姉貴募集 さんの日記

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重要なこと3  2010/07/10(土) 09:56:23
 JGの論文、ふと疑問に思ったけど ちょっと思い出しただけでも
すごいたくさんある。

川端康成 芥川 龍之介 ジャックマイヨール ベルナールビュッフェ
カートコヴェイン

金にも名誉にもなんにも困ってなかったはず。ただ
図太くなかったんだろうな。

重要なこと2 2010/03/11の続き  2010/07/10(土) 08:13:35
 本当に自助になるもの、ゴールド、不動産、有価証券、現金、
あるいは
最終的に頭脳なんでしょうか?

ぼくはジェイムス G バラードが編集した膨大な「自殺者の肖像」
これは一般的に流通はせず 「自殺者の肖像」なんてのもぼくが
勝手につけたタイトルなんですが

この中には極めて医者は多かった。JGバラードは「いつでも身近に安楽死
出来る薬物が手元にあることが原因ではないだろうか。」と分析していたが
ぼくはそうは思わない。

Drキリコ事件で有名になった「お守り」は例外を除いて自殺抑止
になっていたからだ。この例外に絶望し草壁も自害して幕を閉じたがJGバラードの理論は多分違う。

大富豪が自家用ジェットで山腹に突っ込むという過激な自殺法もあった。

JGバラードの編集が超極端であることは間違いないが
不渡りを苦に自殺だの失恋を苦に自殺だのといった庶民レベルは
あえてJGが書くまでもない。

ただの一つも「無知の涙」は例に出されていない。{勿論あえて
JGが出すまでもないからだが}JGによって編纂されている膨大な自殺者の大半が
客観的には申し分ない人達たちだ。

うまく言えないけど「大胆かつ繊細な神経」こそ最大の武器だろう。
「図太さ」といってもいいかもしれない。しかし臆病で繊細でなければ
いけない。

わずかなスキャンダル{悪いうわさ}ですべてが台無しになる人と、
100回こけてもびくともしない人{例えばミックジャガー}を
比較してみる。

いつのまにか取られる不明な金  2010/07/09(金) 10:08:00
 ここのところ、{日記でも分かるとおり}苛められどおしで参ってました。

今ぼくが払っている国民健康保険料はおおむね年間80万くらい。
その他もろもろ、年金も入れようか、まあざっと100万としておきましょう。
年間100万。これはなんに払っているのか?

病院なんて滅多にいかない。全額自費医療だってこんなにいくわけがない。
自営で30人ばかしの従業員がいたころは 個人的資産なんてどうでもよかった。要するに気にいている精神的余裕がなかった。

でも今は違う。{妬みを買われると困るけど}いつだってイモ引ける。
しがらみは全くない。

「健康保険に入っていないといざというとき困るよ。」という意見も
ありましょう。もっともそうだ。だけど健康保険でどこまで出来るのか
というガイドラインは明白には知らない。

日本人の殆どが 最後は癌で死ぬといって良いと思います。
ぼくは癌の医療について詳しく知っている訳ではありません。

医療というのは最終的には 保健医療外でどこまでカネが出せるの?
ってことに掛かってきてしまう。残念ながら人の命は安く、
地獄の沙汰もカネ次第なのだ。

考えてみて欲しい。いまでは話題にものぼらなければ 試しに検索を
かけてもヒットしない、あのビートたけしのバイク事故だ。
顔半分くちゃくちゃ状態でマスコミに登場し「いまの生活を続けるつもりはなかったので ちょうど良かったとも思っている。」と言って
腕には数珠を巻き、「落ち着くものですよ。」と言っていた。

保健医療内で出来るのはここまで。

ところがどうだろう。どこでどういう手術をしたかは知らない。保健医療外
なのは間違いないが ブラジルの大富豪専門の整形医かスイスの
これまた大富豪専門の整形医の手によるものだろう。

ほぼ綺麗さっぱり、あまりにナチュラルなので誰も事件のことを覚えていないくらいになって戻ってきた。保健医療外は勿論だが殆ど映画「フェイスオフ」レベルの全部剥がして作り直したに近いと思う。

