起業について 2010/07/01(木) 22:05:36 |
| 最近の若い人は起業でもなく創業でもなく「立ち上げる」という。 PCじゃあるまいに。本気なら創業って意気込みでやりなさいよ。
起業をすすめる人と、安易に起業をすすめるなという人がいますが どちらとも思わない。。給料をわたした直後「金貸して。。」と 経営者が言うのは普通に聞く。金銭的に有利だとは全く思わない。
自分がどう思うにせよ経営者であれば 自分以外のすべての人が あいつが経営者と思うことだ。で法律は就労者に有利に出来ている。
実際やってみるとマスコミをにぎわす顧客との民事訴訟などというのは 滅多にない。いや、過去形だな。。。ちょっとまえならご法度中の ご法度だった経営者が客を訴える{しかも事実無根}のケースもあるよう だけど、それは例外的で実際には殆ど無い。
しかし就労者との問題というのは裁判までに発展しないことが多いにせよ ひんぱんに起こる。その道のプロ{同業で問題を起こして経営者から金を せしめて また同業他社にうつりまた同じことをする}も少なからずいる。
起業をすすめる人の本にはここのところを詳しく書いてはいない。 内輪の恥を外にさらせないのだろうが今後もまず書いてはいないだろう。 起業するなら出来るだけ多くの経営者に過去10年でどういった問題が あったか どう対処したか聞いてみるべきだと思うな。 |
健康食品 2010/07/01(木) 16:18:20 |
| 不可解な代物である。だれも生たまねぎを「健康食品」とは言わないし 脂ぎった牛肉を「不健康食品」とは言わない。
しかし「健康食品販売業」は存在する。 正確には存在していた。
法律で医学的根拠も無しに効果効能を謳うことは重く禁じられた。 「癌の特効薬!」などと謳って「健康食品」なるものを販売したら 執行猶予つきではすまないだろう。
大所は全国的にも少ない。NB社、T社、P社、 東京にも数社あるが 売っているのは健康食品ではなく 事実上はサービスでありサポートだ。 「一週間で無理なく10キロやせる」わけが無いのだ。
その商品を買うことによって年中無休のメールなり電話なりの 細かい食生活や運動など、日常生活のサポートを受けることが出来る、 といったオプションこそがメインになっている。
当然サポセンの電話は鳴りっぱなしだ。サポセンは精神的に最も 辛い仕事だ。あらゆる罵声、誹謗中傷に耐えなければならない。 要するに彼らが売っているのは物ではなくサポート、サービスなのだ。
ただしこれは上位レベルの話だ。 NB社の社長は個人的に知り合いだが「健康食品」 という言葉を使ったことは無い。「野菜の有効成分のみを抽出する 技術を開発してます。」など、そういった話し方をする。
なぜNB社の社長は「健康食品」という言葉を絶対に使わないのか? 下のレベル、そのまた下のレベル、「健康食品販売」の実態は そのすべてがネズミ溝だからだ。そんな輩と一緒にされたくないのだろう。
皆様も見たことがあると思いますが「思い切って始めたら大成功、 安アパートの住民から超高級マンションにポルシェを手にいれました! 人生大逆転です!」ってなページだ。当然画像はすべてネット上から 拾ってきたもの。
これらはすべて健康食品販売ということも社名も謳っていない。 彼らは会員でこういった餌で子会員を募る。さらに孫会員だ。 そんな彼らでも「健康食品」という言葉は絶対使わない。 一般的にタチが悪いとされているのがハ*バーライフである。
そんな胡散臭い商品を買う人などいないので購入者不在で尻すぼみに なり 最近のこの手はFXや商品になった。
この類が商品に入ってきて久しい。えらく目立つバカが一人いる。 「健康食品会社の社長で従業員を抱え毎月の小遣いが200万 商品の勝率90l」 絵に描いたようなバカだか これほど嘘800は珍しい。
心配してくだる方もとても多いですが、見た瞬間から見抜いているのでご心配なくね。 このバカはやたら人望とか人格とかいう。当方としてはこの言葉は 好きではないが{他人の評価などころころ変わるので}AからDの 格付けをすれば このバカはZマイナス以下であろう。
人を見かけで判断してはいけない。敬意は美しいものだ、といっても これほど酷いとこういわざるを得ない。
考えてみて欲しい。
一応は健康食品販売業社長を謳う人が特定個人の健康状態や家族構成の事情、 その他個人的なことをを第三者の読める掲示板であざ笑うなどということがあろうか? 可能な限りバカになろうと努力してもここまでは無理だ。
どうしてもZマイナス以下のバカ人間と是非話をしたいなら勧める。 が このバカはカマを掛けられていることすら気が付かない。
今後会うことはないし、他の方もあらゆるメリットは無いはずだ。 そもそも勝手に「弟子だ」と思い込んでいる人に「師匠自ら」 遠路でむかざるを得ない。当然以後 三重県の彼は関っていない。
>ネットの人を見る眼とは、タケとらへの豹変のことか?
