(無題) 2008/01/21(月) 23:22:22 |
| 以前大証は為替取引を上場したらどうかと書いたところ、いよいよ今年中にも実施見込みであると報じられた。儲かりそうなことに積極的に事業を展開するのは、見ていて非常に気持ちがいいものである。さすが「上場企業」だけのことはある。現状のくりっく365は、ランドもトルコリラも欠いているし、クロス円ばかりでいかにも物足りない。大証は対抗する上でも、できれば30通貨ペアぐらいほしいところだ。現在世界ではサクソ銀行が相対で150ペアも提供して居るが、過去にベアリングス商会など名門銀行でも破綻した過去があり、信用リスクは絶無とはいえない。そういう意味では取引所通貨取引の需要はまだまだ大きいと思われる。30ペアもやれば取引所としては世界最大規模であり、大証はこれで世界に名を売ることもできよう。 |
農事会社の復活 2008/01/20(日) 19:59:21 |
| 私は、小さい頃から「農業株式会社」があったらおもしろいなと夢想していた。実際戦前には農事会社というのもあったのであるが、戦後農地改革とともに、このような会社は原則として禁止されるようになったのである。最近は株式会社農業が部分的に解禁になったとはいえ、まだまだ規制部分が多い。いっそ原則自由にして、日本にも本格的なアグリビジネスが展開するようにした方がよいのではないか。農事会社が展開すれば、農民の一人一人が必ずしも高度な農法を知らなくても、組織的に儲かる農業が行われ、ちゃんと経営上の責任もとるからである。少なくとも、何ら経営責任をとらない改良普及員の指導と称するでたらめや自己満足による税金の垂れ流しよりはましであろう。 |
「農村は疲弊している」 2008/01/18(金) 22:44:10 |
| 農林行政に携わる末端の公務員に、改良普及員という職がある。最近この職の社会における役割についてある人からありがたい話を聞く機会があった。いわく「ある農家では、改良普及員の指導により、補助金付きでブドウの栽培をはじめた。でもその人が異動になり、新しい指導員はオレンジの栽培を勧めるので、ブドウ棚をつぶしてオレンジの栽培をはじめている。補助金付きで」(作物に関してはうろ覚えである)話をした人は、面倒見の悪い県の農林行政に憤っていたのであるが、私は全然別の観点で絶句した。
お百姓さんって、自分の才覚で農園を経営してるんじゃなかったの???
改良普及員って、そんな仕事をしてるんだあ。10%の手当もらって。満額の残業手当つけてもらって(昼間は外出の仕事に忙しいのである)。初めて知ったよ。こんな役職が必要なら、商業改良普及員・工業改良普及員も是非必要である。林業改良普及員は実在するから(各都道府県に数十人〜百人ほどいる)、産業の規模を考えれば、先物投資改良普及員というのもありか!? |
(無題) 2008/01/17(木) 23:23:56 |
| 先物被害救済センターなるところから電話があった。何でも、グローバリーの元従業員による内部告発があり、あなたの番号があったので電話したのだという。話によると、提携する弁護士による成功報酬で、かつての損失を取り戻してくれるのだという。幸い自分は損をしていなかったので断ったのだが、グロも今や(こともあろうに)資産管理会社となり、家賃収入かなんかで食って居るみたいだから、損が出た人はものは試しに訴えてみるのもありか? ただし追加資金が必要かも。しかし顧客名簿が流出しまくりですな。 |
(無題) 2008/01/16(水) 21:46:41 |
| ネットをのぞくようになってずいぶん経つが、その間先物を中断していた時期があるので、実は相場技研が立ち上がった頃のことをよく知らない。今から思えばそのころの秋山氏はいけいけどんどんの時期であったであろう。再度先物掲示板を見るようになった頃、すでに億単位の成功を収められていると知って驚嘆したものである。今回の相場である意味物語は完結したわけだが、それでも1億くらいは残しているのだから・・ それにしても紀元前ならぬ「技研前」からの人たちの多くはどこに消え去ってしまったのだろう。何人かすごい人がいたんだけどな。もし先物を続けているのなら、現在のこの劇的な結末をみて「おひさしぶりです」などといって掲示板に書きそうなのに、全く音沙汰もないところを見ると、やっぱり儲からなくてやめていったのだろうか。こうなると、順バリシステムで「流れに逆らわず」損きりさえしっかりやれば儲かるなどとしたり顔で言ったところで、あてにならないものだとつくづく思う。 |
(無題) 2008/01/15(火) 21:35:06 |
| イギリスではアッパーミドルクラスを医師・弁護士・大学教授などにイメージされる階級と考えているそうであるが、では上流階級とは何かというと、一名有閑階級とも言い、自己の労働によらず、もっぱら利子配当地代だけで豊かに暮らせる人たちを言うのだそうだ。まあ、現代の上流階級はブルジョワジーのように忙しく働く人たちも多いから、レジャークラスという言葉は必ずしもあわないが、日本にはアパート家賃だけで年収1000万などという、隠れた上流階級が案外あちこちにいるのかもしれない。もしかして先物ってこういうひとがつぎ込んでいるのか知らん? |
(無題) 2008/01/14(月) 11:22:40 |
