秋山昇 さんの日記

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謹賀新年  2022/01/04(火) 01:17:13
 昨年は6月、8月、12月がマイナスであったが、それ以外の月はプラスで、2.8億ほどのプラスで終われた。しかし、ほとんどが仮想通貨での運用になっているので絵に描いた餅に近い。
マネロン規制で円に戻すのがどんどん難しくなっている。税金の分は何とか円で確保したが、今後はどうなるか。海外取引所にも日本政府から圧力がかかっているようで、日本人の口座が閉鎖されるケースを多く見聞きする。このまま鎖国状態になってDeFiに資金が取り残されたら、日本に資金を戻すこともできず税金も払えなくなるが、どうしたらいいんだ。海外拠点の構築も考えなくも無いが、コロナのせいで難しい状況である。
しかし仮想通貨は、ネットワーク系のプログラミングの素養のある人には最高に面白いね。取引所のAPIを叩いて自動売買したり、ブロックチェーンに直接トランザクションを投げたりできて、それがまた利益につながる。技術力を活かして開拓できるフロンティアみたいなものである。ただ、本当に大きく儲けようと思ったら、取引する側じゃなくて開発する側に回らないとダメなんだろうけどね。今年はそういう方向でも何か出来ればと考えている。

IPO  2021/12/27(月) 12:23:24
 ネットプロHDに続いて、FINATEXT、クルーバーも公募割れ、CS-Cだけがかろうじてプラスで仕切れた。ほんとゴミしか当たらんな。

仮想通貨は下げ止まったかな。
XRPを保有しているとSOLOという通貨がエアドロップされるイベントがあったので、某取引所で100万XRP借りてウォレットに送ったところ、借入金利が年利5000%まで高騰して、2時間借りただけで1.2%も食らってしまった。しかもSOLOは応募者で山分けで、利益は0.1%程度しかないということが判明した。大損だ。

(無題)  2021/12/20(月) 19:38:35
 ネットプロHDは公募割れかよー。上手く行かんな。さらにFINATEXT、クルーバー、CS-Cが100株ずつ当選したが、地合いが最悪だしどうなるか。

仮想通貨もボロボロに下げていてきつい。BTC、ETH、SOL、BNBあたりは買いでいいとは思うけど怖くて買い増しも出来んな。
昔参加したXRPのスナップショットに関連してSGBが付与されたので即売り。150万くらい儲かった。しかし焼け石に水だな。

ネットプロHD  2021/12/11(土) 23:17:40
 ネットプロテクションズホールディングスのIPOで合計300株当たったが、どうなることやら。

仮想通貨はこのところの下げでやられている。20万ドル分ほど買ったコインを半値で投げ売り撤収したが、他にまだ切ってないけど片張り買いのコインがいくつもあってやばいな。
新規買いと利食い売りは、まぁ、刺さらんでもいいかと思って気楽に売買できるけど、下げ始めたゴミコインを撤収するのはめちゃくちゃ大変である。買い板もどんどん薄くなるし、数十万ドルのポジションだと、自分の売り注文でどんどんと値段が切り下がっていく。
ここ最近、少し良さそうな銘柄を買えば何でも上がる状態だったから調子に乗ってしまった。ゴミコインを掴んでしまうと全損まであるからなぁ。
市況が上向いてくれるといいが。

PTU  2021/11/26(金) 09:37:02
 バイビットでBIT(紛らわしが、ビットコインとは別のコイン)を保有しているとPTUを安く買えるというイベントがあり、現物買い無期限先物売りの両建てを組んだ。PTUというのはインドネシアの取引所のネイティブトークンだが、あまり期待されてないのか、無期限先物の金利も大して徴収されず。最終的に8000枚を2000ドルで買えた。上場直後に1.5ドルで売って1万ドルの利益。これは想像以上に儲かったな。しかし現在2.7ドルあたりで取引されている。早まったかも。

別の話だが、某コインを30万ドル分ほど購入し、1.9倍くらいになったところで売却。しかし現時点で購入価格の3倍くらいまで上げている。握力が弱すぎ。手離れが良すぎて嫌になるね。それにしても、ブロックチェインゲーム、プレイトゥアーン、メタバース等に関係するコインにはどんどん資金が流入してくる。

今の暗号通貨界隈は、コインを貰えたり安く買えたりするイベント(エアドロップ、トークンセール、ローンチパッド、IDO、IEO)の他にも、価格差裁定、金利差裁定(低金利で借りて高金利で貸す)などなど、チャンスがいくらでもある感じ。でもいつかはまた昨年のような冬の時代がやってくるかもしれない。今のうちに稼がなくては。

