先物日記(2005年9月〜12月)

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2005年12月31日

今年も今日で終わりです。儲かった人、損した人、色々だと思いますが、 先物探花を訪れる人にとって来年の相場が良いものでありますように。

今年は、相場というものは変化して行くのだという事を実感し続けた一年であった。 昨年の夏あたりから明らかに全体的な相場付きが変化してきている。 昨年10月の油の高騰で飛びかけながらもギリギリで生還し、 その経験から、今後はどのような事でも起こり得ると肝に銘じて相場に臨んだのが、 今年の好調の原因だと思う。

来年も攻めの姿勢を崩さずに相場を張って行こうと思う。行き着く先はゼロか無限大かである。 資金の規模や大まかなポジションを明かしながら、 どこまで金を増やせるかという点については純粋に興味がある。 一般的に、儲けている人は表に出て来ないと言われている。 確かに、人に知られずに玉を入れる方が成績は上がるかもしれない。 しかし自分はネットの世界で色々な人と知り合い、 様々な良い影響を受けたお陰で現在のスタイルが出来たと思っている。 今さら隠れて相場を張るつもりは無いし、そんな事は自分でも納得できない。
まぁ、奇麗事だけではなくて自己顕示欲もあるんだけどね。伝説を作りたいという気持ちである。 それに、商品は狭い世界だから資金が大きくなればいずれは表に引っ張り出されてしまう。 隠れていて引っ張り出された場合は潰されてしまう可能性が高いが、 最初から表に出ていて着実に大きくなってきたものは潰せない。 もともと、お金それ自体よりも、それを如何に増やすかに興味があるので、 どんな手段を使っても良いから1円でも多く儲けたい、というわけではない。

Webページの運営に関しては、今年は芳名録の賑わいが印象に残った。 相場のみならず、家庭のことや職場のことなど日常の出来事を書く方も多く、 読んでいるうちに、会った事が無い人に対しても親近感を感じてくるのが不思議である。 相場についても、本当に人によって色々なやり方があるなと勉強になる。

相場技研については今年も満足の行く成績を残すことが出来たと思う。 自分の個人の相場成績が良かったのだからコラムの方も成績が良くて当たり前ではあるが。 最近は売買指示を出すと値段が不利に動くことが多く、どうするべきか少し考えないといけない。

健康に関しては、急にあちこちにガタが来だした一年であった。 もうあまり無理はしないようにしなくては。その前に痩せなくちゃなー。



2005年12月30日

今日は大納会である。大阪岡地に遊びに行ってきた。

今月の利益率は34.8%、今年の利益率は285.9%となった。 相場を始めてから現在までの収益率は12666.6%である。 今年の収支は以下の通り(今年の仕切り分+現在の値洗い−昨年末の値洗い)。 油に大きく依存する状況が続いている。
東工金      -16,714,603
東工銀        2,998,702
東工白金       700,666
東工パラジウム   2,155,927 貴金属合計 -10,859,308
東工原油     -55,633,745
東工ガソリン    88,705,170
東工灯油      61,597,142
東工軽油       147,476
中部ガソリン    15,219,853
中部灯油      -2,060,584 石油合計  107,975,312
東工アルミニウム   214,000
大阪ニッケル      10,800
中部鉄スクラップ   34,572 一般金属合計  259,372
東工ゴム      12,299,867
大阪ゴム指数   16,522,475
大阪TSR20     1,390,968 ゴム合計   30,213,310
東穀コーン     6,439,244
東穀一般大豆   14,995,244
東穀NON大豆    1,707,576 穀物合計   23,142,064
東穀アラビカ    23,654,100
東穀ロブスタ   -15,478,759
関西コーヒー指数 8,065,620 コーヒー合計 16,240,961
東穀粗糖       2,137,846 粗糖      2,137,846
東穀小豆      10,928,527 小豆      10,928,527



2005年12月29日

油が張り付きで暇な一日である。午後から関西へ移動。 広島で途中下車して獣王事務所へ陣中見舞いに。



2005年12月28日

前場は安かった石油製品が後場には暴騰。 クラックは前場の縮小でごっそり落とし、後場の拡大で仕掛け直した。 しかし無茶苦茶な動きだな。

最近、ヘッジファンドの設立方法について調べているが、 運用中は何年間も課税されないとしても、最後に引き出す時にはまとめて総合課税になるので、 分離課税に比べて得になるか微妙である。 他人の金を運用するにはファンドを作った方が良いんだろうけど、 自分の玉を値段を動かさずに入れるのも大変なのに、 他人の金まで運用するとなると兼業では無理だろう。 今のところはサラリーマンをやめるつもりは無いし。

売買報告書の整理がなかなか終わらない。 2ヶ月分くらい溜まっているのだが、葉書を剥がす形式のやつだけで高さ60cmくらいある。 自分の相場の歴史を物語る証拠品なので全てファイルに綴じて残しているが、 段々と場所を取るようになって来た。



2005年12月27日

クラックが順行して1200万以上増えた。落ちている金は拾わねば。
しかし今さらだが、お金というものについて考えてしまう。 実生活で1000万を稼ごうと思うと大変である。 何年か超重労働を続けるか付加価値の高い労働を提供して、はじめて得られる金額である。 それが、こんなに簡単に得られてしまって良いのか。 嬉しさよりも戸惑いを感じる。

天神のビックカメラで例の炊飯器を探したら、梅田のヨドバシカメラより4000円も安かった。 もしかして福岡の物価が安いからか? 謎である。もちろん購入。型番はNationalのSR-SG05C。

天神で買い物した後は、炊飯器を抱えてキャナルシティーに映画を観に行った。 待ち時間にペットショップでフェレットやウサギを見ていたら、 ウサギのケースで、巣床が邪魔になって水が飲めない状態になっていた。 ウサギ達はしきりに水を飲みたそうにしている。 店員の人に言って配置を直してもらったのだが、よっぽど喉が渇いていたのか、 全部のウサギが水の所に殺到して20分くらいゴクゴクと飲んでいた。 ちょっと注意していれば気がつく事なのに、これではペットが可哀想である。 別のペット屋さんでは、金魚が病気になっても適切な治療がされてなかったりもする。 生き物を物としてしか見ていないのではないかと感じる。悲しくなるなぁ。

映画は「男たちの大和」を観た。あまり映画とか観ても泣くことは無いんだが、 不覚にもボロボロと涙が出てしまった。 映画自体は感動的で良かったのだが、設定という点では不自然な点が多過ぎる。 あんなに軍紀が緩々なわけはないだろうし、天皇陛下という言葉が全く出てこないのも不自然。 あと長嶋一茂の演技が下手。 ただ、戦闘シーンの人が死ぬ所では変なタメが無くリアルで良い。 女性があまり全面に出てこないのも当時の世相と照らし合わせて自然で好感が持てる。
最後のスタッフロールに、監修、瀬島龍三と出ててびっくりした。まだ生きてたのか。
大和というのはまさに日本的なものの象徴であると思う。 日本は基本的には職人の国であり、日本人は物を作ればとことん拘り最高の製品を作り上げるが、 その反面、大局に立った見方が苦手である。 航空機の時代に入っているにも関わらず世界最大の戦艦を造ってしまった事と、 時代が既に必要としていないダムや干拓事業を推進するのは、根は同じだと思う。
日本は少子化が進むが、将来については悲観はしていない。 高付加価値製品の製造で生き残るしかないが、日本人の職人気質を考えるとそれは可能だろう。 後は、視野狭窄に陥らず大局を見ることが出来ればよい。



2005年12月26日

油は今日も寄りから急騰したが結局はダレた。 昨日までに国内や海外の鞘関係をチェックしておいたのだが、 これは…、道端に金が落ちているのでは?  今年は最後の最後まで気を抜けない。

現在のところ今年の収益率は257%くらいである(資金3.5倍増)。 振り返ると、クラック暴落と金暴騰で35%程度のドローダウンを食らった時には恐怖を感じたが、 それ以外では大して危なげな局面は無かった。 昨年、限界ギリギリまで粘って飛びそうになったのと比べると大きな進歩である。 あと3日ほどだが、淡々と頑張ろう。

相場が30日まであると年末年始せわしないなぁ。普通の連休のようだ。 解放感に浸れる時間が短すぎる!



2005年12月25日

福岡に帰って来た。どうせ数日したらまた関西へ戻るのだが。
毎年、年末年始はバタバタ移動しているが、今年も例によって行ったり来たりである。 今月と来月の移動状況を書くと、 12月9日 福岡→大阪、10日 大阪→京都、11日 京都→福岡、 20日 福岡→京都(京都出張)、22日 京都→大阪、25日 大阪→福岡、 29日 福岡→奈良、30日 奈良→大阪、1月1日 大阪→奈良、2日 奈良→大阪、3日 大阪→福岡、 5日 福岡→京都(京都出張)、11日 京都→大阪、12日 大阪→長野(遊び)、 13日 長野→富山、14日 富山→長野、15日 長野→福岡。 更に2月には札幌出張、3月には東京出張があり、あとは、 3月までに延び延びになっているイギリス出張も入る可能性がある。



2005年12月24日

梅田のヨドバシカメラに炊飯器を買いに行った。 最初は6000円〜9000円くらいの安いのを買う予定だったのだが、カタログを見て、 IHだの厚釜だの銅釜だの玄米が炊けるだの遠赤外線効果だのと色々と目移りしているうちに、 24000円くらいのが欲しくなってしまった(自分のではないんだけど)。 でも決めた機種は売り切れていたので、購入はまたの機会に。
帰ってから色々とネットで調べてみたが、店で買おうと決めた機種がやはり良いようである。 ちなみにIHはInduction Heaterの略で磁場による誘導加熱のこと。 IHクッキングヒーターという言葉があるが、ヒーターが重複しているので、聞くたびに違和感を感じる。



2005年12月23日

毎度のことであるがMicroSoftにはうんざりさせられる。 Windows2000が入っているノートパソコンがあるのだが、 DirectX 9 のセキュリティ更新プログラム(KB904706)をインストールしようとすると、 いつも更新が途中で止まってしまう。 色々と調べて結局はセーフモードで更新して何とかなったが、 無駄に消費した時間を返して欲しいものだ。
自動更新のダウンロード中にダウンロードが止まってしまい、電源が切れなくなることも多いし (コントロールパネル→自動更新、で一旦自動更新を無効にすればよい)、 Windowsのセキュリティー更新システムには何かとトラブルが多い。
つくづく駄目なOSである。独占の弊害だな。 ある程度のスキルがあればそれなりの対応は可能だが、一般人は放置するしかないのでは。



2005年12月22日

石油製品が急騰しているので追加でクラックを仕掛けた。 もし出張中で無ければ昨日のうちに沢山仕掛けてしまっていただろう。 場を見られなくて得になることもある。 でもクラック逆行で300万ほどマイナス。

京都は街中、雪だらけ。 京都の市バスは普段から運転が荒いので有名だが、 今日も路面が凍結しているにも関わらずガンガン飛ばしていて怖かった。

夜は友人と京橋で串カツ食ってからバーに行って飲んだ。



2005年12月21日

今日も出張中でほとんど値段は見られず。 3時前にチラッと値段を見たのだが、夜、引け値を見たら石油製品に3時前とはかけ離れた値段が付いていた。 いったい何が…。 クラック逆行で500万ほどマイナス。