ぼくが言いたいのは「いざ」というときがあれば国民健康保険なんぞ
役に立たんということだよ。

ここの掲示板でよく話題にのぼるように、また多くの世界中の人の関心で
あるように、ぼくはもっと自分の身を守るにはどうしたらいいか、
本気で考えなくてはならない。

コブさんへ  2010/07/07(水) 10:56:59
 おそくなりましたが、コブさん、エレキピアノの移動を手伝ってくれて
ありがとう。

ぼくは貴方の 過剰性のないスポーツとの関り方がとても素晴らしいと
思います。非常に難しいことです。

ぼくはもっと多くの人が 健全なスポーツとの関りを考えるべきだと
思ってます。「健康増進体力増進」を単なる大義名分に持ってきては
断じていけないのです。

車の中で北村克己の死について話し合いましたよね。
彼のしていたことは健康増進体力増進にはならなかったのです。
確かに摂取する栄養の問題もあったでしょう。外見の屈強さとは
裏腹に陽炎のような弱さだったのです。

個人的な見解としては「自己練磨以外関心の無い人の命は短い」です。

一切の要因抜きに例外なく人は歳を取ります。
20歳で世界記録を出した人が60歳でさらなる記録をだすことは考えにくいのです。ですから北村氏は 40を目前に死ななくてはならなかった、
というのがぼくの見解です。

うちにはキッチン以外にエアコンが無い事に気付かれたでしょうか?
夏の暑さに耐えるだけでも一生続けられる健康増進体力増進に
つながるスポーツとなりえると思うんです。

幸運にも今のところは毎日大量に多種の野菜を摂取できるお店が
あることもです。{残念ながらこれは将来的にどうだかわかりませんが}

何かお気づきの点がありましたらご指導ご鞭撻いただけたらとても
幸いです。

遅くなりましたが 今後ともよろしくお願いします。

折り目のついたバイシクル  2010/07/06(火) 11:13:41
 一部のワインの異常高騰の意味は分かった。「PP」2010/07/04(日)
の日記に記したとおり。

大きな商談、あるいはお金が全く絡んでいないにせよ 交渉事、
ある人は1000ドルのワインを出し、ある人は10万ドルのワインを
さりげなく抜いたとしたら どちらに気持ちがなびくだろうかという
ことだ。

超高額ワインの存在意義は「Aのカード」。

しかしこのバブルも近いうち弾けるだろう。理由は空き瓶さえ
入手してしまえば、あるいはラベルを偽造してしまえば違いが分かる
ものなどまずいないからだ。

東京NO1のソムリエでも絶対無理だろう。大気汚染の激しいところに住んでいて何が分かるというのだ。

むしろここで雁屋 哲がなぜオーストラリアに移住したのか、さりげなくも
恐ろしい執念を感じる。「劇画原作者」というポジションを固持して
いることも恐ろしい。世界中の企業から引く手が絶えないのは容易に
想像できる。しかし買収は無理だろう。氏がいくらくらいの資産を
持っているのか想像も付かない。

中国生まれ 病で中等までは殆ど学校にいけず 東京大学卒
電通入社

なぜ電通はこれほどの化け物を簡単に手放したのか理解に苦しむが
本物の化け物はそう簡単に爪を出さない。氏の本当の最終目的は
不明だが恐ろしい。


よって「ゴールドの価値2」2010/07/04(日) に書いた
「酒を飲まないぼくですらロバートパーカーが1万ドルだったら買うね。」
は撤回します。500ドルでも買いません。

運 たこ焼き  2010/07/05(月) 21:45:05
 今日、待ち合わせをしていて 先方が2時間近く遅れた。
恐ら今の日本では珍しく双方が携帯を持っていない。

子供は2本目のジュースを飲みながら退屈そうだった。いや
なぜか走り回っていた。恐らく人生で2度目くらいであろう、
たこ焼きを食べた。けっこう美味しくて20個食べた。

