一匹羊 さんの日記

新しい10 昔の10  100新しい方へ移動 100昔へ移動

再開  2011/08/29(月) 15:22:04
 先週は旅行でリフレッシュ。
休み中も相場はちょびやっていたけど。

先週通してみると
金融市場はまだまだながら一番の混乱期よりかは少し落ち着いた?
米国景気指標は7月もので耐久財受注なんかはよかったが金融市場混乱の影響を受けたと思われる週間ベースの住宅ローン申請や民間チェーン売上なんかは弱い内容。
週間失業者申請も増加しているがこちらは混乱の割に低水準を維持していて総受給者数は8月半ばでは最近では一番少ない数字。
9月に発表される8月景気指標なんかは弱いのが多そうだが株の下落が先行しているので織り込み済みになるかどうかや雇用統計が意外と底堅い印象なれば相場つきかわるかな?

本日はシカゴ大豆ロングをリグってポジ縮小。
米先物は今日は追撃売り。
福島二本松地域の早場米で出荷が可能ということは放射能が原因での出荷大幅減はほぼないといえると考えている。
旧穀や西日本産が買われた今年は逆にいうと北関東産のコメの需要を食ったことになる。日本のコメ需要が今年伸びているわけでは決してない。
ということならば平年並み以上の作況と繰り越し在庫から考えて新年度の在庫は積み増し予想になるので本来は今年のほうが安くていいことになる。
昨年、自由米市場で安値は12000円割れがあったぐらいだから現在の15000円以上の関東コシヒカリは十分割高とみる。
本格収穫期以降にかけて十分大きな下げ相場ありとみる。
外電、外部環境関係なしなのでじっくり取り組めるかな。

逆行 株安  2011/08/19(金) 15:29:17
 株安と米国債上昇で逆行。ポジ少ないも逆は逆。

米国景気指標の発表前から欧州財政不安煽りですでにNYダウ200ドル以上下げていた。欧州問題は根は長いが欧州系銀行のドル手当て不安とか材料視する不安自体は嘘くさいものばかり。ギリシャ自体の解決は2年ぐらいの資金繰りをつけただけだが逆に言えばギリシャ問題は2年は材料にはならない。
あとはスペイン、イタリーの国債はECBがたまにはまともな政策ということで購入して金利落ち着かせているので不安材料として大きなものは本当はない。

米国中心とした景気問題が本筋になるのだろうが。フィラデルフィア製造業指数が悪いのは確か。この外部環境で設備投資を中心に鈍るのは仕方なし。
週間失業者申請者数は増加したが水準は4-6月期各週平均より低水準。
この環境で頑張っていると思えるぐらい。コメントは悪いの一言だが。
中古住宅販売も前月同様に成約は伸びていたのに結果は減少。
ローン申請が通らないのが多いので解約率が平常時より6%ぐらい多いみたい。実需需要はあるが金融事情が悪い。
いい点は在庫減少か。
無視されているが7月の景気先行総合指数は過去最高だった。もはや過去の話となったが7月はトータル景気判断は確かによかった。金融市場が雰囲気を壊したということ。

あまりに国際情勢が不安過剰で分析が相場としては逆にでるのでちょっと真面目に国内商品の米相場を研究中。過去の自主流通米の価格推移とか作況、在庫とか。
足元、放射能不安で旧穀人気で北関東コシヒカリが7月頭19000円前後あった。米上場時に18000円台まで上がったのはそのためだろう。ただ上場は新穀もの過去の平年作以上の需給なら13000〜14000円前後のようだ。
出荷停止が大量にでれば別だが早場米が千葉産とか無事通過し始めたところをみるとまあまあ普通にものは出てきそう。でも需要家のできれば忌避するところで許容品の不人気はでそうなので今の米先物売りだろうなあ。
16000円ガラミで今日売り増しした。

株系では国内VIX ETFの逆日歩がふざけた高額になっているので撤退してシカゴVIX ETF個別OPでショートを中心にすることにした。

ジリ逆行  2011/08/18(木) 15:09:54
 株下落と米国債上昇。
幅とポジ量たいしたことないけど。

金融市場立ち直るにしても底固めが必要なのでこのへんの株下落はどちらにせよ仕方のないところ。

商品は穀物でスプレッド外しのせいかコーン安大豆高の外電。
週末に主産地での降雨予想もあるのでシカゴ大豆買いの一部を外しておいた。

ジリ逆行  2011/08/17(水) 15:29:34
 米国債ショートポジ少ないも上昇したのでその分の逆行。

欧州GDPが予想以下とかいわれているが米国国債が他国のGDPで左右されるのはまあんまりないんだけどね。
不安相場がまだまだ続いていはいる。

住宅建設系指標は基本レンジ。前月は高かったの反動減だが事前予想比ほど減らなかったともいえる。4-6月平均値よりは高い内容。
7月米国鉱工業はいい内容。
景気失速懸念ひろまった一番の切っ掛けがISM製造業指数の低下だったのより正確な鉱工業生産を見るかぎりいい内容。特に車関係の耐久財が好調だった。
景気不安相場始まったから仕方がないのだが7月は見込み通りで4-6月のサプライ障害から立ち直りのいい月だった。問題は月末からの不安相場で8月頭の株安の景気への影響。
いくらか低下する指標がでてくるのは8月後半からだがそれが予想より悪くないとの評になればふざけた混乱相場もおわるのだけどなあ。

