問題はスペイン国債 2011/06/30(木) 01:43:07 |
| 震災ニュースの中に埋もれていたベタ記事。スペイン国債の格付け低下を伝えていた。 スペインは、失業率が高く、国家財政が厳しい状況。10%を越えた失業率は、日本では想像が付かない不況感が漂っているはず。3年くらい前、アルゼンチンデフォルト騒ぎの時は、スペイン株が思いっきり売られた。三橋氏によると、このスペインの国債をフランスが大量に抱えている。スペイン自身が崖っぷちにいるので、沈み始めると、欧州全体が沈んでしまう。 ギリシャ問題なんかより深刻な問題を内包している。 アルゼンチンが沈むとスペインが沈み、フランスが沈むと思い、大豆を買った。裏目に出たので、ポジション縮小を余儀なくされた。 でも、国債の格付けが下げられている。
BS特集「ミズーリ号から始まった」で森本氏が言っていたが、アメリカはドルを増刷し、通貨供給量を3倍にするらしい。
重ね合わせると、日本株買いユーロ建て欧州株売りか、日本株買いドル建て米国株売りのポジションが自然に見えてくる。 |
損切りしてフタをして 2011/06/23(木) 23:13:58 |
| 買玉を損きりして、新規売りたてて、スクエアにしたい。後、少し。
今年の利益は、限りなくゼロに近づいた。含み損は膨らんでいるので、辛い。 |
100万人来れども我行かん 2011/06/11(土) 21:50:51 |
| サッチャー元首相も同じことを言っている。
この頃、ようやく、言っている意味合いが分かってきた。 |
三井金属の銅箔のシェア 2011/05/24(火) 17:37:41 |
| 日経新聞によると、日本国内で90%以上を生産し、iPhoneでは独占的な位置を占めているらしい。同社は、この夏、浜岡原発の中止等々で電力不足に陥ることから、海外に生産拠点を移すことを検討している。 これとは別に、政府は財源不足から、消費税増税を検討している。
独占的なシェアを保持している場合、利益は確定的になるから、そこからの税金は計算しやすい。海外に拠点を移すことは、技術流出となり、競合相手が増えることから、利益が暫減することになる。 浜岡原発は、30年の内に80〜90%で震災に遭う可能性がある。
話がとんで申し訳ないが、ナポレオンの話。ナポレオンの軍隊で疫病が流行ったとき、ナポレオンは患者に直接接した。この後、疫病自体が収束してしまった。英雄ナポレオンが患者に触れたことにより、患者は勇気づけられ、軍隊に英気がみなぎり始め、疫病が退散した。
指導者に求められるのは、「100万人来れども我行かん」という気概である。その意気があれば、事態は好転する。 |
神風が吹くとき 2011/05/08(日) 08:06:41 |
| どうも神風は日本の専売特許ではなさそうだ。
映画「エリザベス ゴールデンエイジ」を見て思ったこと。エリザベス一世当時、スペインは無敵艦隊を擁し、イングランドに攻め入った。ここで、風向きが変り、艦隊が投錨し、停泊した。イングランドは、すかさず、焼き討ち船(火を点けた船)を突進させた。スペイン艦隊が身動きが取れない中、次々と炎上し、無敵艦隊は消滅した。スペインは、イングランドの数倍の海軍力を誇り、順当に行けば勝利間違いなしだった。イングランドは、強い心の持ち主エリザベスを天上界から遣わされ、奇跡的な勝利を手にし、イングランドの黄金時代を手に入れる。 中国の三国志でも、赤壁の戦いで、同じような展開になっている。 日本でも、鎌倉時代、執権北条時宗が、最強国元から国を護るべく奔走し、戦いでは2度の神風で撃退している。 逆に、第二次世界大戦では、ノルマンディ上陸時、一瞬の晴れ間を利用して上陸している。ノルマンディ上陸までは、只管、ドイツを騙し、ノルマンディから目を逸らさせていた。季節的にも、晴れる確率の低い時で、神の加護が無ければ、数十万の兵が海の藻屑となり、展開が変わっていたかも知れない。
歴史の転換点には、奇跡とも思える展開が待ちうけている。
小室直樹先生によると、第二次世界大戦時、神風は戦後に吹き、戦前では考えることも出来ない豊かな生活を手に入れたとしている。 今回の震災は何をもたらすのであろう。10年後に確かめてみたい。 只、いえることは、日本のパーツ供給が止まることで、世界中の製造業に影響をもたらすことが分かった。金融が止まると、企業は倒産するが、物は作り続けられる。品質の良いパーツが無いと良い製品は作れない。粗悪なパーツを使えば、そこがボトルネックとなり、製品の品質が著しく落ちる。メーカーは粗悪品を出して信用を失うより、良いパーツの供給を待った方が良い選択となる。製品を作れないのは半年、一年だが、粗悪品はリコール問題を含め、思った以上に費用が掛かる。 |
震災後、高速道路を封鎖したんだって 2011/04/09(土) 22:37:48 |
| BS朝日の激論で言ってた。 震災後、ガソリン不足から、物資不足となり、別地域で買い溜めが始まり、震災領域が増えたと考える。ガソリンが無くて、初動で救えるものも救えず(どうかは確認できないが)、周辺の被害が増え、震災地域を広げたのでは無いだろうか?。
