相場界芳名録

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名前chai更新日時2007/08/05(日) 17:32:04
どんな人?中国好き、しかし、ニセモノ嫌いw
投資手法独自指標によるトレンド判断 + 玉操作
好きな銘柄「本業」
フリースペース「本業」にほぼ満玉張っている状況(2007年6月〜)
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chai さんの日記

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本業に集中します  2007/08/26(日) 17:38:33
 夏休みらしい休みを一切取ることなく、この猛暑の数ヶ月を過ごしてきました。さすがに疲れも溜まり、モチベーションも下がり気味。9月下旬にまた訪れる中国行きだけが楽しみ、という現況です。

さて、ここしばらくは殆ど相場から離れていたわけですが、本業の方で期するところがあり、今後は更に本業に集中していくつもりです。

一方、正直に言えば、相場に対する情熱も、最近は殆どなくなってしまったように感じています。

そこで、この日記は、少なくとも本業が思い通りの軌道に乗るまでは更新停止しようと思っています。

と言うわけで、いきなりではありますが、再見!

死屍累々  2007/08/19(日) 15:33:07
 お盆休みの期間、金融マーケットは大変な状況だったわけですが、個人的にはあいかわらず本業に満玉張り状況であり、何の影響もありませんでした。

しかし、周囲を見回せば死屍累々。大変悲惨な状況となっているようです。

「人生のどんな問題も解決する魔法のルールw」なんてものが絶対に存在しないように、「相場必勝法」なんてものも絶対に存在しません。(相場必敗法ならありますが。)

しかし、自分だけは違うと過信し、過剰なリスクを取り、破滅していくというのが、人間というものの性なのでしょう。

・・・などということを高所から偉そうに言えるほど、自分が優れた人間だというわけでは決してないです。正に自分自身、何度失敗しても懲りずに過ちを繰り返してきた口ですので。

老害経営者の悲劇  2007/08/11(土) 15:52:06
 非常に身近なところに会社経営者が一人いるのですが、この人が本当に経営が下手な人で困ってしまいますw。

問題の本質は何かと言うと、“たまたま”売上が上がっている時は「慢心」して何ら手を打たない。

では、売上が下がってくるとどうかと言えば「みんなが頑張ってくれれば何とかなるだろう」と思って、やはり何ら手を打たないw。

要するに、常に何ら改善のための手を打たないため、外部環境や運に流されつつオロオロしているのみというわけです。(ちなみに、この方、当然ながら「雇われ社長」です。)

こういう方を見ていると、「老害」という言葉を想起せざるを得ません。(ただ、決して年齢ではなく、精神の若さ(柔軟性)のことを意味しています。)

相場と同じで、ビジネス環境も刻々とその様相を変えていきます。「変われないこと」は罪以外の何物でもないでしょう。

システムの寿命(続き)  2007/08/05(日) 21:24:36
 それにしても、その原因は良く分からないものの、以前と比べてシステムの寿命はかなり短くなってきたような気がします。

そんなわけで、個人的にはもう、純粋なシステム売買は行っていません。システム、というか指標は、単にトレンドの確認のためだけに使っており、あとはそれこそ(トレンドに逆らわない範囲で)適当に玉操作しているだけです。

夢は、素晴らしいシステムを作って、その指示通りにやることなんですけどね。ただ、その夢は一生叶わないような気がしています。

システムの寿命  2007/08/05(日) 17:27:11
 儲太さんのシステムがいきなり「大狂乱」とのことで、システムについて常々考えていることを書きます。

まず、基本的にシステムは過去のデータに基づいて作ります。従って、「出来た瞬間が最も良い」、裏を返せば、「出来た瞬間から劣化を運命付けられている」ものと言えます。それを避けるために、システムトレーダーは間断なく最適化を繰り返したりするわけです。しかし、どこまで最適化したところで、全て過去データに依拠しており、未来がどうなるかは分からない以上、やはりその瞬間から劣化せざるを得ないはずです。

要するに、「堅牢なシステム」とは、たまたまなのか何なのか、結果的に長持ちする(寿命が長い)システムのことですが、頭が痛いことに、それが長持ちするかどうかは作成時点では全く分からないのです。

何が言いたいのかと言うと、過去のデータを適当に最適化して「素晴らしいシステム」を作るのは滅茶苦茶簡単なれど、それが通用し続けるものかどうかを判断する術はどこにもない、ということです。

なので、「素晴らしいシステムが出来ました、さあ、このシステムのサインを買えばあなたも大金持ちですよ」、というセールストークには安易に乗っかるべきではないと思います。

アマゾンのカスタマーレビュー  2007/07/29(日) 21:38:55
 アマゾンで本を買う際、カスタマーレビューを見て買うか買わないか判断する人は少なくないと思います。

私もその口で、もしカスタマーレビューがあれば、結構な数であっても、ついつい全部見てしまったりします。そんな経験を重ねているうちに気が付いたことの一つに、「組織票」の問題があります。

要するに、たとえばある会社の社員が本を書いたとすると、明らかに同社の社員と思しき人間達から、賛辞としか言えないようなカスタマーレビューが立て続けに投稿されているケースが少なくない、ということです。

正に私の大嫌いな「ニセモノ」の好例です。そんなわけで、カスタマーレビュー一つ取っても、それが身内によって書かれたものか、それとも第三者によって書かれたものか、しっかり吟味する必要があると思います。

カスタマーレビューがニセモノかそうでないかの見分け方は幾つかあります。しかし、敢えてここには書きません。その裏をかいて、ホンモノっぽく偽装するカスタマーレビューが増えると困るからですw。

