季節 さんの日記

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為替会社口座数ランキング  2007/05/16(水) 19:53:58
 某所でこんなのを見つけたので、張っておく

口座数ランキング (取引期間)
1 外為どっとコム 106698   (5年)
2 マネックス証券 50071    (4年)
3 SBIイートレード証券 48483  (4年)
4 ひまわり証券 44612     (9年)
5 オリックス証券 27094    (3年半)
6 マネーパートナーズ 25458  (7年半)
7 FXCMjapan 24468    (6年)
8 トレイダーズ証券 14179   (7年)
9 セントラル短資OT 10054   (5年)
10 新日本通商 10001     (1年)
11 ジェイ・エヌ・エス 10000  (3年)

第一位の外為どっとこむが、オリ貿とメイタントラディションとの折半であるが、これを含めても先物系といえるのはたった二つだけ。

レアメタル  2007/05/14(月) 20:51:46
  『レアメタル資源争奪戦』(中村繁夫著 日刊工業新聞社)を読む。資源確保に向けて世界がしのぎを削る中で、日本も生命線を守るべく国家戦略を立てよと、なかなか熱い著者である。まあ正直なところ、国家がどうあろうと、自分がいかに儲けるかが大事というのが、相場をやるものの共通認識かもしれんが。

ニセ学位  2007/05/13(日) 22:55:24
  文部科学省がニセ学位ついて調査に乗り出すという。大学の教員のなかに、素性の知れない大学の学位を取得して、教授昇格を有利にしたりする人がいるらしい。しかしこういうインチキディプロマについては、今に始まったわけではない。もう30年前くらいになるであろうか、かの国士舘大学で理事が学内で刺殺されるという、暴力団の内部抗争のような事件があった。その過程で、シバタ梵天という当時の総長の「学位」が、アメリカで買ってきた偽モノであることが暴かれたのを思い出す。テレビに出ているエジプト学者の学位が怪しいという話も聞いたことがある。
 また、これもだいぶ昔の話であるが、「株式会社特許大学」なるものが、博士号や爵位を売り出して話題になったことがある。これも学位のほうは軽犯罪法に引っかかるという話であったが、爵位は、現在このようなものはあるはずがないのだから、お咎めなしとのことであった。
 しかし日本は欧米に比べると、この種の称号にはあまりこだわりがないほうの国民であろう。しかし実は戦前はたいそうちがっていて、新聞などでは、公侯伯子男や博士号を持っている人は、うるさいくらいにしかるべき称号で呼ばれていたし、官報に載せる法令の署名なども、たとえば「司法大臣 法学博士男爵 平田東助」などとなっていたのである。戦後は打って変わって、学術書などの奥付以外に博士号などをことさら表示するようなことはほとんどなくなった。ところで欧米はというと、基本的に戦前の日本に近いと見てよい。たとえば飛行機の乗客名簿でさえ、博士であればMrではなくDrと呼ばれる。いわば普通の市民ではなく知的貴族といった待遇である。
 そんなわけだから、外国でちょっといい気分になりたいのであるなら、博士号のひとつでも購入すると面白いのかもしれない。あるいは博士号を持っている人はHNの前にDr.とつけるとか(笑)

(無題)  2007/05/11(金) 22:45:33
  近頃、職場にも自宅にも、投資用ワンルームマンションの営業電話がかかってくる。今日も、某宗教団体と同じよう名前の会社から、「ご案内」が来た。ワンルームなどという商品が大量供給されるのは、日本くらいのものではないか。投資スキームとしては到底成り立たないこんなものの販売を専業にする会社が何社も上場しているのだから、ほとほとおめでたい国である。

円銀風  2007/05/10(木) 20:38:29
  自分は相場をやっている割に、ネットオークションというものにはとんと疎い。このあいだ何気なく、ヤフオクのページを覗いてみると、なかなか多様なものがせりにかけられている。なかにコレクションの部門で、日本近代の円銀の欄があったが、開始価格が1円のものがあるのに驚いた。その他値段から判断する限り、ここに出品されている円銀の相当多数が偽物のようなのである。その中にはプロでも一見見分けのつかない精巧なつくりのもあって、ネットではスーパー贋作と呼ばれているらしい。そういえば20年位前の地方の百貨店で「棟方志功風板画展」なるものが開かれて話題になったことがある。作品はもちろん棟方の落款が押されているのであるが、「風」と唱っているところが味噌である。つまり本物であることを保障しないというわけである。しかし買う人がこれを本物と思って鑑賞し、転売するのは自由である。このひそみに倣えば、ヤフーのこのコーナーは「円銀風銀塊」と称すべきであろうが、実際のところ、銀塊ですらないんだろうね。

