晩年ニートの成り上がり さんの日記

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プラス  2009/03/19(木) 15:23:56
 日米の金利差から、95円後半まで円高が進んだようですが、ユーロ、豪ドル、南アフリカランドを見る限りでは、まだ円安が進みそうな感じです。アメリカの株式市場の好調ぶりが評価されれば、また円安にふれるのではなかとのことです。がんばってもらいたいものです。

天童荒太『悼む人』読み終わりました。悼む旅に出る事情のようなものが母の口から告げられますが、あれはなかったほうがいいような気がしています。ラストに向かって、なんだか少しがっかりな展開でした。でも全体的によかったのは間違いありません。縁もゆかりもない死を悼むことがどんなに難しいことか、悼まれる人に優劣はないということ、私なりに感じ入りました。でもやっぱり、関心のある死と関心のない死ってあるんですよね。残念ですが、これが人間の限界かもしれません。感受性、倫理・道徳、感情、論理、悼む動機は色々ありますが。ちなみに、「悼む」という言葉を、主人公は冥福を祈るという意味では使ってないことが途中でわかりました。

マイナス  2009/03/18(水) 15:49:58
 米2月住宅着工件数・許可件数の発表がまずまずの数字だったようです。着工件数では、8ヶ月ぶりのプラスだったようです。前年同月比では大幅マイナスだったようですが。これからは経済指標や決算のモーメンタム(勢い。例えば四半期ごとの増減率の変化具合とか前年同期(月)比の伸び具合とか)がますます注目されると思います。コマツは、中国向けが好調なようで、前年の1−3月比と同様のペースのようで、また、在庫(適正在庫がいくらかは知りませんが・・・)も順調に減らしているようです。ぼちぼち行ってほしいですね。

プラス  2009/03/17(火) 16:50:25
 日本時間今晩9時30分発表の米2月住宅着工件数と許可件数が、アメリカ市場にどう影響を与えるでしょうか?どこかで見ましたが、着工件数は史上最低を予想されているようですが、許可件数がそれなりにあるらしいです。

『悼む人』ですが、約半分まで読み進みました。なんせ400ページはあるものですから、なかなか終わりません。で、主人公の生まれてから「悼む旅」に出発するまでのことが母親の口から告げられる所があるのですが、どうも、旅に出発した事情はあるみたいです。少し残念に思いました。

私が悼む人を気にし始めたきっかけみたいなものは、「見ず知らずの人間が亡くなった場合、その人は私にとって存在していたことになるのだろうか?」という問いがあったからです。『悼む人』はその問いに答えてくれるようなくれないような、微妙な感じです。

読み終わってから感想書いたほうがいいですね。

ドラマ  2009/03/16(月) 18:41:26
 「本日も晴れ異常なし」「落日燃ゆ」ビデオにとってたやつ見ました。「本日も晴れ〜」は感動しました。ハッピーエンドで良かったです。「相手のためではなく自分のために謝罪している」といったセリフが胸に突き刺さりました。城山三郎さん原作のドラマ「落日燃ゆ」は、正直言って、出来がよくありませんでした。小説はあんなにも胸にグッとくるのに、ドラマはただただ時間が過ぎていった感じです。セリフとしては、「自己弁護」という言葉が最近の私を思うに胸に突き刺さったかと思いました。

しかし、ドラマの1クール制っていつから始まったのでしょうか?面白いドラマはドラゴンボール状態でもいいから長く続けて欲しいものです。

プラス  2009/03/16(月) 16:48:57
 四季報をちらっと見る限り、来期減益は変わらない模様です。来年1〜3月期底入れ予想だろうか?株価は1年先を予想出来るとして、再来期正常化を予想し始めるのだろうか?3月プラス復帰しました。

私は、今年の1月一杯で約6年くらい続けていたネットゲームを引退しました。あまりにも依存していたと判断して、他のことに時間を使おうとしたわけですが、今のところ間違いじゃあなかったと思いはするものの、明らかに友達が減った気がしています。

(無題)  2009/03/16(月) 01:45:24
 明日(今朝)の仕事は休みなので、久しぶりに夜更かしをしてしまった・・・

『悼む人(いたむひと)』  2009/03/16(月) 01:44:26
 気になって読み進めています。プロローグの段階で、「この小説ってもしかして、何故悼むかは謎のままで終わるんじゃないのかな?もしそうだとしたら本代返してくれ」と思いましたが、読み進める中で、関わる人間はやっぱり「何故悼んでるの?」と疑問に思うようです。ただ、少しずつ「悼む人」(やっぱり主人公と呼ぶべきなのかな?)の人柄がわかってきて、悼むことそのものに意味があるようで、何故悼む行為をしているのか、の「何故」(動機)は必要ないんじゃあないのかと感じました。また、そのままで終わってもいいような気になってきました。

つまり、私は、難病の人に対して同感することが「自分よりツライ立場にあるから」だとか思わなくてもいいし、さらに「自分よりマシな立場にあるから」同感しなくてもいいわけではない、ということになると思いました。難病の人に対して同感することそのことが重要なんであって、それが感受性によろうが倫理・道徳によろうが関係なく、また、はた目にはそれが偽善であろうが関係ないということになるんじゃあないだろうか。

自分には縁もゆかりもない人を「悼む人」は、実に示唆に富んだ小説ではなかろうかと、いい感触を持っています。さすが直木賞をとっただけはあるなぁといったところです。ちなみに、主人公に関係した人が「悼む悼むって、冥福を祈るってことだよね?」みたいなことを言ってるので、悼むとは冥福を祈るという意味で使われているようです、今のところは。辞林21って辞書では、悼むとは人の死を悲しむこと、とあります。

昨日の続き  2009/03/15(日) 22:21:23
 昨日は失礼なことを書いてごめんなさい。
難病の皆様、どうかがんばってください。応援します。
では。

続き  2009/03/14(土) 20:03:36
 こういうときって、拝むとか祈る行為が正当化?儀式化?されていない無宗教の人間は無力ですね。でも本当は自分のほうが可哀想だと思ったりしているから、かけてあげる言葉がないというのが正しい見方です。

難病  2009/03/14(土) 19:09:20
 自分より重たい病気の人がいることを知って、「ああ、私はこの人よりはマシなんだからもっとがんばろう」と思うことは正しいことなんだろうかと考えます。

今日、本屋2店舗行ってきました。2回とも、『悼む人』が目に入りました。こういうのが運命なのかなと思って、次行ったときは買おうと思いました。悼む人はNHKのクローズアップ現代で紹介されていて少し予備知識があります。見ず知らずの亡くなった人の所に行っては死を悼む(人の死を悲しむこと)主人公。

悼むとまでは言わないまでも、難病の方に何かしてあげることは出来ないだろうか?先ほどニュース番組で難病の特集みたいなのを見ていて思いました。知らなかったら知らなかったで済む他人の死や苦痛。わざわざそれを探し出してまで「悼む人」。急に読みたくなってきました。これから買ってこよう。私にはこれくらいしかできることはないでしょう。

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