名前 | ぴょーたん | 更新日時 | 2025/09/12(金) 08:52:08 |
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どんな人? | うさぎ年 うすのろ〜おマヌケ男子 《2ー2》 ーーー3月31日ーーー 同窓会の会場は、校区内の山手にある加賀乃澤ホテル2階の一室だった。僕は早めに会場入りし、奥の方のテーブルに着席した。広めでゆったりとした会場の中央には、白いテーブルクロスが掛けられた大きな丸テーブルが7台配置され、軽食や飲み物が用意されている。 僕は、那智治香がこの会場に現れる事を期待しながら、しばらく時間をもて余していた。すると、懐かしい面々が次々と会場に入って来る。しかし、僕にとって7年振りの再会は、ほぼ初対面のようなもので、話し掛けるにはけっこう勇気がいる。だからほとんど自ら声掛けすることはなく、ただ一人ひとりの顔を見ながら、「えーっと誰だったかなー」と記憶と照らし合わせては名前を思い出していた。 およそ70名の同級生が集う会場内は、開始時刻が近づくにつれ、賑やかになってきた。僕は改めて会場内を隈なく見渡してみる。 ーーーあっ、来てる。 どくん、僕の心臓は突如として高鳴り、そして胸が締め付けられていく。紛れもなく中学生の頃と変わらない那智治香の姿が僕の瞳に飛び込んで来た。大きな丸テーブルを3台挟んだ向こう側に、那智治香と芦田(あしだ)ゆかりの二人が、並んで立っているではないか。彼女達は、時折こちらに目線を向けながら何やら笑談している。 僕の瞳は無意識に那智治香に釘付けになっていた。そして周りの視界は次第に意識から離れていく。那智治香の背後には、外の光がレースカーテン越しに射し込み、彼女はその優しい陽射しにキラキラと輝いている。だが、しばらくして我に返ると、そんな光景は幻覚だったのか、思い込みだったのか、間違っていることに気付く。那智治香の背後には白い壁があり、しかも窓なんて無いから、外も見えないのだ。僕は一回深呼吸をして、気を落ち着かせてから、彼女の方へもう一度視線を向け直す。那智治香は、意外にも大人びていなくて年齢の割に幼く見える。相変わらず可愛らしい。 彼女達が立っている場所は、僕が座っているところから、少なくとも多分20メートルは離れているだろう。那智治香と芦田ゆかりは、やはり時々こちらを向くのだが、僕と目が合ったかどうかははっきりわからない。ちょうどそんな微妙な距離でもあるから、かえって彼女をじっと見つめていられる。 《2ー3》 同窓会幹事の挨拶と乾杯が終わると、会場は再びにわかに活気づいてきた。僕は、同じテーブルの元クラスメート数人と、ビールを注ぎ合ったり、近況報告をし合ったりしながら歓談した。僕の交友範囲は狭いほうだったし、自分に興味がある同級生も少ないだろうから、僕は自分から席を移動してビールを注いで回るのは敢えてやめておいた。というか、僕にはそんな余裕はもう既に無くなっていた。 兎にも角にも、運良く那智治香が今日この同窓会に来ているのだから、同窓会に参加する前に自ら心に決めていた事を、僕は正に今、実行に移さなければならないのだ。僕は時折、那智治香の方へ視線を向け、彼女の様子を確認しながら、話し掛けに行くタイミングを探していた。しかし、何かキッカケがある訳でもないから、そんな都合の良いタイミングなんて見つかるものではない。そうして自重しているうちに、何と不意に、那智治香と芦田ゆかりの二人が移動し始めた。 僕は那智治香を目で追う。那智治香と芦田ゆかりが、大きな丸テーブル3台の合い間を通り抜けて来たかと思うと、僕のほうへ近づいて来るではないか。いや、そんな筈はない。がしかし、ついに那智治香と僕の視線が完全に絡み合う。思いも寄らない想定外の事態が起こり、僕は戸惑い、この流れを理解できない。 ーーーえっ、どうして僕? この世の中に、こんな事があっていいのだろうか、信じられない。し、しかし今、僕の眼の前に、疑うこと無く、て、天使が、正にエンジェルが舞い降りて来た。那智治香のゆるふわ笑顔が僕の瞳に映る。僕も思わず笑みを返す。