中達 さんの日記

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あ、そうそう  2008/10/13(月) 14:43:56
  先日破綻したシングルAのリーマンブラザーズの社債は紙くずになった筈。

ところで、シティバンクは?  2008/10/13(月) 14:25:49
  過去の書き込みから
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 半年で2回も資本注入を受け、BIS基準を満たすべく奮闘している。自己資本の基本項目が920億ドル(エコノミスト1/1、8迎春合併号)あり、アブダビ投資庁から75億ドル、シンガポール政府投資公社、クエート投資庁から145億ドルの資本注入となる。
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 これに40兆円の資産圧縮を手掛けて、自己資本比率を8%以上に持っていく算段をしていた。

 ところが、この株価の暴落。
 どんな影響があるのか?。

 シティバンクはシティコープ(銀行)とトラベラーズ(保険会社)が合併してできている。シティコープのジョンリード会長は合併後、放り出されている。シティバンクの性格は銀行というより、投資銀行、保険会社、証券会社の投資手法が主流になっている。
 保険会社は大量の株式を保有している。現金を手に入れて、支払い(保険金の払い)は後になるので、余裕資金があり、大量の株式を保有することができる。バフェット氏の運用でも、保険会社の優位性を認めて、保険会社を入手しようと努力した形跡がある。AIGの救済でも分かるように、保険会社も安泰ではない。
 GMも破綻寸前だし、破綻すれば、次はシティバンクとの可能性すら出てくる。

 問題は、ここから。

 破綻の連鎖を受けると、公社債投信が額面割れする。勤労者の財形で、公社債投信があるが、シティバンクやバンクオブアメリカやHSBCの社債を保有しているのだ。先日、目論見書をみてビックリした。日本の勤労者も影響が出る。
 かと言って、今のアメリカ経済を救うには、1000兆円単位の資金投入が必要になる。
 自衛の策として、公社債投信も解約すべきなのか?。

 みんなが自己防衛すると、暴落に加速がつく。聖人君子のように、一緒に資金がなくなるのを眺めるべきか?。みんなで損すれば怖くない。

いやはや  2008/10/12(日) 23:30:05
  8000円台で売り玉作るハメに陥るとは・・・。先月末から、ドテン売りしていたようだ。毎日、チビッとずつ売っている。もう、ボチボチ満玉かと思いきや、まだ余裕がある。絶望的な損失から、少しずつ利益が生まれている。買戻しのタイミングを掴むため、毎日、売り玉の量を減らしながら、売ってみるか。
 本命は、株の買いなんだけど、止まってくれないとね。
 さてさて、損失はどこまで減らせるのかな?。年末にプラスに成ったら・・・。夢みたいなこと考えるまい。

三菱がモルガンに出資?  2008/10/04(土) 15:32:34
 不思議に思ったが、べた記事で「三菱UFJの行政処分解除 米当局」とあったので納得した。懲らしめるつもりで行政処分したが、1$でも資金が欲しくなって、出資受け入れを行ったのだろう。そして、許してもらった。罰金は9500億円也。
 背に腹は代えられないってことか?。
 これが無かったら、ベアスターンズ、リーマンに続いて、モルガンスタンレーも破綻していたか?。連鎖パニック回避には、一時休戦でしょうな。
 それほど、厳しい状況に追い込まれている。9/27の日経で、三井住友銀行の奥頭取が、「都市部で住宅価格はピーク時から10%下落しているが、2000年より80%高い水準にある」としている。ということは、不動産は半分に下がるから、1000兆円以上の資産減価に見舞われる。
 もっと、厳しい状況が想定される。

こんなところで売りたくなかったんだけど  2008/09/18(木) 09:14:17
  敗北感。買い玉手仕舞い。売玉つくるまで、元気が回復していない。

 でも、リーマンこけて、AIG救済、フレディマック、ファニーメイ救済、GMなんぞは、資金繰りで政府に2兆7千億要求している。忘れちゃいけないけど、シティバンクもあるんだよ。
 日本に例えると、山一こけて、日生救済、長銀、興銀救済、トヨタが1兆円の資金繰り援助要求。大手銀行がBIS基準を割るって感じかな。