2005年12月20日

今日から京都へ出張。始発の新幹線に乗った。 直前に色々な変更があり、プレゼン資料がまだ完成していない。 新幹線の中でも作業に追われた。
相場はほとんど見られず。



2005年12月19日

仕事で単純ミスをしてしまい、経理の人に迷惑をかけた上に1万円ほど自腹を切らねばならなくなった。 金額自体は大したことないんだが…、冴えん。
損した分は市場から切り取ってやろうと、小幅でも確実に取れそうなものを探した結果、 寄り付きで銀の先を買い1円上で利食い、同じく寄り付きでゴムの期近を買い0.4円下〜1円上で仕切り。57000円ほど取った。 でも引けにかけて更に続伸したので複雑な気分。
仕事のミスについてだが、以前なら自分に腹が立って仕方が無かったと思うが、 最近はもう、20代の頃に比べると注意力も落ちてきているし、 生きていく上での必要経費として仕方ないかなと考えてしまう。 まぁ、他人に迷惑をかけるのは頂けないので、注意はしなくてはいけないが。



2005年12月18日

みずほ証券の誤発注で27歳の男性が20億円の利益を得たらしい。 この人、300万の資金を5年で80億にしたとのこと。 自分とスタートも期間もあまり変わらないのに、桁が1つか2つ違うな。
自分の場合も、今までのペースで増えるなら5年後には250億くらいにはなっている筈なんだが、 市場規模を考えると商品では無理があるか。 やはり大金を運用するなら株ということになるのかねぇ。
資金も億を越えると現実感覚が無くなってくる。ゲームと同じである。 KOEIの大航海時代というゲームがあるが、あんな感じ。 もちろん現実はゲームほど簡単ではない。



2005年12月17日

近所のスーパーでアンコウの切り身一匹分980円に半額シールが貼ってあったので、すかさず購入。 カット野菜のセット200円にも半額シールが…。これでアンコウ鍋ができる。
ダシはキムチベースにしようかとも思ったが、結局は薄めの味噌ベースに決定。 アン肝は、半分はペーストにしてダシに溶かし、残りはフライパンで軽く焦げ目をつけてから投入。 アン肝の濃厚なコクと白身のプリプリ感が良い感じに調和している。
かなり分量も多いし、二食分くらいにはなるかと思ったが、おかわりするうちに全部食べてしまった。 残ったダシも雑炊にして堪能。

そろそろ来年のことも考えねばならないが、今後の商品の長期展望は買いで考えることにする。 インフレの時代が来ると思う。最近の商品の高騰はその予兆に過ぎないのではないか。 特に日本の場合、財政が酷い状況であるし、破綻するかソフトランディング出来るかどうかはわからないが、 用心するのに越したことはないと思う。 将来的には土地と外貨にも分散する方向で考えることにしよう。 外貨については証拠金取引を利用することにより拘束資金は少なくて済む。
商品については、貴金属は状況によっては現受けも視野に入れている。 先物で買い持ちして乗り換えていけば同じことなのだが、 短期間に円が暴落して東京金が毎日ストップ高なんてことになった場合、 東工取なら勝手に解け合いとかしかねないので。
為替に関してはストップ制限なんて無いし、くりっく365を利用すれば大丈夫だとは思うのだが。



2005年12月16日

クラックとコーンが順行、コーンとゴムは利食い完了。 なんか、クリスマスと正月に加えて来年のゴールデンウィークまでまとめて来たような感じ。 4日で4000万くらい増えた。累計収支はギリギリ新高値を更新。 クラックの大暴落と金の暴騰でやられまくったドローダウンを2ヶ月かけてやっと取り戻した。
貴金属は投げ殺到でアク抜けすると見て、寄り付きで金と白金とパラジウムを買った。 一部日計りで利食いしたが、残りは買ったままで安値引け。ちと失敗したか…。
それにしても、順行と逆行のタイミングがいつも獣王氏と同じだなぁ。 何だかんだ言いいつつ自分も場味を参考にするからねぇ。 6年くらいずっと相場を見てれば、さすがに少しは何か感じるようにはなる。



2005年12月15日

石油製品がストップ安。ファンドは大量に買っていたが、もう相場が言う事をきかないようである。
貴金属は今日もストップ安。金は先三本のみ値幅100円で、寄り付きは委託買い玉の仕切注文優先とのこと。 恐らく買い玉に足が出ていて、明日も終日張り付きなら大変なことになるので必ず仕切らせたいのだろう。 という事は、明日の寄り付きは投げが殺到して一気に玉整理完了してアク抜けするに違いない。



2005年12月14日

貴金属は暴落している。コーンを売り増し。ゴムはストップ安で3分の一ほど利食い。 相変わらず石油製品だけは元気である。寄りから1000円以上暴騰したが、 クラックをガンガン仕掛けたら引けにかけてダレたので一部日計りで利食いした。
金と白金に試し買いを入れたら、いきなり捕まったようだ。



2005年12月13日

今年の相場も終わったようだ。 心なしか市場全体に蛍の光が流れているように感じる。
全体的にポジションを売りに傾けてみた。ただし石油だけはフラットを維持。 コーンを中心に売ってみる。
メールで、クラック縮小狙いが引かされているという相談が何件か来ている。 耐えてる人が多いという事は、もう一発か二発は拡大があるかもしれない。 経験則ではそろそろ良い所だが、経験が通用するかどうかも謎な今日この頃なので。



2005年12月12日

今日はあらゆる銘柄が急騰した。 金、銀、白金、パラジウム、アルミ、ゴム、コーン、大豆、小豆、 アラビカ、ロブスタ、粗糖、鉄スクラップ、などがストップ高。 採算も鞘も何も関係なく、パニック的な上昇になっている。 アラビカなんか上昇する理由など何も無いはず。 金のストップ高2連発なんてのも初めて見た。
こんな状態になってしまったら、明日、踏み上げて終わりだろう。



2005年12月11日

新幹線で帰宅。例によって寝てたら着いた。

塾講師が生徒の小学生を刺殺したというニュースが…。 小学生相手にマジキレするなっつーか、最近、子供が殺される物騒な事件が多いな。 自分が子供の頃は、夜中に一人で近所の山にクワガタとか獲りに行ったものだが、 もう今じゃ考えられない事なのかもしれない。



2005年12月10日

京都で忘年会なのだが、昼過ぎに到着したので、 喫茶店「みゅーず」でレアチーズケーキを食べながら溜まっている仕事を片付けた。 学生時代は色々と京都のカフェを開拓したものである。 四条河原町近辺だと「みゅーず」「フランソワ」「ソワレ」「築地」あたりが印象に残っている。 三条河原町には「せいほう」という紅茶の美味しい店があったのだが、残念な事に遠くへ移転してしまった。
夕方から忘年会。久々に楽しく飲んだ。 株始めたって人もいて、みずほ証券の誤発注問題が話題になってたなぁ。
飲んだ後は例によって朝まで麻雀。 ずっと沈んでいたが、最後に3連勝してトータル3000円の勝ち。



2005年12月9日

白金を売ってる獣王氏から、飯奢るから当限マイテンさせてくれーと電話があった。 油も張り付いてて暇なので、しばらく白金の板を見ていると、下げそうで下げ切れない感じである。 まずは先限に20枚売りを仕込んだ後、当限に成りで5枚ぶち込んでマイテンさせた。 すると2番限と3番限も釣られてマイテン、 続いて先限も落ちて来たので先限の売り玉を全部仕切って12万円利食い、 当限の売りは適当に落として1万5000円の損切り。30分弱で10万円儲かった。
でも結局期先は戻して引けたから、取れたのは単に運が良かっただけかもしれない。 期近はそのまま戻らず、大順鞘を作成してしまった。 こういう売買は何度もやってると、いつか土壷に嵌るのが目に見えているので、 これきりにしておいた方がいいだろう。
獣王氏は僕が当限を売った時には既に利食いしていたらしい。

明日は京都で忘年会なので今日のうちに関西へ移動。途中、広島駅構内で獣王氏と飯を食う予定。 現在、新幹線の中から更新中。



2005年12月8日

株式市場はジェイコム株の誤発注で大変な事になっているようだ。 発行済み株数の32倍も売ってしまったらしい。 一瞬で1000億円以上の値洗い損。 買い方が決済に応じなければ際限無く上昇するしかない。 実際は任意解け合いになるんだろうけどね。 でも買い方がそのまま7251株だけでも現引けしたら、いきなり経営権が取れてしまうな。 最初、取引員のジャイコムのことかと思った。
それにしても、そんな枚数発注できるシステム自体にも欠陥があるだろう。 自分も灯油指値10円で56000枚買い、みたいな注文を出してしまったことはある。 当然、注文可能範囲外です、と出て受け付けられないけど。

今日はクラックと灯油スプレッドとゴムが逆行で700万のマイナス。累計収支は再び2億を割った。 取組がどんどん歪になって行く。ガソリンも灯油もゴムもコーンも尋常ではない。



2005年12月7日

何もかもが高い。鞘も何も関係無しに上げてくる。 インフレの先取りとは言っても、ここらで調整を期待したいものだが。
ゴムの売りがやばい。この鞘なら売りでいいと思うんだけどねぇ。



2005年12月6日

今年もよく儲かったので、儲けの一部を寄付した。 国境なき医師団、ペシャワール会、ピースウィンズジャパン、に各100万円ずつ。
これで一応、今後、相場で全財産をすってしまっても相場をやっていて意味があったと納得することが出来る。 車を買うとかの大抵の贅沢は、相場をやってなかったとしても本業の収入で実現することが出来る。 1000万円以下の年収でも300万円の車を買うことは出来るが、その年収で300万円を寄付に回すというのは、 理屈では可能でも実際には無理である。 そういう意味で、相場をやってないと出来ない事をしたという満足感がある。 もともと寄付なんて半分は自己満足なので。
でもまぁ、各団体のHPを見ていると、やはり頑張ってもらいたいものだと感じる。 特にペシャワール会の中村哲医師の言葉には共感する所が多かった。



2005年12月5日

昨日から急に寒くなったので、コタツの温度を高めにして寝たら軽い低温火傷になってしまった。 肌が赤く腫れて痛みがある。 コタツの温度調節は難しい。低いと風邪を引くし、高いと低温火傷になる。 コタツで寝るなっちゅー話だが、ベッドの上は本やら取り込んだ洗濯物やらで物置状態になっているので、 如何ともし難い。

映画コンスタンティンでキアヌが着けてたオリスの時計がようやく入荷して送られて来た。 自動巻きだからずっと着けとかないといけないのね。 日付表示は1〜31固定なので小の月(31まで無い月)には月に一度調整しないといけないのか…。 一日あたり20秒くらいのずれは普通らしい。 機械式の時計は初めてだから色々と新鮮である。 ちなみに型番は 633 7490 4061F。

相場は、クラックが大幅順行して1200万ほどのプラス。累計収支が2億に復帰した。



2005年12月4日

姉歯建築士による耐震強度の偽装が問題になっているが、 一建築士の暴走という次元で終わらせてはいけないと思う。 阪神大震災では多くの物件が手抜き工事のため倒壊したが、責任の追求はうやむやで終わってしまった。 工学部を出た知り合いに聞いた話だが、 構造の授業で教授が、入手元は明かせないが…と断って、参考資料として手抜き工事の設計図を配ったそうだ。 学生の目から見ても明らかに鉄筋が少ないのが分かったと言っていた。

