テムジン さんの日記

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1/17  2006/01/18(水) 00:16:48
 未だ、年初からの損益はマイナスのままだ。

灯油期近の売り、ガソリン期先のクラックショートは維持している。

灯油の需給は未だかなりタイトとはいえ、日に日に緩和してきているように
感じる。
京浜のペーパースワップ2月限がTOCOM2月限を2000円近く下回っており、
商社がTOCOM2月限、3月限をショートしていることからも、
当業者は弱気に傾きつつあるのではないか。

1/14  2006/01/14(土) 15:08:55
 灯油期近の売りが掴まり、年初からマイナススタートとなってしまった。

11日に2月限は損切りし、中部の3月限を売り直した。
東京の3月限は未だ大きく引かされている。

他には、ガソリン期先のクラックショートを仕掛けている。

日計りは、ファンドが懲りずにパワーゲームを仕掛けているため、
12日の後場から休んでいる。

週明けもファンドの出方次第だろうが、12日の動きなどを見ていると
売り方にも力強さが感じられ、12月中旬と同じように、ファンドが
投げさせられる展開を予想している。


漸く灯油期近の上昇が止まってきた。

昨日発表された日本の1ヶ月予報では、気温は平年並かやや暖かめとの
ことである。
12日発表された石連週報では、灯油在庫は平年よりもやや少なめの水準
だった。
仮に1ヶ月予報が当るとすれば、それほどパニックになる状況では
ないと思うのだが。

元売は、12月の寒波が1月2月と続いても品不足とならないように
玉を確保しようとしているため、パニックになっているのだろう。
安定供給が元売の責務である以上、仕方がないとは思うが・・・。

主な輸入先である韓国が、寒波の影響で輸出に回せる灯油が少ないのも
パニックの要因と思うが、他国から輸入すればいいように思う。
幸いなことに、日本・韓国以外では、JET・Keroseneの需給は比較的
緩いようなので、輸送に時間がかかるという問題はあるが、調達は
それほど難しくないのではないかと思う。
例年冬の時期でも、日本はジェット燃料を20〜40万KL/月程度輸出しており、
いざとなれば、この輸出分を海外から調達し、輸出予定のジェット燃料を
灯油生産に振り向けることも可能だと思うが、どうなのだろうか。

実際、日本勢が中東・アジアのジェット燃料油を大量に買い付けて
いるようだが、どう使うのだろうか。

直近4年間で月間の灯油生産がもっとも多かったのは、H15年1月の
402万KL/月(同月のJET生産量は45万KL/月)であり、当時と製油能力は
殆ど変わっていないことから、事故や故障がない限り、やる気になれば
400万KL/月程度の生産は可能と思われる。

灯油在庫のボトムは150万KL程度であり、実質的な取り崩し可能在庫は
335-150=185万KL程度となる。

今後平年並みの気温が続くとすれば、過去の統計から、需要は
多く見積もっても500万KL/月程度と思われ、灯油の輸入成約が全く
ないわけではないので、1月・2月は十分乗り切れると思う。


また、平年並みの気温となれば、それは韓国でも同じであり、
韓国の輸出余力が生じてくるのではないか。
日本の現物価格や先物の期近が下落しない限りは、日本の商社に高い
値段で売れるので、作れるだけ作って日本に売ろうとするだろう。


灯油のパニック買いは一旦沈静化するのではないかと期待している。


需給が緩和して、元売が生産を調整した後に、再度気温が低下してきたら
灯油価格はまた上昇に転じるかもしれない。
その頃には需要期も終盤に入ってくることから、今のようにクラックが
30円/Lを超えてくるような展開にはならないとは思うが・・・。

1/9  2006/01/10(火) 00:46:13
 国内灯油現物の上昇が止まらない。

元売も流石にフル稼働だろうし、輸入もぼつぼつ成約し始めている
ようなので、当限はそろそろピークかと思っていたが、6日の上昇には
驚いた。

将来的には、また大きく下に振れるだろうが、どのタイミングで
反転するのだろうか。
輸入玉の繋ぎ売りが先物に大きく入れば、そこが天井になるのでは
ないかと思う。

実は、5日の内部要因を見て繋ぎ売りが入ったと思ったのだが、
5日の売り手が6日に早速買い戻しを入れており、どうも違ったようだ。
灯油期近に売りを少し入れてみたが、これは損切りとなりそうだ。


灯油の期近以外には、ガソリン期先の日計りを10回転ほど行った。
枚数も5枚〜10枚であり、利益は小さいが、手応えはあった。

特気のルールや値幅制限が変更になって、日計りが(自分にとっては)
やり易くなったように感じる。
また、為替や株式、海外市場のデータを得るために契約している
ベンダーが、最近TOCOMの配信を始め、日計りを行う環境が改善した
こともあり、1月は石油の日計りに力を入れる予定である。