最初から分かってる。豹変したわけではないのでご安心を。 敬意とは美しいものだと思ってる。しかし例外の無い規則は やはり無いのであった。 |
カードの手 2010/06/30(水) 20:34:38 |
| 90年代以前と大きく違うところなのだが
「過不足無くイワせ。」ということ。 かつてペテンだろうが詐欺だろうが似たような類であろうが 債務をブクブク膨らませる手だった。
ところが漫画「ミナミの帝王」や「ナニワ金融道」などで頻繁に描かれている弱みに付け込んで甘い話で釣ってさらに債務を膨らませることなど 今は流行らない。債務を膨らませたところで今は回収不可能だからだ。
よって彼らは一億なら一億、五億なら五億、と過不足なく取ることを考える。時間や手間はいとわない。以前のように一千万しか持ってない人を 相手に億単位の債務を負わせたところで自分を傷つけることにしか ならない。時間をいとわないというのは回収の見込みはないということ。
よって{これは大物相場師の方に直接言われたのだが}いくらの 資産、流動資産を持っているか分かってしまった時点で二週間後なのか 5年後なのかは知らないが 潰しにかかるという。 5億ならジャスト5億、10億ならジャスト10億、時期不明でイワす。 これが今の手口。こういってはなんだけど、賢い。
手口も賢いがこの方こそ賢い。すばらしいアドバイスを暗に下さったのだ。 |
2010/06/28 2010/06/29(火) 10:08:37 |
| 岡ちゃんフィーバーが起こっているらしいね。 またもや時事ネタはかかないというルールを破ってしまったのだが 叩かれ通しだったのは知っている。
余り良くは知らないんだが 岡ちゃんは中嶋悟に似てるな、と思ったことがある。「選手の能力もマシンのポテンシャル、プラグコード一本とっても 勝ち目がないことは分かっている。その中でどうしたらいいのか?」 という考え方が似てると思った。もっとも中嶋悟は結果は出せなかったが。
随分前に名物選手をワールドカップの現地でクビを切ったのは今でも 言われている。何を考えたのか知らないが「ポテンシャルは低くとも マークされそうな選手は外したほうが勝てる見込みが出てくる。」 ってなことじゃないだろうか。分からんけどね。
岡ちゃんは前代未聞の結果を出したらしい。それで日本中が熱狂している らしい。ちょっとまえまではバッシングの嵐だったらしいが。
まあこういう奴に限って 「結果より自分の努力、プロセスを評価してください。」とか言う 奴らなんだろうな。 自分がコテコテの資本主義の権化になってることを気づかない。
「結果がだせませんでしたから辞めます。」なんて奴はいない。 本屋にいくと いかに辞めさせられすに最大の給与を経営者から 取るか?ってな内容の本がたくさん出版されている。
わが身を振り返れよ。バカが。それなりの学歴があれば周りが 評価するとでも思ったのか。 |
ゴールドの価値 2010/06/28(月) 06:25:55 |
| さてゴールドとはなんぞや。「光り輝く人によっては美しい、 意図的に完全粉砕しないかぎり未来永劫それなりの価値のあるもの」 である。
要するに銀や白金、銅やパラジウム、はたまたアルミ、といった 工業品としての使用用途が存在するものとは異質で キャラクターは 美術品なのだ。エメラルドやダイヤモンドと同義である。
以前ここの掲示板で 「バブルのころの美術品の値段が異常だった とも言えます。」とご指摘を受けたことがある。
ここで現在の状況を知る方は少ないだろう。まあものにもよるんだが そこそこ知っているぼくとしては「バブルのころなど破格の安さだった」だ。
イレギュラーな場外取引{手数料を払うのを嫌がって場外で話をつける} は公式データがないので分からないがバブルのころ、彫刻で最も 高値が付いたものはヘンリームーアの木製彫刻で 日本円にして 一億円くらいであった。
しかし最近落札されたアルベルト ジャコメッティ{ディエゴ ジャコメッティではない。}の「歩く男」は日本円で百億で落札された。
バブルのころ、日本人がゴッホの「医師ガシェの肖像」を100億で 落札してギネス記録になったが 今は100億、ようするに1億ドル 以上などはざらにある。イブニングセールスではほぼ毎度ある。
美術市場が最も冷え込んだのは1995年あたり。手元に資料があるが 当時今の経済力がなかったことが実に悔やまれる。 もっともそうだったとして、どうしたかは分からないが。
Pop is the art of today,and tomorrow,and all future.these pictures are like IBM stock,dont forget that,and this is the time to buy, because Pop is never going to die.
