ガソリン価格、10週連続で下落 原油価格の下落や需要不振で 2008/10/17(金) 22:28:15 |
| 石油情報センターが16日まとめた調査によると、14日時点のレギュラーガソリンの給油所店頭価格(全国平均)は前週比3.1円安い1リットル161.6円だった。下落は10週連続。原油価格の下落や需要不振を受け、給油所の値下げが続いている。
全都道府県で値下がりし、滋賀の6.0円、高知の5.8円など、大幅な下げが目立った。ハイオクは前週比3.0円安い172.5円、軽油は2.5円下げて147.5円となった。
アジアの指標原油である中東産ドバイのスポット価格は16日に1バレル63ドル台を付け、約1年4カ月ぶりの安値まで下落。石油元売り会社からの卸値も下がると見越し、「店頭価格を先行して下げる動きが拡大している」(都内の給油所)という。(22:01) |
NY原油、終値70ドル割れ 需要減鮮明、1年2カ月ぶり 2008/10/17(金) 22:26:53 |
| 【シカゴ=毛利靖子】16日のニューヨーク原油先物相場は急落し、終値でも1年2カ月ぶりに1バレル70ドルを下回った。米国発の金融危機が世界に広がり、需要冷え込み懸念が強まった。株安で痛手を被った投資ファンドが顧客からの解約要求に備え、持ち高を圧縮していることも下落に拍車をかけた。
ニューヨーク・マーカンタイル取引所で指標となるWTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)先物で期近の11月物は一時68.57ドルまで下げ、1年4カ月ぶりの安値となった。終値は前日比4.69ドル安の69.85ドル。7月につけた最高値に比べ53%低い水準だ。
米エネルギー省は同日、米石油製品需要が年初からの累計で平均5%減少したと発表した。失業率の上昇や公共交通機関の利用拡大で通勤用のガソリン消費が落ち込んでおり、減産が追いつかない。株安や信用収縮で苦境に陥った投資ファンドは換金売りを急いでおり、原油市場からのマネー流出が加速している。(11:48) |
「新ブレトンウッズ体制構築を」 金融危機対応で英首相 2008/10/17(金) 22:25:43 |
| 【ロンドン=石井一乗】ブラウン英首相は16日開いた欧州連合(EU)首脳会議で、国際金融システムの改革を提案した。国際通貨基金(IMF)の機能強化などが柱で、金融リスクのグローバル化に伴う「新ブレトンウッズ体制」の構築を呼び掛けた。
同首相は金融危機の拡大に伴って欧米主要国が実施した銀行への資本注入や市場への流動性供給を「第1のステップ」と指摘。その上で「第2のステップ」として世界規模での金融監督や規制の改革の必要性を訴えた。各国の金融監督当局、会計基準審議会、格付け会社、市場参加者などの迅速な対応を呼び掛けた。IMFについては「監視機能の強化が必要だ」などと指摘。世界の関係機関が協力して世界経済における「早期警戒システム」を構築すべきだと強調した。(12:03) |
(10/16)NY原油続落、時間外で一時72ドル台に 2008/10/17(金) 00:35:11 |
| 【ニューヨーク=米州総局】15日のニューヨーク・マーカンタイル取引所(NYMEX)で原油先物相場は大幅続落し、WTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)で期近の11月物は、前日比4.09ドル安の1バレル74.54ドルで取引を終えた。通常取引終了後の時間外取引では72ドル台まで下げ、今年7月の史上最高値(147.27ドル)の半値以下となった。世界的な景気悪化で原油需要が減るとの見方から売りが続いた。 |
【記録で読む市場】信用評価損益率が40%に接近 前例ない水準に悪化 2008/10/17(金) 00:31:16 |
| 信用取引で株式を買った投資家の含み損益の度合いを示す信用評価損益率が一段と悪化した。10日申し込み時点の信用取引の買い残高(東京・大阪・名古屋3市場、制度信用と一般信用の合計)などを基にQUICKが計算した評価損益率はマイナス38.67%と、前の週からマイナス幅が7.91ポイント拡大し、今年最大を更新した。
この週の日経平均株価は週間で2600円超の下げ幅を記録した。経験則的にはマイナス20%台半ばに達すると信用の整理が進み始め、需給面からも相場がいったん底入れしやすい。マイナス30%近辺は資産バブル崩壊過程で最初の大底をつけた1992年8月以来16年ぶりですでに異常な水準になっている。今回は評価損がさらに40%近くへ拡大し、前例のない状況になっている。 |
日経平均、過去2番目の下落率 東証1部上場の9割が下げ 2008/10/17(金) 00:28:28 |
| 日経平均の終値は前日比1089円02銭(11.41%)安の8458円45銭。10日につけた今年の最安値(8276円)まで180円あまりに迫った。下落率は1987年10月のブラックマンデー(14.90%)に次ぐ大きさで、終値ベースの下げ幅が1000円を超えたのはIT(情報技術)バブル当時の2000年4月以来。