相場に飽きるとき  2007/05/09(水) 22:25:38
  ネットを覗くようになってからだいぶ立つが、その間に消えていった人も数多い。もちろん、相場に勝てないからというのに限られたものではなく、ネットに書き込むことに飽きたというのもあるだろうし、たとえ相場に勝てる腕を持っている人でも、3年くらいすると相場そのものに飽きてくるものである。結局、先物とはリスクコントロールとちょっとした玉操作に尽きてしまうのであるから、慣れてくると一種の単純作業になってしまう。実際、「相場よりもっと面白いものを見つけた」というせりふを残して消えていった人が何人かいる。こういう中で相場を続けていくには、「相場は趣味ではなく、仕事であり、大事な飯の種なのだ」という信念が必要であろう。ときどき相場での脱税が取りざたされるが、相場を遊びでありギャンブルであると思うから、税金を払うのが惜しくなるのであり、まぎれもない事業であって、毎年利益を確実に上げる腕を磨くのだと思えば、税金を払うのも苦ではなくなるというものである。

「99歳、戻らぬ3000万円」  2007/05/08(火) 20:34:04
  東京の破綻した為替取引会社に3600万円預けた99歳の老女が、債権者集会に毎回通っているという話である。2005年ごろは、私は為替取引をまだ始めていなかったので、あまりこの種のニュースを気に留めていなかったが、その年は登録制が本格化して、為替会社の倒産ラッシュとなった年であった。レフコの事件も、私は詳しくは詳細を知らないが、ここに預けていた人たちは、結局お金が戻ってきていないらしい。こういう話を聞くたびに、自己資本規制だとか、信託保全だとかが、どこまで信用できるのか、一抹の不安がある。ここの芳名録にいる人も、うん千万単位で運用している方は、複数の店に口座を開いておられるだろう。結局のところ、倒産リスクから身を守るには、それが一番ベストであるように思う。私の場合は、そもそも蓄えのごく一部で先物や為替に投機しているので、あきらめもつくが。それでも警戒におさおさ怠りないようにしなければ。

現代の物品貨幣 また  2007/05/07(月) 21:02:27
  金ETFのについてネットで調べてみると、運用会社が倒産しても、いわゆる倒産隔離のしくみにより、投資家の資産は保護されるという。しかし人々から集めた金で、ひたすら金を買い付けて、それを退蔵するだけでは、その倉庫料はどこから出てくるのだろうか。とにかく、何らかの「運用」をしなければ、設定会社は上がったりであろう。いにしえ金の兌換紙幣が流通していた頃は、中央銀行は、流通させた紙幣の数分の一しか金を準備しなかったという。実際のところ、集めた金を全て金にする必要はないと思われる。多分、設定会社のほうで何らかの資産を「劣後出資」して、金に出資された優先出資とまとめて運用するのではないか。もちろんその一部は金の先物の証拠金にあてるのである。金などコモディティの現物投資は、その性質上株やリートのような、経済成長による果実は望めないから、長期的には、設定会社は鞘を抜くことが出来るであろう。(もちろん皆さんがやっておられるような短期売買で儲けることが出来ないといっているわけではないですよ)

現代の物品貨幣  2007/05/06(日) 23:01:11
 リチャード・ニクソン大統領は、20世紀のアメリカの大統領のなかでも、世界史を勉強する後世の子供たちが最も記憶すべき人かもしれない。なぜならば、1971年のニクソンショックこそが、貨幣を発明して以来の人類の長い歴史で永久的に物品貨幣から別れを告げた記念すべき出来事だからである。それ以降のわれわれの通貨単位は、完全に抽象上のものであって、それは究極的には何物でもないのだ。だから、それに不安を感じる人が、陰謀史観にとらわれ、金本位制の復活を唱えるのも無理はない。そういう不安を和らげるためなのかは知らないが、最近、金ETFというものが出来て、近々東証にも上場するという。豊島逸夫さんのようなヘビーな金信者は、金の現物しか信用しないから、これとても紙切れに過ぎないというだろうが、多くの人にとっては、現物を保管したところで、盗難リスクもあるから、むしろ投資信託になってくれたほうが有用であることは否定できない。すなわちこれこそは、現代の兌換紙幣というべきであろう。そういえば、二十数年前、豊田商事の永野会長も、金の預り証というペーパーを発行していたなあ

異常値  2007/05/04(金) 00:06:29
  為替の取引画面を開いたら、突然値洗いが真っ赤となり、とんでもない損失が出ていた。みると売っているEURRON(ユーロルーマニアレウ)が7.8というありえない異常値を示している。すぐに取引会社に問い合わせたところ、追って連絡するとのことであった。しばし待つと「銀行に確認したところ、間違った数値でした」との返答。もちろんすぐに直ったのであるが、この場合、逆指値をしたら執行されてしまうのだろうか?悪質業者なら、自分に有利なときだけ、「相対取引ですからあくまで有効です」などと主張したりして。まあ、そんなことをすれば、悪評がたちまちネットを駆け巡るであろうが。この異常値は、マイナー通貨では結構出ているようで、チャートのあちこちに長大なヒゲが出ている。EURRONのチャートなど、そのせいでマトモな値動きがほとんど横一直線になってしまっている(笑)こんな通貨をわざわざやる自分も、なんだかなあ。

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