Leon Kraushar Life magazine July 16.1995
ぼくはこれを読んだとき、「金に困って手持ちのものを高く売りたいんだろ?」と思った。ところがそうではなかった。ポップアートは 実際そのとおりになってしまった。
この当時CY TWOMBLYのマスターピースクラスのもの 当然イブニングセールスなんだが70万ドルほどだ。ところが いまなら確実に最低3000万ドル、あるいはもっとする。
95年当時から比べるとポップアートはおおむね30倍から1000倍である。 当然バブルのころ80年代後半よりはるかに高い。
金の値段はちょっとまえまでグラム1000円でも高かった。 今は4000円いついってもおかしくない。金は身近で値ごろが 通用する。もし4000円つけたら換金売りが殺到するだろう。 しかしそれを少数の組織がまとめて買うだろう。
4000円を超え、細かい空売りが増えたら6000円付けても おかしくはない。よって白金が下がっているのに金の独歩だか はいつまでも容認されないだろうという金の弱気筋に賛同 することは出来ない。{そうなる可能性もあるが}
金は美術品であってグラム千円といえば千円、一万円といえばそうなるかも しれない。故にぼくは金だけは先物も現物も関らないのだ。 強気筋も弱気筋も能書きはあろうが、どちらも正論でどうとも分からない。
今も将来もゴールドだけは関らない。もってても嬉しくないしね。 |
それでもぼくはかってない 2010/06/27(日) 14:17:45 |
| 下の日記、6/22{火}で書かれている「向こう」とか「組織」とか 「権力」と表現しているのは旧社会保険庁、現日本年金機構の ことであって 国税ではないですよ。
民間企業が裁判所も介さずに{すでに話はついてるのに}民間銀行 に介入して財産を差し押さえた。というのが首尾。
話が付いているとは「そんなあても保証も無いことに金は預けられない ので 関わらないよ。」といったら「分かりました。」と言われて 以後連絡は無かったということ。
ぼくはなにを買ったわけでもない。物もサービスも保証も 如何なるオプションも買ったわけではない。
また債務があったわけでもない。ぼくの人生になんの関係も ない組織が ぼくになんの断りも無く介入した挙句 銀行預金を差し押さえた。額の問題ではない。{個人的に大金であるが}
また銀行は国どころか民間企業でさえも要請があれば 裁判も無しに個人的財産を差し押さえることを認めている。 {これこそが秋山氏のよく仰ることですね。}
過去の判例を調べてみたんだが 旧社会保険庁との民事訴訟で 個人が勝ったことは一度も無い。事前に司法と話がついているとしか 思えない。
ここから先のことは皆様が各自考えることで ある人はゴールド現物 を買うだろうし、ある人は海外に移住するかもしれない。
少なくともぼくは沢山の選択肢があることは幸運だ。
申し訳ないが「民間企業に定年まで勤める」なんてことは 一般論で最高かもしれないが 個人的に最も愚考、最低最悪。 TBSやら電通であったとしてもね。 |
地獄の三日間#2010/06/22(火)の続き 2010/06/26(土) 08:27:27 |
| これは書こうかどうしようか迷った。人によっては自慢とか 慢心にとられかねないからだ。
向こうの言い分はこうだ。
「姉貴さんはすごい高額納税者なんです。自覚してますか? はっきり申し上げますと、この三区上位8位以内の納税額なのです。 それほどの所得なのに 電話もない、インターホンも壊してある、 手紙はすべて無視、ようやく連絡がついても払わないの一点張り。 それで銀行預金の差し押さえに踏み切ったのです。普通なら ここまではしません。姉貴さん、わかってください。我々は いい組織なのです。」
