NYダウ終値、4年ぶり1万ドル割れ 一時800ドル超下げ 2008/10/07(火) 10:06:42 |
| 【ニューヨーク=米州総局】6日のニューヨーク株式市場でダウ工業株30種平均は前週末比369ドル88セント安の9955ドル50セントで取引を終えた。終値が1万ドルを割り込むのは約4年ぶり。
ダウ平均は午前10時(日本時間午後11時)すぎに1万ドルを割った。午後3時(同7日午前4時)前に下げ幅は一時800ドルを超えたが、取引終了前に買い戻された。
金融安定化法が成立したが、信用力の低い個人向け住宅融資(サブプライムローン)に端を発した金融不安や景気低迷はむしろ深刻化しているとの懸念が台頭。ファンドなどが投資家の資金返還要求に応えるため幅広い銘柄で売りが出たという。 (05:51) |
NY円急伸、対ドルで一時100円台 対ユーロは135円台に上昇 2008/10/07(火) 10:05:04 |
| 【NQNニューヨーク=荒木朋】6日のニューヨーク外国為替市場で円相場は急伸。前週末比3円50銭円高・ドル安の1ドル=101円75―85銭で終えた。世界的な金融不安や景気悪化懸念を受け、世界の株式相場が急落。リスク資産を一斉に圧縮する動きが広がり、円買い・ドル売りが優勢になった。円は一時 100円22銭まで上昇し、4月10日以来、半年ぶりの円高水準を付けた。円は対ユーロでも急伸し、一時1ユーロ=135円05銭と05年9月下旬以来、約3年ぶりの円高水準を付けた。
欧米金融不安の根深さが意識されるなか、欧米株式相場が下落。ダウ工業株30種平均は下げ幅が800ドルに達する場面があった。投資家のリスク許容度低下の思惑が強まり、円買い・ドル売りが進んだ。クロス円(ドル以外の通貨の対円取引)での円買いが一時大きく膨らんだことも円の対ドルでの上昇に寄与した。(07:00) |
NY原油急落、終値6ドル安 金は安全資産買いで33ドル高 2008/10/07(火) 10:03:01 |
| 【NQNニューヨーク】6日のニューヨーク・マーカンタイル取引所(NYMEX)で原油先物相場は急落。WTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)で期近の11月物は前週末比6.07ドル安の1バレル87.81ドルで取引を終えた。世界的な株安を受け、リスク資産圧縮目的の売りが出た。世界景気悪化による需要減の思惑からの売りも続いた。一時は87.56ドルと2月7日以来の安値を付けた。
6日のニューヨーク金先物相場は急伸。ニューヨーク商品取引所(COMEX)で取引の中心である12月物は前週末比33.0ドル(4%)高の1トロイオンス866.2ドルで終えた。金融不安を背景に「安全資産」としての位置づけから金買いが優勢だった。(07:08)
関連特集 |
【モルガン・スタンレー】ローチ会長「米危機の影響アジアに甚大。グローバル経済のV字回復望めず悲観のL字も」(08/9/19) 2008/10/06(月) 15:07:07 |
| 米金融危機の影響がどこまで、そしていつまで広がるのか――。
合併観測も流れているモルガン・スタンレー・アジア会長のスティーブンS・ローチ元モルガン・スタンレー主席エコノミストは17日、米金融危機の影響で米国およびグローバルの景気循環において一段と下方修正が生じるとの見解を発表した。
米国景気の調整は従来の住宅を震源したものから、今後は米国消費を震源したものに変わると指摘した。過去数年間続いた米国の浪費により、アジアの新興国に膨大な利益がもたらされたが、今後は貿易・資本フローを通じてグローバル市場に甚大な影響をもたらすとみている。
また経済や金融市場のV字型回復は望めず、よくて長く引き伸ばしたU字型回復、悲観的にはL字型も覚悟しなければならないとみている。
銀行が貸出基準を強化するようなことがあれば、資本調達が減少して、さらに信用供与がひっ迫し、経済回復の足を引っ張り続けると言及している。
いわば日本経済がバランスシート調整や銀行の不良債権問題、デフレ・スパイラルなどの複合的危機に陥った1990年代後半から2000年代前半と酷似している格好だ。 |
米市場、不安ぬぐえず 金融安定法の実効性は不透明 2008/10/06(月) 15:03:09 |
| 公的資金の活用を盛り込んだ金融安定化法が3日成立した。金融危機が実体経済に波及し、深刻な景気後退が現実味を帯び始めたことが成立を後押しした。買い取り開始までには時間がかかる見通しで、実効性は不透明。市場では先行きの景気懸念が高まり、金融安定化法の成立にもかかわらず株価が急落するなど、金融危機の行方は依然として波乱含みだ。