一つ気がかりなのは、マネーロンダリング規制でどんどん海外取引所やDeFiに対する規制が厳しくなってきていることである。日本の取引所で出金を止められているという話を多く聞くようになってきた。DeFiまで手を広げると、日本の取引所に戻した暗号通貨がマネーロンダリング由来のものかを示すのは、悪魔の証明に近い。一応、すべての取引はブロックチェイン上のトランザクションとして記録されているので、それを丹念に分析すれば資金の出所もはっきりするのだが、膨大な量のトランザクションを調べなければならず、簡単ではない。

SUSHIB  2021/11/15(月) 23:11:21
 11月5日9時のスナップショット時点でウォレットにSUSHIを保有していたらSUSHIBがエアドロップされるというイベントがあった。そこで、スナップショット直前に取引所でSUSHIを70万ドル分ほど借り入れてウォレットに送り、スナップショット後に送り返して返済した。かかった金利は20ドルほど。送金手数料と合わせると、コストは80ドルくらいかかった計算か。
仮想通貨の世界では誰でも新規コインを発行することができる。しかし、取引所にも上場されないようなコインを発行しても、そのままでは盛り上がらないので、ある程度の枚数を無料配布して、DeFiの世界で市場を形成してもらおうとするのである。それでも、ほとんどコインはすぐに無価値になる。
結局、1 SUSHIに対して1000000000000000000 SUSHIBが付与され、ウォレットで60000 SUSHIを保持していたので、60000000000000000000000 SUSHIBが付与された。というか、桁数が多すぎて、とても真面目にやっているとは思えん。
こりゃ、ふざけて遊んでるだけだなと思ってあまり注意してなかったが、ちょっと気になって、DeFiの世界で取引されてないか調べてみたらなんと、流動性は少ないものの、相場が立っていてびっくりした。とりあえず、半分くらい売却して4000ドルほど取れた。
しかしまぁ、仮想通貨全体に資金流入が続いている状態なので、どんなゴミにも値段が付くような状態ではあるな。

BOBA  2021/11/13(土) 11:37:49
 11月12日の9:00のスナップショットにOMGを保有していると新通貨BOBAが付与されるということで、11月9日くらいにOMG現物を90万ドルほど買って無期限先物を同じだけ売ってヘッジした。
無期限先物には、納会が無いかわりに現物からの乖離に応じて金利(ファンディング)の受け渡しがある。今回ヘッジ売りに使った取引所の金利は8時間ごとに0.375%が上限であった。
仕掛けた時点では、既に無期限先物は現物に対して数%ほど下乖離しており、8時間ごとに上限金利を徴収され続ける状態であったが、スナップショットの時点まで金利を取られ続けても合計7%程度であり、新通貨が旧通貨の15%くらいの価値はあると想定して、利益は取れると考えていた。
その後、無期限先物は下鞘幅を拡大していったが、数日前に突如、取引所が金利の上限を4倍の1.5%に引き上げてきた。8時間ごとに1.5%というのはシャレにならんと思って、金利上限が0.75%の別の取引所の無期限先物に乗り換えたところ、すぐにそちらも金利上限を1.8%に上げてきた。仕方なく、泣く泣く元の取引所に戻した。
この時点で仕掛けコストの見積もりが12%程度になり、利益が出るが怪しくなってきた。ここで撤退した人も多かった模様だが、自分はそのまま継続することに。
このまま1.5%で行ってくれと思っていたが、前日になり、更に上限金利が3%に上げられてしまった。8時間おきに300万円ずつ取られていくという酷い状況である。
その頃、8時間おきに3%という超高金利と無期限先物の超下鞘が、通常には起こり得ない特異的な状況を形成し、ある仕掛けをすることでコールオプションをタダで買えるのに等しい状態になることに気が付いた。すなわち、損失は極めて限定的にもかかわらず、上げたときには利益になるのである。そこで、さっそくその仕掛けを行い、7.5万ドルほど取れた。板を見ていると、同じことをやっている人も他にいたようである。
最終的にスナップショットを通過し、現物が権利落ちで暴落して無期限先物の下鞘は一気に解消したが、それまでの下鞘のせいでスナップショットの8時間後も買い玉から3%の金利が徴収される状態であった(売り玉には付与)。無期限先物は現物と同鞘になったので、無期限先物を買い越しにして現物は逆に信用売りにした。これで金利の3%が入ってくる。その後、段々と金利分を織り込んで、無期限先物が3%以上の上鞘になったところで全て仕切り完了。ここまでで、金利で15万ドルも徴収されていたが、色々と立ち回れたおかげで、累計6万ドルの損失で済んでいた。
BOBAの付与は19日だが、先物が上場されたので、さっそく付与予定分を全部売りヘッジ。結局、28万ドルで売りヘッジできたので、差し引き22万ドルの勝ちとなった。
XYMのときは現物を買って先物で売りヘッジするだけで、ほとんど無リスクで新通貨だけ貰えたのだが、今後の同じような案件では、金利の上限が上がるとなると簡単にはいかないだろう。刻一刻と状況判断が必要になり、格段に難しくなってくる。今回もめちゃつかれた。特に、高金利を徴収されると精神が削られるね。上限が6%になるとか上限自体を撤廃とかにならなくてよかった。