「おそいねえ。」

「まあ成り行きに任せる局面だな。ぼくが運の存在を強く信じてるのは
分かってるだろ?」

「うん。」

「造物主のおぼしめしだ。いまは動いちゃいかんのだ。911テロは知ってるだろ?」

「知ってるよ。あのジャンボジェットが貿易びるに突っ込んだ事件だね。」

「そう。寝過ごして飛行機に乗り遅れた人は全員助かったんだよ。」

「。。。う〜ん。そうだねえ。。」

「さらにあのビルで働いてる人、病欠した人も全員助かった。
運悪く仕事をクビになった人も運良く全員助かった。」

「。。。。。」

「ぼくも運の正体は良く分からない。と言いたいところだけど
実は最近分かってきた。」

「え?今日の朝話してたテトリスを作ったロシア人の事が関係してるの?」
割と鋭い。困ったな。

「教えてやらん。今は。」

そして二時間後、全く申し訳なさそうな感じなく、シルバークラウド
に乗った友人が現われた。この人にとって二時間は気にするに値しない
誤差レベルなのだろう。おかげさまで たこ焼きを味わえましたよ。

値なんて見てやらんよ  2010/07/05(月) 12:50:05
 相場を張る上において注意は断じて怠ってはいけない。
これは身にしみて分かっている。運も勘も大事だ。

しかし同時に これは極最近気が付いたのだが無視することも大事
だということ。

値動きを無視する。簡単に出来る人はそうはおるまい。

かつてはよくいた「追証二回分入れて放ってある。」だのという輩
ともちょっと違うのだ。豪傑ぶって「気にしない」というのとも違う。

日足だ 分足だ ヒゲだ ダマシだ、上抜けた、下抜けた、テクニカル上では、とあたふたする人で強い人を知らない。

誰の言葉だったかな。すごい人。ブルースなんとかだったかな。
「罫線ってのは多くの人に間違った判断を仕向ける反面教師なんだよ。」

合点がいかないか?いかない?商品相場では95lが負けると言われる
理由がここにあると 最近分かった。

2010/07/05  2010/07/05(月) 08:52:24
 さらに申し訳ない。

ぼくが「シンドラーのリスト」をみたのは劇場で もしかしたら
DVDとかビデオでは 「ラマーネカンティー」の部分はカット
されている可能性がある。特定の商品名で絶大な影響力のある
スピルバーグだからね。DVD版は みていません。

同じくスピルバーグの「キャッチ ミーイフ ユーキャン」では「アストンマーチン」とはいわず単に「スポーツカー」になっている。007ゴールドフィンガーでは 「ベントリーは やめだ。アストンマーチンだ。」ともろに特定の商品名を言っているにも関らずだ。

おかげさまで映画で使われたDB5は後のDB6の倍以上の値段である。

ぼくはこの車のことは知っているので書きますと、事実上の違いは無いです。部品リストも同一です。ワークショップマニュアルも同一です。
違いはフロントバンパーが一体か二分割か くらいのもんです。

90年までのアストンはオールハンドメイドなので後のモデルほど
作りが良い。一台ずつ進化しているのでDB6後期のほうがいい。
ちなみにぼくはDB6Vantageに大人4人乗った状態で
200キロ以上を出したことがある。DB5では無理だろう。

ニューマン・クルーズの「ハスラー2」が流行ったとき、町中
プールバーだらけになった。「ジュラシックパーク」は殆ど
世界中の人に意識革命を起こした。映画の影響力は絶大だ。
今日本はあらゆる産業が下火だがアンジェリーナジョリーを雇える
会社は日本に存在しないという。

ぼくがなにが言いたいか分かる?
彼らは「テレビが出来たからもうだめだ」とも「ビデオが出来たから
もうだめだ」とも「PCが普及したからもうだめだ」とも
言わなかった人達だ。

だからね、「ルールが変わった」だの「委託激減が原因」だの
ブザマだから思ってても言うなってことだ。

PP  2010/07/04(日) 22:35:54
 分かりにくくてごめんなさい。いや、驚くほどロバートパーカーって
日本でなじみが無いんですね。殆ど水戸黄門なんですが。

ロバートパーカー自らが栽培醸造瓶つめまで行った、ドメーヌが
ロバートパーカーでボトルに直筆のサインが入っています。
5万ドルを超えるのはドメーヌがロバートパーカーのものです。

ぼくは酒は飲まないのだがなぜかワイン評論家の知り合いがいて
原稿から誤字脱字だらけの初版本{思っていた、と思っている では
まるで意味が違うだろうに。}まであったりする。で結構知ってる訳です。

