晩年ニートの成り上がり さんの日記

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『悼む人(いたむひと)』  2009/03/16(月) 01:44:26
 気になって読み進めています。プロローグの段階で、「この小説ってもしかして、何故悼むかは謎のままで終わるんじゃないのかな?もしそうだとしたら本代返してくれ」と思いましたが、読み進める中で、関わる人間はやっぱり「何故悼んでるの?」と疑問に思うようです。ただ、少しずつ「悼む人」(やっぱり主人公と呼ぶべきなのかな?)の人柄がわかってきて、悼むことそのものに意味があるようで、何故悼む行為をしているのか、の「何故」(動機)は必要ないんじゃあないのかと感じました。また、そのままで終わってもいいような気になってきました。

つまり、私は、難病の人に対して同感することが「自分よりツライ立場にあるから」だとか思わなくてもいいし、さらに「自分よりマシな立場にあるから」同感しなくてもいいわけではない、ということになると思いました。難病の人に対して同感することそのことが重要なんであって、それが感受性によろうが倫理・道徳によろうが関係なく、また、はた目にはそれが偽善であろうが関係ないということになるんじゃあないだろうか。

自分には縁もゆかりもない人を「悼む人」は、実に示唆に富んだ小説ではなかろうかと、いい感触を持っています。さすが直木賞をとっただけはあるなぁといったところです。ちなみに、主人公に関係した人が「悼む悼むって、冥福を祈るってことだよね?」みたいなことを言ってるので、悼むとは冥福を祈るという意味で使われているようです、今のところは。辞林21って辞書では、悼むとは人の死を悲しむこと、とあります。

昨日の続き  2009/03/15(日) 22:21:23
 昨日は失礼なことを書いてごめんなさい。
難病の皆様、どうかがんばってください。応援します。
では。

続き  2009/03/14(土) 20:03:36
 こういうときって、拝むとか祈る行為が正当化?儀式化?されていない無宗教の人間は無力ですね。でも本当は自分のほうが可哀想だと思ったりしているから、かけてあげる言葉がないというのが正しい見方です。

難病  2009/03/14(土) 19:09:20
 自分より重たい病気の人がいることを知って、「ああ、私はこの人よりはマシなんだからもっとがんばろう」と思うことは正しいことなんだろうかと考えます。

今日、本屋2店舗行ってきました。2回とも、『悼む人』が目に入りました。こういうのが運命なのかなと思って、次行ったときは買おうと思いました。悼む人はNHKのクローズアップ現代で紹介されていて少し予備知識があります。見ず知らずの亡くなった人の所に行っては死を悼む(人の死を悲しむこと)主人公。

悼むとまでは言わないまでも、難病の方に何かしてあげることは出来ないだろうか?先ほどニュース番組で難病の特集みたいなのを見ていて思いました。知らなかったら知らなかったで済む他人の死や苦痛。わざわざそれを探し出してまで「悼む人」。急に読みたくなってきました。これから買ってこよう。私にはこれくらいしかできることはないでしょう。

川崎 侍さん、こんばんは!  2009/03/13(金) 20:17:15
 いやあ、掲示板で三浦綾子さんの話題をしたあと、川崎 侍さんが三浦さんの本を読み始めて下さって、最初嬉しかったのですが、コンタクトできませんでした。う〜ん、日記に後からなんとか書いておけばよかったですね。

三浦綾子さんは、物心ついてから(20代か30代)洗礼をうけられたそうですので、つまり、神様やイエス・キリストを信じていない時代があったので、特に信者でない人でも理解できそうな聖書の文句かどうかを判別出来るのではないかと思っています。あと、秋山さんがどこかで書いておられたと思うのですが、(私の解釈をすれば)キリスト教も仏教もイスラム教も(多分、主流の宗教)根本的な部分というのは似通っているので、理解しやすい素地があるのではないかと思います。儒教に関してもそうだと思います。

私、勉強になる文句を実践できているわけではないのですが、世の中には清らかな人、純粋な人、正義の人達とかってきっといると思っているので、多分、少しでも近づきたいと思っていると思うんですね。だから、仕事は新聞配達しかしていませんが、配達中にイラッとしたときとかに三浦綾子さんのことを思い出したりして思い直したり、イラッとして新聞をクシャッとしたときとか^^;丁寧に入れ直したりしています・・・そういう時とかって、後から思えば、三浦さんに出会えてよかったなーと思います。感情的になることを抑えることは出来ませんが、後から思い直したりするとき、勉強になってるなーと思います。

