姉貴募集 さんの日記

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退屈  2010/05/31(月) 19:30:11
 しばらく読んでなかったけど 博之氏のオープンSNSよむと
ずいぶん嫌な奴になってるなあ。

40過ぎると 結構死を意識するようになりませんか?
このくらいからまわりは亡くなる人が出てくる。

もう欲しいものも無いし 突き動かすような衝動も生まれん。
だらだらと生きちゃいるけど 食べたいものを食べれて寝たいときに
寝れるのは無上の幸福。これ以上何を望む。

子供の悩みを聞いても 本人にとっては重大なのかも知れんが
そんなこと どうでもいいことだぞ。

顧客の絶対数  2010/05/26(水) 16:05:05
 なぜぼくの税理士が優秀と書いたのかというと、彼は
ぼくに潰れてほしくないと願っている、大した客ではないのだが
いなくなってほしくない、と願っている。

これもまた書いていて気が付いたのだが そのビジネスがどれほどの
期間続くのかというのは 顧客の絶対数で決まる。単価ではない。

顧客数千人を持つグロサリー部門なら創意工夫によっていくらでも
30ヶ月サイクル{夏三回}を延長することが可能だ。
顧客の絶対数が非常に少ない場合、それほど長くは持たない。
これはどれほどの創意工夫をしようとも難しい。

一時的に不調の波があろうとも 根底に顧客の絶対数があれば
盛り返す。どうしてこんなこと考えるのかというと 子供がいるから
だと思う。

テレビタレントになりたいと言っても薦められない。なぜなら彼らの
顧客というのは一部の企業であり投資家であり、絶対数が少ないからだ。
新聞の衰退が物語っています。

漫画家なら薦められる。同じ出版マスコミ芸能関係であっても
違う。

こういったことを仔細に調査したデータというのはあるんだろうが、
実感を伴わないものを余り閲覧する気になれない。

しょうず」と読んではいけない  2010/05/25(火) 21:51:09
 書いてて分かったのだが ぼくの税理士は優秀だ。
もっとも国税OBなので当たり前なのだが。ここは税理士事務所だが
税理士は一人ではない。どうだろう、5人くらいか。
2009年分の申告から担当が替わった。また事務所の屋号も
替わったし なにより応接テーブルの周りが変わった。

前の担当までは 商品取引について物凄く批判的だったのだ。
「うまくいった前例を知らないので。」

それはその通りだろう。 個人事業主であれ株式有限の社長であれ
周りに絶対に商品先物をしていることを知られてはいけない。悟られては
いけない。本当にすべてを失う。金を失うだけならまだマシなほうだ。

「オンマさんならいいんですが」とはよく言われることだ。
オンマさんとは競馬のことだ。もっとも自分はオンマさんは知らない。

仲間内で話し合う 端から見れば誇大妄想チックなことは
言ってはいけない。ファンドがどうの、ファンダがどうの、禁句だ。
小豆を「しょうず」と読んではいけない。灯油をケロと言ってもいけない。

どういう人だったか忘れたけど 家に来た人が
「住民が結託して債権者から駐車場用地を買わなくてはならなくなった」
というような話を聞いた。ビルオーナーが商品で飛ばしたらしい。
民事法上どうなるのかは知らないが ともかく商品とは上に立つものが
手を出していることは知られてはならないものだ。彼も本音は
「知っていたら{こんなオーナーと手を切って}さっさと越していたのに。」だろう。商品のイメージとはこうなのだ。

話を税理士事務所に戻すと 応接テーブルの周りに金融派生商品や
投資信託のパンフレットが並ばれるようになり新しい担当はぼくにねほり
はほりインタビューをする。どうもぼくは「今年破産する」リストNO1から
かなり順位が下がったようだ。現在のぼくは おおぴらで何の問題も無い。

この税理士は「他に忙しい仕事を持っている人がどのくらいの時間を裂いて
どのくらいのレベルであれば ある程度見込めるものなのか?」聞きたかったようだ。ぼくはしばらく考えて

「人の意見は無視してくれ」「生活水準を出来るだけ下げて危機回避と
複利効果を同時にやってくれ」それと「旅行はあきらめてくれ」
と言ったと思う。税理士はなんのことやらさっぱり。。。という顔をした。

商品  2010/05/25(火) 12:23:02
 商品相場について 個人的な過去の納税証明書をみてみると
年間トータルの負けは一度だけで120万足らずのマイナスだった。
{むしろこれを税理士は喜んだのだった。なぜ喜んだのかというと
これで商品を辞めてくれると思ったからだ。}