| まだ東京に外国人がそれほど多くなかった頃のこと。ある日の休日いつものように町中をぶらぶらしていたところ、その日に限ってやたら外国人に道を聞かれることが多かった。私は英語が苦手だし地元の人間でもないのではなはだ困ったのだが、いったい何でこんなによく話しかけられるのだろうとよく考えてみると、どうやらその日たまたまネクタイをしているためらしいと気がついた。外国人は「ネクタイをしているならば英語を話せるぐらいの教育はあるだろう」という判断をするらしいことに気づき、新鮮な驚きであった。そういえばあるガイジンが「日本に階級がないというのはうそだ。街を歩けば階級があることに気がつくし、階級によって言葉使いも違う」という発言をしていたことがあるのも、なるほどと合点がいく。日本は昔も今も階級社会なのである。 とはいえ、ちまたでは格差社会が話題になっているが、さすがに「階級」という言葉を前面に押し出した本は少ないようである。せいぜいのところ「階層」か、あるいは「このままでは階級社会化してしまう」(つまり今のところ階級社会ではない)といった表現にとどまっている。武蔵大学教授の橋本健二氏によれば、ここ20年ばかりは、階級などという言葉を使うのは、よほど極端な思想の持ち主か、共産主義者だと考えられていたとのことである。確かにこの言葉が共産党系の手あかが付いているのは否定できない。今調べてみて改めて驚くのは、共産党系の人の使う「階級」は「イギリスは階級社会だ」と言うときの「階級」と似て非なる意味に使っているという点だ。 ご存じの通り、イギリスでは「階級」が日常用語として用いられており、現実に人々の意識を規制している。私の乏しい経験からしても、欧米人はこの種の階級意識に誠に敏感である。彼らの分類によれば、大学教授は、上層中流階級の典型である。しかるに共産党にいわせると、被雇用者なのだから労働者階級と言うことになってしまう。これだと両者はまるで違う意味といわざるを得ない。共産党の分類は、上層階級につきものの社会的威信だとか、階級意識とはほとんど無関係となってしまう。共産党系の学者によれば現代社会は「資本家階級・労働者階級・中間層」に分類するのが「通説」だと言いきるが、これが「通説」ならイギリス人の日常用語こそが間違いであるとイギリス人に訓示を垂れねばなるまい。多くの社会学者が「階級」という言葉を忌避するのも宜なるかなと思われる。 |
(無題) 2008/01/10(木) 21:01:09 |
| you-tubeには興味深い動画がたくさんアップされているが、正月休みには古い歌謡曲の映像などをいろいろと眺めていた。私は芸能にはうといので、作曲家の筒美京平氏が2000年代にもヒット曲をとばしていたとはまったくしらなんだ。先日なくなった阿久悠氏などと違いマスコミに出ることも少なく、あまり話題になることもないが、昭和44年のブルーライトヨコハマからずっと一線で活躍し、時代の求めに応じて作風をどんどん変えているのだからたいしたものだ。たださすがに80年代以降は聞いてもぴんとこない曲が多く、この人の名曲はやはり70年代、すなわち「歌番組の時代」までに多いように思われる。ただ惜しむらくはあまりにも歌謡曲、歌謡ポップスの世界にどっぷりつかっているせいか、三木たかし・荒木とよひさコンビの「四季の歌」のような「叙情歌」(「音楽の教科書」や「みんなのうた」に紹介されてもおかしくないような曲という意味である)にめぐまれないのが残念である。もっとも私にとっては、小学校の昼休みに流された浅田美代子の「赤い風船」がなつかしく、叙情歌のように感じられた。あらためて聞いてみると浅田の歌は恐ろしくへたくそであるが。 |
(無題) 2008/01/09(水) 21:56:50 |
| 卒業式にはまだ早いシーズンであるが、最近小学校の卒業式で合唱用に編曲されたkiroroの「未来へ」が歌われるそうだ。私らのころは「贈る言葉」であったが、歌謡曲臭さが多分にある「贈る言葉」よりは「未来へ」のほうがよい曲であると感じる。だいたい私どもの頃から、音楽の教育現場で「ポピュラーソング」の類が採用されるようになったと思う。たとえば、若い人たちなら誰でも知っている「翼をください」にしても、私たちは小学校高学年の頃に初めて「合唱曲」としてふれたのであり、実際に赤い鳥が生で歌っていたのを知っているわけではない。そのほか、「この広い野原いっぱい」「誰もいない海」「今日の日はさようなら」「若者たち」などは、みんな教科書で習ったものだ。こう列挙してみると、60年代後半から70年代前半までのカレッジフォークは、歌い継がれるよい曲が多い。大正時代の童謡と、70年前後のフォークソングは、日本の(健全な?)歌を代表するものとして、古典のようになるのかもしれない。 |
共和党勝利の予感 2008/01/07(月) 19:35:34 |
| アメリカ大統領選挙の予備選がはじまった。ここへきて民主党はオバマに追風が吹いているようだ。しかし何しろ長丁場だし、アメリカは民主主義の伝道師を以て任じている割には、大統領選挙の仕組みは信じがたいほど不合理なので、意外にも共和党の大どんでん返しもあり得るのではないかという気がする。それというのも、民主党の有力候補二人は、いずれも元上院議員だからだ。カーター以降、アメリカの大統領はもっぱら元州知事から選ばれている。どうも今のアメリカで、行政府の長たる大統領に元議員が選ばれる余地は少ないのではないか。最終的に共和党の候補者も一人に絞られるのだし、共和党のマケインあたりならともかく、ジュリアーニ元ニューヨーク市長などが候補者となれば、民主党は苦戦するように思われる。 大沢悠里のゆうゆうワイドを聞いていたら、オバマが大統領になった場合、KKKなどにより暗殺されるのではないかなどと言っていた。物騒な予想であるが、あながちないとはいえない。ラジオでは、人種的偏見によって起こると予想していたが、たとえばブッシュを戦犯として追及しようとして、狂信的保守派に暗殺されるなどと言うことも考えられる。そうなれば、イラク戦争開戦の真相究明は、「国民の和解を推進するため」と称して、うやむやに終わることとなろう。まさに暗殺するに十分な動機となりうる。 |
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