先月、飲み過ぎて電信柱に激突してからずっと胸が痛かったのだが、ようやく全快した。 息をするたびに痛かったので、たぶん肋骨にヒビが入っていたのだろう。



2005年12月3日

いや〜、それにしても、金、踏んで良かった。

アフィリエイトプログラム、トレーダズショップに加えてアマゾンも追加。 トレーダーズショップの売上実績を見ると、クリック数は少ないにも関わらず購入品数は結構多い。 いつも使って下さる方がいるのだろう。感謝しています。



2005年12月2日

最近、インフレ対策の必要性を感じる。年率100%とか1000%とかのハイパーインフレは来ないだろうけど、 一昔前の狂乱物価の時代の20%くらいのやつは来てもおかしくないと思う。 対策としては、丸代金が財産の総額に見合うだけの先物をずっと買い持ちしておけば良い。 鞘が滑るのは嫌なので実質順鞘銘柄を除外すると、 金、銀、白金、パラジウム、アルミ、原油、ガソリン、灯油、大豆、ロブスタ、粗糖、 あたりに5〜10枚ずつ分散投資することになりそうである。 TSR、ニッケル、鉄スクラップあたりも加えたいが、板が薄いのが難点。



2005年12月1日

今年最後の一ヶ月に突入。今日はクラックが逆行で300万くらいのマイナス。 いきなりマイナススタートになってしまった。 ただ、クラックの水準としては11月2日の状態と同じにも関わらず、 当時に比べれば2000万ほど増えてはいるので、 拡大で仕切って縮小で仕掛けての繰り返しで順調にコストダウンは為されている。 金でかなりやられてたのも考えると上出来だろう。
年末まで気を抜かずに頑張りたい。



2005年11月30日

ゴム順行、金とクラックが逆行だが、クラックの日計りでごっそり取ったので相殺で、 わずかなマイナスで済んだ。
今月の収支はマイナス2.7%であった。 現在の収支は8月16日に初めて到達した地点なので、結局ここ3ヶ月以上足踏みしていることになる。 特に10月には大きな上髭をつけてしまった。 年内に2億に復帰するのは少し難しくなってきたなぁ。クラック次第ではあるが。



2005年11月29日

夜更かししたせいで生活リズムが崩れてしまった。 蜜柑の美味い季節になって来た。炬燵から出られない。

ゴム順行、金とクラックが逆行で、500万ほどマイナス。



2005年11月28日

なんか休み気分が抜けない。石垣島、良かったなぁ。 でも仕事が山積しているので、そろそろ頭を切り替えなくては。

クラック逆行で400万ほどマイナス。年末にかけてゴムの売りポジションを構築することにした。 あと遅ればせながら金を買った。こんなところから買って大丈夫か?



2005年11月27日

新幹線で寝てたら福岡に着いた。

三井物産がヘッジファンド運用者を育成するために人材を集めるらしい。 運用資金が400億〜500億円に対して運用する人間が20〜30人とのこと。 余裕を見て考えると任されるのは多くても一人頭5億〜10億円くらいか。 成功報酬を1〜2割とすれば、今の自分にとっては、 自己資金を運用するのと比べて金銭的にはあまり変わらないように思う。 ディーラーになるメリットは、大損しても会社が負担してくれる(そのかわりクビ)、 高性能の端末や手数料などの取引環境の優位性、逆に個人で張るメリットは、 休みたい時に休める自由さ、マーケットインパクトが小さく小回りが利く、 手法の流出の可能性が少ない、といったところ。 個人的には自己資金で好きなように張るのが気楽で良い。



2005年11月26日

毎年この時期に大学時代に入ってたサークルのOB連中が京都に集合する。 みんなで中華料理を食った。 二次会の後は大文字山に登り、下りた後は朝まで麻雀。3000円の負け。



2005年11月25日

京都へ移動。大学時代の友人と馴染みのモダン焼き屋さんへ。その後は麻雀。5000円の負け。
観光シーズンだからか、京都駅周辺にやたらと人が多く、なかなかバスにも乗れず、辟易した。



2005年11月24日

付近の海岸を散歩したりした後、宿を遅めにチェックアウト。
まずは名蔵アンパルの湿地帯を見に行った。川沿いに内陸の方にテクテク歩く。 自分たちの他には全く人影が見当たらない。 湿地帯の奥に入り、車を止めた道路も見えなくなってしまうと、 周りはヤエヤマヒルギに囲まれて東南アジアかどこかのような光景に。 湿地帯の生態系は脆弱で、人が押し寄せてしまうと簡単に壊れてしまうので、 ここは観光地化しない方が良いと思う。
これで石垣島で見たいと思う所は一通り見たので、市内の中心部へ戻って土産物を購入。 石垣港でマグロをその場で捌いて売っていたので、ご飯と一緒に購入して鉄火丼にして食べた。旨い。
レンタカーを返却して空港へ。宮古島空港を経由して伊丹に帰って来た。

沖縄の新聞を読んでいると、沖縄の人々にとって米軍基地問題がいかに切実なものであるか良く分かる。 関連の記事が載らない日が無い。 日米同盟のために過重な負担を強いられているという意識が常に存在している。 内地に居るとなかなか実感できないことであるが。

石垣島は最近、人口が急増しているらしい。離島ブームに乗った県外からの移住者が多いようだ。 現に、宿の受付のお姉ちゃんは福岡出身、タクシーの運転手も関西の人だった。 島内の失業率は高く、移住者のせいで島民の職が奪われるという問題もあるようだ。

相場は350万ほど順行。クラックはどんどん仕切って、もう残り60セットだけになってしまった。 金は今日で全部踏んだ。付き合いきれん。下げたら今度は買って行こうかな。



2005年11月23日

雨が降っていたのでどうしようか少し迷ったが、結局最初の予定通り竹富島に渡る事にした。 石垣港から高速船で15分くらいで到着。 島内は歴史的な町並みを残すため、伝統的な赤瓦屋根の家しか建ててはいけないことになっている。 まずは水牛車に乗せてもらって島内を観光。 伝統的な赤瓦屋根と石を積んだだけの石垣の光景を見ていると、ずっと昔から時間が止まっているように感じる。 しかも何となく日本人の原体験に触れるようで懐かしい。 石垣は風が通るようになっているので台風が来ても崩れないのだそうだ。 上手い人が積むと100年以上持つらしい(実際に100年以上前の石垣も残っている)。
水牛車に乗った後はレンタサイクルを借りて島内をブラブラ。 昼飯にはエビフライ定食を食った。産業育成の一貫として島内には車エビ養殖場があるのだが、 それをすぐに料理しているらしく、プリプリした食感がたまらない。 飯の後は海岸で星の砂を集めたりしてるうちに、あっという間に時間が過ぎてしまった。 島内はネコが多い。しかも栄養状態が良いのかみんな毛並みがツヤツヤである。
石垣島に戻ってからは、観光農園、バンナ公園の展望台などを巡って宿へ。 晩飯は石垣牛のバーベキューを堪能。普通の牛に比べて肉が引き締まっている印象であるが、 しかし堅いわけではない。毎日美味いもん尽くしである。
それにしても今回は色々な乗り物に乗っている。新幹線、在来線、私鉄、空港バス、飛行機、バス、 レンタカー、タクシー、船、水牛車、レンタサイクル。なかなか多様だ。



2005年11月22日

伊丹空港8時15分発の飛行機に乗り、11時過ぎに石垣空港に到着。 そこからバスで市中心部へ。
まずは付近を散策して、桃林寺、宮良殿内(昔の役人トップの屋敷)などを見学。 町のあちこちにブーゲンビリアやハイビスカスが咲いている。 昼飯には通りがかった軽食屋さんで八重山そばを食べた。
商店街などをブラブラした後、レンタカーを借り、まずは石垣島最北端の平久保灯台へ (石垣市の中心部は島の南端にある)。 途中、サンゴ砂の砂浜で遊んだりしつつ1時間くらいで到着。 めちゃくちゃ風が強かった。時たま小雨の降る天気のため青空に映える珊瑚礁とは行かなかったが、 それでも360度パノラマの景色は見る価値がある。
日も暮れてきたので再び南下して宿へ。宿は一軒一軒独立したコテージなのだが、 予約した時に想像していたよりは建物同士が密集していた。内装や風呂は良い感じ。
宿のスタッフの人に町の中心部に送ってもらい、居酒屋へ。 刺身を頼んだら、厚さ1.5センチくらいに切ったのがどっさり出て来た。 しかも鮮度が極めて良く美味い。 他の頼んだものも美味いものばかりで、初日からいきなり幸せな気分になってしまった。 帰りはタクシーに乗った。初乗り390円である。

相場の方は、飛行機に乗る前に石油製品の売り落ちの指値を出していたのが石垣に着いたら成立していた。 すかさず原油を買って合わせた。 2時半頃に値段を見たらガソと灯油が更に上がっていたのでクラックを更に落とした。 結局今日は1300万弱のプラスで、今月の収支もプラスに転換した。



2005年11月21日

クラックと油の買い越しが順行で1200万以上のプラス。
明日から石垣島へ旅行なので、ちょっとポジションを単純化しようと思い、 油はフラットに、ゴム指数とパラジウムも全部落とした。 ゴムもパラも買いで良いとは思うんだが、 油関係を何百枚も仕掛けている時に何十枚か建っててもあまり意味が無いので。 更に、良い機会なので金も7割以上落とした。
ここしばらく灯油期近が強い。二年前に灯油期近12月限1月限の買いでやられて、 今年も同じパターンだなと思っていたのだが、売られたところからここまで切り返すとは驚きである。 資金が増えてからはあまり期近を触る気も無くなったが。

夜には関西へ移動。



2005年11月20日

雪原をバイクで走る夢を見た。バイク乗りたいなぁ(中免持ってるけどペーパードライバー)。
最近、ドイツで買ってきたミレイユ・マチューのCDをよく聴いている。 彼女の伸びのある声を聞くと、何かしら前向きな気分になる。



2005年11月19日

部屋を掃除して炬燵を出した。 ファンのあたりに埃が溜まりまくっていて掃除機で吸っても取れないので、 一度解体して埃を取り除いた。
暖かいとそれだけで幸せな気分になるね。 平均気温を見ると13日あたりから全国的に冷え込んできている。 灯油消費に期待。



2005年11月18日

クラック順行と金逆行で差し引き300万のプラス。クラックは玉縮小したが逆行すればまた仕掛ける。 金はいい加減に何とかした方がいいな。ここから上は撤退開始かな。 踏んだ所がピッタリ天井になる可能性は低いだろう。売りたいなら高値でまた売り直せばいい。



2005年11月17日

午前中は油の買い越しと金の売りが逆行して暗澹たる気分だったが、 午後から金が高値から下げてきて、引け前にクラックと油買い越しが順行して、結局700万弱のプラス。 順行するのも逆行するのもファンド次第ってのが釈然としないが。
白金は凄い動きだ。見てるだけだった。



2005年11月16日

1000万以上のマイナスを食らって結局ドローダウンの最大値である11月7日の状態に戻ってしまった。 また仕切り直し。精製マージンを考えるとクラックはこのレベルは限界だと思うんだが。

昨日仕掛けたコーヒー指数売りロブスタ買いは、 ロブが上がって10500円利食い、指数が下がって45500円利食い。 石垣島への旅行代金ゲット。 こんな楽な売買で収益を上げられた昔が懐かしい。今だと何万円か取っても、 数百万〜数千万の資金変動に対してはほとんど意味が無い。



