あったら便利な先物 2007/02/14(水) 23:08:30 |
| 近頃の商品先物は、上場する商品がことごとく失敗続きであるが、目を金融先物に転じてみると、あって当然なのにないものがいくつもある。たとえばREIT指数先物って、どうしてないんだろう?もしこのようなものがあれば、REITのヘッジになるのはもちろん、現物の不動産のヘッジとしてもある程度使えるのにと思う。ほかにもジャスダック平均とか、新興市場用の先物があってもいい。商品?う〜ん。現状だとどんな商品を新規上場しても、結局失敗するんだろうなあ。ニッケルなど、どうしてあんなにはやらないのか、不思議でならんし。やっぱり証券市場・金融先物取引所と合併して、統一口座で取引できるようにしないと、商品先物単独ではジリ貧かもしれん。 |
頭の整理 2007/02/13(火) 21:46:10 |
| 私は、芳名録に書かれている皆さんの中の多くが、自己のポジションを書き込み、またそれを結構興味を持って呼んでいる人も多いの理由が、今ひとつわからなかった。ひとつには、勝ち組らしい人たちの自信の表れと、うまい人のポジを参考にして自分も張ろうとする読み手の需要とがマッチしているためだろうかと思っていたが、もうひとつ、たぶん頭の整理のためだろうと思い至った。というのは、最近先物も再開して、自己のポジが全部あわせ15種類にもなったからである。さすがにこうなると、頭の中が混乱して、わけがわからない。そういう時、日記帳に書いていれば、だいぶ冷静に分析もできようというものだろうか。最近巷では、円キャリートレードに対する非難の声が喧しいようである。韓国に半分以上のところまで迫られてきた、一人当たりGDPも、それが原因のひとつである。もしかしたら、円キャーリートレードの引き上げをもたらすような、大きな政策転換があるのかも知れぬけれど、幸か不幸か、クロス円のポジは少ないので、影響のほどは不明である。しかし、キャリートレードは、全通貨レベルで、いっせいにポジがとられたり、引き上げられたりするようなので、そういう意味での怖さはある。 |
wikipediaをさらに大胆に修正 2007/02/11(日) 11:40:45 |
| 『商品先物取引』の項、よく考えてみると肝心な取引の仕組みそのものについては何の説明もないじゃん。登録外務員の試験(準国家試験?笑)だのぼうずがどうしただのしょーもないことをあーだこーだと書いてる割に、肝心なことが全く書いてないのはふざけてる。どうせ低レベル害務員が書いたものだから身内ねたしか書けんのだろう。そんなのは全部削除して、断固取引の仕組みについて書き込んでおくことにした。皆さん訂正してください。 |
wikipediaの修正 2007/02/11(日) 09:54:24 |
| wikipediaの、『商品先物取引』の項を見たら、登録外務員について長々と説明してあったので、全て削除した。こんなことを長々と書かなくてはいけないのであれば、証券会社や生命保険の項でも外務員についてその資格や試験内容について長大に説明せねばならぬ。書きたければ、別に新しく項目を立てて、そこで書くべきだろう。つか、登録外務員って、wikiで触れなくてはならぬほど、大事な存在か? |
銀とアメリカ 2007/02/08(木) 21:01:41 |
| 貴金属の需要を語るとき、中国の旧正月に向けての金需要とか、インドの銀の退蔵需要などがよく語られる。金融システムがそれほど発達しない発展途上国では、金銀が依然有力な価値保存手段であるからだ。しかし一方、世界一の超大国アメリカも、貴金属、なかんずく銀へのこだわりが際立っているのが面白い。この国は1853年に事実上の金本位制が実施されたが、その後も西部の産銀業者を中心に金銀複本位制への復帰運動が根強く、法律で正式に金本位制を採用するのは、主要国のほとんどが金本位移行を済ませた後の1902年だった。その後も金とともに銀に金融上特別の地位が与えられ、金と同様民間所有が許されず、1ドル銀貨は、純銀24.0566グラムを含む、かつてのメキシコ銀や円銀、中国元などと同じ規格で長く流通し続けた。