(無題) 2008/03/21(金) 23:50:21 |
| 週刊ダイヤモンドの最新号の特集は『「道路」の暴走』である。その中で、国土交通省が道路を造るときの費用便益分析を、費用を過小に見る一方、便益を2倍以上にふくらませていることが暴露されていた。挙げられている例から推察すると、道路の便益の大部分は時間短縮効果であるが、その部分が倍以上の過大評価だというのである。となると、国土交通省の算定する費用対効果の指数は、1.0でなくおおざっぱに言って2.0以上なければ、おそらく無駄であろう。そうなると、道路中期計画の高規格幹線道路の大部分が無駄であるという恐るべき結論になる。まことに、人々の批判にさらされないと税金をどれほど無駄使いしようと何でもアリというのが現実である。 |
(無題) 2008/03/20(木) 00:02:19 |
| YouTobeでまた忘れていた歌を発見した。岸田智史「きみの朝」である。今改めて聞いてみると、「流行歌」にしては希有なことに「男女関係」が歌詞に出てこないことに気付く。「きみ」というのはどうやら自分自身のようだし、「心より体の方が確かめられるというのか〜」というのももっと抽象的な意味らしい。つまりはこれは独身男が人生の進路について悩むという歌らしいのである。これは誠に珍しい楽曲だ。 |
(無題) 2008/03/18(火) 22:02:44 |
| 北海道で発覚した聴覚障害の偽装疑惑が広がりを見せている。医者は相手方に悪意があれば簡単にだまされると書いたが、これは医者そのものが悪意を持っているのであろう。間にブローカーの存在もささやかれる。これと類似のことは全国にもあるように思われる。 そういえば、宮沢元首相は第二次大戦中、軍医の「誤診」により兵隊にとられないですんだという。これについて、彼の祖父小川平吉が裏から手を回したのではないかという話がある。三島由紀夫も同じようなケースでやはり兵隊に行かずにすんだ。戦前の有力者や高級官僚の子弟など、詳しく調べれば意外にはっきりしない理由で兵隊に行ってない事実がたくさんありそうである。たぶん一般庶民よりも遙かに高い確率で兵役免除となってたりして。歴史家は是非調べてみるべきだろう。 |
(無題) 2008/03/17(月) 20:48:31 |
| くりっく365が通貨ペアを大幅に増やす見込みである。この芳名録で書いたことで、結構実現していることも多いように感じられる。東京金融取引所が上場すれば、「買い」かもしれぬ。「売り」はやっぱり商品先物会社かな。 |
(無題) 2008/03/13(木) 22:02:32 |
| 近年、多重人格障害なる言葉をよく聞く。ビリーミリガンと二十四の瞳だか顔だかといったノンフィクションも結構話題になった。アメリカではこの障害が認められて、無罪になった犯罪者もいたとのこと。宮崎勤の精神鑑定でも、この病名を診断したものがあった。典型的な多重人格障害では、基本的に他人格が行った行為の記憶を別人格は記憶せず、故にその責任を問うことはできないという。日本でもこの人格は急増中とか。 しかし素朴な疑問であるが、車の運転中に人格が交代したらどうなるのか?あるいは手術中の外科医の人格が人格交代したら? 何しろこの人格異常はアメリカなどでは数パーセントの罹患率であるから、そんな例が日常茶飯事に起きても全く不思議ではない。事実はそんな事故はとんと聞かぬのであるから、こんな「人格障害」が本当に存在するのか、誠に疑わしい。アメリカでも同じような疑いを持つ人はいるらしく、事実これは催眠などによって人為的に作られた現象にすぎないと批判する人たちがいる。 私など、これは多分に法廷闘争に使えるので、犯罪者によって演技的に作り出されたことで世間にはやりだしたものではないかと思う。医者は、普段は患者にたいして優位性を以て接しており、また世間的にも尊敬されているから、相手から悪意を以てだまされると言うことになれていないのではないか。犯罪的意図とを持つ者が、いとも簡単に仮病を装い望みの診断書を書かせるのは、近頃の滝川市の生活保護不正受給事件でも、奈良市の環境部病休職員事件でも証明されているところである。誰も確かめることのできない「幻覚」らしきことをつぶやけば、少々見識のせまい医者であれば訳もなく心神喪失にしてくれるというのも、大いにありそうなことである。 |
(無題) 2008/03/12(水) 20:06:01 |