せっかくだから米先物売り参戦。相場観いろいろあるだろうが北関東産や福島産のコシヒカリが渡し物に出てくるのは間違いない。
放射能検査パスしたものが需要家にニーズとしてどうなのだろうか。
旧穀が高いのはわかるがその反動も含めて新穀はしばらく需要としては低迷するだろうと推測する。
関西コメも許容品として北関東産コシヒカリ渡せるので輸送費分と北陸産コシヒカリとの格差300円が足された分が関西コメが東京より少なくとも上ザヤでいいのだろう。理論的には千円ぐらいかなあ。
感覚として平年の価格が14000円から15000円なので一応供給障害懸念で16000円つけているのだろうが渡されるのは放射能検査ギリギリセーフものだから受けて難で納会なんかは安くなりやすいと考える。
もし北関東や福島なんかの現物やさんだったら売りヘッジできうると思う。

そういや秋山氏が放射性廃棄物の福島原発周辺へが一番現実的だと書き込んでいたようでまったく同感。
ただ問題は県民感情なんだろうし確かに申し訳ないことには違いない。

ジリ順行  2011/08/16(火) 15:16:41
 NY連銀製造業指数悪いものの日本のGDPが予想ほど悪くないとか欧州財政問題に進展?とかでポジには悪くないが内容はない。
先週の悪いセンチだったら波乱にとるかもしれないのでセンチメントの変化ありなのか。

景気指標で株急落混乱の影響のマイナスがどの程度でるかが今月の見もの。
7月は悪くないのに悪い悪いで波乱となったが。
8月は多少悪くても思ったほどではないという展開になるかどうかは製造業系の指数より非製造業や住宅、雇用にかかっている。
昨夜の住宅建設業指数15は先月と変わらないので極端に住宅で悪い内容が出る確率は低いだろう。


さて商品では穀物は大豆中心の天候相場。トータルの作況は変わらないが主産地のアイオワ、イリノイがやはり下げ気味。
両州とも中央部での降雨が先週も不足していた。気温がそれほど高くないので深刻にはならないだろうがあさってぐらいの降雨がカラ降りとなると更に作況は悪化するだろう。
その降雨の確率というか量はあまり多くなさそうなので大豆の単収減少懸念は高まると思っている。
国内大豆は割高なのと単位が小さすぎて手数料が割高なのでやる気がしない。やはりシカゴミニ大豆ぐらいを分けなが押し目買いでいくつもり。

ジリ順行  2011/08/15(月) 15:16:14
 週末米国景気指標の7月小売り良くてミシガン大消費者態度指数速報低下。
7月失速懸念で騒いでいたときに失速なんかしていない証拠。
消費者態度指数は8月ものだが実質7月後半以降もの。
債務上限法案によるデフォルト懸念や株安でそりゃ心理悪化するよ。
ちなみに先月のミシガン大の指数は良かったのに無視されていた。
米国景気は7月良かったにもかかわらず失速懸念を囃された。
実態は景気失速で株安ではなく株安が失速懸念を生んでいると個人的には思っている。もともと景気底堅い派の自分としてこの株下落が今後の指標にどの程度影響をあたえているかだけが注視するところ。

天候相場の穀物。週末期待されたアイオワ、イリノイ中心部の降雨はほとんどなし。今週半ばから後半にもう一度チャンスの予報があるが・・・。
コーンは作柄ここからの大きな変化はないだろうが大豆はUSDA少し低すぎる単収予想の現実味がでてくるなあ。
シカゴ大豆押し目買い方針。

ジリ程度の順行  2011/08/12(金) 15:20:26
 今日は外電株反発。でも日替わりの乱高下自体が不安を表す。

噂で動く相場は困るが今日はスイスフランがユーロペッグ検討の噂。
スイスフランに逃避買いが集中しすぎるので気持ちはわかるし資本市場が機能不全に近いというか過剰流動性の問題が噴出しているなあ。

