一匹羊 さんの日記

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小動きなれど逆行  2010/02/15(月) 15:30:03
 週末は中国預金準備金引き上げとギリシャ問題具体案不透明VS米国小売改善確認の材料。

相変わらずの中国経済懸念があるが過剰流動性になんの手も打てなかったグリーンスパンに較べ予防処置をとる中国当局の行動は評価に値する。
ダイレクトな利上げでなく準備金率の引き上げを二ヶ月連続と工夫を凝らしているのと同時に景気に配慮している政策だ。
先進国が金利をインフレ防御一点で工業製品価格中心に見ていたのと違い経済の本質を捉えている。
資産価格の値上がりはバブルといい商品価格の上昇はインフレといった感じに最近個人的には感じている。
とにかく中国政策は正解だと思っているので短期的な株下落という自分のポジにとってはマイナスだが中長期的には逆に持続的な成長に見合った株価上昇が見込める。

欧州、ギリシャ問題。具体案不透明とかもう勝手に騒いでくださいという感じ。ユーロ/ドルの売り方投機筋が正当性を持たせるための演出のような気がしてならない。スペインまでの拡大を懸念するのも結構だがEU全体の経常収支、財政収支のトータルバランスは米国、日本よりよっぽどまとも。
ただ米国景気回復が欧州より早くて大きいという点は確かなのでユーロが売られるのは別に問題ないが懸念の拡大でパニックを伴うリスク回避運動の株安、円高、米国債券高の面が変だと思うだけ。

週末の米国小売の改善を示した。米国景気指標は多種ありそりゃ多少ばらつきがでるのは当然。ただならしてみた場合米国景気改善は市場が考えているより個人的には強いだけ。

今日は中国春節休み。米国も一部市場はお休み。
欧州ソブリン問題、中国金融引き締め懸念と過大懸念に反応薄くなるのを待つ時間帯なのでお休みモード。

休み明け順行  2010/02/12(金) 15:21:42
 ギリシャ問題対策は進展したとみることもできるし具体案がイマイチ不明なので依然くすぶっているともいえる。ただもともと過大に材料視されていたこともあり一服感がでてきたか。

世界景気の行く末分析が王道なのでそちら中心にみる。
米国景気指標で週間失業者申請者数と総受給者数がともに改善内容。
やっとと遅効性の雇用指標も下げ止まりがマーケットにも意識され始めてきたようだ。

米国景気改善は個人的相場観の柱。米国景気の改善でドルが買われるのなら商品は需要回復の面が台頭しやすいので同じドル高でも商品には上げ材料になるだろう。

本日はNYダウ、日経平均で買い増しした。
もともと調整安との認識であとは日柄を考えていたがまあいいところとの判断。ただここからは直近の安値を切らないということが前提になる。

順行  2010/02/10(水) 15:28:16
 ギリシャ問題でやや楽観論がでての海外市場の自律範囲内の反転。
まだ欧州ソブリンリスクを材料にしている段階では上がろうが下がろうやる気にはならない。
ということで今日は完全に見送り。

景気見方変わらずで回復論者の自分。本格始動は景気が相場の主題になってからかな。
あとはテクニカル的には米国株が今週残りを下げない程度の動きが一番好ましい。上がるより下げないほうが調整としては形がいいので。
その点、今日の日経がほとんど上がらなかったのは明日が祝日ということもあるがチャートとしてはよしという感じ。
中国の春節もあるが2月後半は期待できるかな。

USDA需給報告はまあ強い内容。コーンも大豆も南米豊作を織り込んでダメ押しがあれば絶好の買い場になるとは思うが。

為替は欧州不安が材料でなければユーロ上がろうが下がろうが本来関係ない。早く米国景気を主体とした相場つきになればいいのにと思う。

久しぶりの順行  2010/02/09(火) 15:15:53
 まだまだ落ち着いたかどうかわからないがとりあえず本日は少し順行。
今週一杯米国株が下げ止まっていればおそらく調整終了となるのだろうけど。欧州ソブリンリスク騒動しだいか。
中国景気、米国景気は何も心配していない。

