中達 さんの日記

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確定申告して気が付いた  2007/03/03(土) 09:41:13
  負けた年の確定申告は憂鬱なんだけど、計算してみて気が付いた。負けた分がおおよそ手数料分だってこと!。大きく引かされて、気合を入れて片張りで取り返したまでは良いんだけど、回数が増えて手数料が多くなった。これが損失の大多数を占めている。
 何もしなければ損失は無かったってこと?。
 でも、7〜8割りダウンで復活して翌年に繋いだことは大きな自信を得たことなので、手数料の負け分位は感謝して払っとこ。来年は損失繰越分を償却して税金払えると嬉しいな。

 他の収益も足して引くと気持ちだけ納税することになった。

早まったかな?  2007/02/26(月) 11:36:42
  中部でガソリンを買い越ししてたけど、全部仕切ってしまった。早まったかなと思うけど、片張りは疲れるのでしょうがないかな。
 ちょっとポジションを縮めて様子を見よう。

 疲労回復したら、再チャレンジ!

 それにしてもソニーは上昇力が強い。昨年に試しにカミさんの口座で購入して大きく下落した思っていたら、早くも回復している。100株だけなので損得を気にせず観察できる。利益はカミさんに転がり込むのがシャクだが、良しとしよう。

 頑張れ、ソニー〜!

小泉元総理に代わって弁明を  2007/02/24(土) 13:09:49
  三角合併が出来る様になって、小泉元総理が改正した商法を問題にしている人たちがいる。アメリカの歓心を買うために日本を買収し易く法律改正を行ったと論じている。

 本当にそうだったのか?。

 小泉元総理が自民党総裁になった時のことを思い起こして欲しい。当時は森元総理の元で衆議院で比較第一党ではあったが過半数を割っていた。だから小泉総裁が誕生したのでもあるが・・・。持っていたのは圧倒的な人気だけだった。ここで総理に成るには公明党の助力がどうしても必要だった。公明党の力を借りて総理になっても、政権運営を行って行かなければならない。公明党が全てのキャスティングボードを握る可能性すらあった。幸いにして小泉元総理はブッシュ大統領の絶対の信任を勝ち取ることに成功した。そして次の衆議院選挙で圧倒的な勝利を得た。公明党を牽制しつつ、協力関係を構築して、特に選挙ではフルに協力を仰いだ。小泉元総理にとっては公明党を牽制するにはブッシュ大統領のお墨付きが最大の切り札になった。
 小泉元総理が総理大臣になれなかったら、細川政権の時の様に野党連合が出来ていたかも知れない。民主党+社民党+公明党+共産党の連立政権である。直前の衆議院選挙で自民党を過半数割れに追い込んだのは選挙民である国民であるから致し方のないこと。今考えただけでも『ゾッ』とする。こういう時代背景だった。

 アメリカは90年代から構造協議で日本に対して計画的にいろいろなことを要求してきた。橋本総理(故)の時代には不況のど真ん中でビッグバンっを要求して来て、金融市場の開放を行わされた。このことから、三角合併のできる商法改正は遅かれ早かれ実現したものと思われる。

 冷静に過去を振り返ると、『功罪』がはっきりしてくる。

 もう一人、個人的にどう評価して良いのか分からない人に竹中元金融庁長官がいる。増田ワールドや他の文献を当るとハゲタカファンドのエイジェントと評している人たちがいる。現役の大臣当時に徹底的にこき下ろしていた。其処まで言って大丈夫かと思いつつ、本当にそうなのか?と思う。もし、そうだとしたら、2月に日銀の利上げを牽制発言をしていたのはハゲタカファンドの本音を代弁していたことになるのか?。調べて見たいがそこまで暇が無い。
 小泉元総理を支援する引き換えにアメリカ(ファンド事業部)が政権に送り込んだと見ることも出来るが、当時は竹中元金融庁長官は人気があった筈である。小泉元総理は田中元外相と共に人気を上手く捕らえた人であるから、一方的な見方は不味いと思う。

 やはり、もう少し過去に成らなければ善悪は判断できない。

サッポロビールはいかが?  2007/02/21(水) 20:11:21
  ビールの話では無く、株の話。
 三角合併の話が出て、今年の5月に運用開始となっている。各社共、乗っ取られまいと必死で株も持ち合いに精を出している。政界、財界共に目配せしながら、経営統合やら子会社化やら良い材料を出し合って只管株価の上昇に余念が無い。三菱UFJと持ち合いを発表した新日鉄に至っては700円台をキープしている。

 ここで、スティールファンドによるサッポロビールの買い増しが発表された。これには、負けじとアサヒビールとの経営統合が話題となった。

 なぜ、この時期にスティールファンドはサッポロビールの買い付けを発表したか?。5月を待てばと思うのだが・・・。ここで推察を行う。持ち合いを行うには高い株価で持ち合いを行って貰えば、株価が下落した時に即刻損失を計上しなければ成らなくなる。本業がまともに稼いだとしても、損失を計上する。計上するのは来年の3月、再来年の3月と時間がある。損失を計上すると、本業にも響き始め、経済の萎縮が始まる。このタイミングを狙って売り崩しを行い、売りが売りを呼ぶ状況を作り出して暴落させる。この後でじっくりと株を買い始める。景況の良い今、競争して株を買って三角合併を行う必要は無い。売り崩してからで充分。
 だから、明星食品、サッポロビール等散発的に事件を発生させて、『高い株価』でも持ち合いに精を出して貰う。