この銀含有量は、かつて複本位時代の金銀比価が1:15だったときのままで、20世紀初めには銀は金ドルに対しちょうど半分の価値となったが、その頃銀貨は補助貨幣の地位に落ちていたから、問題なく流通したのだった。この銀貨を引き当てに発行されたのが、銀証券と呼ばれる紙幣で、実に1963年に至るまで、銀を裏づけにした紙幣が流通し続けたのである。この年、銀の値段が溶解点1トロイオンス1ドル29セント近くまで上がり、このままでは銀貨が溶かされてしまうというので、時のケネディ政権は銀貨、銀証券を廃止し、現在の1ドル連邦準備券に切り替えたのであった。 ところで、現在、アルミ価格は1キロ330円くらい、1グラム33銭であるから、まだまだ溶解点には達しないようである。しかし物の値段はわからない。この先アルミ1グラム1円を超えたら、1円玉はどうなってしまうのだろうか。たぶん人々の目から消え去るのだろうか? それともアルミ本位制になってしまうのだろうか? |
高円宮承子さんご乱行 2007/02/07(水) 23:09:04 |
| これも数日前の文芸春秋であるが、高円宮の長女、承子さんが、留学先のイギリスで、とんでもないアバズレぶりを発揮していることが明らかになった。というか、ご自分で暴露されていた。実際その内容は、雑誌に書かれている以上のもので、××撮り写真も流出するのではないかと言われる始末である。こうなると税金で皇室制度を維持する意義というものも問われそうである。正直、皇室の生活費は、皇居の一部を開発して、その地代でも当てたらよかろうと思う。あるいは売却もありだ。100億もあれば、リートに放り込んでおくだけで4億は入る。 それにしても、本物の皇族が、ここまでの醜聞をご自分で広げてしまうのであるから、わが皇室も、ついにイギリスの上を行くようになったと思われる。昨今、皇室典範の改正談義で、愛子さんの継承を主張する勢力は、何十年も前から平民になった旧皇族が位を継げば、国民は納得しないと主張するが、男系女系かまわず直系相続を続けても、いずれ国民が到底納得できないスキャンダラスな出来事が連発するであろう。だから逆説的なことを言えば、皇室制度のあり方については、普通の国民の「納得感」に、必ずしも振り回される必要はなく、歴史的に価値あることを続けるべきであろうと思う。日本の皇室が、昔から易姓革命のない、父系社会においては驚異的な「神武以来」万世一系の王朝を続けてきたことをかげがえのないこととしてきたのであるから、一時の国民の意見に惑わされず、より遠い男系の皇胤が皇位を継承すべきだろう。 |
先物再開 2007/02/06(火) 19:41:46 |
| 実は昨日より先物を再開している。で、為替が片張り専門なので、商品ではひとつ鞘取りでいこうと思い、やってみたのであるが、家に帰ってみると片方しか成立していないという重大な事態となっていた(笑)。正直勤め人が鞘取りなどというきめ細かい玉操作ができるのか不思議である。私には自信がない。職場で不審がられるとおもう。どうしたらよいだろう? |
wikipediaの修正 2007/02/01(木) 23:50:13 |
| 最近、ネットの百科事典である、wikipediaの修正に凝っている。とくに日本古代史は、自分も少しかじったことがあるし、素人の珍説が堂々と説明に載せてあったりするので、修正のしがいがある。たとえば、「邪馬台国」の項では、自分が初めてみたときは、畿内説の根拠として、「卑弥呼の墓の候補である箸墓があること」などと、唐突に書かれてあって驚いた。そのくせ最近の年輪年代学による古墳時代の繰上げについては全く触れていない。これでは、古墳時代は4世紀から始まるとの旧説になじんだ人には、いかにも畿内説が強引な印象を受けてしまう。邪馬台国論争では、最近の年輪年代学により、古墳時代が3世紀に繰り上げられるべきであること、それにより卑弥呼の遣使時の年号が書かれている三角縁神獣鏡はじめ、10枚以上発掘されている3世紀の紀年鏡も、まず真実3世紀のものと見て間違いないこと、それによりアカデミズムではかなりヤマト説のほうが有力であることを、段階を追って説明しないと、現在の学問の到達点を正しく説明したことにはなるまい。それで、その点の経緯について、きちんと書き込んでおいた。 ここまで読んで、オヤっと思った人もいるだろう。