「自覚なんてあるわけない。みんなたかが10万の遊び代だの たかが1万の携帯代だの言う。でいくらくらい持ってるんだろう? と思うとたかが一千万も持っちゃいない。ぼくにとっては 千円でも一億円でも同じくお金様だ。さっき市民税を払ってきた。 あなた方はぼくに対してはずいぶんと気軽にすごい額の請求をしてくださる。今日の支払いも現金で持ってきた。これ持って外歩いてみなよ。 下手したら殺されるぜ。今の世の中は一万円で人殺しが起きるんだよ。」
ぼくが三区上位8位に入る高額納税者だって?ありえねえ。 このあたりには大きな病院だって大きなスーパーだってなんだってある。 どうせ給与の名目でドラ息子や豚妻に払ったことにして表向きの 収入を殆どゼロにしてるんだろう。
向こうがパンフレットを持ってくる。「我々がどれだけいい組織なのか 知っていただきたいです。」
「きれいごとばかり書かれた書類なんて読んでやらんよ。今ぼくが 知りたいのは今後どういうプランがベストか、ってことだけだ。」
今まではぼくみたいな屑でも役に立てればと バカ正直に惜しみなく 納税してきた。どうしたらいいかなんて 聞いたことは無かった。 もうバカバカしい。それでも携帯電話と呼ばれる自動現金搾取機 を持つ予定は今後も永遠に無いが。家も使用頻度の低い部屋の 電気のブレーカーはすべて落としてある。
「姉貴さん。それならもう今後あらゆる仕事から手を引いてください。 それで無収入を証明する書類、私どもで用意できますが、 そこに記載していただければいいのです。」殆ど涙声だった。
それは分かってる。多くの方が指摘してくださった。 権力に限ったことではなく、あらゆる思惑が ぼくをわずかな 期間で潰してくるだろう。
向こうはぼくが夕刻6時30分{本来なら5時15分までの受付なのでイレギュラーな約束である}に行くと聞いて構えていたに違いない。 恰幅のいい 幅広ネクタイを付けた威圧的な人が来るかと思いきや、 ゴボウのように細い身体、水色のヴィスコースのシャツをはたけた青年が 登場してさらに驚いただろう。
もういいや。今後は{出来るかどうかわからないが}いい父親、 ほどよく豊かな生活を心がけて のほほんと生きていこう。 もう三人打ちジャン師のような生活とはオサラバだ。
というわけでぼくは足を洗いますが ここを読まれている諸兄、 毎夜銀座界隈で飲み歩けるよう、今後も一層の精進を期します。 |
2010/06/25 2010/06/25(金) 17:20:54 |
| 基本的にぼくは時事はあまり書かないのですが テストドライバー という特異な方、それも最上位の方なので書きます。
この世には表向きはあってはならない職業が存在する。 車の世界もいくつかあって PDIもそうだ。 PDIとは全国トップのメカニックが集まって輸入車新車を修理する 組織である。
これは表向きはないことになっている。 「中古じゃなくて新品を修理?ありえんだろ?セコハンちゃうの?」 というのが日本人の感覚だから 表向き存在しないことになっている。 参考までにもっともタチが悪いのはシボレ*コル*ットだそうで修理箇所が 500箇所に及ぶことがあるという。
PDIに知り合いはいないけど トヨタのテストドライバーの 友人はいる。
この職業も特異だ。テストドライバーと名乗ってはいけない。 すべてが機密。名刺を持ってもいけない。テスト中のトラブルで どれほどの怪我を負おうとも 他言してはいけない。 {この点からも今回の事故は世界的にも特異である。}
もっとも最長でも一年契約なので真にプロフェッショナルな方は全国にも あまりいないことになる。彼らは手先が器用でデザイン事務所などを 営んでおり、名刺はそちらで作ってある。
友人の運転は強烈だった。「地上にこれほどの人がいるのだろうか?」 と思った。また相当に酷い痛みの車であろうとも ものの一瞬の作業で 「とりあえず当分大丈夫」の状態にしてしまう。 よく車幅感覚と言われるが 数ミリの間隔で時速100キロで曲がりくねった道をまるで ディズニーランドの室内ジェットコースターのように 走りきる。
助手席に乗ったぼくは奇声をあげどおしだった。強烈すぎる。 「これほどのひとがいるんですね。。」というと 自分はA級だという。「やっぱり。。最上位なんですね。。」というと DからAまであって それが頂点ではないという。