儲太さんへ  2007/07/23(月) 23:06:48
 儲太さんは私の日記をきっかけに立花さんの本を読まれたようで、それだけでも、こんな駄文を書いている価値があったというものです。芳名録にいらっしゃる方であれば、きっと立花さんの本は読んだことがあるのでは、と勝手に想像していましたので。

それにしても、世の中には要らない情報が溢れ返っていますので、本当に「捨てる」ということは重要だと思います。

ただ、実は生きている限りにおいては、みな平等に一日24時間しか無いわけで、何かしら「やれずにいること」があるはず。その意味では、誰しも一瞬一瞬、何かを捨てているんでしょうが・・・。

結局のところ、人生において本当に大切な教訓とは、「ニセモノに惑わされないこと」なんでしょうね。人生の折り返し点を過ぎた身としては、もう無駄にすべき時間はありませんので、そのことがますますもって大切に思えます。

ニセモノ天国  2007/07/22(日) 19:38:54
 立花さんの著書の中で印象に残ったことの一つに、ある日思い立って「これはニセモノ(有害無益)だ」と思える本や情報の類を全て捨ててしまった。そうしたら、膨大な資料の殆どがなくなってしまった。しかし、しばらく経ってまだ足りないと思い、更に整理をしたら、まだまだ山ほど捨てるべきものが有った、という意味のエピソードがあります。

実際、相場関係に限らず、世の中に溢れる情報の多くは、本質を究めようとする者にとって、有害または無益なものであると思っています。

ところで、「ダンボール肉まん」はどうやらTV局のやらせだったらしいですが、実は「ダンボール肉まん」の第一報を受けた時、全くビックリしていない自分自身に驚きました。要するに、仮にそんなことがあっても全くおかしくない、と思っているというわけです。

全くどこに住んでいたとしても、「本当のところは全く分からない」ということが多過ぎます。一々事例を書き連ねませんが、「新聞が書けないこと」、「テレビが伝えられないこと」なんて、それこそ山のようにありますからね。そんなことに一々失望していたら、キリがありません。

現代の処世術としては、「まずは疑ってみる」というところから入らないとダメという気が強くします。大変悲しいことですが・・・。

ただ、個人的には、そんな風に割り切った見方をするようになってから、色々な物事がうまく運ぶようになった気がします。

ホテルラウンジの魔術師w  2007/07/14(土) 19:37:15
 たまにホテルのラウンジで人に会ったりすることがあるんですが、そういった場所に意外に多いのが占い師の類です。彼らの話って本当に上手いので、思わず聞き耳を立ててしまうことがあります。

たとえば以前、ある夫婦が占い師に、身体的なハンディを背負った息子のことを相談している一部始終を目撃したことがありました。(って、私も相当ヒマでしたねw。)

さんざん夫婦の悩みを聞いてあげた挙句、こんな会話が交わされました。

(占)こんなハンディ背負っても健気に生きているんだから、○君偉いよね。
(夫婦)ホント、そうですよね。
(占)あなたがたねぇ、○君に感謝しなきゃいけないよ。
(夫婦)えっ!?
(占)○君が何でこんな苦労しなきゃいけないのか分かるかい?
(夫婦)すいません、分かりません。何故なんですか!先生、教えて下さい!
(占)使命だよ。
(夫婦)使命って?
(占)○君こそが、三人のお子さんの中で飛び抜けて大変な人生の“宿題”を背負って生まれてきた。それは分かるよね?
(夫婦)えー、■■はあんな風に好き放題している子だし、▲子もなかなか言うことを聞かなくて。でも、○はあんな体なのに、私たちの言うことを本当に聞いてくれる素直な良い子。なんでこんな良い子がって・・・。
(占)なんでこんな良い子が? そう思うよね。で、どうしてだか分かる?
(夫婦)ごめんなさい、分からないんですけど。
(占)(ふーっと大きな溜息をついた後)あなたがたの三人のお子さん達の中で、ただ○君だけが、清く強い魂の持ち主として生まれてきた。○君はね、あなたがたお二人が犯してきた全ての業を、身代わりとして背負って生まれてきたんだよ!この子に感謝しなくて誰に感謝するの?
(夫婦)えーっ!(絶句)

こう言われると、もうダメで、完全に占い師のペースになってしまったことは、言うまでもありません。

後はもう、ツボでも印鑑でも何でも売れちゃいますw。

再び立花さんについて  2007/07/07(土) 16:27:27
 J&Pさんが、「安値で買い、高値で決済という当たり前のことが一番難しいのだが、この半年間を振り返るとうまくいっている。」と書いておられますが、本当に素晴らしいと思います。

おっしゃる通り、当たり前のことをしないと相場では決して結果が出ないわけですが、ともすれば、「高値で踏まされ、安値で投げさせられ」という最悪の形になりがちです。また、乱暴な言い方をすれば、全参加者は「そうならないために」日々死闘を繰り広げています。

個人的には、そうならないために、以前よりシステム構築する上では「トレンドに乗ること」だけに集中してきました。しかし、現在の相場では、ただトレンドに乗るだけでは不十分で、「トレンドに乗りながらも出来るだけ有利な建て玉をする」、つまり出来る限り逆張りで玉を入れていかないとダメだと考えています。

そして、上記のことを、システムトレードなどという概念すらない時代にきっちりと実践され、また結果を残されてきた代表格が、「あなたも株のプロになれる」の立花さんであると思っています。

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