あと、余計なお世話かもしれませんが、実は城山三郎さんもキリスト教徒でして、彼は小説に聖書の中の文句を載せたりはしませんが、にじみ出るヒューマニズムみたいなのがなんとも三浦綾子さんの小説と共通点がある気がしています。気が向いたらどうぞ。ちなみに私は『梅は匂い 人はこころ』が一番気に入っています。花王石鹸四代目社長の小説です。

『旧約聖書入門』  2009/03/13(金) 17:25:16
 どうもしょっぱなに天地創造(神が天と地をはじめにつくったという文)がきたから、拒絶反応がおきたのかもしれません。『明日のあなたへ』を読むと、やっぱりいいなぁと思うのですが。どっちを先に読むか迷います。佐藤優の『獄中記』が読みっぱなしになってるのもなんとかしたいしで、なんとも悩ましいかぎりです。

プラス  2009/03/13(金) 16:08:17
 日本時間の昨晩発表の2月米小売売上高が、市場予想の前月比0.5%減を上回って前月比0.1%減になった模様で、市場には好意的に受け止められたようです。GMも3月の公的資金受け入れを否定したみたいですので、とりあえずほっと一息ついた相場になってくれるとうれしいのですが。当分放置希望です。

マイナス  2009/03/12(木) 20:23:19
 横河ブリッジを損きりして、コマツに乗り換えました。ここは中小型株から大型株にシフトしておいたほうが流れに乗りやすいかと思いました。しかし、銀行はほぼ底をはいつくばってますけど、コマツとか他の主力株は去年の10月下旬を底にして、何十パーせんとかは上昇しています。今の市場は、本当に来期の減速を織り込んでいるんでしょうか?つまり、今年五月の決算発表時に来期の予想がでるわけですが、そこでまたドスンとくるんじゃないだろうか?なんて考えてしまいます。買ってるんですけどね・・・

『旧約聖書入門』当初、楽観していたよりも手強く、小説ものを読みたくなってきました。何が手強いって、信者でもない人間が聖書の手引き書を読むのは納得がいかないわけでして、三浦綾子さんが小説に引用したりする聖書の文句などは一般受けするものを選んで書いているのだろうことであって、そうじゃない所は信者でない人間にとって受け入れがたいわけです。さて、どうしたものか。とりあえず聖書入門は積ん読しておいて『明日のあなたへ』を呼んでみようかと思います。これはぱっとみ、今を悩んでいる人に向けたエッセーみたいなものです。あと小説ものといったら、『海嶺』『愛の鬼才?』くらいかなぁ。アマゾンでもっと探してみるか、それとも三浦綾子さんのファンクラブみたいなHPにでもいってみようかな。

基礎英語が、実質、今日で今年度の放送を終わりました。(基礎2はまだ明日もあるっちゃああるし、1,3も今週の復習が明日あるっちゃあある)しかし、終わり方がえらくあっさりしていたなぁ。基礎英語にストーリー性を求めるのは酷なのだろうか。その点、大杉先生のラジオ英会話は良かった気がするし、評判はすこぶるいいみたいです。まあ、たらればだなぁ。ものしり倶楽部で我慢しますかぁ。ではでは。

『岩に立つ』  2009/03/11(水) 19:58:01
 読み終わりました。途中の感想と違って、読んで良かったと思いました。著者の家を建てた大工の棟梁が実際のモデルだそうですが、読み終わって、「ああ、なるほど、語り口調でよかったんだなぁ」と思った次第です。戦地の話とキリスト教の話が出てくると、ぐっと厚みが増しますね。それとあとがきがあったのもよかったです。次は旧約聖書入門でも読もうかな。

マイナス  2009/03/11(水) 15:18:47
 横河ブリッジが弱すぎました。元々は順張りのつもりだったのですが、流石に押し目で買おうと思って結局は下落局面で買っています。そのまま25日線を下回ってマイナス幅拡大。ファンダ的にはプラス材料とマイナス材料があるのですが、プラス材料を長期のものと考え投資しました。一発逆転を狙わないようにしなければ。

『岩に立つ』は、語り口調も気にならず、すいすい進んでいます。ただ、少し物足りなく読了してしまう予感が・・・

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