて見るべし。 時間が経てば、シャドーバンキングの破綻も表面化してくるだろう。 結果として、転がり落ちるような減速に見舞われるだろう。
どうなりますやら・・・。 |
なぜ、今フォルクスワーゲン不正? 2015/09/27(日) 13:57:06 |
| 多分、アメリカが中国を見捨てたのであろう。 習主席が訪米するタイミングで公開された情報。ドイツは対策に必死になり始める。日本よりも貿易依存が高いドイツは打撃がおおきい。そうこうしている内にギリシャ問題も息を吹き返す。こうなると、ドイツは中国に肩入れできなくなる。 一方、中国はアメリカ企業が撤退し、日本企業には揺さぶりを掛け、生産設備をタダで中国に寄贈させている。日本で中国に投資を継続している企業は、いずれ、中国に設備を献上することになる。マスコミは大丈夫と言っていても、コトが起きても責任はとらない。 日本、アメリカでの論調は、対中国の貿易依存度は1割以下として、何かあっても影響が無いとしている。
と言う事は、マーケットが乱調になっても、日米は大丈夫で、ユーロ中国は悲惨な結果が予想される。
アメリカは基軸通貨を守るため、イラク戦争を仕掛けた。イラク攻めは、石油を手に入れるというよりは、フセイン大統領が石油の売買代金をユーロで決済し、他のアラブ諸国も追随し始めたため、イラクを徹底的に粉砕したとみるべきだろう。この流れで見ると、フォルクスワーゲンを揺さぶった意味合いが分かってくる。
アメリカの本音を見誤るとエライ目に逢う。日本も嘗て焦土となるくらい痛打を浴びた。
暫くはマーケットから手を引くのが得策か?。
あくまでも、個人的観測です。投資は自己判断でお願いします。 |
消えた120兆円 2015/09/06(日) 12:53:00 |
| 再び、中国。 上海指数が5000ポイントを超える要因に中国政府の支援があったと思われる。3000(2000?)ポイント超えから5000ポイントの間に80兆円もの政府資金流入があったと思われる。熱銭と共に、金利下げやら、地下鉄の公共投資やら、AIIB話やらで株価を吊り上げた。国内向けには、信用取引を行い易くし、10倍のレバレッジで株を買えるようにした。この金額が凡そ40兆円。 それが、ギリシャ問題等で雲散霧消した。 不動産バブルの不良債権が300兆円(一説には800兆円)の上っている中国で、新たに120兆円の不良債権が最近3ヶ月で追加されたことになる。 シャドーバンキングのデフォルトも再発するだろう。
日系企業で中国に進出した企業は現地の資産を没収されるかたちでホウホウのテイで逃げ出している。中国に進出すると身包み剥がされて撤退している。これでは、新規の海外から中国への投資は期待し難い。日本が逃げ出している以上、もっとケチな外国は手も出さないであろう。日本の損失は中国に進出した投資額、多ければ、売掛金が回収不能になる。先端技術を擁する企業は優遇されているように見えるが何れは同じ運命が待ちうけているだろう。先端企業は現地に投資させられて、技術を確保できたら、投資した会社を放り出す。そして、日本のライバル企業として、タダで手に入れた日本の投資した工場を使用して挑んでくる。減価償却の掛からない設備は割安な製品を生み出せる。中国ウォッチャーの宮崎氏が述べていることなので、間違いないだろう。 (前々回の福井商事は江守商事に読み替えてください。)
フォルクスワーゲンも同じ運命が待ち受けているのだろう。腐敗撲滅と景気減速が重なって自動車が売れなくなっている。中国で、投資資金、売り上げ資金を回収できず、フォルクスワーゲンを国家で救済するとなるとドイツの屋台骨が揺らぐ可能性すらある。
日本が中国に投資した金額の総額は9兆円位。日本のGDPが500兆円とすると、凡そ2%。500万円の年収の人が9万円投資したようなもの。税収からみれば、大変だが、国としてみれば許容範囲か?。
早く崩れて欲しいな。そうしたら、日本は軍備拡張もする必要が無いのに。
あくまでも、個人的観測です。投資は自己判断でお願いします。 |
アメリカに見捨てられた中国 2015/08/23(日) 12:26:41 |