 目配せして作戦会議を行い、全力で走って居る時は熱くなっているから、全てが上手くいきそうに思う。バブル崩壊後の売り崩しのテクニックを真面目に考えれば、『罠に嵌ったウサギ』であることに気が付くであろうに。企業の会計が時価会計に移行したのは、目に見えない地雷を足元に置いている状態と同じである。そこを全力で走るなんて・・・。

 日本は空気が支配する国。
 仕方ないか?。

灯油の売りを手仕舞った  2007/02/11(日) 22:06:21
  早すぎたかな?。

 分かんないときは、手仕舞う。

 遅かった気もするが・・・

中国の原油備蓄開始  2007/01/31(水) 12:51:59
  ようやっと見えてきたかな?。
 12月中ごろにポールソン米財務長官が米中対話を行った。ボールソン氏はゴールドマン出身。ゴールドマンは中国の銀行株を大量に購入しており、中国の人民元切り上げが是非とも望ましいところ。この米中対話で、原油価格を下げて中国が備蓄を開始して、後に人民元を切り上げる腹積もりではあるまいか?。
 年明けから原油市場は50$/バーレルを割り込むまでも下落した。中国の人民元切り上げに相対するカードとして原油を下げて利益供与したと見ると面白い。
 オイルメジャーはウォール街と渾然一体となっているから、影の主役たちは中国からの資金引き上げには人民元切り上げによるお土産が付いてきたことになる。
 と、言うことは、中国のバブル崩壊は近いということか?。

灯油1万KL/日減  2007/01/24(水) 22:30:13
  1月の灯油は1万KL減/日の現象となっている。この調子で行くと3月Eで370万KLの在庫を抱えることになる。大雑把にみて例年の2倍近い数量になる。

 普通に考えたら、『大暴落』の文字がちらつく。

 しなくても、ガソリンとの鞘は途轍も無く開く。

暖冬だ  2007/01/22(月) 23:38:32
   衣料品のクリアランスセールも始まった。商売人は冬物は一日も早く現金化したいのであろう。クリアランスセールの始まりが早い。
 暖かい冬は灯油の消費が鈍い。1/12は灯油の在庫は400万KLを超えている。減産しても在庫の減り方が少ない。
 先週末の在庫が週中に発表される。灯油の期近を売っている身には、劇的に減っていたならどうしようと考えてしまう。後2週間暖かい日が続くと有難い。

灯油の在庫  2007/01/10(水) 01:57:34
  昨年末の在庫は前年の2割増の在庫があった。そして、年末年始は暖かく、わが家の灯油の消費量も少なく済んだ。明日、在庫統計が出る。灯油が売れるのは3月Eまで。そのころに在庫が200万KL位まで減る。昨年は1月から3月で200万KLを切るくらいの消費があった(380万KL→190万KL)。今年はどうなのであろう。
 今年は昨年に比べて50万KLの在庫増と想定する。1月から3月の消費量に2〜30万KLの在庫がだぶつく思われ、相場は大きく変動する・・・かな?。
 今年はこれに掛けてみた。中部灯油の3、4月に5枚売ってガソリンと灯油の先を買ってみた。
 吉と出るか、凶と出るか。

戦国時代のもう一つの読み方  2007/01/05(金) 13:01:37
  織田信長、豊臣秀吉が活躍する時代の話。
 中世からの脱却で表に出ない戦いの中に金融業者との暗闘がある。室町時代は京都市中に土倉という金融業者がいた。金貸しではあるが、根強く生き延びており、体制派に大きな影響力を保持していた。この土倉に資金を提供していたのが、かの比叡山延暦寺。最澄開山以来、権威を一身に集め、時の権力へも接近したりして、戦国時代には僧兵を擁するほどにまで『力』を保有するまでに至っていた。
 織田軍団を調べていくと、兵農分離や鉄砲をふんだんに使用した新しい戦い方を創出したりしていて、近代のいろいろな源流になっていたことが分かる。鉄砲をふんだんに使用した連射による掃討はドイツ軍団の戦い方の源流ではないかと思われる節もある。また、小室直樹著「信長の呪い」には明治維新の廃藩置県の種が蒔かれたことを記述している。
 この織田軍団は金融業者の総本山とも言うべき比叡山と対峙した。宗教という衣を纏った敵に立ち向かうには大変な苦労があったであろう。比叡山焼き討ちはこうした中で行われており、世間の目には非道な支配者に映ったのある。
 この無謀に近い戦いに勝利して近代化の礎を築いた。そして世界史に稀にみる平安の徳川時代を経て明治維新に至る。
 いつの時代でも、『本当に権力を握る人』は表に出ないことが多く、次の時代を切り開く人のとっては避けられない戦いが待ちうけているのだ。

 兵家を目指す者として年初に記す。

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