中達 さんの日記

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1990年代の優秀な投資家  2006/03/05(日) 13:56:46
  他愛の無い設問です。
 答えは1990年頃郵便貯金の定額貯金にした人。この貯金は2000年前後には1.5倍から1.8倍くらいになっていました。この期間に目端の利いた人はバブルの余勢をかって株や不動産に投資していました。目端の利いた人たちとは大会社の中間管理職やら何やらです。この間に株や不動産は1/5から1/20に減っていたので目も当てられません。郵便貯金にした人は保守的な人たちですが、偶然にも幸運を手に入れたようです。
 今、郵便貯金は350兆円ありますが、90年代当初は200兆円位だったんじゃないでしょうか?。この増えた150兆円分は何処からと聞かれそうですが、多分国の借金が急激に増えた部分がこれに振り変わったと考えるのが妥当だと思います。
 バブル崩壊後、バランスシート不況となり、企業は青息吐息になったとき、国は金利を0%近くまで下げてコスト削減に協力しました。郵便局を除いた人たち(法人も含む)に金利を払わず、企業の金利を棚上げして救済処置を講じたと考えます。この間に郵便局の定額貯金は長期(10年間半年複利)預け入れ契約になっていたため、タイムラグが発生したために半ば国が補填するような格好になりました。
 このサイトの人たち(着実に利益を出している人)には余り関係ないかもしれませんが、頭の体操と思って頂けると良いと思います。

ドル売りの手があわない  2006/02/24(金) 19:41:13
 投資臍繰り額103000円
1/30 仕掛け → 2/1 手仕舞い -197円
2/8 仕掛け → 2/13 手仕舞い -1149円
2/22 仕掛け → 2/23 手仕舞い -450円
損失余力 1204円
 手数料4800円を支払っての成績だが手が何となく合っていない。最後はもう一日待てば利益になったのだけど・・・。
 今年は円高と踏んでいるが、利乗り玉を作ることができるのだろうか?。

間違い訂正  2006/02/19(日) 18:11:48
  中国は同盟国ではありません。

巨大な持合構造  2006/02/18(土) 14:57:24
  どこのことか?。
 もちろん、ア メ リ カ !
 アメリカの国債は他国の中央銀行の資金で支えられている。日本、中国、台湾、サウジアラビア等々。同盟国による持合なので問題はない。この持合を解消しようとするそぶりを見せただけで橋本元総理のように日歯事件のような事件に巻き込まれて失脚する。週刊「大衆」で石原都知事がこの辺に言及したことがあるが、いつの間にかトーンダウンしている。その当時の数字で国として国債を購入しているのが30兆円位で民間資金が300兆円位アメリカ市場の投入していたと書いてあった。
 アメリカの軍事力がダントツである限りこの構造は変化しない。アメリカの国力は巨人並みで他は小人である。ガリバーが小人の国に来たようなものだ。

 間違いの無い構造でも変化の兆しが見えた場合、投資家としては注意深く見守り、自分の資産の保護を行わなければならない。

拡大均衡  2006/02/18(土) 11:50:48
  日高義樹氏のワシントンリポート等でアメリカ当局者の意識をリポートしている。この中で財政赤字に関しての記述があったので読んでみた。内容は「アメリカの財政赤字は経済規模が拡大しているので相対的に小さくなり問題は少ない」とのことだった。俗にいう拡大均衡のこと。
 どこかで聞いたな〜。
 ダイエーって会社もこの拡大均衡政策を取っていたように思う。ダイエーは中内氏に率いられ不動産価格の上昇とともに急速に拡大していった。錬金術のように駅前の不動産を店舗必要面積の倍を購入して不動産の値上がりで担保価値を高め一層の拡大を行った。消費の拡大と中内氏のカリスマ性も加味されて一世を風靡した。力が強くなって銀行に対してもメインバンクを持たずに借入金の競争入札をさせてバランスを取っていた。
 バブルの崩壊と共にこの戦略は完全に裏目に出てしまった。不動産価値が下落して不良債権が増大したがメインバンクを持たないために何処も本腰を入れて支える気が無かった。中内氏が鬼籍に入る頃に再生機構入りでダイエーの名前だけを残し命脈を保つ結果となった。
 アメリカの財政構造、経済構造も同じとは言わないが似ている部分があるとは思わないのだろうか。もし、似ているのであればニューヨークダウが下げトレンドになった時は要注意と思う。