2005年11月15日

クラック逆行で800万ほど減った。あかんなぁ。
コーヒー指数の売りが1枚成立したんでロブスタ2枚買って合わせた。たぶん両方とも利食いできると思う。

職場の飲み会だったが、先週の飲み過ぎに懲りてビールだけにしておいた。



2005年11月14日

金はとうとう1800円か…。パラジウムで買いを合わせているが、焼け石に水。



2005年11月13日

やっとこさ風邪から回復。毎年、秋から冬にかけて一度は風邪を引く。 少し早いがそろそろ炬燵を出そう。

気温の平年差のデータを見ると、先月上旬から今月8日くらいまで相当に気温が高かった事がわかる。 特に東北・北海道が高すぎた。 9日あたりからようやく平年並みになって来たようだ。 油買い越しなので暖冬はノーサンキュー。ついでに鳥インフルエンザもいらん。 しかし気温が下がるとインフルエンザも流行し易いので諸刃の刃。

11月下旬の石垣島の平均気温は22度くらい。楽しみじゃ。



2005年11月12日

今月下旬に石垣島に行くことにした。 JALの、おともdeマイルっていうサービスを利用すると、 自分が10000マイル、同行者が片道1万円ほど払うだけで石垣島に行けてしまう。
航空運賃が自分の分が10000マイル(クーポン換算で1万5000円)+同行者が2万円、 宿泊が3万円、レンタカーが1万円、合計7万5000円。
格安ツアーを色々と調べてみたが、 石垣島2泊3日にレンタカーを付けると、最安値でも2人合計で8万程度。 ただ、8万円ってのは食事無しの値段なんだけど、今回の宿泊には石垣牛バーベキューと朝食が付いてるし、 もともとマイルはタダで貯まったようなものなんで、やはり得なのは間違いない。
でもまだ年末まで10000マイル使わないといけないんよね。やはり北海道も行かねば。



2005年11月11日

クラックと油買い越しが逆行で1400万ほど減った。 1日で2100万取って2日で2100万無くなった。楽しすぎて倒れそう。 スタンスはブルで良いと思うんだがなぁ。
あと、どことは言わんが、古来から自ら罫線を作ろうとして長く栄えた例は無いと思うんだが。



2005年11月10日

相場が曲がっていると上を向いて歩くような気分にはなれないものだが、 ふと見上げるとイチョウが黄一色に色付いている。

今日は700万ほどのマイナスだが、玉も減ったので資金配分的にはもう安全圏に入ったと思う。

年末で無効になるマイルが20000マイルほどある。 飛行機は良く乗るのでマイルは溜まるけど、 出張がほとんどで私用で乗る事はないからマイルを使う暇が無い。 石垣島あたりに遊びに行くかな。



2005年11月9日

二日酔いで強烈に頭が痛い。 どうやら赤坂から歩いて帰って来たようだ。 途中、川べりで寝てた記憶もある。道沿いの駐車場でも火星が綺麗だな〜と思いながら寝転がっていた。 胸が非常に痛い。恋の病なんかじゃなくて、朧げに電信柱に激突したような記憶も…。 足も捻挫しているし、第一、思いっきり風邪を引いてしまっている。

相場は順行。前日比で2100万以上増えた。一日のプラスの額としては新記録である。 ようやく今月の収支がプラスになり、ドローダウンも半分取り返すことが出来た。
自分の考え方に、損失を取り戻す場合には半分で満足せよ、というのがある。 全部取り返そうとすれば必ず無理が起きる。30%の損失を取り戻そうとすれば43%の利益が必要だが、 半分で満足するなら20%程度で良い。
今日も少し玉縮小した。



2005年11月8日

ようやくクラックが反発してくれた。さすがに叩かれ過ぎの水準だからねぇ。 新日石の減産拡大も切っ掛けになったのだろう。 1800万ほど順行したので少し玉縮小した。

仕事の関係で北海道の人と飲んだのだが、やはり今年は非常に暖かいらしい。 例年だと10月の終わりに大雪が降るのだが今年はそんな気配も無いそうだ。
赤坂で飲んでたのだが、ちょっと調子良く飲み過ぎてしまい、 ボロボロになりながら家に帰って来た。



2005年11月7日

今日もクラックと油の買い越しが逆行。 一応1500万くらい減ると想定して対策を考えていたのだが、600万くらいで済んだ。

でももう勘弁して下さい(三菱Fの人は今日で勘弁してくれたみたい)。



2005年11月6日

徹夜は辛い。家に着いてシャワーを浴びて即寝た。



2005年11月5日

出目のろっぽさんの家に相場関係の人達とろっぽさんの友人二人で集まって遊んだ。 まずはオールとかいうトランプのゲームで2万円勝って、チンチロリンで2万5000円勝って、麻雀で1万円勝った。 どちらかというと相場の方で勝ちたいんだけどなぁ。
diabloさん、てんおうさん、獣王さん、の3人はお互いに初対面だったようだが、 獣王さん以外は想像していた雰囲気と違っていたようである。



2005年11月4日

クラックが縮小して更に資金を減らしてしまった。 日計り売りで100万ほど取ったが焼け石に水。 原油の上げ切れてない分もあるし、月曜日には更に損失を覚悟しなければならないだろう。 結局、資金配分がまずかったというしかない。 2億という資金でどこまで建てるべきか感覚がついて来てなかった。 慣れの問題ということもあるが、端的に言えば自分がまだ2億の器ではなかったということ。 値洗い損は現実損である。無くなったものを懐かしんでも仕方が無い。

とは言っても、今週飛ばした金額だけで、一戸建てが土地付きで買えるとか、 お手伝いさんを雇って毎日ご飯を作ってもらい掃除も洗濯もしてもらっても20年か30年は大丈夫とか、 15年以上毎日食費に1万円使っても無くならないとか考えると少しブルーではある。



2005年11月3日

最近は夢を見ても覚えていることはほとんど無いのだが、今朝見た夢は不思議に記憶に残っている。
大きな河の中に洋館がいくつも建っている。 自分は遊覧船に乗っており、船が洋館の一つに横付けされたので降りてみた。 建物は水面より2mくらい低い土地に建っており、 周囲を囲む石垣の上部がギリギリ水面と同じ高さで水の浸入を防いでいる。 台風なんかで水面が荒れたら庭も建物も水浸しになりそうだなと感じたが、 水面には波一つ無い。
石垣の上から石で出来た階段で地面に下り、建物の入り口に着くと、 「日記手紙博物館」と書いてあった。 大きな重い扉を開くと、中は図書館のようである。天井が高い。 ここには世の中で書かれた全ての日記と手紙が集められているという。 誰かが世界のどこかで日記を書けば、自動的にここにもそのコピーが蓄積されるらしい。
日記は週ごとに一つの冊子にされて、ジャンルと雰囲気によって分類されている。 日記の雰囲気やジャンルが途中で変われば、続きは別の棚に置かれることになる。 先物探花のこの日記を探したらちゃんとあった。
入り口とちょうど反対側に入り口と同じ扉があり、中に入ると広い倉庫であった。 薄暗くてよく見えなかったが、様々な機械が置いてあり、 良く見るとそれは、過去から現在までのあらゆる種類の印刷機であるらしかった。
ここで目が覚めた。



2005年11月2日

ポジションを切りまくったら損切りした所が最安値&クラック最縮小。 結局ピークからのドローダウンは7000万ほど。 玉はまだいくらか残っており、余裕は出来たので、逆行すれば再仕掛けの予定。 順行した場合はドローダウンの半分ほど取り返せたら満足する。 所詮は負け戦なので全部取り返そうとは思わない。
カンネーの戦闘で蹂躙されたローマ軍の気分である。攻めてたつもりが、いつの間にか包囲されていた。

今日は今から仕掛けるなら絶好の仕掛け場所であり、難平して行きたい所だったのだが、 資金管理のルールとして、 資金のヒストリカルボラティリティーが5%を越えたらリスクを減らすというのがあるので、 それに従って玉を落とした(2日間連続で10%以上減ったのでHVも一気に5%を越えた)。 かなり緩いルールであるが、昨日の夜につくづく考えたのは、 そんな緩いルールさえ守ることが出来ないのでは人間としても駄目だろうという事である。 昨年10月の愚を繰り返してはならないと思う。

率としては今年の3月25日から4月6日にかけて37.7%のドローダウン食らって以来の水準である。 当時は資金が1億に乗せていたのが大きく割り込んでしまった。 今回はそれが2億である。こういう節目の付近は危ないのかも。

口座の一つが資金不足になったので入金した。 みずほ銀行ではATMからの一日の振込み限度額が200万円になってしまったので、 大きな金額だと窓口で振り込むしかない。 時間は2時40分くらいだったのに、明日になりますが宜しいですか?と言われた。 困るんだけど…と言ったら、では今日中にやっときますね、と来た。 出来るんならなぜ明日に回そうとするんだ。まったく。1万や2万の金じゃないんだから。
調べてみるとネットバンキングなら2000万まで振り込めるらしい。 とりあえず申し込んだが、社員がこんなんでは、みずほ銀行は駄目だな。



2005年11月1日

資金の流出が止まらない。 今日は総資金の13%程度が無くなった。 金額ベースでは昨日に引き続き一日あたりの最大損失記録を更新。 ピーク時からだと6500万くらいのドローダウンを食らっている。 たまらず買い越しの一部を損切りした。これ以上の逆行は資金防衛を優先しなければならない。 今日の損も合わせると土地の上に家も建てられたな。
堅実に年間数千万円の利益で満足するならここまで勝負に出ることは無かったんだろうけど、 今年中に3億に乗せることしか考えてなかった。

手法を明かしすぎるからいけないのでは?とか、狙われているのでは?なんて忠告をもらうことが多い。 狙われるという点については可能性は低いと思うが、そうかもしれないし、そうじゃないかもしれない。 でもそれは自分にとってはどうでも良い事である。 将来的に数十億の資金を運用するようになれば、目立つのは今の比ではないだろう。 今現在においてポジションを明かして戦えないのであれば、数十億の資金ではとてもじゃないが無理である。 少なくとも数十億を取れないのであれば相場に労力を費やす意味も無い。 数億の金だったら堅実に働けば死ぬまでには稼げる。



2005年10月31日

一日で総資金の一割を飛ばした。金額ベースでも一日あたりの最大損失記録を更新。 今月はピーク時で前月比20%のプラスまであったのだが、大きく削って最終的には1.4%のプラス。 累計収支も2億を割った。
先週の木金と、クラック&買い越しで大きく勝負に出てしまったのが裏目に出てしまった。

実家の方で土地を買わないかという話があり、色々と調べていたところだったのだが、 その値段が約2000万円。一日で土地代が無くなった。

あまりになんなので、ヤケ酒を飲みに出かけた。瓶ビール2本と色々食って2600円也。



2005年10月30日

福岡に帰って来た。 なんか新幹線が遅れまくっていたが、帰ってからニュースを見たら、 大学生が新幹線のドアを開けて止まった車両から逃走したらしい。 アホか。



2005年10月29日

自分の予定が少し変更になったので、diabloさんの表彰式とオフ会、行こうと思えば行けたなぁ。 まぁでも行ったとしても、福岡→京都→大阪→東京→福岡ってのはさすがにハードか…。
商品相場を張ってる人は世間一般にも株ほどは多くないので、交流の輪が広がるのは良いことだと思う。 うちのHPが少しでもその手助けになるなら嬉しい。