 やっぱり、臍で茶が沸く状態だわな。

終戦工作  2008/09/15(月) 15:15:31
  再び、ヘレンミアーズの「アメリカの鏡 日本」に登場頂く。

 昭和19年、敗色濃厚になった時点で、アメリカに終戦工作を持ちかけている。残念なことに、見事に拒否されている。元々、ドイツを叩くためと、中国の利権を手に入れるために戦争に引きずり込んだ経緯があるので、手を緩めることなどしなかった。日本はどうしたかと言えば、悲しくなる特攻や原爆を頂いて、無条件降伏に至ったのである。そして、欧米諸国のご希望どおり、列強5国から4等農業国に叩きおとされた。
 アメリカは蒋介石を支援して、中国を手に入れたかに見えたが、毛沢東に横取りされている。

 月日が経ち、アメリカは日本の支えなしにはスーパーパワーを維持できなくなっている。金融にしても然り、軍事にしても、最先端の兵器を作るには、多くの日本製電子パーツが必要なのである。

 ボロ負けしたことで、勝者に学び、勝者を追い越してしまった。開闢依頼、3000年の歴史を見れば、第二次世界大戦の敗北は、最大の良薬になってしまった。

首相辞任  2008/09/09(火) 10:40:29
  日本の衰退の象徴のように語られる。

 本当に?

 敗戦直後と比べると、格段に強い国力を持つ国になったんだけどな。トヨタなんかは世界一だし、資本は充実して、他国からの借金なしで経済運営できているんだけど。
 ここから衰退しても、欧米がもっと衰退するから、相対的に浮上する。

 国内競争は国際競争より厳しい。ゆえに、首相は全力を尽くしても、5年も10年も耐用年数がない。国際競争力のない独裁国は、長期安定政権で、独裁者は長くその席に座る。この独裁者は日本の首相に座れば、半年も持たない。
 だから、経済(規模ではなく実力で)でNo.1になったのだ。

イギリスの失敗  2008/09/06(土) 15:35:36
  第二次世界大戦までの失敗の一つに日英同盟の破棄が考えられる。ヘレンミアーズの「アメリカの鏡 日本」を読むと、アメリカの戦略の中に日英同盟を破棄させる策略を廻らした記述がある。イギリスは日英同盟の破棄により、最終的には、日本を敵に回し、「イギリスの宝石 インド」を失うことになる。
 独立運動を支援した日本に、独立後のネール首相は御礼に訪日している。また、イギリスが対日戦勝記念パレードを行うとき、インド民衆は弔旗を掲げ、抵抗の意思を示している。
 戦中、チャーチルは日本の爆撃機に艦船を沈められ、只管、米国の登場を待っていた。ドイツやイタリアの飛行機には船を沈められなかったが、日本の機動艦隊には見事に沈められ、ゼロ戦を含む戦闘機や爆撃機に恐怖していた。インパールの戦い頃には、日本は制空権を失い、決死の陸上戦を繰り広げている。
 話はとぶが、独立運動に関わった人たちの中には、満州鉄道(満鉄調査部)関係者がいる。歴史の妙は面白い。
 この戦いで、感心することは、アメリカの戦略性で、長期に亘る国益重視の戦略が展開されていることにある。これを読みぬけなかった日本は負けて当然だったのかも知れない。

インパールのブランド力  2008/09/06(土) 01:51:58
  独立後のインドで、独立戦争に関わった兵士の内でインパール作戦に従事した兵士とそうでない兵士ではブランド力が違っていた。「チェロ、デリー」の合言葉の元、チャンドラーボースに率いられた軍は神聖視されていた。
 日本では悪評のインパール作戦も、インドでは誇り高き戦いだった。

イランからグルジアへ  2008/09/05(金) 11:22:48
  多分、米ソ(ロ)冷戦の復活を狙っているのだろう。
 イランを攻撃すると、中東のオイルマネーが流出し、これが引き金になり、NYマーケットが消滅してしまう。実態経済を活性化するには、軍産複合企業に仕事を回すため、財政出動して産業の活性化を狙う。減税は数ヶ月しかもたなかったことから、現実に効果的な投資は軍事産業への投資となる。50兆円産業とWBSで報道していたことを考えると、イランからグルジアへ方針転換したとみることができる。
 ロシアは産油国である。アメリカ、サウジと並ぶ産油国であり、米ソ(ロ)冷戦は利害関係が一致してくる。また、ロシアは、規模は小さいが、中東同様に潤沢な資金の保有国になりつつある。
 と、なると、オイルの下げがある程度で止まることが予想される。オイルを下げすぎても、NYマーケットは資金流出に見まわられるし、株が下げたときに上昇を促すオイルの下げ技が使えなくなる。

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