そしてあの懐かしい、少しはにかんだ声。 「吉村くんーーーよね」 天井を突き抜けて跳び上がりたいほど僕の胸は今にも張り裂けそうになる。 「あ、久しぶりー」 と努めて冷静を装ってはみるが、僕の目尻も頬も口角も、既に無防備にゆるんでいるのはもうバレバレだろう。 「あーやっぱりー、おーきくなってもわかるよー」 そんな那智治香の言葉に、芦田ゆかりが続ける。 「吉村くん面影ぜんぜんあるー」 「那智さんも、芦田さんも、変わってないね」 芦田ゆかりは、遠慮がちに時々相づちは打つが口数は少なめだから、おおよそ那智治香と僕のふたりのおしゃべりが10分間ほど続く。 「高校、みどり丘やったっけー」 「うん、那智さん、すみれ丘だよね」 「えー、知ってるの?」 「そりゃ知ってるよー、たまにバスで見かけたもん」 「えーそうなん、で今どうしてるのー、大学?」 | ||
投資手法 | 普段は〜逆張りスイングをイメージした裁量 まれに〜順張り逆指値エントリー | ||
好きな銘柄 | 生煎饅頭(上海、4コ120円)・さぬきうどん(1杯180円)・香箱蟹(こうばこがに、1杯千5百円) 中日ドラゴンズ サガン鳥栖(J2) 中国語・鉄道・地理・気象 若松駿太〜祐誠高校→2012ドラF〜中日ドラゴンズ(13〜18)→栃木ゴールデンブレーブス(19〜)→福島レッドホープス(21〜24) 若松悠平〜祐誠高校→長崎国際大学→香川オリーブガイナーズ(21〜)→福島レッドホープス(22〜) | ||
フリースペース | 75年4月、私達の初めての出会いは中1の春でした。君は窓際の前から2番目、私はその右隣の席でした。いつもおしゃべり楽しかったです。そして私はいつの日か君を好きになり君の前では緊張してしゃべれなくなってしまいました。そして君は私にとって手を伸ばしても届くことが出来ない雲の上の存在になっていきました。 85年4月2日、同総会の2日後、憧れの君と素敵なデートができて最高に幸せでした。2軒目のお店に向かって夜の片町を歩いていると、君は私の腕をつかんでくっついてくれました。飛び上がる程うれしかったです。今でもその時の左腕の感触は忘れません。帰りに家まで送っていく途中、誰もいない公園での2人、まるで恋愛映画のワンシーンのようでした。さらに数日後届いた君からのラブレターはうれしすぎる想定外で、感激のあまりどうしていいのか戸惑ってしまいました。両想いだなんて、正に夢の世界でしか見ることのできない情景でした。 3年後の25才で君と結婚できるように、早速バイトを増やしました。3年間で300万円貯める予定でした。85年末に君の銀行(香林坊支店)で50万円をスーパー定期にしたのはその一部です。1年後の春には予定通り通過点の100万円貯まっていました。 85年9月、君が高松から金沢に戻った後、私は君宛の手紙に「オレの可愛い妹の治美ちゃんへ」と書きました。それ以降、私達の関係は次第にぎくしゃくし出しました。 85年12月末、私は既に2人の間にかなりの危機が迫っているのを感じつつも、君の家にプレゼントを渡しに行きました。君の部屋には私達2人の写真が飾ってありました。でもその時の君の様子から私は怖くなってしまい、言葉少なく帰宅してしまいました。 86年1月末、電話で君は私に言いました。「大阪に行ったのは約束してたから、、、プレゼント返さないと、、、」私はフラれたと思い、受話器を置きました。 86年3月、金沢片町の君が行きつけのスナックに私の足は向かっていました。ここは初デートの日と8月の2回、君と過ごした想い出の場所です。私がお店に入ると、ママは私を見るやいなや大歓迎してくれて、君を呼ぼうとするんです。「たぶん来ないと思います」って私は止めたのですが、ママはハイテンションで君の家に「彼氏が来てるよー」と速攻で電話。しかし次の瞬間、ママのテンションは急降下、、、その後別人のように私を無視し出しました。結局ママにはフラれたことも言えず、店を後にしました。 86年 スーパー定期 → 中期国債ファンド → 株式(現物) 87年 私は思い切って1年半ぶりに電話してみると、 君は私に言いました。