夜は阿倍野で古い友人と飲んだ。関西に来ると飲まなきゃならん人が多い。 しかし何だね、自分と同年代の友人と飲むと、最近は、 人間てのは孤独だなぁとか、自分は実は寂しがりだと気付いたとか、そんな話が多いな。



2005年10月28日

今日もクラックを追加した。 なんだか前代未聞の枚数になって来た。 しかし仕込みの量が後になるほど多いので、引かされ幅を計算すると、 これだけ縮小したにも関わらず609円くらいである。
クラックのせいでピークから1200万以上削ってしまったが、 週明けに余程やられない限り今月のプラスは確保できそう。

梅田で友人と飲んでたら遅くなり過ぎ、電車が途中で無くなり、タクシーで5000円くらいかかった。 個人利用でタクシーにこんなに払ったのは初めてである。 カプセルにでも泊まった方が安かったな。



2005年10月27日

クラックを追加。金は下がらないねぇ。

仕事の関係で飲んでから奈良の実家に帰る。 母親にHPの作り方なんかをレクチャーした。



2005年10月26日

京都駅に着いた途端に京都の匂いがした。 表現が難しいが、イメージとしては古い建物の中の湿気を含んだ匂いである。 なんだかすごく懐かしい。

2時ごろ相場を見たら原油が1000円以上高くて石油製品は前日の終値を割れていたので、 短時間にガンガン仕掛けてみた。 夕方やっと仕事が終わって獣王さんと電話で話した時に、場中に300円安まで突っ込んだと聞いて、 正直、げんなり。

夜は高校時代からの友人と飲んだ。2年間ドイツに行ってて9月に帰って来たばかりということで、 ドイツ話で盛り上がった。



2005年10月25日

今日から石油関係を買い越しにしてみた。 裁定的なトレードを目指すなら、買い越しにはクラック縮小を、売り越しにはクラック拡大を組み合わせて、 コールオプションとプットオプションを等量ずつ買うようなイメージに出来るのだが、 自分の場合はどうも攻撃的なポジションを組んでしまう。
明日はいよいよ毎年波乱の起きるガソ灯油5月限の発会である。 目が離せないが、明日から京都出張のため目を離さざるを得ない。



2005年10月24日

某所で人材を募集していたので、こっそり応募書類と履歴書を書いてみた。 競争率50倍とかなので採用になる可能性は非常に低いけど。 証明写真を取るたびに思うのは、写真映り悪いなぁ、てこと。 まぁ、元がそんなに良いわけではないので、仕方ないと言えば仕方ないが。



2005年10月23日

ここ一ヶ月ほど忙しくて時間が取れなかったのだが、これではいけないと思い、 久しぶりにNOVAに行って来た。 一ヶ月行かなかっただけで大きく能力が低下していると感じた。ドイツでも仕事でそこそこ話した筈なんだけどなぁ。 また地道に通わねば。



2005年10月22日

ここ1週間ほどパソコンのモニターの調子が悪く、何度か突然画面が消える事があった。 その度に揺すったりすると直るのだが、そろそろ寿命かなぁ、買い換えねば…と考えていた。 しかし単にモニターと電源コードの接続が緩んでいただけという事が判明。 まったく、この情報化時代に何てローテクな話なんだか…。

最近、昔ほど麻雀が勝てん。ピークは25歳だったな。 その頃は朝になればなるほど頭が冴えたんだが、 今は集中して卓上を見られるのは3半荘が限度で後は朝になるほど注意力が落ちる一方。 もうフリーに一人で打ちに行くのも止めようと思う(と言っても今年はまだ1回も行ってないが)。 集中力だけでなく、体も30越えてから目立ってあちこちにガタが来始めたし、 脳の方も若年性健忘症じゃないかと思うくらい色々な名称や人名を思い出せなくなってきた。 こうやって人間はくすみ、徐々に死に向かって朽ちて行くのだなぁと思う。
10代の頃は人生に終わりが来るなんて、理屈では理解しても実感なんて出来なったが、 人生の3分の一以上を生きた今となっては残りの人生の長さが肌で感じられる。 ただ、集中力、体力、記憶力などが下降期に入っても、 物をじっくりと考える能力、つまり思考力はまだまだ高値を保っていると自負している。 自分の場合、思考力があれば相場を張る上で支障は無い。 自分にとって相場というものがあって良かったと思う。
ちなみに相場を張る上で重要なのは、思考力、分析力、そしてセンスだと思う。 もちろん手法によって求められるものは違うので、それぞれ合ったやり方を選ぶべきであるが。



2005年10月21日

花屋さんから相互リンクしてくれとのメールが来た。 たぶん先物探花の名称を見て花に関係のあるページだと思ったのだろう。 内容くらいチェックしてくれ〜。



2005年10月20日

金がようやく下げてくれた。続落を希望する。 クラック拡大狙いが年末にかけての大勝負になりそうな予感がして来た。 現在120セットだが、300から場合によっては400セットくらい仕掛ける事になるかもしれない。



2005年10月19日

ブログのリンク集を改良しようと思い、色々と調べてみた。 各ブログのRSSファイル(ゴムではない)を読み込めば更新情報を入手できると言うのがわかったのだが、 これを処理する際に難題が発生。 ほとんどのブログのRSSファイルが文字コードとしてunicode(UTF-8)を用いているのだが、 現状ではこれをシフトJISに変換できないのである。 そこでperlの自作の日本語変換のライブラリにunicode(UTF-8)→シフトJIS変換機能を付ける事にした。 調べてみるとCP932という変換テーブルが発表されている事がわかったので、 それを利用して変換関数を実装してみた。 更に調べるとCP932にはいくつかマズい点がある事が判明したのでそこも手直し (例えばCP932ではU+301Cに対応する文字が無い)。 これで文字コードの問題が解決したので、 1時間毎に各ブログのRSSファイルを読み込んで自動的に更新順に並べ替わるリンク集が完成した。
ちなみに自作の日本語変換ライブラリは既存の物より軽いのが特徴で、 文字コードの自動判別精度も向上している。このサイト等でも使用しているが、 半角カナが大量に混じっている文章が投稿されてもほとんど文字化けする事が無いという優れものである。
文字コードの問題には常々苦労させられるが、将来的にはunicodeへ収束して行くのだろう。 現状では携帯端末との兼ね合いも考えるとシフトJISで統一するのがベストだが、 将来的には携帯も国際化のためunicode対応が進むと思われるので、 いつかunicodeに乗り換えるべき日が来ると思う。



2005年10月18日

金がまた高値に迫っている。いったい何時になれば下げるのやら。 自分の指標ではもう上げ波動は一杯一杯と出てるんだけどなぁ。
クラック拡大を再び仕掛けてみた。 クラックは昨年の基準からは拡大には張れない水準だが、 ハリケーンだ何だとプレミアムが付くなら少し下駄を履かせて考えねばならないだろう。



2005年10月17日

パソコンの調子が良くないのはWindows Update関係の影響と判明。対処したら直った。 もしかしてクラッキングされたのかと色々調べてしまったよ。

先週からコツコツ仕掛けてきたクラック80セットを全部利食いした。 ハリケーン様様である。



2005年10月16日

diabloさんの表彰式、行きたいけど予定が入っちゃってる。残念だ。

HPの内容の一つとして相場の解説文を書こうと思っているのだが、なかなか手が出ない。 色々と考えている項目はあるのだが、最初は相場における数学について書きたい。 別に数学の知識が無くとも相場は取れると思うが、知識はあったらあったで見通しは良くなると思う。 ランダムウォーク、マルチンゲール(倍賭け法のことじゃなく数学用語の方)、 中心極限定理、などのさわりから入って、運と実力、確率によるばらつき、ビギナーズラック、 優位性、玉操作の限界、市場の効率性、バリューアットリスク、シャープレシオ、 あたりに話を持って行きたい。
そういや大学で確率論を専攻したのも遥か昔のことになってしまったなぁ。 確率論と言っても実質的にはルベーグ積分論であったが。

今年の現時点での収支を計算してみた(今年の仕切り分+現在の値洗い−昨年末の値洗い)。 もっと油の比率が高いかと思ったが、他でも結構取れてる。 ちなみに今年の支払い手数料合計額は 4,795,042。非常に効率が良い。
東工金       -5,916,511
東工銀        2,276,672
東工パラジウム    695,421 貴金属合計 -2,944,418
東工原油     -13,197,253
東工ガソリン    61,336,720
東工灯油      24,807,851
東工軽油       147,476
中部ガソリン    16,195,627
中部灯油      -1,154,810 石油合計   88,135,611
東工ゴム      5,095,933
大阪ゴム指数   16,504,076
大阪TSR20      710,068 ゴム合計   22,310,077
東穀コーン     4,195,964
東穀一般大豆   15,457,024
東穀NON大豆    1,707,576 穀物合計   21,360,564
東穀アラビカ    22,369,302
東穀ロブスタ   -16,389,184
関西コーヒー指数 8,058,650 コーヒー合計 14,038,768
東穀粗糖       122,271 粗糖        122,271
東穀小豆      10,791,285 小豆      10,791,285



2005年10月15日

色々とシステムを試しているが、 やはり全ての銘柄の全ての時定数で安定して収益の上げられるシステムは実現が困難である。 結局、銘柄によって最適なパラメータを個別に設定しなければならないが、 現在使っている指標が一番良いという結果になってしまう。 昔、まだ数百万円で運用していた頃、 知り合いに(冗談だと思うけど)2000万円で売らないかと言われたことがあるが、 世間に広まってしまうとパフォーマンスが落ちるので売る気は全く無かった。 でも自分が不慮の事故かなんかで死んだ時には計算方法が公開されるようにしておこうと思う。 ついでにその時には自分の今までの全ての売買の記録も公開することにしよう。

紆余曲折ありながらも自分の相場手法もかなり固まってきたような気がする。 独自指標と需給と鞘読みの三本柱である。 ファンダはそれだけでは相場の行き過ぎにやられてしまう事が多いが、 フィルターとして使う分には非常に有効である。 昨年の油の高騰では需給を甘く見て安易に売り上がってしまったが、 実は指標はまだまだ上値を示唆していた。 その反省もあり、 今年に入ってからは基本的に指標と需給と鞘の全部の条件が揃うことを確認して売買するようになった。 おかげで最近は油の下げにも参加できず、ゴムにも手を出さずと、出動の機会は減ったが収益は安定してきた。



2005年10月14日

パソコンの調子が良くない。たまに突然フリーズしたりシャットダウンしたりする。 ひとまず大事なデータは全てバックアップを取った。

「実践ガソリン灯油取引」と「ロケット工学投資法」を購入。
「実践〜」は特にファンダメンタルズの情報が良かった。 産油国ごとに現状を解説してあるが、今後ニュースなどを見る上で基礎知識として役立つと思う。 将来的には原油は50ドルくらいでサポートされそうだねぇ。
「ロケット〜」は、システムの方向性は間違いないし実際にも実績を上げているんだろうけど、 やはりパラメータの選択などでかなりフィッティングが入っている印象がある。 ヒルベルト変換がどう実装されているのか興味があったのだが、 積分範囲とか、こんないい加減で良いのか?と思う。 ただ、エーラースフィルタは良い。