思い出話3:板寄せ  2021/10/18(月) 18:14:07
 以前は、商品先物は一日4回とか6回とかの決まった時間に売りと買いを付け合せる板寄せという方法で売買が行われていた。場節ごとに値段を競りで上下させながら売りと買いの枚数を合わせて行き、ちょうど売り買いが均衡したときの値段で全ての売買を成立させるのである。
この場合、ぴったり売りと買いが一致する値段があればいいが、通常は、123.1円では買いが多く、123.2円では売りが多い、などのような状況が出現する。買いが多い状態を売り端(ウリハナ)、売りが多い状態を買い端(カイハナ)という。買いが多いということは、均衡させるために売りを募集中ということで、売り端と言われるのである。
板寄せの競りにおいて、端の分の売買を引き受けて値段を確定させることを「端上げ」とか「端を取る」とかと言う。知り合いでよく端を取っている外務員の人がいたが、相場の約定値段は永久に残るから、自分が相場の歴史を作っているという自負と満足感がある、というようなことを言っていた覚えがある。また、端を取ることで相場に対する断固とした姿勢を示すことができるというのもあったようだ。例えば、岡地が100枚の買い端を取った、とかなると、今端取ったの誰だ、という感じで情報が駆け巡ったりしたそうだ。
ウェブ上でも、例えば日本ユニコムのシステムなんかでは端を見れたので、端の分の注文を入れると、そこで値段を決めることができた。ただ、正確にはこれは端上げではなく「無出入り」ということになる。誰も端を取らないようなマイナー銘柄で1文違いで大きな売り注文と買い注文を入れてると、上げて買い端、下げて売り端という状態を延々と繰り返して、いつまでも売買が成立しなくなる。これをやってると、取引所から取引員を通して「ええ加減にせぇよ」って電話が来る。
一度、大阪商品取引所の立会場内で見学させてもらったことがあるのだが、手は必ず後ろで組んで動かさないようにと言われた。具体的な手振りは忘れたが、下手に手を動かすと端を取ってしまって大変なことになってしまうからだそうだ。高台の職員は、端上げの手振りを見ると反射的に反応してしまうこともあるということだった(本当は発声も要るのだが)。
大阪商品取引所では、各取引員から場立ちが派遣されて手振りによる競りが行われていた。場立ちは、場電で伝えられる各取引員内の売り買いの差っ引き分を手振りで成立させるのである。東京工業品取引所はその時から既にコンピュータによるシステム売買で板寄せが行われていたのだが、例えば岡地では、取引所の売買がシステム化されてようがそうでなかろうが、社内では手振りによる売買の取りまとめが行われ、その差っ引きが各取引所に伝えられるようになっていた。
端上げのときは、手振りとともに、買い端を上げるときは「買ったあぁぁーーー!!!」、売り端を上げるときには「売ったあぁぁーーー!!!」と大声で発声するので、聞いてる方もテンションが上がる。売り端でも買い端でも関係なく取るときには、確か「シャぁぁぁぁーーーー!」とか叫んでた気がする。
担当の外務員が認めていた場合は、客も手振りをしていい場合もあったようで、自分で端を取ったりするお客さんもいたとか。でも端上げは、10枚買い端かと思って取ったら、直前に大量の売り注文が入って100枚買ってしまったとかいうことが起こり得るので、結構リスクが高いのである。

