9月24日 人に尋ねる 2016/09/24(土) 11:58:35 |
| 自分の才能に向くような仕事を自分で考えて進んでいくことが非常に大事だと思う。 ところが、自分の才能というものは、自分ではなかなかわからない。そのときには自分の信頼する人の言葉を聞くとよい。 しかし素直な気持で聞かないと、先輩の正しい言葉が正しく自分の耳に入らない。
私も、自分でわからないことは、素直な心持になって先輩に尋ねることにしている。 そして静かに考えていけば、必ず行く道は自然に決まってきて、希望が持てると思う。 しかし、野心とか欲望とかいうものを強く持つと、そこに無理が生じ迷いが起こってくるような気がするのである。
http://www.panasonic.com/jp/corporate/history/founders-quotes.html |
9月23日 永遠に消えないもの 2016/09/23(金) 11:12:13 |
| 高野山にはたくさんの墓があります。その中で一段と目立つ立派な墓は、おおむね大名の墓だそうですが、 その大名の墓も、今日では無縁仏になっているものもあるということです。 昔は相当の一家眷族を養い、しかも明治になってさらに華族として、財産も保護されるという状態が長く続いたにもかかわらず、 そういう変化があったということを考えてみますと、人間のはかなさというものを身にしみて感じます。
やはり世の中というものは形ではない。いくら地位があり財産があっても、それはいつまでも続くものではない。 結局、永遠に消えないものはその人の心であり、思想であり、この世で果たした業績である、そう思うのです。
http://www.panasonic.com/jp/corporate/history/founders-quotes.html |
安倍首相「高齢化は重荷ではなくボーナス」? 2016/09/22(木) 11:35:55 |
| アメリカ・ニューヨークを訪問している安倍首相は日本時間21日夜、金融関係者らを前に講演し、日本の高齢化や人口減少について、「重荷ではなくボーナスだ」などと強調した。
安倍首相「日本は高齢化しているかもしれません。人口が減少しているかもしれません。しかし、この現状が我々に改革のインセンティブを与えます。日本の人口動態は、逆説的ですが、重荷ではなくボーナスなのです」 ・・・ wwwwww ・・・ http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/nnn?a=20160922-00000004-nnn-pol |
9月22日 平和のための前提条件 2016/09/22(木) 11:34:30 |
| 平和が大切だということは、何千年も前から繰り返し唱えられているにもかかわらず、その一方では戦争をしている。はなはだしきは、平和のための闘争とか戦争といったことが口にされ、行なわれているというのが、過去、現在における人間の姿だと言えましょう。
それでは、そのような状態を脱却し、平和を実現する前提として、何が必要かというと、人間としての意識革命ではないかと思います。つまり、真の平和というものをはっきり見きわめ、心からそれを切望するというような一人ひとりの意識革命が、一国の政治の上にも教育の上にも醸成されていくならば、求めずして平和は生まれてくると思います。
http://www.panasonic.com/jp/corporate/history/founders-quotes.html |
9月21日 中小企業は社会の基盤 2016/09/21(水) 09:41:24 |
| 私は中小企業というものは、日本経済の基盤であり、根幹であると思う。それが健在であってこそ、大企業も持ち味を生かすことができるし、経済全体の繁栄も可能になる。とともに、中小企業は単に経済においてだけでなく、いわば社会生活の基盤にもなるべきものだと思う。つまり、いろいろな適性を持った人が、それぞれに色とりどりの花を咲かす、そういった社会の姿がより望ましいのであり、そこに人間生活の喜びというものもあるのではないだろうか。
その意味において、たくさんの中小企業が、それぞれにところを得て、さかんな活動をしているというような社会の姿が一番理想的なのではないかと思う。
http://www.panasonic.com/jp/corporate/history/founders-quotes.html |