2005年10月13日

相場が非常に順調。大豆、アラビカ、小豆、などが順行しているし、 油の鞘取りも打つ手打つ手が正着打となっている。 唯一の苦戦が金だが、これも今日は下げてくれた。
今月のプラスは既に3000万を越えている。 玉を減らして行ってるのにプラスが加速するというのも変な感触。 何が起きているのか自分でも良くわからないが、 神懸り的というか、確変モードに入ってるというか、そんな感じである。 この好調がいつまで続くのか潮目を見極めねばならない。



2005年10月12日

最近ブログが大はやりである。 ブログのリンク集を作ろうと思ってサイトを探したら、 商品のブログだけでもあるわあるわ。 トラックバックを辿って芋づる式に集めてみた。
これらを見て思うのは、ウェブページが一部のやる気のある人達のものだった時代は過ぎ、 普通の個人が手軽に情報発信できる出来る時代になって来ているんだなということ。 これだけの数になると全員が全てのページをチェックするのは事実上無理なので、 チェックするページが閲覧者ごとに固定化することによって分散コミュニティーが成立している。
次に来るのは外務員ブログの増加だろう。 以前はネット上の世界と外務員による通常取引はあまりリンクしなかったが (ウェブページ作ったりする人は主にホームトレードで取引する人が多かったので)、 今後は外務員ブログを含むコミュニティーの成立でネットと一般取引がオーバーラップして行くようになる思う。 外務員も、特色を打ち出せる人とそうでない人の差が大きくなってくると思う。



2005年10月11日

昨日運び込まれた病院に行って診察を受けてきた。 腎臓にはもう石は残っていないようなので一安心。 結石は再発の可能性が高いので、今後一生、ホウレンソウは食べないようにと言われた。 ホウレン草に多く含まれるシュウ酸が体内のカルシウムと結合して結石になり易いらしい。 調べてみたら、竹の子、チョコレート、紅茶、バナナなんかもシュウ酸が多いようだが…。 あまり気にしても仕方ないか。

相場は大きく順行。しばらく目を離していて大引け間際に場を見たら油関係が順行していた。 引けまであまり時間が無かったので成りでバンバン仕切って行ったら、 滑りまくったものの大きな利益になった。 油は全部仕切って現在は、金売り大豆買い小豆買いアラビカ買い、のみ。



2005年10月10日

朝、右脇腹の鈍痛で目が覚めた。トイレに行ったら真っ赤な尿が出た。 真っ赤では無いにしても血尿は3日ほど前から出てたのと、 ここ最近ずっと残尿感があったので、今まで経験は無かったが十中八九は結石だなと判断。 ネットで症状なんかを検索しようとしたが、その間も痛みは酷くなるばかり。 痛みの他にも吐き気と寒気でパソコンを見ているどころでは無くなり、 我慢し切れずに結局、救急車に来てもらった。 近くの病院に搬送され、まずはレントゲンと尿検査を受けた。 診断はやはり腎臓結石。 正確には、腎臓結石である間は痛みは無いのだが、それが尿管に降りてくると激痛が出るらしい。 点滴を打ってもらって2時間位したら嘘のように痛みが引いた。 痛みが引けば後はいずれ自然に排泄されるとのこと。 でも腎臓に他の石が残っていないか検査する必要があるようだ。
腎臓結石の痛みってのは独特である。 局所的な痛みと全身的な苦しさがオーバーラップしたような感じ。 冷や汗がダラダラ出た。あまり経験したいものではないが、再発率は50%以上らしい。
やはり食生活のせいか?



2005年10月9日

一日中寝てたら風邪はだいぶと良くなった。



2005年10月8日

色んな人から2億達成のお祝いの言葉を頂いています。どうもありがとうございます。

自分の今までの相場の実績の中で、どこまでが実力でどこまでが運なのかは未だに良くわからない。 運の要素が多いならば、相場は適当に引退して不動産にでも投資し、 相場をやってなかった場合に比べて豊かな人生を送ることで満足すべきかも知れない。 何が最良かはわからないが、しかし最近はもうそういう迷いは無くなった。
相場を通じて色々な出会いがあり、紆余曲折ありながらも資金は1億2億と増えてきた。 相場を張る上で自分の力になってくれるような、何か見えない力のようなものを感じる。 こうなればもう、この流れに乗って行くしかない。格好良い言い方をすれば運命というやつである。 行き着く先が栄光か破滅かはわからないが、とことん相場を張るしかないと思っている。

余談だが、自分は運命というのは川の流れのようなものだと思っている。 逃れられない決定論的なものではなく、逆らうことも出来るが、沿えば一方方向に加速される感じ。 人によっては緩やかな流れの人もいるだろうし、 一時的に流れに逆らって別の流れに乗った方が結果的に良いという人もいるだろう。 それをどう感じ、どう生かすかは、それぞれの器量というしかない。



2005年10月7日

関西へ移動。途中で広島駅で獣王さんに会い、頼まれていたドイツ土産の猫の置物を渡した。 どうやら好評だったようだ。もっと沢山買ってくれば良かった。

風邪はかなり良くなったがまだ咳が出る。 ドイツで夜中も日本の相場を張ってたのが良くなかったのかも。



2005年10月6日

一日中寝ているのだが回復せず。

相場の累計収支が2億を突破(ただし税引き前なので実質は1億6000万)。 運用資金総額も2億を越えた。 今年2月に運用資金が1億を越えたのだが、その後ここまで順調に増えるとは思わなかった。 最近は自分の注文によるマーケットインパクトを感じる事が多いが、 まだ影響は軽微で、収益が頭打ちになるには早いと思う。 年末までには税引き後で2億に乗せたい。



2005年10月5日

体調が回復しない。頭痛と喉の痛みと関節の痛み。紛うことなく風邪ですな。

相場は好調。今月3日間で既に1400万以上のプラスである。 資金が増えて証拠金率が相対的に低下してきているが、 1億だろうが2億だろうが攻めの姿勢は忘れないようにしたい。 複利運用が相場の醍醐味なので。 さしあたっては、どの銘柄でも片建てで100枚を越えると少し怖さを感じるので、 それくらいの枚数に慣れるのが課題である。



2005年10月4日

窓を全開にして寝たら風邪をひいてしまった。疲れも溜まっていたのだろう。

最近、油の出来高が細ってやり難くて仕方ない。



2005年10月3日

なんか久しぶりに大きく順行した。大豆のSHが効いている。500万以上のプラスは9月6日以来である。

塩野さんのローマ人の物語の文庫の新刊が出てたので購入。 ライン河沿いの植民都市が沢山出てくる。マインツやトリアーあたりを観光したかったなぁ。 マインツならフランクフルトのすぐ近くなので行こうと思えば行けた。



2005年10月2日

日本に帰ってきたが…。なんじゃこの暑さは。もう10月だろうに。
駅とかで荷物を取られたりとか、そういう心配をしなくて良いのはいいね。 フランクフルトでは特に治安の悪さは感じなかったが、聞くところによると軽犯罪は多いらしいので。



2005年10月1日

飛行機の時間まで観光できると楽しみにしていたのだが、あいにく朝から雨であった。 まずはマイン河のノミの市へ。これはどちらかというとガラクタ市に近いね。 水道の蛇口だけを沢山ならべて売ってるおばさんとか、 テレビか何かのリモコンばっかり売ってるおっちゃんとか、 山のように衣類を積み上げて、どれでも2ユーロ!とか叫んでるお姉ちゃんとか、見てて飽きない。 アクアマリンのいい石があったので購入。パキスタン産と言っていた。 たぶん売ってた二人の兄ちゃんもパキスタンあたりの人だろう。
地下鉄の駅を探して適当に歩いていると、偶然、歴史博物館の前に出た。 もちろん見学。古代や中世の絵などもあったが、 どちらかというと近代の人々の生活についての展示が充実している。 戦時中のポスターで、女性の皆さん、貴金属を供出しましょう!てのがあった。日本と同じである。 フランクフルトは古くから商業の街として多くのユダヤ人が活動していたので (ロスチャイルド家の出自もフランクフルト)、 ナチス時代の弾圧も強烈だったようだ。歴史博物館の地下には拷問室があったらしい。 戦後の復興の映像も印象に残った。焼け跡からの出発という点では日本と共通している (ただしその後ドイツは分割国家の道を辿ったが)。
歴史博物館の後は地下鉄に乗ってドイツ連邦銀行貨幣博物館へ。 古代から現在までの貨幣の歴史が展示されているのだが、単に貨幣を展示するだけではなく、 貨幣の本質とは何か、中央銀行の果たすべき役割とは、などなど、色々と学ぶことが出来るようになっている。 特にユーロ導入の経緯と意義については多くのスペースが割かれていた。 最強通貨ドイツマルクを捨てる事に対する不安と、 だからこそユーロを成功させなくてならないという強い使命感が感じられた。 貨幣自体も大量のコレクションがあり、古代ローマのコインを色々と見ることが出来て嬉しい。 ドイツの貨幣では、ワイマール共和国後期のハイパーインフレの紙幣が面白い。 当時は一日あたりの物価上昇率が50%に達する日もあったらしく、 100,000,000,000,000マルク紙幣なんてのも展示されていた。 当時、共和国政府は莫大な賠償金の支払いを混乱させるために紙幣を乱発したとも言われているが、 個人の財産など政府の匙加減で一瞬で吹っ飛んでしまうという事を思うと、 面白いと笑っているだけでは済まない気がする。 映像による学習コーナーも充実しており、ドイツの金準備の変遷とか、東西ドイツ統合時における通貨統合、 中央銀行は独立性を維持すべきかどうかなどのテーマについて学ぶことが出来る。 ここは自分としてはかなり楽しかったが、一般の観光客はあまり来なさそうだ。 小学校の課外授業と思われる集団が来ていた。
地下鉄でフランクフルト駅まで戻り、バーガーキングでハンバーガーを食って時間を潰し (ポテトの味が日本と少し違う)、空港へ。 ちなみに電車は犬も自転車もそのまま乗ることが出来る。 今、空港でこの文章を打っているのだが、日本に帰りたくない。 相場専業ならこっちに住むのも可能なんだよねぇ。 朝2時前に起きてトレードし、夜は8時頃には寝ないといけないけど。 今回は、地図もガイドブックも持って来なかったが、何とかなるものである。
それにしてもトラベラーズチェックが使えない。空港の土産物屋でさえ使用不可のとこがあった。 もう日本に帰るのでどうでもいいんだが、2%の手数料を払って全部ユーロの現金に変えてしまった。 今度またヨーロッパに来た時に使おう。今度はイタリアに来たい。できれば仕事じゃなくて遊びで。



2005年9月30日

夕方で仕事は全て終わったので市内を散策。 適当にテクテク歩いていたら露店がずらりと出ている賑やかな通りに出た。 腹が非常に減っていて、久しぶりに寿司でも食いたいなぁと思っていたのだが、 パンにソーセージを挟んだのとか、フィッシュバーガーみたいなのとか、 ピザ、チョコパン、ワッフル、チャイニーズスナックなどなど、 旨そうなものを片っ端から買って食べてたら非常に幸せな気分に。 寿司などどうでもよくなってしまった。 パン屋のお姉さんが綺麗だったなぁ。 歩いてると、たまに背筋がゾクゾクするような、美人でしかも可愛い女性がいるんよねぇ。 舞姫とかヰタセクスアリスの世界だな。飯も旨いし、ドイツになら住んでもいいな。 ドイツ語勉強しなくては。 ただ、今回ずっと自分達が食べていた食事は、こちらの人に言わせると良過ぎるくらいで、 普通のドイツの食事は結構質素なものらしい。
フランクフルトはドイツの金融の中心地で多くの銀行が本店を置いている。 ECB(欧州中央銀行)の本店もある。ひとまず、ドイツ銀行、ECB、ドレスナー銀行の写真を撮って来た。