相場観変わらず。
本日は米国債売り増し。

逆行続く  2010/02/08(月) 15:28:08
 先週後半の動きに較べれば凪なのだが週末水準に較べるとやや円高だし日経平均も下落しているし原油系も安い。
ショック安ではないが日本時間で大きく流れが変わるわけではないのでそのまんまという感じの全市場。

ユーロ圏ソブリンリスク回避運動と米国景気ひいては世界景気回復の度合いが二大材料。

新興国景気は金融引き締め気味だろうが基本景気は強い。

問題は米国景気で週末の雇用統計はマチマチの解釈がなされている。
雇用数は依然マイナスだが失業率は改善。
ただ自分としてはこの雇用数マイナスも前月より縮小していることは民間雇用統計ADPと一致して傾向は下げ止まり。しかも景気動向を現す民間部門だけでみれば季節というか気候変動に左右されやすい建設業が-7万が突出しているのが実は盲点。好調が他の指標で示されている製造業はすでに雇用はプラ転。消費に直結するサービスの小売業も雇用はプラスに転じていた。建設部門が天候影響がなく前月並みの-3.5万程度で収まっていれば民間雇用は実はプラ転していたことになる。
市場評価の不安視とは別に自分的には景気回復の傾向をあらわしているものと思っている。

ただ相場はユーロ圏ソブリン問題が振り回している点がある。これはギリシャ、ポルトガルなんかGDPの小さな国を材料にここまで動かすのは本来ははなはだギモンな材料。たしかに金融問題に発展するリスクはあるが確率を過大評価しているしまして世界景気の行方を占う材料ではない。
相場の動きが相場を強調しているたぐい。ただそれだけに分析のしようもなくどちらかといえばテクニカルだけでみたほうがいいようなジャンルなのかもしれないな。

本流は世界景気は回復傾向持続か腰折れか。自分は回復傾向持続派。
ということで今日は米国債売り増しだけした。
あとは先週末の米国株下ヒゲ後なので今週ここを固められれば問題ないと思っている。
それさえ落ち着けば為替、商品など全市場も環境は一変するだろうなあ。

パニック気味相場で逆行  2010/02/05(金) 15:39:14
 週間失業者申請者数が悪かったのは確かだがそれだけでこれだけ反応はおかしい。
メインはユーロ圏のギリシャ、ポルトガル、スペイン?のソブリンリスク懸念か。
米国景気回復傾向になんら疑いはもっていないのでドルインデックス高は想定通りなのだがユーロ不安でのドル高はリスク回避の意味合いのほうが大きく特にクロス系円高に響く。

今週前半に好転してたポジが今日一日であっというまに大暗転。
ユーロ圏のソブリン問題が峠を越せば日柄の調整的にはかえっていいのだが銘柄によっては値幅でチャートが壊れてしまってはもともこうもない。
米国株的にいえばこの辺で数日保てば逆にいい形になる。
米国発の悪材料は少なく欧州発のリスクをどう消化するか。

米国経済強くてのドル高なら商品は上昇するだろうがユーロ不安でのドル高ならこの有様。
しっかしユーロ圏といってもGDP比率でいえば小さい地域。日本で言えば北海道ぐらいの地方財政収支が悪いというのに近い感覚なのだが・・・。

今夜雇用統計。民間のは改善傾向だったが政府発表はどうか。
そういえば雇用統計は景気くらい中の数字を甘めにだしてたのこと。ということは昨年の失業者や率が過去の分とはいえ下方修正される。
でも改定数字は悪材料だが改善傾向を捉えるものとしては今夜の数字はそこそこでも下方修正した過去から改善したという結果もありえる。そうなれば好材料?
相場激変で無視されていたが12月の製造業受注指数は良かった。
景気指標トータル判断での改善傾向はほぼ間違いない。
ということで方針変わらず。

本日
一般大豆買い。
パラ買い増し。
日経買い増し。
押し目買いナンピンは本来は悪手なのだが・・・。

昨日の反動の逆行  2010/02/04(木) 15:40:27
 為替はまあいいのだが商品が全体に安いのと中国株H株系と日本株ロング分が逆行。

米国景気指標の捉え方はいろいろあるが米国株は反動安が主因だろう。
ISM非製造指数が市場予想ほどではないにせよ改善したのは事実。民間の雇用統計ADPは予想以上に改善してたことや先週末からの指標は大概が予想以上の改善を示しているのでトータル判断で米国景気回復シナリオを持続している。