| フィリピン人看護師の受け入れが本格的に決まったようである。今のところ、病院の評判も上々のようだ。10年ほど前、『朝まで生テレビ』で、西尾幹二が「将来看護婦さんが東南アジア人になったらどうする!! 私は外国人受け入れに断固反対だっ」と絶叫していたが、ついにそれが現実となったのである。西尾は病床で心臓麻痺を起こしてしまいそうだ。まあ、これも時代の流れでしょう。 |
(無題) 2008/03/11(火) 22:13:24 |
| 新銀行東京について、都では旧経営陣に民事刑事で責任追及の構えである。しかし最大の責任者は、石原都知事であり、旧経営陣もいわば、石原のビジョンにのっとってやったにすぎないであろう。議会にしても、設立条例に賛成し新銀行の融資残高が少ないと尻をたたいたではないか。旧経営陣を責任追及するなら、石原家並びに翼賛議員の私財提供くらいはやってもらいたいものだ。前代表執行役の仁司という人は、トヨタ自動車出身とのこと。たぶん石原の怪奇熱に、まともなバンカーは尻込みしたのであろう。まあ、すでに最初に出資した1000億は跡形もなく消え去り、足が出ている状況であろうから、400億は出さざるをえんだろうが、これを機会に東京五輪誘致もやめた方がよい。そういえば、首都大学東京なる似たようなへんな名前の大学があるが、これも新知事就任とともに旧名東京都立大学に戻されるだろう。 |
(無題) 2008/03/10(月) 19:46:23 |
| 渋谷のマンションで外資投資銀行系不動産会社に勤務する夫を殺したとして、殺人の罪に問われている三橋香織被告の公判で、検察・弁護側が申請した医師が、両者とも、「PTSDで心神喪失」と判定したという。えーっ、まじ?というのが率直な印象である。心神喪失といえば、統合失調症とか、てんかんとか、見るからに気が狂った状態にのみ適用されるのだと思っていたから、PTSDなどで心神喪失になるのかしらという感じがする。三橋が心神喪失なら、宮崎勤や、すでに死刑が執行された宅間守の方がよっぽどおかしいんじゃないのかねえ? 三橋の犯罪はこれに比べればかなり合目的的だし、犯行後も偽装を重ねるなど、用意周到である。要するに医師も法廷も「美人には甘い」と言ったら言い過ぎだろうか。 |
(無題) 2008/03/09(日) 13:32:47 |
| 宮崎県知事のそのまんま東氏が、道路利権関係者に担がれて、特定財源死守を訴えている。あまりにも既得権擁護が露骨な彼らが、人気のある芸能人を全面にたてれば、風当たりも弱くなると思ってのことであろう。その意味ではそのまんま東も、案外守旧的なわけである。もっとも彼は、土木工事の一般入札には積極的であるから(これはほかの県もやっているが)その代償的な意味もあるのかもしれない。 ところで道路利権擁護と、土木工事の入札談合は、どちらが悪いか?私は実は、前者の方が遙かに悪いと思っている。入札談合もほめられたモノではないが、そもそも市場価格が資源最適配分を実現するとして肯定できるのは、売り手買い手がそれぞれ多数であるときである。建設ならまだしも、通常の土木工事は、ほとんど官公需以外に需要は期待できない。つまり典型的な買い手独占である。そのままの状況では、売り手に不利になる可能性が極めて高い。従って何らかの談合が発生するのは自然現象であり、完全摘発は非常に困難である。これは労働者が労働組合を結成するのと同じである。 であるから、土木工事は実際のところ、官と民の相対取引なのである。大切なことは、官が正しく積算して、腐敗をなくすためには予定価格もあらかじめ公開する方がよい。そのためには、原材料の市場価格がちゃんと手に入れられることであり、取引所の意義の一つはそこにあるのである。 これに対し道路特定財源死守論者の議論は、要はガソリンの売り上げの一部はこれまでどおり不労所得として道路関係者に与えられるべきだと主張しているだけのことである。今後とも増税の際には「目的税」ということが叫ばれるとは思うが、「目的税」だの「特定財源」だのといった考え方は、まさにある特定の業界に一つの不労所得を与えるにひとしく、警戒すべきであると言わざるを得ない |
(無題) 2008/03/09(日) 00:27:35 |
| FX会社のすばる証券も当初の予定期間を超えて目下休業中で、出金できない状態がつづいているようだ。以前はゲッツ証券という名で一度処分されたと思うが、今度はどうなってしまうのだろうか? |
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