今月の相場の利益率はマイナス2.8%であった。 調子は悪いのだが、最近はポジションを押さえ気味にしているのでマイナスでもマシなレベルだと思う。



2005年9月29日

今朝から急に冷え込んでいる。 こちらの人とランチを食べながら話したのだが、今のドイツの最大の問題は極めて高い失業率とのこと。 どういう産業を育成して国際競争を勝ち抜いて行くか、 明確なビジョンを提示する指導者が居ないのも問題のようである。 情報技術の分野では、やはりインドの台頭が共通の話題になる。 今のところ中国はそれほど脅威ではないが、 膨大な軍事費の一部が情報産業の育成に回されたら大変なことになるだろう、なんて話をした。

ちょっと思ったのだが、相場やってる人で集まってアメリカ旅行に行きたいねぇ。 NYでNYMEXを見学、シカゴでCBOTと穀物エレベータなんかを見学、 ガルフ湾で製油所とか穀物タンカーとかを見学、って感じで。 ラスベガスに行きたい人は行ってもいいし。来年のゴールデンウィークとか。
延び延びになっている例のパーティーも早いとこ計画しなくちゃいけないのだが、 年内にイギリスに出張しなくてはならず、しかもまだ先方と日時の調整が出来てないので日程が組めない。 来年にずれ込むかもしれないなぁ。



2005年9月28日

油の動きが激しい。動きが大きいということはチャンスも多いという事であるが、 チャンスが多いからと言って儲かるかと言えば、それはやり方次第ということになる。 資金が少ない頃は原油の先3本の上下に指値を出してマーケットメイクみたいな事をやったりもしたが、 今は20枚くらいなら成りでぶち込むので、 昔の自分と同じような事をやっている人に収益機会を提供していることになる。 最近は油はずっと鞘取りメインで、片は建ててもせいぜい5〜10枚程度。 わからんものに手を出しても仕方ないと思う。

仕事が少し早く終わったのでショッピングセンターに行って買い物をした。 砂時計、スープの元を各種、日本で見かけない珍しいパスタなどを購入。 台所用品や金属食器などのデザインがみな、機能美が追求され、こだわりが感じられる。 トイレ、バスルーム、ホテルの部屋、電気スタンド、家具、電話機、などを見て思うのは、 ドイツ人ってのはシンプルで頑丈で調和の取れたものを作るのが上手いという事。 初めてトイレのトイレットペーパーを保持する部分を見た時には驚いた。 これ以上単純化できないようなシンプルな形にも関わらず、必要な機能は申し分ない。 日本のは芯に通す伸び縮みする棒とか金属の蓋とか、なんであんなに複雑なのだろうか。 日本人はどちらかと言うと、高性能で色々と機能の付いた物を作るのが得意なので少し方向性が違うように思う。 いい加減な部分が無いという点では相通じるものがあるが。



2005年9月27日

こちらの人に合わせて生活していると、8時頃に朝食、10時頃にコーヒーブレイク、 12時頃にランチ、3時頃にケーキ&コーヒーブレイク、夕食がやけに早くて6時頃、後はビールとワインを飲む。 食事の合間はずっと仕事なので運動する暇が無い。これは太るなぁ。
時差の影響で未だに夜9時頃には眠たくなり、朝4時か5時頃に目が覚める。 本当は朝の散歩に行けば良いのだが、東京市場に注文とか出してるとすぐに朝食の時間が来てしまう。



2005年9月26日

油は100枚だけ売り注文を出したら1枚成立した。
それにしても今月の相場は散々だな。 累計損益最高値からは1700万、先月末からだと1000万ほどのマイナスである。 8月までが調子良すぎたので、少し返還しろってことかもね。

相変わらず英語が下手である。 ただ、打ち合わせやプレゼンの際はテクニカルタームがメインなので意思疎通には問題が無い。 問題は日常会話であるが、下手でも下手なりにNOVAで外国人と話してたおかげで、 話しかけるのに躊躇は感じなくなった。



2005年9月25日

ホテルの朝食が美味いので、つい食べ過ぎてしまった。 パンが美味い。チーズも様々な種類があり、それにベーコン、ソーセージ、サラダ、コーヒー。 午前中は少し時間があったので市内を流れるマイン川を眺めながらボーっとして過ごす。 午後から先発隊の人らと合流。ドイツ側の人達とも顔合わせ。 明日から忙しくなる。
ドイツ人と日本人は感性が似ているのか、街の光景は異なるにも関わらず、 歩いていてもほとんど違和感が無い。電車も基本的に定時運行である。
何とかホテルの個室にネット環境を確保。でも、寄り付きがこちらの時間で深夜2時ではなぁ。
時差ボケで強烈に眠い。



2005年9月24日

成田からシベリア上空を通ってフランクフルトへ。 上空から見るシベリアは広大な湿地帯と森林が続くばかりで人間活動の様子が全く見当たらない。 おそらく非常に人口密度が低いのだろう。 ドイツ領内に入ると平地は農地が目立ち起伏のある部分は森となって残っている。 カエサルのガリア遠征の頃には全て森で覆われていたと思うと感慨深い。 空港では手荷物検査の人が居なかった。こんなんでいいのだろうか?  空港からは何だか良くわからなかったが周りの人が乗るバスに乗ったら電車の駅に着いた。 切符を買う時に券売機に目的地コードを入れたは良いが、その後のボタンが良くわからず。 昔、大学で習ったドイツ語を必死に思い出し、大人一人のボタンと思われるのを押したら買えた。 適当に電車で市内まで出て、後は歩けばいいかと、多くの人が降りた駅で一緒に降りたらホテルの最寄り駅であった。 電車に乗る際には改札など無く、到着駅でチェックされるのかと思いきや、到着しても改札が無かった。 こんなんでいいのか?  チェックインしてから夕暮れのフランクフルトの街を散歩。 色んな人種の人を見かけたが、ここの白人の人達は少年少女からおじさんおばさんまで美男美女揃いである。 カップルが欄干にもたれてキスしてても絵になる。 今はホテルの近くの酒屋でビールを買って部屋で飲みながらこの文章を書いている。



2005年9月23日

やっと旅行の準備が出来た。ドイツは最低気温10℃−最高気温20℃くらいで結構涼しいみたい。 長袖を持って行かねば。

NY原油が急落している。いつもなら売り注文を山ほど出しておくところなのだが、 向こうでのネット環境が不明なので止めておく。月曜朝9時はドイツでは深夜2時か。 ハリケーンで予想以上の被害が出て夜間暴騰とかなったら大変だからねぇ。



2005年9月22日

福岡に帰って来た。九州に帰ってくるとホッとする。 関門トンネルを抜けた途端に筋肉の緊張が解ける感じ。

明後日からいよいよフランクフルトに出張である。 遊ぶ暇はほとんど無さそうであるが、最終日に市内観光する時間くらいは取れると思う。 パスポートを忘れないようにしなくては。
相場は指値出すくらいしか出来ないだろうなぁ。基本は放置で。



2005年9月21日

相場は激しく動いているがリアルタイムで場を見られないのが辛い。 後場寄りに成行きでガソリンと灯油を仕切ったら値が滑った。 致し方ないことだが…。



2005年9月20日

忙しい筈なんだが温泉の魅力には抗しきれず。 仕事が終わるとすぐさま岡山駅から津山線に乗り50分。 福渡駅で下車して徒歩20分ほどで建部町の八幡温泉郷に到着。 国際温泉会館というところで入浴した。何が国際なのか良くわからないが、 それはともかく、露天風呂もあり、泉質も良く、気持ち良く温泉を堪能することが出来た。 このあたりは明かりが少なく夜が暗い。そして静かである。 温泉の前に旭川という川が流れているのだが、水の音と虫の音だけが聞こえてくる (川に沿って国道が走っているので、たまに車の音も聞こえるが)。



2005年9月19日

岡山に移動。背中の痛みはだいぶマシになった。これなら飛行機に長時間乗っても大丈夫そうだ。
いつも出張中は比較的時間に余裕があるのだが、 今回は出張中に更に次の出張の準備をしなくちゃならない。

フィジーかどこかで一ヶ月くらい寝て暮らしたい。



2005年9月18日

昨日に引き続きシステムを試してみたが、出張の準備など、色々とやらねばならない事があるので、 ひとますサスペンドするしかない。ドイツから帰って来てからだな。

以前、鹿児島に出張した時に起きた背中の痛みが再発。この忙しい時に…。 ただ、前回は息をするたびに痛かったが今回はそれほどでもない。



2005年9月17日

書評を書こうとマーケットの魔術師を読み返していたら、 触発されて書評をそっちのけでシステム作りに熱中してしまった。 現在使っているシステム(実際にはそのまま忠実に資金を乗せているわけでは無いので指標と言った方が良い) には二つのパラメータがあるのだが、銘柄ごとに違う値を設定しなければならない。 パラメータを変えずにどの銘柄に適用しても利益が出るシステムが出来ないものかと色々とやってみたが、 自分の技量では無理のような気がする。少なくともパターン認識と学習機能くらいは必要だろう。 現在の銘柄ごとにパラメータを変える方式でも悪くは無いのだが、 相場の性質が変わってしまうと同じパラメータでは通用しなくなってしまう。



2005年9月16日

来週、岡山出張が決まった。岡山から帰って来たらすぐにフランクフルトへ出張。 口座の一つが少し証拠金に余裕が無くなって来たのでいくらか入金。
ついでに銀行でユーロのトラベラーズチェックを購入。結構ユーロって高いのね(何を今さら)。

杉浦日向子さんが2ヶ月前に亡くなっていることを知った。 まだ46歳だそうで、惜しい人を亡くしたものだ。



2005年9月15日

NOVAの帰りに放生会で古本市をやっていたので、思わず色々と購入してしまった。 「九州の古戦場を歩く」って本と、黒田如水関係の本を2冊、あと小説1冊。 歴史は好きなんだが、実際に現地に行ってみる楽しさを知ったのは獣王さんのおかげかな。
友人が放生会の見世物小屋で毎年パートタイムで働いているのだが、今年は来てないようである。 久しぶりに電話したら、外見は同じも今年は興行をやっている団体が違うとのこと。 あの世界も高齢化と後継者難で年々存続が難しくなっているそうで。

相場はどうも調子悪いなぁ。大豆やアラビカは予測の範囲なんだが、 金でこんなに苦戦するとは思わなかった。1991年来の高値らしい。 今どき金の時代でもなかろうにとは思うけど。



2005年9月14日

11日にフィルターの話を書いたが、2chを見てたら、 エーラースって人が同じような事をやってるというのがわかった。 「ロケット工学投資法」なる本も出ているようだが、 目次を見るかぎりは信号処理の応用であってロケット工学とは何の関係も無いようだ (でもエーラース自身の本業は宇宙関係のエンジニアらしい)。この本はそのうち買うとして、 とりあえず検索してみるとエーラースフィルタなるもののソースコードが見つかった。 平均を取る際に、変動の大きさによって重み付けするアイデアのようである (つまり、ブレイクアウト的な動きに素早く追随できる)。 その考え方だけ借用して11日に作ったフィルタを改良すると性能が改善された。さすがである。
総資金に対して年間30%〜50%を安定的に稼ぐシステムなら実現できそうだ。 今の資金量なら、年間2倍3倍を目指してあくせく売買しなくても、もうそれでいいような気がする。