【ニューヨーク=山下茂行】3日の米株式市場では金融安定化法が成立した直後から売りが膨らみ、ダウ工業株30種平均は157ドルの大幅続落で取引を終えた。信用力の低い個人向け住宅融資(サブプライムローン)問題が長引くなか、景気の先行き警戒感が急速に強まっているうえ、金融機関の資金繰りも一段と厳しい。最大7000億ドルの公的資金を投じる安定化法の成立を受けても改善が見られないほど、市場心理は冷え込んでいる。 |
バフェット氏、「最後の出し手」 GEにも巨額出資 2008/10/03(金) 10:41:00 |
| 米著名投資家ウォーレン・バフェット氏(78)がゴールドマン・サックスに続いてゼネラル・エレクトリック(GE)への大型出資に踏み切った。金融危機によって同氏が好む「大型優良企業」の株価が割安な水準に切り下がってきたためだ。市場の信頼回復につなげたいとして企業側も破格の好条件を提示している。信用収縮が進む中にあって、同氏は資金の「最後の出し手」として注目されている。
バフェット氏が率いる投資会社バークシャー・ハザウェイは、GEが1日発表した総額150億ドルの増資のうち、優先株30億ドル分を引き受けた。先週にもゴールドマンの優先株50億ドルを引き受けたばかり。わずか1週間の間に決めた投資総額は80億ドル(約8400億円)。それぞれの優先株の利回りは 10%にのぼり、毎年8億ドルの配当が転がり込む計算だ。(10:06) |
NY原油、大幅続落 11月物は93.97ドルで終了 2008/10/03(金) 10:38:52 |
| 【NQNニューヨーク=海老原真弓】2日のニューヨーク・マーカンタイル取引所(NYMEX)で原油先物相場は大幅に続落。WTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)で期近の11月物は前日比4.56ドル(4.6%)安の1バレル93.97ドルで終えた。世界的な景気悪化懸念やドルの上昇を受け、売りが優勢だった。
欧米の景気減速懸念が強まり、原油の需要が減るとの思惑が売り材料となった。欧州中央銀行(ECB)の早期利下げ観測などから外国為替市場でドルが対ユーロで急上昇したことから、ドルで取引される原油先物相場の割高感が意識されたようだ。この日の安値は93.65ドル、高値は100.37ドル。
ガソリン、ヒーティングオイルも続落した。(06:48)NY原油、大幅続落 11月物は93.97ドルで終了 |
NY原油、一時4ドル超安 2008/10/03(金) 05:36:28 |
| 【ニューヨーク=米州総局】1日午前のニューヨーク・マーカンタイル取引所(NYMEX)で原油先物相場は反落。WTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)で期近の11月物は一時、前日終値と比べ4ドル超下げ、1バレル100ドルの大台を割り込んだ。
米エネルギー省が発表した在庫統計で、市場予測を上回って在庫が増加したことや、景気減速による需要減が売り材料となった。その後、買い戻す動きも出て、正午(日本時間2日午前一時)現在、WTI11月物は前日比2.82ドル安の1バレル97.82ドルで取引されている。 |
米GE、150億ドルの大型増資 バフェット氏が30億ドル引き受け 2008/10/02(木) 20:54:16 |
| 【ニューヨーク=小高航】米ゼネラル・エレクトリック(GE)は1日、総額150億ドル(約1兆5900億円)の大型増資を実施すると発表した。航空エンジン、放送など幅広い事業を抱える優良企業だが、米金融危機を受けて利益の約半分を占める金融事業の業績が悪化しており、資本を増強して信用力を高める。
米著名投資家ウォーレン・バフェット氏の投資会社バークシャー・ハザウェイが利回り10%相当の配当が付く優先株30億ドル分を引き受ける。120億ドルは公募増資で普通株を発行する。これとは別にバークシャーは今後5年間で30億ドル分の普通株を購入できる権利も取得した。 |
NY原油反落、11月物98ドル台 2008/10/02(木) 10:33:00 |
| 【NQNニューヨーク=横内理恵】1日のニューヨーク・マーカンタイル取引所(NYMEX)で原油先物相場は反落。WTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)で期近の11月物は前日比2.11ドル安の1バレル98.53ドルで取引を終えた。週間石油在庫統計などを手掛かりに売りが出た。
午前中ごろに発表された週間石油在庫統計で原油在庫が市場予想以上に増加した。ガソリン需要が減少していたことで、今後の原油需要減が意識されたこともあり、売りが膨らんだ。原油相場は一時、95.95ドルまで売られた。
割安感からの買いが入ったとみえ、午後には上げに転じる場面があった。
ガソリン、ヒーティングオイルも下落した。(05:59) |
|