弁当と女性歌手と人間 2011/05/29(日) 16:53:31 |
| 弁当とはなにか? 女性歌手とはなにか? 人間とはなにか?
弁当は、本当に中身だけが勝負だろうか?弁当箱も重要ではないか? 女性歌手は、本当に歌唱力だけが勝負だろうか?容姿も重要ではないか?
私は、城山三郎の『梅は匂い 人はこころ』が好きなのですが、その題名は、「梅は匂いよ木立はいらぬ 人は心よ姿はいらぬ」から来ているようで、ここにグッとくるのです。ところが、 人間は、本当に中身だけが勝負だろうか?容姿も重要ではないか?となると、おやおや、話が違ってくる。
結局は総合力でしょうか。玉虫色とは強力な折衷案であり、黄金なる中庸であり、これぞ中道でしょうか。 |
説得力A 2011/05/29(日) 16:29:11 |
| 証券アナリストAとBがいました。 Aはとても信用・信頼している人 Bはなんか、不誠実な輩に見える人
ある日、AもBもトヨタに関するレポートを持ってきました。二人ともトヨタは買いとの判断だったのですが、Bのことはどうでもいいんだけども、Aと同じ判断をしているのが気になったので、ちょっとBの説得力がいかほどのものか目を通してみました。なるほど、筋は通ってるなぁ。ん?ではAの説得力は?と思って調べてみると、なんとBと同じ論理的仕組みで記述してあるんですね。全く同じと言っていいくらいです。 本来ならBは門前払いであって、Aが買いだと言うから説得力はどうでもいいので買うところだったのだけども、BがAと同じ結論なのはいいとして、説得力までもが同じことが気に入らない。極端に言えば、AとBの人間性は全く違うんだけども、今回のレポートは、同じものがコピーされて2部あるのと全く同じな訳です。AとBは面識もないし、示し合わせた訳でもない。つまり、AがBの、BがAのレポートを手渡してきたとしても、なんの違いもないことになるのです。 確かに、トヨタは買えばいいのかもしれないけども、BがAと同じ結論どころか思考過程まで同じであったことが許せない。Bが信用できないんではなくて、許せないんです。もし、今回はBのレポートしか見ていなかったら、間違いなくトヨタの株は買ってなかったでしょう。無視です。「トヨタは買いだ」という結論までの経路は一つしか存在しない訳ではなく、いくつも経路はあると思われるのに、何故にAはBと同じだったか、いや、何故にBはAと同じ経路を辿れたのか?! ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ レポートの受け取り側である私スポルトは、明らかに、「論理を軽んじている」もしくは「人柄を重視する」もしくは「論理よりは人柄を重視する」まあ、なんとなくこんな感じでしょうか。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 今回は、Bのレポートがしゃくに障って腹が立ったので、トヨタ株はスルーすることにしました。Aには、またレポートを持ってきてくださいとお願いはしておくことにします。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ こんな感じでしょうか。もちろん私一人の世界なのですが、いかに論理は頼りなく、人柄は確かなものであるか、が言いたかったのですが、読者の皆様には、私の器の小ささだけが印象に残ったでしょうか?鬼界彰夫『ウィトゲンシュタインはこう考えた』の目次が、「論理哲学論考」から「確実性」に向かって時系列に流れているのですが、私の目論む「論理の確実性とは?論理の鉄壁さとは?それは不完全なものなのに詰め将棋と同じだという態度はおかしくないですか?」という主張とは全く別のことが書かれているようで残念です。AとBで論理的記述に違いはないのに、言ってみればその論理展開は私にとって何も訴えかけず、結局のところ、AとBの人柄に興味があったわけで、人柄はビシバシと私に訴えかけるものがあった。 |
説得力 2011/05/27(金) 20:52:40 |
| どうやら、星野哲郎は周防大島出身らしいですね。大島にはちょっとした思い出があるので、今度、久々に行ってみようと思います。島に架かる橋から見た、瀬戸内の太陽が忘れられません。