思い出話2:ゴム指数  2021/10/16(土) 23:53:57
 diabloさんがゴム指数の異限月鞘取りの様子を公開していたので、真似をしてやってみた。実際にdiabloさんにもお会いして色々と教えてもらったこともある。
ゴム指数は単位がポイントとなっているが、数値的にはゴムとほとんど同じなので、そのままポイントを円に読み替えると東京ゴムと同じくらいの価格水準となる。
当時、東京ゴムの倍率が5000倍だったのに対して2万倍という破格の倍率であった。その頃はまだ手数料が往復1枚4000円くらいしていたが、0.2ポイント幅で手数料が抜けるという点で鞘取りに適していたといえる。
当時、市場は全部板寄せだったが、直前の場節で東京ゴムが上げたときに、ゴム指数の期近はすぐには反応せず、先が買われて鞘が拡大するので、期近買い期先売りを仕掛け、直前の場節で東京ゴムが下げたときにはその逆の仕掛けとなる。
当時はバイカイ付け出しという制度があり、売買はほとんど取引員が呑んでくれた(正確には、自己玉で向かう)ので、期近に注文を出しても値段が動くことは少なかったのである。
短期的な仕掛けとは別に、ゴム指数は指数値で納会するのに対して先限は理論値からの割高割安があるので、乖離したら逆張りで仕掛けていくというのも堅い取引であった。
ゴム指数は東京ゴムや大阪ゴムとシンガポールゴム(マレーシアゴムも入ってたかも)の合成指数で、国内成分は半分くらいしか無かった。ゴム指数の先限の理論値は、その限月が納会するときの東京ゴムや大阪ゴムの限月を使って計算するのだが、海外の分をどうするのかというのが難しいところである。それによって仕掛ける基準が全然違ってくるので、非常に重要なのだが、diableさんの計算していた理論値と自分の理論値は少し違っていた記憶がある。
羽根さんの鞘取り入門という本があるが、あの順鞘拡大の理論がそのまま綺麗に当てはまり、しかもかなりの短期勝負ができたので資金効率も良かったのである(倍率が高い分、実質的な証拠金も安かった)。
相場を始めた頃の資金は数十万円ほどであったが、ゴム指数は資金を数百万円レベルに増やすのに大きく役立った。

思い出話1:東京ゴム  2021/10/16(土) 05:47:22
 商品先物で初めて玉を建てたのが東京ゴムである。オリエント貿易で1枚売ったのが始まり。
当時は90円くらいだったが、当先10円くらいの順鞘が恒常的についていた。手書きの場帖を付けながら鞘やうねりのリズムを見ていた。
当初はゴムの順鞘の仕組みが理解できなくて頭を悩ませたものである。経済学の教科書的には、当限が現物価格に近づき、先物は金利と持ち越し費用の分だけ上鞘になる、ということになっているが、ゴムは先限がだいたい輸入採算と等しくなっていて、期近はそれよりかなり安い水準が続いていた。
自分で色々とああでもない、こうでもないと考えたり、色んな人に教えてもらったりしてわかったのだが、結局、ゴムは渡し手有利なので、現物背景の売りヘッジが入れば入るほど、その重みで下鞘に売られるということが理解できた。
しかも、納会近くになって当限と2番限の鞘が開いている場合には、ヘッジ売りしている筋が現物を渡さずに2番限に乗り換えることも多く(親引け)、その場合はまた現物背景の売りが居座ることで順鞘が長期化することになる。
同様の構造はアラビカコーヒーやロブスタコーヒーでも見られた。また、同じ売りでも、現物を背景にした売りと差金決済の売りでは市場への影響力が全然違うということも理解できた。
外務員さんたちは、丸紅とか豊田通商の売りがどこまで現物含みなのかとか、どこがどれくらい供用期限の近い現物を抱えているかなど、色々と調べたりしていたようだが、まぁ、輸入採算をチェックしていれば鞘の動きはだいたい読めるようにはなった。現物のヘッジ売りは輸入採算以上でないと入らないので、タイのUSS価格から計算した輸入採算価格と比較して、期先の時期に輸入採算以上に買われていた時期が長いほど、それが期近に回ったときに順鞘になりやすい。逆に、期先の時期にヘッジ売りが入らないと、期近に回ったときに鞘が縮小傾向になったり同鞘化したりすることになる。
基本的には鞘滑り取りであるが、どこで増し玉してどこで減らすとか、どこで乗り換えるとかは、データを元に色々と戦略を建てられて面白かったなぁ。
タイのソンクラー等の3市場のUSS価格、マレーシア市場価格、シンガポールゴム価格、後に上海ゴム価格なんかのデータを毎日調べて売買判断を行っていた。日本の営業倉庫在庫のデータも気にしていたが、後になればなるほど営業倉庫を経由しない取引が多くなり、価格影響力は無くなっていったので、それに伴い、あまり気にしなくなった。
洪水で減産ってニュースが出て上げると売り場だったことを思い出す。ゴムの木は洪水でも別にダメージは無く、その間、タッピングできないだけなので、洪水が終われば生産は元通りになる。

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