彼は慶応の経済出身故かどうかは知らないが、彼の本の内容は首尾一貫としてワインとワインの値段のことだけである。要約するとこうで、これ以上でもこれ以下でもないです。

「ワインってのは所詮はブドウなんですよ。同じ格付けの畑、同じブドウ
なら大抵は畑の面積で値段が決まります。だから同じもんでも畑が倍
の広さなら半分以下で買えるってわけ。ロマネコンティがなんで高いかって
あれはね、村全部が会社の持ち物でロマネを冠したのは一つしかないから
付加価値がついちゃってるんですね。ぼくは興味ないですよ。
前も言ったけどワインは所詮ブドウ、1000倍高けりゃ1000倍旨い
なんてありえないんですよ。」

これが彼の著作のすべて。

それでは何ゆえに 超高額ワインが存在するのだろうか?

スピルバーグの傑作「シンドラーのリスト」。

「ラマーネカーンティー」
今なら数億ドルに相当するであろう軍需産業の商談で
超高額ワインで接待。ちょうど女性に高価な花束を贈るのに似ている。

大きな企業買収であったり商談  その席で特別に高額なワインを出されたら、どうだろう。
数億ドル、数十億ドルの商談で10万ドルのワインで接待など安いものだ。

いやあ、まちがいなくこういうアイデンティティーだろう。高くなくっちゃ
意味が無い。「どう?安物だけどメチャウマだろ?」では駄目なのだ。

こういったワインを買う人が毎日食卓で常飲しているわけがない。
必要悪、とまでは言わないけど それは理由があって存在しているわけですね。{多分正論だと思う。じゃなきゃ かのスピルバーグが脚本の要所にもってくるわけがない。}

ゴールドの価値2  2010/07/04(日) 16:14:38
 2010/06/28(月)の日記の続きですが、ゴールドは上がるだろうな。
当面上がるだろうな。なぜ上がるか ここで説明するのは無意味だろう。

美術品と同じく幾らだっていい。だからここでは下がるかも知れない
理由を一般論を全く省いて 個人的見解のみで書こうと思います。

ゴールドは永遠に光り輝く、ただそれだけのものだ。個人的にネックに
思うのは「永遠に」ということだ。それと単に数字だけだと
示威行為としては弱いということ。

「永遠に」は何らかの劇的な市場変化が起こった場合、根こそぎどうでもよくなる。身近な例でいうと「LD BOXSET」だ。「永遠に劣化しない
」映像を首尾一貫所有できる事からかつてはコレクターズアイテムとして
相当の地位を築いていた。今は市場そのものが無くなった。

「ゴールドは別だろう?」と思われるかもしれない。だけど現物を
シコシコ集める人がどんどん増えたら 劇的に下がる気がする。
ぼくはゴールドが上場していることすら不思議なのだ。

永遠どころか「すぐ終わる」ことがハナっから宿命づけられているもの、
例えばロバートパーカー印のワインなんかまるで高騰に歯止めが掛からない。ワイン一本5万ドルから10万ドルくらい。

バブルのころ、80年代後半、ロマネコンティは16万くらいで それでも
腰が抜けるほどの値段に思えたのだったのだが今はとてもそんな値段では
買えない。この値段はオンラインショップかなんかで簡単に分かるので
ぼくが書くまでも無いね。

もう一つは単に数字だけということ。リアリティーが余り無い。
映画「ダイハード3」みたいにフォークリフトであっちにこっちに
移す映像をどこかのケーブルテレビ局が24時間年中無休で
放映し続ければ ここは解消されるが名乗り出るスポンサーがいるだろうか?

美術品についてここで書くのは難しい。日本人が「世界的な画家」
と思っている人の大半が 国内限定、もしくは都内限定である。
なぜかというと世界的になられては美術商は困るからだ。
だから適当に「NYのギャラリーで個展」などという誰でも出来る体裁
のみ繕う。

「永遠」故に価値を持つこともあるが「はかない」が故に価値を持つ
こともある。そもそも人命も、長い目で見れば国ですらはかない。

どうだろう?よくわからんね。個人的にはゴールドが2000円まで
下がっても買わないだろうけど、酒を飲まないぼくですらロバートパーカーが1万ドルだったら買うね。

なんらかの思惑{ロバキヨの本とか}でゴールドを考える人は
映画「ダイハード3」をぼんやり眺めることをお勧めします。

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