マスコミに責任の一旦を押し付けよう。
マスコミは特落ちが怖く、震災後、原発報道に特化した。全国民はレントゲンより低い放射能影響に釘付けになった。政権もマスコミと国民の関心の高さに、原発対応に追われた。お互い、一点集中攻撃を行い、一点に絞って防御した。お陰で、震災地域の情報が薄れ、高速道路が通行できず、タンクローリーが高速道路を走れない情報やガソリンスタンドがガソリン、灯油の販売ができない情報は伝わってこなかった。伝わっていれば、誰かが対処できたであろう。 報道って、特集番組だけを組むものなの?。マスコミって、影響力が多きいんだから、余力の一部をベタ記事でも良いので、報道して!。 |
日米安保闘争 2011/04/02(土) 22:56:36 |
| マスコミで活躍している鳥越氏がニュースステーションで安保闘争の話をしていました。当時、安保闘志だった鳥越氏は、「負けたと思った。脱力感を覚えた。」と言っていました。 一方、岸首相はクビを掛けて強行採決を行った。 アイゼンハワー大統領は、片務的な契約で一方的な米軍側の負担で日本を守ることになり、日本国民に喜んでいただけると思って訪日を計画したが、反対闘争の凄さに訪日を取りやめてしまった。 ここで、小室直樹氏に登場いただく。小室氏は安保闘志と同年代で、安保条約を読んで安保闘志に質問した。「どこが反対なのだ?。読んだのか?。」「いや、読んだことは無い」「なぜ、反対なんだ?」「反対だから、反対なのだ。」という話が著書にある。
今回の震災で、自衛隊の手が回らないところを米軍に応援を要請している。離島で孤立していた人達は涙を流して喜んでいた。マスコミはお涙頂戴でヒューマンドキュメントを放映していた。
数ヶ月前、現政権は、沖縄返還で密約が在ったとか無かったとか暴露していた。その面下げて、米国に応援を要請していた。
今のマスコミの重鎮は、こんな人達が取り仕切っている。
これ以上、日本をミスリードしないことを祈る。 |
広島、長崎と比べれば・・・ 2011/04/01(金) 16:58:29 |
| 騒ぎすぎでは?。
原発は発電の単価が原油の半分。オイルメジャーに首根っこを押さえられないようにする為の原発。そんなこんなで原発だった。事故後の東京電力の対応も悪いわけでは無い。むしろ、順調に対応している様に思われる。
それよりも、それよりも、心配なことがある。故田中角栄首相は列島改造を掲げた。理由は都心部で震災が発生した場合に壊滅的な火災事故が起きても復活できるようにするため、頭脳を地方に分散させることだった。ガソリン満載の車の渋滞に火が点いたら、手の施しようがない。 今回の震災直後の交通マヒは、消防車も走れない交通渋滞を招いた。ここで、火災が発生したらと思うと、『ゾッ』とする。津波被害も大変だったが、下手をすると、もっと深刻な事態を招いていたかもしれない。 戦前、敗戦を予想した上層部は、頭脳を温存していた。戦後の復興は核になる人間が大活躍した。松下電器の幸之助氏は海軍(陸軍?)の技術研究所に行き、技術者をスカウトした。戦後の目覚しい発展した各社は多かれ少なかれ同じことをしていた。 被災した人達の救済は大切である。だが、正常な人達まで心理的に被災者になってはいけない。生きる本分を全力で生き抜くことが間接的な救済になる。何のために生まれてきたのかをもう一度考え直そう。
高天原の神々は、岩手、宮城、福島に被害をもたらし、危うかった都心には何も手を下さなかった。いや、守ったというべきだろう。 神々の意図を忖度する必要がある。元寇の時は2度も神風を吹かせた神々である。何を伝えたかったかである。 |
原発問題の行方は? 2011/03/31(木) 16:17:18 |
| なぜ、原発だったのか?。
まずは、オイルメジャーとオペックとの戦い。第二次世界大戦、オイルショックと、油には苦しめられたから、エネルギー、特に電気の何割かを原子力に頼ろうとした。故田中角栄首相は、オイルメジャーを敵に回し、首相の座から引きずり降ろされた。引きずり降ろされても、将来の日本を描いて戦ったが故に人気があり続けられた。民衆は、心根の部分を感じ取って支持をすする。 次に、今後はどうなるかだが、世界のエネルギーマーケット400兆円を巡る争いは、今回の震災を契機に大きく転換する。脱石油、脱原子力という形で進み始める。発電、蓄電が大きなキーワードになり、転換していくことになる。最近では、オイルメジャー、オペックの力が相対的に弱くなっており、クリーン革命に拍車が掛かる。ハイブリッドカー、太陽光発電、省電力等々、インターネット革命に匹敵する変化が始まる。
日本人は破局点に達すると、大きく変化する。震災後の停電は、都民を中心の骨身に沁みている。
それにしても、震災当日の自衛隊の活動はスムーズに行っても、首都高速を止め、電車を止め、電話が不通になり、システム工学の欠片もありゃしない。 情けなくって。 |
閣外協力を申し出るべきなのに 2011/03/23(水) 22:35:25 |
| だ! |
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