全く激戦で 今思えば誤差範囲のプラマイゼロともいえるが
敗因は簡単で情報過多に飲まれてスタイルがめちゃめちゃだった。

あまりしたくないことだが自分の過去を振り返ると 結構美味しいとこどり
して引く、という自分が実に嫌な奴に思えてくる。最もそれに対する
代償は何かで支払ってきたはずだが。それが自分の意図したものであれ
そうでないにせよ、ぼくが引いたあとには焼け跡の釘拾いが始まっている。

下の30ヶ月サイクルというのは あらゆることに当てはまる気がする。
サイクルという言葉は好きではないが「夜12時には眠くなる」というのと
同じくらいのレベルの話だ。

商品相場がいいのは 傲慢になったり情報過多の波に飲まれて
不調の波があったとしても 気の持ちようを変えるだけですぐに復帰
出来ることだ。ここがなにより好きだ。

ぼくのように根底が暗く、消してものごとを楽観することが出来ない
悲しい性格が不調の波の傷を浅くしているように思う。
だからまた新たに30ヶ月サイクルを続けることが出来る。
そして経験値は確実に積みあがっていく。

ここの日記はいいね。まったく「話すことで治療する」という
セラピーの機能を果たしている。

服飾  2010/05/25(火) 00:11:51
 わずか二年であったがファッション業界はそれなりによかった。
いや、もう少し長かったか。30ヶ月ほどか。

ファッション業界というのは華々しい時期は熱狂的でいつまでも
つづくかのように思えるが これといった前触れも無く終わる。

DCブランドブームにつけ 第一次〜第三次インポートブランドブームに付け、実際に華々しかった時期はおのおの二年ちょっとだ。

ここ最近は大手が商標を片っ端から買い、同じ工場で同じパターンで
余りにも短い旬{ですらない}を使い捨てている。

90年代前半のドルガバが出たころ、個人的にはやりやすかった。
もっともドルガバは品質に問題がありすぎて扱わなかったが
皆アメリカ進出を目論んでいたためサイズが大きすぎた。
{ファッション業界というのはおおむねEC諸国では庶民となんら関係ない。}

自前の工房を持っているところとの交渉は容易だった。
彼らからすれば子供服としか思えないようなサイズを日本向けに
作ってもらうのだ。彼らは日本の商社とも契約していたが
やはり目の前の現金には飛びついた。銀行振り出し小切手でもなく
キャッシュなのだ。また税金対策で関税だけで倍になってしまう
靴をプレゼントの名目で降ろしてもくれた。

僕の付けた値段はおおむね商社のつけたプライスタグの三分の一。
無店舗口コミだけでよくもここまで伝わるものだと感心した。
それらは売れた。飛ぶように。このビジネスは他のいくつもの仕事と
平行して行った。消して専業ではない。

買ってくれた人からすれば夢のようなものだ。映画に出てたそのままが、
全く お直しの必要も無く手に入るのだから。誰も新しいものなど
求めてはいない。これらはどんどん転売され実際にはとんでもなく
高額になった。

二年半というのは 実際に意図したものだ。
服飾というのはこのくらいしか続かない。
客観的に見れば「今はこれが新しい!」という顧客が
ある日突然「あんなの古い!」と手のひらを返すように見える。

が主観的に見れば内部から崩壊するように思える。
上手くいき始めるとき、活気つき、{世間一般に思われるような}
激論を交わし、などということは無い。向いている方向が同じなので
意見の相違などは起きない。

それが徐々に崩れ始める。思い上がり、片っ端から外注、そして
当然のごとく訪れる凋落。そして犯人探し。よりによって最も
会社に貢献した人物を犯人にしてしまう。
ちょうどアップルがジョブズをクビにしたように。ただしファッション業界は こけたら たつことはまず出来ない。

このサイクルが大体30ヶ月。正確に言えば30ヶ月だった。今後はもう無いかもしれない。

PBコーヒー大口注文  2010/05/24(月) 10:30:08
 2年ほどまえから気に入っているコーヒー{といっても900ML入りの
ペットボトルの安物だが}、これをこまめに買いにいくのが
なんとも面倒なので 100本でも200本でも構わないから家まで持ってきて欲しかった。