所で、株の神様が居たとして、「トヨタの株は買いだ」と御神託があったとしたら、理由も聞かずに、すぐに買いに走ると思うんですね。つまり、論理的仕組みという説得力はなくとも、その権威が説得力となるわけです。しかし、そこら辺のオッサンが「トヨタの株は買いだ」と言ったとしても、「何故?」と説得力を求めるはずですよね。 ある証券アナリストがトヨタのレポートを持ってきたとして、1ページ目に「買いか売りか」が書いてあるのを見て、そのアナリストを信用、信頼しているのであれば、2ページ以降に書いてある説得力を持たせるための論理的な仕組みとか客観的データとか、別に見る必要はないと思うんですね。 信用とか信頼とか権威とか、説得力の代わりになるものがあるんだなと、最近思っています。 |
訂正(汗 2011/05/27(金) 07:51:46 |
| Every Little Thingは、直訳すると、「すべての小さいこと」でしたね。ちょっと思い込みが入ってしまいました。 |
ELT 2011/05/27(金) 07:20:58 |
| 先日、CDのレンタルショップに行ったとき、ELTのシングルベストがあったので懐かしくなって借りました。25才のころに「Shapes of Love」(「研修医なな子」の主題歌)をヘビーローテーションしてたなぁ、と思ったりしてたのですが、ふと、「ELT」って、Every Little Thingだけど、どういう意味?と、初めて考えました。「すべては小さきこと」かな?そう達観したのならば、恋や愛やどうちゃら言わなくても・・・、と思うのですが、「すべては小さきこと」と達観しておきながら、恋やら愛やらと掘り下げてしまうその人間の性?を見ると、「俺も似たようなものかぁ」と納得してしまいます。厭世的に達観したかのような物言いをしておきながら、個別的具体例にこだわって、あーだこーだ考えをめぐらす。悟りと自身の行動をどのように関連付けるか、整合性をとるか、矛盾をなくすか、これが問題なのかなぁ。 |
チェンジ 2011/05/26(木) 07:08:44 |
| 今まで出来なかったことが出来るようになる、悪い変化もあるでしょうが、ハリウッド映画が日本語の吹き替え、字幕なしで楽しめるようになるとか、想像するとすごい喜びです。昔は理解できなかった名著なんだろうけども難解な本が理解できるようになったとか。じゃあ、これらの変化が欲しいなら、何をすればいいか?ですね。 |
結局 2011/05/24(火) 22:12:50 |
| 信用は継続しました。中々、決心がつかないものだ・・・。 |
まずい 2011/05/24(火) 08:18:48 |
| 日東電工の気配が良い。これは悩む・・・。もしかしたら、信用のポジションは解消しないかもしれません。 |
株 2011/05/24(火) 06:36:59 |
| そう言われれば、今の株資金はすべて今回の大震災で儲けた金額なので、これを絶対に失う訳にはいきません。どうしても確保しておきたい。で、米ダウ平均が二日連続で100ドル以上下落しているのと、なんとなく不穏な感じがすることで、信用取引のポジションは解消することにしました。ポジションが気になって、株価をチョコチョコ見たりするのも時間がもったいないからでもあります。 信用取引はもう少し落ち着いてからにしたいと思います。 |
構造主義と民主主義 2011/05/21(土) 22:25:23 |
| 構造主義をシンプルに、「物事は色々な角度から見ましょうね」と言い換えるならば、それは中途半端、どっちつかずの印象から逃れられません。それが、民主主義により多数決で決めれば良い、と言われて、おお、これは構造主義の弱点を解決するものではないか!なるほど、民主化を強権的に急ぐアメリカの気持ちもわからないではないなと思ったものの、民主主義とはドメスティックな解決策であり、世界に開かれたものではないことに気がつきました。主権国家が生まれ、内政干渉が難しくなり、戦争という手段も奪われた今、地球連合でも作らない限り、民主主義の多数決システムを利用する手段はないでしょう。しかし、国際連合の出鱈目な多数決システムを見ると、正直、国際連合の演説で無頼漢ぶりを発揮する人物に対しても、共感する部分もあったりします。合成の誤謬と言いましょうか、仮に各国が民主主義を採用したとしても、つまりドメスティックな解決策しか持たない、地球連合が存在しない現在、民主主義も不完全と呼ばざるを得ないのですね。「地球」に対するカウンターが存在しない以上、地球が一つにまとまる可能性は薄いかもしれません。SFでもなんでもなくて。地球も、相対化されて初めて、「●●星人は××だからこうしよう」的な発想をして初めて可能性が見えてくるのかもしれません。 |
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