| 世の中の動きを見るのに日高義樹氏を参考にしている。特にアメリカの動きを見るのには最適な人だろう。日高氏の最新著「日本人が知らない「アジア核戦争」の危機」を読むと、ウォール街は中国のバブル崩壊は救い様が無いとしている。日高氏は経済は得意では無く、ウォール街の友人に聞いているが、ウォール街のコンセンサスとして中国のバブル崩壊を支えないとしている。
別の見方もある。 2007年頃、ウォール街のゴールドマンサックス等が中国に投資したが、リーマンのお陰で資金回収できないでいた。直後に中国の未来は明るいと最大限にプロバガンダを行った。でも、上海指数は上昇せず、上海関係の株式の売却もできないでいた。 ここで推測。 ウォール街は資金回収を急がねばならないと思った。だが、土地バブルの崩壊が進行しており、投下資本の回収もできない状態となっていた。そこで、金利引下げ等々政策的なアドバイスを行い、上海指数を買い上げた。一般民衆も買うように政策変更もアドバイスした。上海指数はレバレッジ10倍の信用取引ができるようにし、一般大衆に高い株を買わせた。博打好きな中国人に思い切りヒットした。上海指数は最盛期に近い5000ポイントを超えた。このあたりで、投資会社は売り抜けた。後、下落したが、レバレッジ10倍は日本の商品先物と同じ位危険な存在なので、追証に追いまくられる人が続出した。
もう一つの事実を重ねてみよう。 IMFは今年から来年にかけてSDRの引出権を中国に与えるかどうかの判断を行わなければならない。与えると、基軸通貨として認められることになる。アメリカにとっては、基軸通貨国の地位を脅かされれると、とても脅威を感じる。故に中国の好調はアメリカにとって許されないことになる。
9月3日に抗日戦勝パレードを行うが、ここで、株価が悲惨な状態になっていれば、IMFのSDR引出権の話は何処かに跳んでしまう。
では、何処まで下落するか?
アメリカで起きたブラックマンデーでは、一週間で大方3割のダウンとなった。目安としては、この辺だろう。
あくまで、個人的な観測なので、投資は自己責任でお願いします。 |
フォルクスワーゲンは今 2015/08/08(土) 14:42:23 |
| 日経新聞の6/11に中国の自動車市場に関しての記事があった。ここにフォルクスワーゲンに言及があった。内容は、2019年に向けて中国に3兆円に投資を行い、生産量を1.9倍の500万台を目指すということ。逆に考えると、既に3兆円近く投資して250万台の生産を確保したとのことなのだろう。お陰で、車の生産台数でトヨタ(凡そ1000万台)を抜いて世界一になったと思われる。 1000万台から250万台を引くと750万台。250万台のプラスで一気に世界一に上り詰めた。 ここで、問題提起。 財政状況を逆算してみよう。リーマンでGMが破綻したが、この時、GMが6兆円の債務超過で20兆円の売り上げを上げていた。トヨタは10兆円の資本金(額面だけでなく、資本準備金等を含む)で20兆円の売り上げがあった。フォルクスワーゲンも1000万台を生産しているのであれば、20兆円前後の売り上げと想定できる。 フォルクスワーゲンは売り上げが変化した時の損失はどうなるのか?。資本金が幾らか分からないが、中国市場で資金回収ができなくなると、3兆円近い損失を被るのではあるまいか?。中国市場では、売上金の回収ができなくなって破綻した企業がある。今年に入って福井商事は2000億円(少なくとも1000億円以上)の売掛金が回収できなくなって破綻している。リクシルも子会社が300億円の売り上げを回収できず、子会社が破産して、本体は300億円の損失計上している。 フォルクスワーゲンで同様のことが起きるとどうなるか?。投資した3兆円は回収できまい。250万台分の売り上げは売掛金として残り、回収できない可能性がある。1000万台の250万台、20兆円の売り上げの5兆円分と考えることができる。
ギリシャ国債は40兆円ある。今の流れでは、ドイツに背負わせるつもりで、処理しようとしている。ギリシャ国債の40兆円は、日本の不良債権100兆円、アメリカのサブプライム80兆円に匹敵する負債となるであろう。 処理している最中にフォルクスワーゲンの損失が重なるととどうなるか?。
考えると、ギリシャ問題はドイツに負担を強いるための大芝居か?。中国問題も併せて押し付けるつもりか?。 考えただけで恐ろしくなる。げに恐ろしや国際政治である。