それで電話注文しようと思った。これはややイレギュラーな行為である。

ぼくは足掛け15年は流通小売業の世界にどっぷりと漬かっていた。
だからこの世界については良く知っている。

流通小売で経営者の癖がもっとも出るのは「顧客を差別するべきかどうか」
だ。支配的概念としては「するべきでない。」だ。

例えばマクドナルドであるなら、日本中どこの店であっても 同じサービス、同じクオリティーでなくてはならない。
市井の人が客であろうが総理大臣であろうが同じ対応でなくてはならない。

もっともマクドナルドでも「ピクルス抜いて」という注文なら簡単に受ける。例えば露骨な嫌がらせ、
「チーズバーガーチーズ抜きで」と言われたって目の色変えずに厨房に「チーズバーガー チーズカットプリーズ」
というだけだ。ただしこれは顧客を差別しているわけではなく無用なトラブルを避けているだけだ。

個人的にはすべての顧客を差別してきた。おおむね4000人以上の顧客
すべてに「いいですよ。なんとかしてみます。あなただけですよ。」
と言って来た。百貨店業界には外商部というのが昔からあるが
{百貨店業界にもいたことがある}これは 一部の顧客限定だが
ぼくは客の使ってくれる額など関係無かった。

で話をコーヒーに戻そう。このコーヒーはプライベートブランドである。
いわゆるPBは双方いいことずくめだ。顧客にとってはいいものが安く
買えるし、それよりなによりPBは値入率が抜きん出ていいのだ。
最低50lくらい、だから2万円の注文なら1万円が店側の懐に入る。

ちなみに値入率が最も低いのはタバコなどの免許品で こちらの
売り上げはいくら高くても架空だ。いや人件費などの諸経費を
引いたら収支とんとんといったところだ。

店側としてはPBの売り上げは喉から手が出るほど欲しいのだ。
免許品などを含め、人件費家賃などを差っぴくと1万円の利益を
だそうと思ったら最低30万円くらいの売り上げが必要になる。

それが電話一本で手に入るのだ。
自分なら二つ返事でOKというところだ。
ではどうだろうか?

「はい。今注文して二日後ですけど。。。えっと。。車がないんですよ。。
ですから無理です。」と言われた。

「すべての顧客を差別する」と同時にぼくは「ただいま主義」を実践
してきた。「はい。ただいますぐ受けたまわります。」だ。

注文して二日後?そんなもん営業に電話すればすぐに持ってくるだろう。車?そんなもんどうとでもなるだろう。
別に営業に直接運ばせればいいし伝票は別伝でどうとでもなる。

不景気というより経営者の質の低下が最大の原因だろうと思った。
このところ「ぼくのかつてのやりかたは今でも通用するだろうか?」
という問いに対して「NO」だと思っていたが 時期が来れば
{子供がある程度の年齢になれば}「YES!」と確信した。

英語学習  2010/05/24(月) 04:44:43
 乱調さんに同意。

フィリピン人は全員英語ガタログ語 それと多くの人が日本語も話す。
トリプルリンガルなんて日本ではかなりのエリートでもそういるもんじゃない。

欲望以外に人を突き動かすものなど存在しないと思う。

「生存に対する欲求」が彼らを突き動かすのではないだろうか。
コミュニケーション出来ないー生死に関る とね。

だから突き動かす強い衝動、生存に対する欲求が無い限り
マスターは難しいし、この欲求があればすぐにでもマスターできるだろう。

ちなみにモルモン教徒が赴任先の言語を覚える猶予時間は
わずかに二ヶ月である。これも意思疎通が不備なら命に関るからだと思う。故に強い衝動が生まれるんだと思う。

あたりまえ  2010/05/22(土) 23:08:43
 実のところ ぼくが5月20日の日記で書いた マイケルJフォックスと
ラビバトラのとりあわせは偶然ではなかった。
なんといっても ずれが余りに大きすぎて似通った部分が殆どなにも
見受けられない。

マイケルJフォックスの本に主題は存在しない。恐らくは膨大な
口述筆記を優秀な編集者が本に作り上げたのだろう。

一方ラビバトラの本は殆ど一貫して 共産主義でもなく資本主義でもない
新世界の提唱である。

ラビバトラが「私の提唱する世界において 教育と医療については
無料なのです。本当に完全に無料なのです。」といったところで
明日にでもドナーが見つからなければ一巻の終わりの人に対しての
答えになるだろうか?しかも時期不明だがおおむね2020年から2030年らしい。