東京証券取引所第1部では全体の9割以上の銘柄が値下がりし、売買代金も2兆1700億円(概算)と低調だった。
米欧各国の矢継ぎ早の金融安定化策を好感し、日経平均は前日までの2日間で1200円超上げた。しかしこの日は前日の米株式相場が急落した流れを引き継いで大きく下げ、上げ幅の大半を吹き飛ばした。 (20:26) |
NY株、大幅安に転じる 下げ幅一時180ドル 2008/10/17(金) 00:24:31 |
| 【NQNニューヨーク=荒木朋】16日午前の米株式相場は朝方の買い一巡後、大幅安に転じた。ダウ工業株30種平均の下げ幅は一時約180ドルに達し、8400ドルを下回った。ダウ平均は前日に急落した後とあって自律反発狙いの買いが先行したが、午前10時過ぎに発表になった10月のフィラデルフィア連銀景気指数が大幅悪化したことなどを受けて急速に売りが膨らんだ。取引開始前に発表された9月の米鉱工業生産指数も大幅悪化しており、米景気後退観測から市場心理が冷やされたと見られる。
取引開始直後はダウ構成銘柄の約7割が上昇していたが、午前10時15分現在では一転して下落銘柄が8割超に達した。反発して始まっていたシティグループやバンク・オブ・アメリカなど金融株が大幅安に転じたほか、ボーイングやインテルなど景気敏感株も売りに押された。シェブロンやエクソンモービルなど石油株もさえない動きになっている。午前10時15分現在、ダウ平均は前日比129ドル35セント安の8448ドル56セントで推移している。 (16日 23:28) |
日経平均、再び9000円割れ 先物取引は一時停止 2008/10/16(木) 10:02:04 |
| 世界の株式市場が連鎖安となり、再び大きく動揺し始めた。前日のニューヨーク株式相場の急落を受け、16日の東京市場でも日経平均が急反落し、下げ幅は一時980円を超え、再び9000円の大台を割り込んだ。世界景気や企業業績など実体経済の悪化を警戒する売りが膨らんでいる。
午前9時30分現在の日経平均は前日比777円97銭(8.15%)安の8769円50銭。東京証券取引所第一部は幅広い銘柄に売り注文が膨らみ、ほぼ全面安の展開になった。世界景気の悪化懸念が強まったことに加え、為替相場が再び1ドル=100円を突破する円高になり、主力の輸出関連株には売り注文が殺到、取引が成立しないまま気配値を切り下げた。ソニーは9時25分、トヨタ自動車は9時28分になってようやく取引が成立した。
東京市場に先行して取引が始まったシンガポール取引所(SGX)の日経平均先物は、前日比1210円安の8250円で取引が始まった。大阪証券取引所の日経平均先物は、取引開始9分後に前日比1190円安の8300円で寄り付いた直後にサーキットブレーカーを発動。取引を15分間中止した。 (09:53) |
トヨタの超小型車「iQ」、11月20日発売 140万円から 2008/10/16(木) 07:59:25 |
| 新型コンパクトカー「iQ」を発表するトヨタ自動車の渡辺社長=15日、千葉市の幕張メッセ
トヨタは15日、全長が3メートル弱と軽自動車より約40センチ短い超小型車「iQ」を11月20日に発売すると発表した。価格は装備の違いで140万―160万円。全国の「ネッツ」で扱い、月に2500台の販売を目指す。
iQは4人乗り乗用車として世界最小級。1000ccのガソリンエンジンを搭載、燃費性能はガソリン1リットル当たり23キロで、同社は「同排気量ではトップレベルの低燃費」としている。新たに開発した「後方衝突用エアバッグ」も採用、追突された際の頭への衝撃を大幅に軽減する。
欧州や国内で販売をテコ入れするための戦略車として位置づけており、欧州では2009年初めに発売する計画だ。(18:10) |
米国株急落、ダウ終値733ドル安 過去2番目の下げ幅 2008/10/16(木) 07:56:27 |
| 【NQNニューヨーク=横内理恵】15日の米株式相場は急落。ダウ工業株30種平均は前日比733ドル8セント安の8577ドル91セントで終えた。ダウ平均の下げ幅は9月29日に次ぐ過去2番目の大きさだった。ハイテク株比率が高いナスダック総合株価指数は同150.68ポイント安の 1628.33で終えた。経済指標が市場予想以上に悪化し、景気悪化懸念が強まったことなどを手掛かりに売りが膨らんだ。
S&P500種株価指数は90.17ポイント安い907.84。下落率は9.0%と1987年10月19日のブラックマンデー以来の大きさとなった。朝方発表された10月のニューヨーク連銀景気指数がマイナス24.6と大幅に悪化した。9月の小売売上高は前月比1.2%減と市場予想(0.7%減)を上回る落ち込み。変動の大きい自動車・同部品を除くベースでも0.6%減少し、前月分も下方修正された。米景気が急速に悪化しているとの見方が強まり、エネルギーや素材など景気敏感株に売りが膨らんだ。 (06:34) |
|