ご愁傷さまで。
あくまでも、個人的な推測である。
投資は自己責任でお願いします。 |
リーマンショック時、反転きっかけを作ったのは日本 2015/07/20(月) 12:59:13 |
| 当時、リーマンショック時、アルゼンチンがデフォルトし、世界中は真っ青になっていた。IMFには、資金が無く、誰もが大崩壊を予測していた。 ここで、麻生総理が「十兆円出資しましょう」と発言した。この当りから、相場は反転に向かっていった。
中華人民共和国は反日運動を起し、日本を敵に回している。第二次世界大戦時のように、アメリカからのサポートも無い。そもそも、アメリカも国力が衰えたので、日本に集団的自衛権を持ちかけ、南シナ海の偵察を要求してきているくらいだから、中華人民共和国をサポートできない。まして、中華人民共和国はアメリカの特権である基軸通貨を奪い去ろうとしているのだから、余計に無理だろう。
中華人民共和国は救いをドイツに求めたが、ドイツはギリシャ支援の10兆円でスッタモンダしていた。民間では、フォルクスワーゲンが中国市場で投資し、中国市場で売り上げを伸ばして世界一になったが、資金を回収し、本国に利益を持ち帰れるのだろうか?。
中国の自動車生産可能台数は5000万台で、販売台数は半分位。しかも、前年比、何パーセントかのマイナスになっている。
このことからも、中国国内はボロボロと推測する。
ま、こんなところか。
下記の補足に。 |
中華民国崩壊をトレースする中華人民共和国 2015/07/20(月) 12:38:29 |
| 最近の中国の動きを見ていると、中華民国が崩壊する過程を見ているような気がする。中華民国の蒋介石は、孔祥熙、宋子文の財政サポートの上で成り立っていた。最終コーナーの3年間では、孔祥熙、宋子文グループは崩壊真近とみて、やたら通過を発行し、富を吸い上げて財宝に変え、国外に持ち出していた。蒋介石は政権維持を目的として、宋子文らに帰国するように勧めたが、財産没収を恐れ、アメリカから出ようとはしなかった。最終的に国共内戦に敗れた蒋介石は台湾に逃げ込んだ。 第二次世界大戦の帰趨が絡んでいたため、アメリカは中華民国に多額の支援を行っていた。宋子文は姉の宋露齢(夫は孔祥熙)と共に、アメリカからの援助と相場操縦で蓄財し、最終コーナーは止め処なき通貨発行で富を現金に変えていた。吸い上げた富は、ウォールストリートに流れ込んでいった。ウォールストリートはアメリカを動かしていたので、日本はアメリカと死闘を演じるハメになった。
今、中華人民共和国は不動産バブル崩壊に苦しみ、シャドーバンキングのデフォルトの危機に瀕している。抜け出そうとして、AIIBの設立を謳い、国際金融資本からの投資を呼び込み、国内の株式投資のバブル化でシャドーバンキングの不良債権を償却を行おうと目論んでいた。 しかし、ギリシャ危機の煽りを受け、一ヶ月位で上海株価は3割減となり、390兆円もの資産が消えたと考えられた。 中国国内投資は、信用取引残40兆円で上海株価指数5000ポイントを達成させたが、泡の如く消えた。40兆円という数字はギリシャの債務宗学と同じと聞く。 株価下落をカバーするために、アメリカで行ったQE3のように40兆円の通貨で株を買い支えれば良いという議論もあるが、アメリカの3倍以上の不良債権と輸出の前年比マイナスでは、通貨の垂れ流しでインフレが加速し、中華民国と同じ運命をたどることになる。
仮にAIIBが成立し、債券発行が可能となれば、どうなっていただろう。イギリス国内で債券発行し、日本で販売し、数十兆円から数百兆円の債券を売りさばいて、中国国内の景気回復に役立てたであろう。数年後のデフォルトしても、損失は日本国内が被ることになる。そして、その間、中国は軍備拡張していく。または、日本国内の不動産を買い漁り、選挙区で親中派議員を国会に送り込み、中国への朝貢体性作りが前を向いて進むのであろう。
どちらにしても、日本にとって良い話では無い。静かに沈んで欲しいものだ。
なお、中華民国崩壊過程は、「宋王朝」スターリング・シーグレーブを参照にしている。
最後に投資は自己責任でお願いします。 |
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