9月20日 立ち話の会議 2016/09/20(火) 14:01:22 |
| 社長が実際の仕事についてあまり知らず、会議で「どうだ君、やれると思うのだがどうだ」 というようなことを言っていると、甲論乙駁、議論百出となって、三日ぐらいもかかることになりかねません。 それはいささか極端ですが、会議というものは概してそのような傾向が強いのではないでしょうか。 それでは何かにつけてテンポの速い今日の世の中では、 結論が出たときにはもう状況が変わっているということにもなりかねません。
ですから会議だからといって、会議室に集まり椅子に座ってするというのではなく、言うなれば立ち話で会議をして即決するというくらいの心構えが必要だと思います。
http://www.panasonic.com/jp/corporate/history/founders-quotes.html |
9月19日 仕事を味わう 2016/09/19(月) 10:15:26 |
| 私はどんな仕事であれ、ほんとうにそれが自分に適したものかどうかを見きわめるのは、それほど容易なことではない、仕事というものは、もっともっと深いというか、味わいのあるものだと思います。最初はつまらないと思えた仕事でも、何年間かこれに取り組んでいるうちにだんだんと興味が湧いてくる。そしていままで知らなかった自分の適性というものが開発されてくる。そういうことも仕事を進めてゆく過程で起こってくるものです。つまり、仕事というものはやればやるほど味の出てくるもので、辛抱をして取り組んでいるうちに、だんだんと仕事の味、喜びといったものを見出していくことができるのだと思います。
http://www.panasonic.com/jp/corporate/history/founders-quotes.html |
9月18日 豊かさに見合った厳しさ 2016/09/18(日) 09:12:38 |
| 暮らしが豊かになればなるほど、一方で厳しい鍛錬が必要になってくる。つまり、貧しい家庭なら、生活そのものによって鍛えられるから親に厳しさがなくても、いたわりだけで十分、子どもは育つ。けれども豊かになった段階においては、精神的に非常に厳しいものを与えなければいけない。その豊かさにふさわしい厳しさがなければ、人間はそれだけ心身ともになまってくるわけである。
しかるに、いまの家庭にはそういう厳しさが足りない。政治の上にも、教育の上にも足りない。それが中学や高校の生徒がいろいろと不祥事件を起こしている一つの大きな原因になっているのではないだろうか。
http://www.panasonic.com/jp/corporate/history/founders-quotes.html |
9月17日 愚痴の言える部下を持つ 2016/09/17(土) 20:41:56 |
| 憤慨したときに憤慨できる相手があったら一番楽ですな。つまり早く言えば最高首脳者として、愚痴を言える部下が必要だということです。それが副社長でも専務でも、あるいは秘書でもいい、そういう人があれば幸せですな。
どんなにえらい人でも愚痴のはけ場がなかったら鬱積しますわ。そうするとあやまちをします。太閤秀吉でも、石田三成を可愛がったといいますけど、あれはやっぱり愚痴を石田三成にもっていったんだと思います。そうすると三成はそれを適当にうけて、うまい具合に機嫌をとったんですわ。そうすると太閤さんは頭がすっとして、またいい知恵を出したということでしょう。
http://www.panasonic.com/jp/corporate/history/founders-quotes.html |
9月16日 一人の責任 2016/09/16(金) 01:42:02 |
| 会社が発展するのも失敗するのも、結局はすべて社長一人の責任ではなかろうか。 というのは、もし社長が“東へ行け”と言うのに、“いや私は西へ行きます”と言って反対の方向に行く社員はまずいないからである。 ほとんどの社員は、社長が東へ行こうと言えば、みな東へ行く。だから、“東へ行け”と言って、もし間違ったとしたら、それは社長一人の責任に他ならないわけである。 同じように、一つの部、一つの課が発展するかしないかは、すべて部長一人、課長一人の責任である。
私は、いままでいかなる場合でも、そう考えて、自問自答しながら事をすすめるよう努めてきた。
http://www.panasonic.com/jp/corporate/history/founders-quotes.html |
|