学校もろくに出ずにカナダから殆ど片道の交通費だけ握り締めて
アメリカに渡って しかもビザの関係上合法的に俳優以外の収入を
得ることは出来ない身で、それこそ数千人にたった一人の枠{役}
を勝ち抜いてきた彼にとって 運不運だの不公平だのはあってあたりまえの
ことであって 平等であったら{全員に配役されるなら}それこそ
異常事態なのだ。

彼の本には医療問題は不公平であってあたりまえで、お金であれ人材であれ
限りある中からより多くのパイを取るために戦う必要があるがそれに
ついての難しさも書かれている。彼は悩んだ末、「患者マイケルJフォックス」として 最前線に立つことを選んだのだ。

議員選の出馬でも目論んでいるのならラビバトラの本は多少意味があるかも
しれないけど 現世では救われないでしょう。

もし自分の不幸であり不遇に苦しんで 「なぜ自分だけが?」と
思っている人がいるのなら 近所のツタヤでバックトゥのDVDでも
借りてきて「ラッキーマン」を読むといい。

出直し  2010/05/20(木) 21:28:03
 子供が夏休みに入ったら しばらくどこかにバッくれて
自分の張り方を考え直そうと思います。

ぼくがよくいう「トレードとはスケール、スパン、マーケットボリューム」
自分で言っておきながら その実 よく分かっていないからだ。

デイトレードといっても 細かい時間割がある。
朝9時、場がひらくと踏み投げがはじまり 若干遅れて利食いが入る。
昼前11時半ごろになると強制たて玉決済の前に やや場が荒れる。
ここのとろこ、大きな手が入ってくるのは1時〜2時くらいに多いと思う。

一般的に上昇相場の場合、月曜に大きく上げる。売り方の戦意喪失には
もってこいだ。火曜はやや押す。粘った売り方一安心。水曜は変わらず
から やや上昇する。木曜上昇、金曜大上昇、というのが
大きな上昇相場の基本パターン。

でスパンを考えると火曜の手仕舞い売りでやや下落したところで買い、
金曜の午後二時ごろに手仕舞う。これがスイングの基本パターン。

もっとも玉をホールドしたまま、押したところで買い増し、
シンポ発会もやはり買い、どんどん増やして納会直前まで引っ張る
手もあるし このやり方が一番強力だ。

前者のように金曜で手仕舞うスイングのパターンなら安穏とした
週末が送れる。大儲けしたければ後者のほうがいい。

1日から1年単位で フレキシブルにスケールとスパンを
操作出来るようになれば ぼくはさらに強くなるだろう。

ゲット ザ グローリー  2010/05/20(木) 10:38:22
 ハンドメイドハンバーガーの店で 肉の変わりに分厚い しいたけを
使ったベジタリアンメニューを食べていると 書棚{いわゆるお客様は
ご自由にお読みください、というもの}のなかに以前から読みたいと
思ってたマイケルJフォックスの「ラッキーマン」があったので
さらっと読んだ。

全部読みたくなったので書店にいって「ラッキーマン」を買い、
なぜかラビバトラの著作をいくつか買ってきた。

関係ないが ふらっと表に出ていきなり一万円近くも使ってしまって
軽い鬱になった。

ラビバトラについてここで書くのは釈迦に説法であろうが、
個人的には氏の書くことは予言というより希望的観測、
「こうであるのが本来正しいのだ」という側面が非常に大きいと思った。

マイケルJフォックスのほうがはるかに多くの共感を感じた。
とくに「成功」についての定義は{多くの人は曖昧なイメージを持っているが}ここまで明確に、しかもここまで圧倒的なリアリティーを伴った記述は
知らない。

要約すると彼の言うことはこういうこと。

「成功」とは第一段階としては 服や食費や家賃が問題なく
支払えるということであろうが、究極的には「ウインク」だ。
「ウインク」の意味すること、それは「あなたに限って通常の
社会的ルールは適応されません。」ということ。
信じられないくらいのレベルで多くの人が その「成功者」のために
一般的なルールを捻じ曲げ、その「成功者」のいくところにどんどん
道が出来ていく。これが本物の成功だ。

驚いた。彼以外の人が書いたなら 傲慢極まりないが
現実 世界的にまったくその通りだと認めざるを得ない。

じゃあぼく自身は「成功者」になりたいのか?というとまったく興味ない。
「だからダメなんだよ」って そうかもしれないね。

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