1/3  2006/01/04(水) 01:32:51
 12月の統計を整理してみた。

世界的に原油処理の生産調整が行われているように感じる。

昨年、米国ハリケーンをきっかけとして、世界的に石油製品の増産が
なされた。
この結果、世界的に石油製品がダブつくこととなり、10月11月と
クラックは縮小した。
このため精製業者は今度は一斉に生産調整に動いたようだ。

米国では、10月11月に成約した輸入玉が12月も入着しており、
生産調整が行われているものの需給は引き締まってきていない。
欧州も同じような状況と思う。

ガソリンは生産調整が次第に効いてくるのではないかと思う。

中間留分は、北半球で寒さが続いていることもあって、需要は大きく
伸びている。
アジアではJET・灯油が急騰しているが、今後域外への輸出は減ってくると
予想され、天候と処理量の推移次第とは思うが、ピークは近いように思う。
逆に欧米では、アジアからの輸入が細ってくれば、需給は一気に
引き締まると思う。

1/1  2006/01/01(日) 01:56:35
 本年も宜しくお願い致します。

今年は独立して6年目となりますが、今年は飛躍の年となるような
予感がします。

それが現実のものとなるよう、精進します。

皆様もよい年となるよう、お祈り申し上げます。


>赤い鳥さん
手付金を全額回収でき、年内に無事解決できたとのこと、
ほんとに良かったです。

12/12  2005/12/13(火) 00:32:32
 来年の資金管理ルールを決めた。

一.商品先物は、時に全く予想し得ない値動きをすることを肝に銘ずる。

一.ドローダウンが500万円を超えたら無条件で手仕舞いする。

一.メイン口座の有効額が1000万円を超えたら、超えた分だけ出金する。

利益が1億円を超えたら見直す予定だが、そこまでは無理だろう。


また、取引の留意点も整理した。

1.テクニカルを重視する。
2.ファンダメンタルを重視し過ぎない。
3.丁寧な取引を心掛ける。
4.取るべきリスクを選び、意味のないリスクを回避する。
5.異変を感じたら深追いせず逃げる。
6.仕掛けの際、根拠(優位性)を明確にする。
7.建玉に優位性があるか日々評価し、優位性がなければ手仕舞いする。


ここ3年程の売買を振り返ってみると、口座の資金が少ないときほど
収益率がよく、口座の資金が多くなっていくと収益率が落ち、
大きなドローダウンで資金を減らしてしまうというパターンが続いている。
未だ数千万の資金を運用する能力が自分にはないのだと思う。
メイン口座の資金が1000万円程度の時は、ドローダウンも少なく
利益もそこそこ出ているので、1000万を超えたら出金して口座資金を
1000万以下に維持し、それでどこまで利益が伸ばせるかやってみようと
思う。
これできっちり結果を残してから、運用資金を増やすことを考えようと
思う。

12/8  2005/12/08(木) 23:42:37
 8日の石油市場は、安寄り後上昇、プラス圏で終了。

今日は、全玉手仕舞い。
石油の損切りがあまりに大きく、アラビカ・小豆は利食いになったが
焼け石に水だった。

石油は外電が安かったので嫌な予感がしたが、的中してしまった。
外電が高ければ高寄りから利食い売り優勢の展開を予想していたが、
外電安で安寄りしてしまったので、三菱Fの出方次第となってしまった。
結局安寄りから買い上げてきた。
それでも後場の高寄りからは利食ってくるかと思ったが、下げて
こなかったので不本意ではあるが、損切りとした。


海外市場や国内現物市場等を考えると耐えれば報われると思うのだが、
値洗いが、年間利益の最低目標水準まで悪化してきたので、
諦めることにした。
今回は利食いのチャンスがあっただけに反省すべき点も多い。


三菱Fは今日もかなり買っており、本来なら今日はクラックショートの
仕掛け場なのだろうが、今年はもう休むことにする。

年間利益の最高益更新も達成できなかった。
自分の取引を振り返って、相場の手法や資金管理・精神面の管理を
練り直し、来年に繋げていきたい。

12/7  2005/12/07(水) 21:14:21
 7日の石油市場は、安寄り後一本調子の上げで、ストップ高がらみまで
上昇した。

今日は取引なし。
有効額は減少。

今日のTOCOM内部要因は、三菱F(50KL換算で2000枚弱)・岡藤・三井F・
ひまわりの買い、小林洋行・丸紅・住友商事の売りが目立っていた。
商社はガソリン・原油中心に大幅売り越し、
機関店は、ガソリン・灯油中心に大幅買い越し、
大衆店自己は、ガソリン・灯油・原油を買い越し、
大衆店委託は、ガソリン・灯油を売り越し、原油を買い越した。