「え?Aより上、あなたよりすごいんですか?」
「うん。特Aと呼ばれる人たちだよ。」
「上には上がいるんですね。。あなたより上なんてありえないと 思いましたけど。」
「実は特Aより上もいるんだよ。」
「え?そのまたさらに上ですか?」
「特Aの教官。トップガンだよ。」
成瀬さんこそまさにその方だった。
この事故が特異なのは半世紀に渡って最上の契約を更新し続け、 完全トヨタの影のドンである方の 本来なら絶対に公表されることのない ことずくめでさらに相手もテストドライバーということだ。
あまり喪に服すという気になれない。事故の首尾が分からないのと 同時に 彼らにとって車で死ねることは最上の幸福と聞いたことがあるからだ。事故に見せかけた他殺も濃厚に思うが表に出ないだろう。 ゴルゴ13の劇画のようだ。肩書きの無い真のトップだったのだ。もし亡くなっていなかったら。。 悪名高い「トヨタの非正規労働者」と書かれたであろう。だから幸福だったと強引にも思ってる。 |
資本主義経済の未来2 2010/06/24(木) 20:56:51 |
| 毎日漢字の書き取りを1000字ずつほど子供にやらせている。
「ここまでやったら遊んでいいの?」
「いや、べつにやななくたっていいよ。やらなくて出来るんならね。 資本主義は結果がすべて。どれだけ努力したかなんて問題にされない。」
「。。やっても出来ない。」
「それなら がんばるんだな。でもな がんばるって意味、 戦後から少なくともパパが若かった85年ごろまでと 90年以降と まるで意味が違っている。」
「どう違ってるの?」
「意識してる人は多くないと思うよ。ぼくの蔵書に60年代70年代のは 多いからお前もよく読んでるだろ?がんばるってのはね、ちょっと 過激に言えば敗北は無いんだよ。成功か死か。お前も殺して 俺も死ぬ。そのくらいのものだ。でも見た目威圧的である必要は無い。」
「ぜんぜん分からない。」
「藤子不二雄は知ってるだろ?先生だって片道の交通費だけ握りしめて 本当に成功か死かの心積もりで なんの当てもなく東京に出て行ったんだ。 君と変わらん歳にね。ひ弱ないじめられっこだったらしいけど 見た目豪傑な人だってそこまでの度胸はあるまいに。がんばるとは そういうことだった。」
「今は違うの?」
「まるで違うね。がんばるってのは 非常にネガティブな意味になってる。 がんばります、やるだけやってみますけど。。。だめかもしれないっす。 ってのが 今のがんばるの意味。必勝必死の精神は消滅した。」
「ぼくは これからどうすればいいの?」
「がんばれよ。解釈は勝手にしてくれ。ただがんばってるところは 人に見せるな。日本はまだ甘い。早朝から深夜まで休み無く働いたって 稼ぎの少ない人はアメリカじゃはっきりレイジー!って言われるぜ。」 |
資本主義経済の未来 2010/06/23(水) 19:16:42 |
| 子供が逆上がりが出来ないだの かけっこが遅いだので悩んでいるようだった。
「ふ〜ん。そうか。世界一足が速い人って誰?」 「ボルトだよ。ウサイン ボルトだよ。」
「じゃあ世界で859番目に足が速い人は?」 「知らない。」
「じゃあ日本で78番目に足が速い人は?」 「知らないよ。パパは知ってるの?」
「知らない。要するにパパが言いたいのは世界一以外どうでもいいってことだ。パパが決めたことじゃないよ。皆がそう決めたんだ。
学校でどうこうなんて取るに足らない。ぼくなら受けを 狙っていっそ鉄棒で動物園のゴリラの真似をするね。」
自分で言ってて恐ろしくなった。いうなればこれこそが資本主義経済 についての解説の最たるものだ。これ以上の表現が出来るか?
多くの経済学者が夢見た2010年までにあらゆる過剰性を廃した理想郷は 結局今のところ実現していない。というよりあらぬ方へ向かっている。 |
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