アメリカの景気  2006/02/17(金) 00:21:45
  どっちなんだろう?。良いのか、悪いのか。
 単純に考えてみた。GM、フォードがリストラに血道をあげている。日本で同様なことが起きたなら、大変なような気がする。トヨタと日産とホンダがリストラ!なんて記事が出た日には大パニックのように思うが・・・。かつて日産はルノーに応援を求めた。塙社長時代に多大な償却をしてゴーン社長が就任しても一年位は利益が出やすい体質までにして救援を要請した。この時は大変だったんじゃない?。
 原油高と金利高は膨大な増税と同じになる。原油だけで数十兆円の増税と同様の効果を持つ。このお金がめぐり巡って減税になるとか公共投資になれば良いが産油国への投資になってしまっている。オイルメジャーも儲かっているが、産油国に分がある様に思う。経済規模が日本の倍のアメリカ、この増税は厳しいように思う。
 失業率が減ったっていってるけど、日本もバブル崩壊初期は同様に求人倍率が高かったんじゃないかな?。

 数字は良くても現実がどうなのかに掛かっている。疑問が頭一杯の今日この頃である。

ハマスは勢力を持続できない  2006/02/11(土) 16:08:32
  勝ったは良いけど・・・の状態。リーダーの居ない勝利は持続できない。
 「中東の不死鳥 アラファト」を読むと政権維持の巧みさに舌を巻く。もう一度読みたいけど古本屋の出ていない。もう読む人はいないのか?。良い本なんだけどな〜。
 アラファトはファタハを率いた。創立当時から関わり資金面でも主導権を取っていたように思う。武装闘争、民族自決の流れに乗ってアラブ各国からの援助で活躍の場を広げた。他国からの暗殺を第六感でかわしたが、このテロで恋人(フィアンセ)を失っている。アラブ諸国が勢いを失う中で次第に態度を軟化させつつ政権運営を行っていった。レバノンに居候したこともあるが、イスラエルの圧力で退去している。
 こんなリーダーに率いられたパレスチナだが、選挙を行ったらハマスが勝った。リーダーの居ない無政府状態に近い状態ではいずれ崩壊する。
 崩壊した後、時間を掛けて新しいリーダーが生まれてくるであろう。だが、これは先の話であることには間違いない。

寒波が街にやってきた  2006/02/05(日) 11:29:04
  鞘がどうなんのかな?。ガソリン>灯油の鞘が縮む可能性が大きい。昨年の春先の冷え込みでガソリン−灯油が大逆転した記憶が蘇る。5月のガソリンが灯油の下で納会を迎えたのは「ガソリンの5月は買い」の常識の元に皆が買ったからだろうな。
 鞘取りが片張りよりも変化が激しい今日この頃。ミドルリスクハイリターンよりもハイリスクハイリターンの色彩が濃くなった。オプションより激しいかもしれない。
 意識改革して取り組まないとトンでしまいそう。

パレスチナはハマスが勝利  2006/01/27(金) 19:43:21
  民主化されたパレスチナは強硬派のハマスが勝利した。民主だから主(あるじ)は国民、民意の表れ。
 どうみるか?。
 イランは強硬派が大統領になった。イラクは戦争でずたずたにされて暫定政府が統治している。シリアはレバノンから引かされたがバース党が政権を保持している。サウジアラビアはファハド国王からアブドラ国王に替わった。
 アラブ主義を唱えるバース党がキーワードの様に思える。汎アラブ主義を掲げてアラブの統一を目指している。イラクとシリアはバース党をベースにしており、フセイン大統領が就任する前には両国の統一も検討された。
 イランとパレスチナ、2つの選挙はアラブ地域がゆっくりとゆっくりと何かに向かって歩みだしている。アラブ地域の二人の英雄、アラファトとフセイン(生きてはいるが無力)が無くなった今、動き始めた。新しい英雄を作り出す予感を感じさせながら。

 パレスチナを知るには「中東の不死鳥 アラファト」が分かりやすい。300〜400万人が国を追われて難民暮らしをしている。ちょうど、横浜、大阪の人口が丸ごと職も無くテント暮らしを想像すると良い。近くには豊かな東京(イスラエルの比喩)があったとしたら、この数百万の難民はどう考えるだろう。この背景が分かると今回の選挙が見えてくる。

久々に株売ってみたけど・・・  2006/01/23(月) 18:54:43
  下向きに生きるべき。いや、ひたむきに・・・
 下らない洒落、いや、下っているときの洒落。

 損失を出した後なので、恐々チョロっと売ってみた。

 目一杯売りたいんだけど・・・

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