ファンダ的にもテクニカル的にも重要な週なのだが強気の自分にとっても急伸はやりづらくなるので今日のような動きは理想的かもしれない。
明日の雇用統計を控え動きづらくなるなかファンダの改善指標がたまってきているので週末に雇用統計でGOサインが出れば日足だけでなく週足にも強気感がでてくる。

商品だけはドル高が足をひっぱる可能性があるのだが実需期待が底辺にはあるのでユーロが下げようと相場つきは乖離するのは時間の問題。

本日は
CFDで急落した銅を買い。
日経平均、個別株をチョイ買い増し。
米国5年債売り増し。

今夜は週間失業者申請者数。
米国景気回復だけでいえば一番確実なのは米国債の売りなんで今夜、明日と指標によっては売り増し狙いで。為替関係なしというのもやりいいし。

順行  2010/02/03(水) 15:23:33
 商品高と中国株系で順行。
米国中古住宅成約指数まあ良し。

欲を言えばここでNYダウなんかは横ばいの日柄があってもいいのだろうが・・・。
今週はまだまだISM非製造、雇用統計と大きめの指標が控えている。

本日は株高、景気回復指標なのになぜか上昇した米国債券を売り増しした。
債券は基本売りポジで雇用統計強い内容ならば追撃売り増しも考えている。

商品は為替がドルインデックス的に高くなりやすいと考えているのでその点では押し圧力がかかるかもしれないがそこは景気回復、実需の伸び観測がいずれ浮上するとみて押し目買い方針。

今のところ1月景気指標いいので今後の指標も確率的には改善している可能性が高いと予想はしている。

順行  2010/02/02(火) 15:22:39
 米国景気指標が良くて相場が反応してということでいい展開。
米国景気回復が前提のポジなのでファンダの裏づけとテクニカルの波動が合えば一番やりいい。

今日の順行要因は株ロングと商品ロング。
ただテクニカル的いえばこのまま上がるより今週はここからもみ合いのほうがエネルギーの溜めという意味ではよりいい。
ファンダ的には米国景気強しという展開になれば為替はユーロ/ドルが弱いのは継続の可能性が高いのでドル安分の商品買いはなくなる。変わって実需の増加が材料として浮上してくるリレータイミングを考えれば株より商品のほうが今日の上げからまだもみ合いが必要だろう。
ということで今日の動きはポジにはフォローだが放置。
ただ今後発表される指標が底堅くかつ今週もみ合いながら週として強く終わるのなら追撃増し作戦も念頭に。

一番理想的なのは指標強くドル高になって為替のせいで商品ドル建が膠着する展開が商品ロングポジにとってはよし。
株も今日の上げが連続しないで切りあがる程度のほうがいいなあ。
為替はユーロ下落も主軸がドル高メインになりクロス円の調整が完了という展開を希望というか予想。
あとは別波動の中国株だがここはゆっくりと待つ。

逆行スタートの2月相場  2010/02/01(月) 15:21:06
 外電自体は大きな動きなかったがクロス円で円高、中国株がらみサヤ逆行でトータル悪化。
ただ週末の米国景気指標の展開は想定どおりなので目先の相場とは別に方向性はいいと思っている。
米国景気指標といってもすでに過去を表しているGDPの高い数字のことではなく1月の指標シカゴ購買部協会の景況指数とミシガン大の消費者信頼感指数のこと。どちらも前月比も市場予想比よりも高く改善していた。
これれの数字は先行性というより足元を表すもの。12月の数字が改善ペースが想定よりスローだったころから1月分を気を注目していたが悪くないという個人的感想。
今週はさらにISM製造業、非製造業指数やら12月ものだが住宅の一番の先行指標中古住宅成約、最後に雇用統計が控えている。
米国株的にいえばこの週ファンダの改善が確認されて下げ止まればファンダ的にもテクニカル的にもびったしの変化の週になるだろう。

為替はユーロ安だが米国景気回復を背景のドル高相場なら商品相場はユーロ相場と分離して需要拡大に変化する展開になると思う。

今週はあらゆる市場で転換の可能性がファンダとテクニカル両面でありえる重要な週になると思う。

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