米国景気指標で週間失業者申請者数、総受給者数ともにいい内容。トレンドも減少で先月からずーっといいのに悲観シナリオとは逆のものは無視。
さすがに株の売られすぎ感があったところなので今日のところは反応したが。
しつこいが米国景気は何にも邪魔が入らなければ十分に底堅い。株が急落したから問題になる。市場は景気懸念で株下落というが本来は株が急落したから景気に懸念を生じさせた。

驚きといえばUSDAの需給報告。小麦は緩和だがコーン、大豆の単収の予想下限かそれ以下なのでサプライズに近い強い材料。旧穀に関しては先日の四半期在庫の調整分の残りをしたようで弱い材料だがその増加した繰り越し在庫を考慮しても新年度はひっ迫しやすい環境だ。
需要予想を下にしているのでレーショニング前提。逆にレーショニング起きなければいけないということ。
コーンは値位置が高いのだシカゴ一般大豆の買いを主体として今後を見る。

昨夜
シカゴ大豆買いまし。
国内原油、銅CFD打診買い。
VIX ETFコール売りまし。
日中はやらず。
米相場出来高イマイイチ。本当はやりたいのだがなにせ放射性物質検出なんか半町バクチもの。供給は絞られそうだが需要も逃げそう。受け渡しものしだいで期近崩れもありえるしなあ。わからん。

ジリ程度・・・逆行  2011/08/11(木) 15:23:34
 今度は仏の格下げ、仏銀不安と相場を動かした噂が酷くなってきた。
でも真実味は薄れているが。

今年の春ぐらいから不安によるリスク回避相場が続いた。
民主化騒動ではサウジへの飛び火懸念。
債務上限法案では米国デフォルト懸念。
ソブリン問題ではギリシャはさておき飛び火がイタリアだ仏だと騒ぐ。
ソブリン問題の結果はまだでていないが
すくなくとも民主化騒動のデフォルトの懸念は現実化しなかった。
まあ今は米国景気懸念が大きくなってきているが。

本来、相場的には確率の低い出来事が起こったら大変だと騒いだところを向かって結局何も起きずで利益になるのが普通。
商品の穀物天候相場なんか典型で天候懸念で買われ懸念が空振りで下がるので天候相場は売りから入るのが常道だったものだ。
それが最近はどの市場も懸念で動いて無事だとなって動いた分がもとに戻らない。

どの懸念に対してもそれ自体の行く末の予想は間違っていたとは思えないのだが相場は別反応。
過剰流動性下の過剰不安相場の異常なところか。
グチってもしかたないしなあ。

今日は大豆の内外サヤのロングパワー強い状態をセットした程度。

マチマチ  2011/08/10(水) 15:18:25
 FOMC声明でゼロ金利2年間お約束自体は本来あまり意味はない。
ただ株急落に対して打つ手無しを市場にメッセージするのを嫌がった。
ゼロ金利といってもようは短期金利だけなので長期金利は以後の経済状況に変化するもの。

もっとも最近の株急落は過剰不安の賜物。
景気失速懸念、格下げとかいわれているが本来たいしたことではない。
景気も失速懸念ではなく株下落により失速させられる懸念が正しい。

今回の声明自体に景気に影響はほぼないだろう。ただもし株が上がらずとも急落さえなければ米国景気持ち直せる。
製造業系の世界的不透明感はあるが製造業指数はいままで十分高水準だった。一服は当然。
米国でいえばそれが住宅、雇用につながるかが本来の焦点だった。
住宅は水準ひくいながらもじわじわ好転してきている、雇用も5月6月のスローの内容の昨年の国勢調査のかさ上げに比べスローながら改善していた。
それが外部環境の株急落で8月にどの程度悪影響を与えるかが問題。
それが判明するまでは時間がかかるしそれまで波乱がありそうな市場。

しかし今後問題は金融政策が難しくなることだろう。
景気失速しても金利自体の低下余地は少なくあとは量的緩和。
もし景気底堅く転じた場合は金利引き上げより原油など商品実需相場の上昇のほうが早くなってしまいそうだ。

パニック相場 逆行  2011/08/09(火) 15:14:22
 分析してもしかたがない。
いきつくところまで行ってくださいという感じ。

リーマンショック後、震災後のように気にならない程度の資金で
個別株のバーゲンハンティングを少々やった程度。

F/Xもクロス円で3〜5円刻みで少量やるかな。
経常収支国の通貨が長期的に高くなるのは当然なのだが最大黒字国中国が管理相場をやっているのとバランスがいい独が他国に薄められるユーロで
あることから噴出口がスイスフラン、円に過剰にかかってくる。

金融市場を中心に多くが異常に思える水準だが商品の穀物や原油の価格水準はそんなにおかしくなく思える。

新しい10 昔の10  100新しい方へ移動 100昔へ移動

一覧へ戻る