「なんかうれしー」 けれども私は「また会えたらいいね」と言うのが精一杯でした。 88年 再び電話してみるとお母さんは私に言いました。 「あの子結婚したよー」…ヲワタ 88年 商品先物に手を出しわずか1ヶ月であり金(約400万円)全て失う。 91年 中学校の同窓生名簿が送られてきました。 約180名の同級生のうち勤務先が記載されていたのは、 なぜか君と私の2人だけでした。 えっ、何コレ…天文学的な確率なんだけど…神様の悪戯でしょうか。 99年 商品先物再開〜 サヤ取り 片張り 確定損益計 99年 ± 0万円 +125万円 +125万円 00年 + 88万円 −419万円 −331万円 01年 − 69万円 −186万円 −255万円 02年 +127万円 + 55万円 +182万円 03年 −103万円 + 76万円 − 27万円 04年 +202万円 −455万円 −253万円 05年 +283万円 +106万円 +389万円 06年 +336万円 + 17万円 +353万円 07年 − 96万円 −127万円 −223万円 08年 −246万円 − 55万円 −301万円 累計 +522万円 −863万円 (課税対象) (入出金ゼロ換算) 株式先物 くりっく365 確定損益計 有効額 (有効額変動率) 09年 + 1万円 ± 0万円 + 1万円 7,022千円 10年 +77万円 −84万円 − 7万円 6,525千円 (− 7.1%) 11年 − 8万円 ± 0万円 − 8万円 6,355千円 (− 2.6%) 12年 +19万円 − 6万円 +13万円 7,452千円 (+17.3%) 13年 −32万円 +34万円 + 2万円 8,363千円 (+12.2%) 14年 −71万円 +69万円 − 2万円 9,837千円 (+17.6%) 15年 +53万円 +13万円 +66万円 11,203千円 (+13.9%) 16年 +90万円 −18万円 +72万円 11,755千円 (+ 4.9%) 17年 +12万円 −12万円 + 2百円 5,000千円 (−57.5%) 18年 −14万円 +14万円 + 5百円 9,330千円 (+86.6%) 株式先物 CFD 確定損益計 有効額 (有効額変動率) 19年 −11万円 +11万円 + 3百円 7,852千円 (−15.8%) 20年 −24万円 +24万円 + 1百円 3,424千円 (−56.4%) 21年 + 112万円 − 112万円 + 3百円 1,914千円 (−44.1%) 22年 − 182万円 + 182万円 +18百円 5,354千円 (+179.7%) 23年 −72万円 +72万円 +28百円 6,241千円 (+16.6%) 24年 − 126万円 + 126万円 +32百円 5,430千円 (−13.0%) 25年 − 210万円 + 169万円 −41万円 9,058千円 (+66.8%) 99年・・・ビビリながら、ピンで分散短期逆張りで、コツコツと。 〜04年・・資金管理ずさんで、ただの博打の連続〜。 05年・・・サヤ取りとデイトレに特化。 06年・・・やっと資金管理が重要と悟る。 07年・・・04年夏〜07年夏の3年間は有効額右肩上がりでルンルン♪ ルール違反により30%のドローダウン! トレード・ルールの見直しと厳格化を試みる。 08年・・・サヤ取りの従来手法が通用しなくなり、 07年夏の有効額ピークから50%弱のドローダウン! 「デイトレ・システム」と「サヤ取り・システム」を模索するも断念。 09年〜・・商品先物を封印し、225ミニなどチョロっと〜 12年〜・・秋山さんの研究データと私のトレード傾向(癖、嗜好)との マッチングから225ミニ中心に〜 20年4月有効額ピークから21年9月一時92%ドローダウン! 21年7月〜投資対象(CFD)拡大し、一時有効額518%アップ 23年12月有効額ピークから24年8月一時68%のドローダウン! |
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