あれえ、邪馬台国って、九州説のほうが有力なんじゃないの? さよう。アマチュアの世界では九州説のほうが圧倒的に人気がある。九州説のほうが謎解きの面白さが深まるし、記紀神話を自由に解釈する楽しさもあるから、出版受けがよいのだ。 しかし、学界では、九州説を唱えた人たち(主として東大系の文献史学者)はあらかた鬼籍に入り、後に続く文献史学者はもはやこの時代をもっぱら考古学の守備範囲として、発言しなくなっているから、実は現役の学者で九州説を唱える人はほとんどいなくなっているのである。だが比較的最近まで古墳時代の開始が根拠は不明ながら漠然と4世紀と思われていたから、「三角縁神獣鏡は邪馬台国の時代とあわず、後世の偽作だ」という意見も、一定の説得力を持っていた。ところが、新しい年代測定法である、年輪による年代測定は1年単位で時代を測定するもので、強力な証明力を持っており、事例が増えるにつれこれまでの古墳前期以前の編年が新しすぎることはほぼ確実な情勢であるから、前述のように一気にヤマト説が有力となったのである。(三角縁神獣鏡が仮に国産だとしても、当時の畿内で卑弥呼の遣使を記念して鏡を作ったということになるから、ヤマト説は動かない)こんなふうに、アマチュアと学界で、しばしば大きく意見が食い違うのが古代史の面白いところである。
なお、1月の損益は-62,564(スワップ24,674)であった。 |
「長期では市場平均に勝てない」 2007/01/31(水) 23:57:07 |
| またまた数日前の日経に載っていた話であるが、今世界中の投資ファンドでは、もっぱらコンピュータによるシステム売買がはやっているそうである。また、タイトルに見られるような考え方から、もはやアクティブな運用を放棄するインデックスファンドも有るのはご承知のとおりである。長期では市場平均に勝てないのに、何でわれわれは一生懸命相場で勝とうとするのかというと、少なくとも短期レベルでは相場の動きはさまざまな癖があり、短期売買でこれを出し抜くことができると考えるからだ。実際アクティブなコンピュータ売買は、そういった癖を読むために開発されたのである。このようなシステムトレードは大体出来上がった当時が一番成績がよくて、数年のうちにだんだん収益が下がっていく。相場の癖はいったん発生しても次第に読まれていくために、このようなことが起きるのだろう。もちろんその過程では、別な癖が発生しているのであるが。だから、記事では、相場において人間の判断が排除されるようになると書いてあったけど、実際にはシステムの不断の改良という形で人間の判断がなされるのであり、たぶんここでシステムをやっている方々もそうなのであろう。 |
昨日の話し 2007/01/27(土) 14:41:02 |
| 昨日の、為替取引における相場観とスワップポイントの収益の比率について議論は、ロダンさんの掲示板にある話で(こういう視点で考えるきっかけを作ったのは私だが)、いずれ消えてしまうと思うから、ここに、その両者の比率と、年率の利回りを転載しておこう。
Aさん 為替収益96万 スワップポイント118万 28% Bさん 為替収益−13万 スワップポイント28万 7.5% Cさん 為替収益971万 スワップポイント1001万 28%
改めて転記してみると、使用可能なデータはたった3人である。やはりコテハン掲示板は、衰退しすぎである(苦笑)。 それはとにかく、AさんとCさんは、先物で1000万円以上稼ぐ腕前を持っている人で、とくにAさんなどは、月間成績がマイナスになることも非常に少ない人である。その二人が、両者の比率、年利回りがほとんど一致しているのが興味深い。また3人のスワップによる年利は10〜15%くらいと推計できる。となると、年300万のスワップ収入を期待する場合は、おおむね3000万くらいは必要ではないかと思われる。もっとも、私が1ヶ月くらい取引した印象から言うと、スワップは基本的におまけと考えたほうがよく、着眼点としてはチャート優先、損切り優先のほうがリスク管理の上で好ましいと思う。2チャンネラーにありがちな、スワップを当てにしているから、いくら引かされても気にならないという戦法は、私は危ないと考える。 |
|