三菱Fは、今日はガソリンを(50KL換算で)3000枚弱買い越し、
灯油を1000枚強売り越し、原油は僅かに買い越した。
灯油は、上手く踏みを誘ったのか、ストップ高まで持ち上げながらも
利食いとなっている。
建て玉ベースでは、ガソリンが4500枚強の買い越し、灯油が4000枚強の
買い越し、原油が2000枚弱の買い越しとなった。


商社勢の売りがかなり積みあがってきた。
ガソリンが4000枚強・灯油が4000枚強・原油が6500枚弱の売り越しと
なっている。
商社なので大半は裁定玉だろうと思う。

売り大手の中で三井Fと岡地は踏みを入れている。


ガソリンの極端な順ザヤを考えれば、期中のクラックショートは
優位性のあるポジションと思うが、ずるずると引かされている。
12月の上旬にはすべて手仕舞ってゆっくり休もうと思っていたが、
この状況では損切り手仕舞いする気がしない。

12/6  2005/12/07(水) 00:20:44
 6日の石油市場は、高寄り後乱高下し、高値圏で引けた。

今日は、ガソリンが売られると予想し、先に原油を売ってガソリンの下落を
待ったが、予想していた水準まで下落しなかったため、再度原油を
買い戻した。
買っている原油の限月が変わった程度で、ガソリン期中のクラック
ショートを中心としたポジションに変化なし。
有効額は増加した。


今日のTOCOM内部要因は、三菱F(50KL換算で8000枚弱)・三井Fの買い、
住友商事・ユニコム・フジの売りが目立っていた。
商社は原油中心に売り越し、
機関店はガソリン中心に大幅買い越し、
大衆店自己はガソリンを大幅に買い越し、
大衆店委託はガソリンを大幅に売り越した。

大衆店委託はガソリンを7000枚(50KL換算)近く売り越し、
建て玉ベースでは1000枚程度の売り越しとなった。
期近期中買い・期先売りのポジションとなっている。
灯油は(建て玉ベースで)7000強の買い越し、原油は1500枚程度の
買い越しとなっている。

三菱Fは、今日はガソリンを5500枚弱・灯油を1500枚強・原油を500枚強
買い越した。
これでガソリンはドテン買いとなった。
建て玉ベースでは、ガソリンが1700枚強・灯油が5500枚弱
原油が1500枚強の買い越しとなった。

三菱F(の客)は何を考えているのかわからない。
2連続ストップ高の後、買い方の利食いに買い向かっている。
買いたいのであれば、もっと安く買う方法はいくらでもあるように
思うが、どうしても買わねばならない事情でもあるのだろうか。
ここのところ曲がりっぱなしで、明日も買ってくるようだと、
また狙われるのではないかと思う。
鞘取りのチャンスも大きく広がるので有難いとは思うが・・・。


日本の灯油現物相場は、暴騰が続いている。
輸入の成約が纏まった数量あるまでは落ちてこないように思う。
輸入採算を現物相場が超えてきているが、空売りの踏みがまだ続いて
いるのだろうか。
元売は灯油の輸入を絞ることによって高値誘導しており、原油処理は
例年の水準を維持している。
ガソリンの需給は、タイト化しにくい状況だと思う。
(灯油の在庫低下 → 原油処理量の増加 → ガソリン在庫増加)

12/5  2005/12/05(月) 19:12:33
 5日の石油市場は、高寄り後そのまま上昇し、ストップ高張り付きとなった。

2日に引き続き、商品市場全体が買われる展開となっている。
金や白金は、引け際急落しており、目先は天井を打ったかもしれない。
年末でもあり、手を出すのは止めておく。

今日は、粗糖を売り手仕舞った。
有効額は大幅減少。

ガソリン期中のクラックショートは時間が解決してくれそうな
感じだが、早く落として休みにしたいとも思う。


今日のTOCOM内部要因は、三菱Fの買い、住友商事の売りが目立っていた。
商社は原油を売り越し、
機関店はガソリンを買い越し、
大衆店自己はガソリンを売り越し、
大衆店委託は灯油を売り越し、原油を買い越した。

三菱Fは、ガソリンを大きく買い越し、灯油も買い越し、原油は
売り越した。
建て玉ベースではガソリン売りと灯油買いがほぼ同数となり、
原油の買い越し分だけネットでも買い越しとなった。

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