2005年9月13日

再びフジトミの廣瀬さんのとこに遊び行った。 廣瀬さんが誕生日とのことで、金運の上がる石(虎目石)と筥崎宮の屋台で買って来た草餅を差し入れ。 Nさんに頂いた梨も少しおすそ分け。
油があまりに動かないので、暇潰しに日計りをやったら引かされて下らん両建てを作成してしまった。

その後、廣瀬さんに教えてもらった旨いスープカレー屋さんに行って晩飯を食い、 ビックカメラで買い物し、少し小腹がすいたので回転寿司で何皿かつまんで帰って来た。 地下鉄の駅を出たら筥崎宮の放生会が賑わっていたのでお参りして御神酒を頂いた。 お祭りに来ているカップルや家族連れなんかを見ていると少し寂しい気分になるなぁ。 トイレットペーパーを切らしていたのでダイエーで買って帰宅。



2005年9月12日

自民党は優勢だとは思っていたが、ここまで圧勝するとは。 ブルクハルトの「歴史はときに突如一人の人物の中に自らを凝縮し、世界はその後、 この人の指し示した方向に向かうといったことを好むものである」という言葉を思い出した。 まぁ、思い出しただけで、今のところは小泉さんをそこまで買い被るつもりはない。 10年後の評価を待たねばならないだろう。 しかし今回の選挙は小泉さん主導の劇場化選挙の効果が絶大であった。 広告代理店か何かが裏に付いてるんだろうねぇ。

相場は曲がり角が続いている。いつになったら調子が出てくるのやら。
警告点の設定範囲と設定間隔が変更になったが、相場の変動はかえって安定したようである。 以前なら特別気配になれば皆どんどん重ねて行って解消に時間がかかったのが、 注文にも慎重になったためであろう。 相場というのは長期的にも短期的にも、因果の発生と投げ踏みの連鎖で動くものであるが、 変に制限を入れると玉整理が阻害されてしまう。 制限が多いほど市場は歪むというのが自分の持論である。

職場の飲み会で良く飲んだ。カラオケに行くという話も出たが、 アルコールのせいで非常に眠いので帰って来た。



2005年9月11日

選挙に行って来た。郵政民営化が潰れるのは困るんで自民党に投票。 自民党に入れたというより、小泉さんに入れた。 日経新聞の論調が一貫して小泉さんに対して好意的だったが、 自分もその論調には同意である。

移動平均とEMA、どちらが良いかを考えてみる。 市場参加者の建値平均価格を表現するという目的から考えると、 建ち玉は徐々に決済されて行くのでEMAの方が現状に合っている。
基本的に、値段をならす際には感度の良さと騙しの少なさがトレードオフの関係になる。 約定値の時系列を波動の集まりと解釈すれば、 平均を取るという操作はLPF(ローパスフィルタ)を通すことに他ならない。 上記のトレードオフ関係は、位相遅れの少なさとカットオフの急峻さ、と言い換えることが出来る。 フィルタの性能評価は伝達関数によって行われ、 伝達関数からは逆ラプラス変換によってインパルス応答が求められる。 移動平均とEMAの伝達関数を比較してみると、やはりEMAの方が周波数特性が良い。 ただ、EMAも最良とは言えないので、性質の良いと思われる伝達関数をまず決めて、 そこからLPFを構成してみた。 いくつかの銘柄で試してみたが結果は悪くない。 時間が無いのでまた今度にするが、 秋山レシオの計算にEMAが使われているので、 今回構成したものに置き換えてみれば性能が上がるかもしれない。
同じような事を考えてる人は多分いるだろうねぇ(電気系出身で相場やってる人とか)。



2005年9月10日

12日から放生会ということで、筥崎宮の周辺ではお祭りの準備が進んでいる。 このあたりでお祭りになると売られるものに「梅ヶ枝餅」というのがある。 梅と付くからには、梅でも入っているかと思いきや普通のあんころ餅である。 なぜ梅なのか疑問だったのだが、福岡育ちの人に聞いて初めて理由がわかった。 菅原道真が大宰府に流されてきた時、餅屋のお婆さんが梅の枝を添えて差し上げたのが由来らしい。

Web上で相場に関係するデータを集めていると、出張中など忙しい時につい忘れたりして、 データを取り逃すことがある。そうなると、その分を調べ直すのに多大な手間が掛かることになる。 それを何とかするために、あらかじめ指定したWebページを毎日一回、 自動的に保存するプログラムを作成した。 Webサーバー上に置いておくので、自分がネットに接続できなくても自動でデータを集めてくれる。
相場をやる上で情報処理の知識というのは非常に役に立っていると感じる。 例えば、日中に激しく売買すると、もともとからして玉が大量にあり取引口座も複数あり、 場合によっては鞘取りと片張りが混在しているので、 自分が今、何を何枚持っているのか正確にわからなくなる事がある。 こういう時、全口座の建ち玉一覧をコピペして自作のアプリケーションに入力すれば、 すぐに自分の全ポジションが整理した形で出てくる。 また、自分の今までの全取引記録を別の自作のアプリケーションに入力すると、約定値データから、 過去の任意の営業日における自分の資金量とポジションなんてのもすぐ調べることが出来る。
ノウハウを公開したい所なんだが、プログラム言語が、C++、VBA、perlと、 その時々に応じて使いやすい言語を使ってるんで、統一性という面で難しい。 データ処理にはperlが一番使いやすいんだけど、グラフィックが無いのが弱点。 C++はWindowsのアプリケーションを作るには最適だが、大量のデータを扱うには手間がかかる。 でも速度は速いのでシステム検証などには重宝するが。 エクセルとの連携だとVBAが一番だし、どれも一長一短。



2005年9月9日

灯油2月限とガソリン2月限の鞘が逆転しそうな勢いである。 基本的には逆向かいでいいと思うんだけどねぇ。 大豆は少し軽くしたし、アラビカもまだ仕込みの段階である。 どちらも安値歓迎。
しかしつくづく自分のポジションを見るに、 ガソリン売り灯油買い、アラビカ買い、大豆買い、小豆買い、金売り、 曲がっているものばかりである。



2005年9月8日

昨日、ガソリン売り灯油買いを仕掛けようと、灯油買いから仕掛けたら、 ガソリンが張り付いてしまい仕方なく原油を売った。 今日の午前中に逆行したので難平した。午後に大きく順行したので全部落とした。 こんな結果オーライでいいのだろうか?  まぁ、勝算が無いわけではなかったんだけど。
アラビカが急落。あかんなぁ。 周り見たら獣王さんはじめ買ってる人多いし、これじゃ簡単には上がらんかもしれんねぇ。



2005年9月7日

昨日からアラビカに買い参入。年末まで大豆買いとアラビカ買いの二面作戦で臨むつもり。 ただしアラビカの場合は順鞘が拡大すれば中止せざるを得ないが。

東工取の警告点の設定方法が変わるらしい。 結局どうなるかというと、特別気配が2分ごとに70円ずつ動くのが、1分ごとに170円になるようだ。 見せ板も減るだろうし良いことだと思う。
そんなことより、警告点というものがあるのになぜ基準値なんてものがあるのか理解に苦しむ。 例えば、警告点の上限が50200円で基準値が50000円の時に成り行き買いを大量に入れた場合、 売り板が無ければ買い気配が50030円で固定されるが、 50030円と50060円と50090円と50120円と50150円と50180円にあらかじめ1枚ずつ売り注文を仕込んでおけば、 導火線に火をつけるように一瞬で買い気配を50200円まで持ち上げることが可能である。 このような作為が入る余地があるし、また、売り板の存在状況で上昇スピードが変わってくるので、 期近と期先で動きに差が出て変な鞘になる原因となる。 基準値は廃止して、約定可能範囲は常に警告点の上限と下限の間とすべきだと思う。



2005年9月6日

油の鞘が順行し、大幅なプラスになった。 基本的には負け戦なので玉整理を優先。かなりスッキリした。
最近、英語のSPAMで目立つのが“Oil Stock”に関するもの。 高騰する原油価格に連動するファンドを買いませんか? て奴なんだが、こういうのが出回るようだと高値も一服かもしれない。
ふと思った。ゴム、なんで買ってないのだろうか。 指標も綺麗に底打ちから上昇を示していたのに…。 先入観にとらわれてしまっていたようだ。

台風が通過して行った。外に出た途端に傘の骨が折れて一瞬で壊れた。酷すぎる。 夕方から夜にかけて一時的に雲の切れ目が現れ夕焼けが見えた。 台風の目の残骸だった模様。



2005年9月5日

石油関係は急落である。45枚売り越しなので今日は大幅にプラスの筈である。 しかし集計してみると前日比変わらずくらいであった。 おかしい。先週末の集計が間違っていたのかと思ったが、そうではないようだ。 結局、色々と検算をして、大変な間違いをしていることに気が付いた。 先月末、NY原油夜間が70ドルを越えて国内の石油製品が張り付いたときに、 原油の10月限のストップが外れたので買いを入れたのだが、 倍率を50倍と勘違いして買いを多く入れ過ぎてしまっていたのである。 その間違いにずっと気付かず、 今日は45枚売り越しのつもりが実は10枚しか売り越しじゃなかったというお粗末な有様。 この単純ミスのせいで概算で750万ほどドブに捨てた計算になる。 もうね、ちょっと頭を冷やした方がいいな。



2005年9月4日

一日中たまった仕事を片付ける。 ふと、自転車が欲しいと思った。いわゆるロードレーサーって奴ね。 志賀島あたりまで走って昼寝したい。 20〜30万円程度出せばかなりいいのを買えるみたい。



2005年9月3日

特に用は無いけど天神でブラブラ。 だいたい、いつものコースは、福ビルの丸善→ソラリア→ブックオフ。 しかし相場の調子がいまいちだと気分も晴れない。



2005年9月2日

今日も油の鞘でジワジワやられている。 過去の経験や理屈が何一つ通用しない。困ったものだ。 ガソリンの鞘がオカメになれば全てスッキリするんだが、簡単には修正されないだろうなぁ。
先月23日に累計収支が新高値を取ったが、その時点から既に2000万以上やられている。 何とか体勢を立て直さねばならない。 今月の下旬にドイツ出張が入ってるので、 どのみちそれまでには少し建ち玉を縮小しなければならないだろう。

テレビなどでアメリカのハリケーンの被害状況が流れているが、凄まじい有様である。 地球温暖化が大型ハリケーンの発生に影響しているようであるが、 これでもアメリカは京都議定書への参加を拒み続けるのだろうか。 台風もどんどんと大型化すると言われており、日本も他人事ではないだろう。 低い土地に住まないで済むなら、それに越したことは無い。



2005年9月1日

散々な一日。昨日買った原油は下がり、寄りから売ったガソリンと灯油は上がり、 やる事為すこと全てが裏目に出るという有様。昨日に比べて1100万以上減った。 今月はいきなりマイナススタート。胃が痛くなる。
どうも今の建ち玉に未来が見えないし、ちょっと玉整理した方が良いのかもしれない。

埼玉にお住まいのNさんが梨を送ってくれた。ジューシーで美味しい。 そういや梨なんか食べたのは久しぶりである。



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