季節 さんの日記

新しい10 昔の10  100新しい方へ移動 100昔へ移動

(無題)  2008/06/24(火) 20:45:42
  読売新聞を斜め読みしていたところ、ニューヨークには、フリーガンと称する、生ゴミをあさって食べられる残飯類を食する集団があるらしい。もちろんホームレスではなく、教職など教育のある人たちが、いかに食物が無駄にされているかを世間に喚起する意図があってやっているのだが、いくら何でもゴミあさりを実践するとは。何かこの記事を読んで、アメリカ人のセンスからして、かの国の外食産業では「使い回し」は当たり前なのだろうなと思った。日本ですら法律違反ではないのだから。

(無題)  2008/06/23(月) 22:06:54
  近頃ネットで殺人予告をして捕まる者が多い。ついには橋下大阪府知事に対するテロ予告まで出現した。とらえてみればなぜか東京人だから訳がわからない。たぶん、かれの大胆な指導力に対するやっかみもあるのだろう。しかし、国政レベルでは制度上橋下ほどの指導力は「絶対に」発揮できない仕組みとなっているのは言うまでもない。またそれが改められることも未来永劫絶対に(与謝野がいうように)ない。

(無題)  2008/06/22(日) 21:52:14
  フーリガン行為を繰り返したガンバ大阪のサポーターが競技場を永久追放との記事を読む。ようするに直らない人は直らないのだ。関わること自体がリスクという判断なのだろう。

(無題)  2008/06/18(水) 21:21:35
  朝日ユニバーサル貿易破産かあ。一方書店ではFX専門誌がお目見え。

(無題)  2008/06/17(火) 22:31:59
  宮崎勤事件というのは、オウム真理教事件とともに私の世代ではもっとも印象深い事件であった。確かこの事件をきっかけに「オタク」という言葉が広がりだし、皮肉なことに今や世界レベルでクールジャパンを象徴するキーワードとなっているのだから、犯罪史上文化史上特筆すべき事件であったと思う。この事件に比べれば、高橋おでんも、阿部定事件も、何でこの程度のことが騒がれたのか不思議なくらい平凡だ。彼は自分は獄中でヒーローだと思っていたそうである。
 それにしても確定2年で処刑とは最近では際だって早い。鳩山邦夫は有名人を処刑して自分の名前を残そうとしたのだろうか。まあこの人も友達の友達がアルカイダというほどに、一種異様な人格だから宜なるかなと思われる。

(無題)  2008/06/16(月) 22:17:15
  世界的な穀物暴騰によって、最近は日本の食糧自給率の低さが話題となっている。この4月からは、農水省に食糧安保課なる部署も設置された。食糧自給率などに積極的な意味はないと言う立場に与する私からすればは、いわば世間の風潮は反対の方向に向いているわけである。しかし、食糧危機のおそれがあるから、食料の自由貿易をやめて自給自足体制を整えるべしと言う意見は、私にはどうしても後ろ向きに思えてならない。むしろ本当に危機に備えるならば、全地球レベルで食料が自由に移動できるような流通体系を整えることが大事であろう。すなわちより自由貿易を徹底することが、食糧危機に備えるもっともよい方策であろうと思うのである。実際、全地球レベルで不作になる可能性は、ほとんどないからだ。むしろ世界が自給自足にこだわり、流通機構が発達しなければ、その場所で不作が起きたとき、たちまち以て飢饉に直結するのである。だから本当の意味での食糧安保は、いろいろな国から買い入れができるようにしておくことであり、自給率を高めることではないと思う。

(無題)  2008/06/15(日) 22:00:55
 ほんの先頃まで、工事現場で出てくる木くずを再利用できないかという話があったと思ったら、なんと最近、燃料としての木くずが不足しているというから驚きである。2006年頃まで、木くずはゴミとして、出す方が金を支払っていたのだが、今や1トン5000円の値段が付いているのである。近頃のインフレにより利用されるべき物が利用されているとするなら、あながち今の1バレル130ドルという値段も否定されるべきではないのかもしれない。

(無題)  2008/06/13(金) 21:04:32
  例の無差別通り魔事件は、背景に雇用への不安感や孤独感もあったようである。まあ、私含めいい年して結婚していないのは「生物学的に」負け組だと思うし、またそういう人が先物にのめりこんだりしているわけではある。昔は次男三男は一生「部屋住み」を強いられたし、皇族や摂関家でも跡継ぎ以外はみな出家させられたわけであるが、今は結局の所「パーソナリティ」による露骨な選抜が行われているだけに、ある意味救いがない。アメリカなんぞは、社会的にも「望ましい性格・望ましくない性格」が類型化されており、控えめであったり臆病であったり、人見知りの激しいタイプは「だめ」の烙印を押されてしまうそうなのだ。かくて現代社会は、「望ましい性格への進化」にむけての激しいダーウィニズム的淘汰の過程にあるのかもしれない。

(無題)  2008/06/11(水) 20:14:23
 秋葉原で無差別殺人の発生である。「木訥な東北人」も切れたらコワイということか。アメリカでは、2年に1回くらいの頻度で、銃の乱射事件が起こっている。本質的には競争社会の「負け組」の憤怒がもたらした犯罪であることは間違いない。アメリカではいずれも容疑者がきまって「自殺」しているが、警官隊が射殺しているのであろう。このような犯罪は、今後とも起きるであろう。特に「木訥に、まじめに生きても報われない」と感じたときの絶望感は深いものがあるからである。これに対するには、日本人も、もうすこしeazyな価値観を持つべきか。関西人みたいにケツをまくるか?それともカトリックの国にありがちな、いざとなったらみんな神さまにおまかせするとか。

(無題)  2008/06/06(金) 23:16:25
  渡辺金融担当大臣肝いりで「金融サービス士」なる資格が検討されているという。日本においては、大学院が発達しない一方で、こういう日本ローカルな資格がやたらもてはやされる傾向がある。「主として機械的暗記力に依存する知識を試す、客観的な試験による合否・選抜」に極端な価値を見いだす日本人の性癖は、誠に東洋的、「科挙的」とでもいえようか? しかし世界レベルでは全く相手にされない価値観である。例によってしょうもない外郭団体を作って終わりだろう。
 いらない資格といえば、土木建設業の事務系資格である「建設業経理事務士」というのも訳がわからない。従業員中のこの資格の保持者の数がいわゆる「経審」の得点となり、指名名簿搭載に影響を与えるのであるが、この資格の実施団体は、言うまでもなく国土交通省の天下り先である。経理能力の判定なら簿記検定で足りるのに、わざわざ天下り確保のためにこのような資格を作り、ことさら「経審」に反映させているのである(簿記検定は反映されない)。全くふざけた話だ。

新しい10 昔の10  100新しい方へ移動 100昔へ移動

一覧へ戻る