今更ですが・・・ 2007/07/01(日) 20:22:20 |
| 「どうせ資本主義社会の本質は、エンドレスのツブシ合いなんだから。」という三日月さんの言葉には、激しく同意します。
決して諦めてしまったわけでもないのですが、世の中は本質的に「ツブシ合い」であり、決して善意に満ち満ちたものではないと悟ることは、“大人”には必要なことと思っています。
食品偽装に限らず、相変わらず世間には、唾棄すべきニュースが満ち溢れているわけですが、世の中の「裏事情」に全て気が付いてしまったら、ただただ絶望するほかないと思います。まあ、そこまで“大人”にはなる必要がないとしても、少なくとも世の中には、そうそうオイシイ話は転がっていないくらいの心構えは必要でしょう。後々、無駄に絶望させられるのを避けるためには。 |
変わらないもの 2007/06/24(日) 14:55:46 |
| パプさんが、「難しくなった商品から225やFXに比重を移しつつあるのが最近のトレンド」と指摘していますが、私の周りもその傾向が強いですし、個人的にもそろそろ225に移行したいという気持ちがあります。しかし、「口座を開くのがめんどくさい」、「研究するのがめんどくさい」、「本業が忙しすぎる」等々、“出来ない理由”を並び立てつつ先延ばしにしている感じです。
ただ、最終的には時代の流れに逆らうわけには行きません。(実際、自分自身3年前くらいまではゴム指数を主に取引していたのですが、いまゴム指数がメインなんて人はいないでしょう。)そろそろ、225は本格的に研究始めないと、と思うようになりました。
何れにせよ、最低限必要な出来高があるうちは商品を続けるつもりではいるわけですが、従来のやり方では取れなくなっているのは事実です。それで、色々と試行錯誤をしたりする中で改めて読み返したのが、立花さんの「あなたも株のプロになれる」です。
この本は、日本人トレーダーの書いたものとしては最高傑作の一つだと思っており、実際もう何回読み返したか分からないくらいですが、建玉法など、本当に参考になります。今回も、また新たにヒントも得たし、“やる気”も湧いてきました。
時代の変遷とともに、市場もどんどん変わっていきます。しかし、この本の輝きがいまだに薄れていないことが示す通り、本当に本質的な部分というものは決して変わることがないと考えています。自分自身、改めて本質に立ち返ってみることにします。 |
不信の連鎖 2007/06/17(日) 23:13:55 |
| 中国製練り歯磨きから毒性物質が発見されたことが話題になっていますが、歯磨きどころか食材などでも「それはあかんやろ的なもの」が平気で使われることが多いのが、中国の実態のようです。価格を上げれば売れない、だからコストを下げようという発想で、とても食材に成り得ないものを使っているようなのですが、日本でも昔はそうだったんでしょうかね?
よく知られている例としては、酒の代替物としてメチルアルコールが使われて目がつぶれたといった悲惨な出来事があったようですが、日本が本当に貧しかった時代でも、全般的には現在の中国ほどひどくなかったのでは、という気がします。(気がするだけで、そう言い切れる自信はないのですが。)
ともあれ、中国で食事をする際は常に、「これ、大丈夫かな?」という不安がよぎります。(とは言え、結局目をつぶって食べてしまうのですが。)
しかしながら、食の面はともかくとして、猟奇犯罪の多発など、日本も決して安心できない国になってしまったのは事実です。
昔は「日本がいい」とか、逆に「あの国に移住したい」などと考えたこともありましたが、今はどこにも理想の場所はない気がしてなりません。非常に悲しいことですが。。。 |
なにげに 2007/06/10(日) 14:27:16 |
| プロフィール更新しました。
いやぁ、こと商品先物に関する限り、本当に「以前通用した手法」が全く使えなくなった気がします。
システムを作る際には少なくとも数年、出来れば十年以上のバックテストが必要と言われることも多いですが、私はむしろそれは危険なのではないかと思っています。ファンダメンタルズは当然として、参加者、値位置、ボラティリティなど、あらゆるものが激変しつつある中、「これまで十年間通用してきたシステム」だからと言って果たして信頼可能なのか? 少なくとも、私は信頼する気になれないです。むしろ、直近三ヶ月の値動きを徹底分析して、それに見合うシステムを作った方がマシではないかと。。。
何れにせよ、あまりに忙しいこともあり、しばらくは本業に満玉張る状況が続きそうです。 |
最近は 2007/06/03(日) 20:01:24 |
| 大まかに言って本業99.9%、相場0.1%くらいの時間の使い方をしています。
仮に同じ時間を投下した場合で比較すると、明らかに本業でのリターンが相場でのそれを上回るため、この結果はある意味、当然と言えます。換言すれば、相場で本業並みの儲けを得られる自信があれば、とっくに相場専業になっています。そんなわけで、やはり自分にとって相場は、“趣味”以外の何物でもないように思います。
ただ、たとえばもし体が動かなくなるようなことがあれば、途端に本業では飯が食えなくなってしまいます。そのリスクヘッジの意味でも、相場の研究は怠らないようにしたいのですが、今のところは、なかなかそちらに回す時間とエネルギーがないのが実情です。と言っても、中国関連の事に割く時間とエネルギーはあるのですがw。
さて、遅レスですが、SJさんも上海で雑技団をご覧になったのですね。恐らく同じところなのではと思いますが、以前私も一度見に行ったことがあって、最後の球体の中を走りまくるバイクには、手に汗を握りました。あれは凄い、と言うか、もう止めてくれ!って感じになりますね。これから上海に行く方には、雑技団はお勧めの一つです。 |
イチローの名言 2007/05/27(日) 15:40:36 |
| 「小さいことを重ねることが、とんでもないところに行くただ一つの道だ」
2004年に、大リーグの年間最多安打記録を更新した際のインタビューにおける、イチローの名言です。
さすがに大業を成し遂げる人の言葉は違う、とも言えるでしょうが、考えてみれば、至極当たり前のことです。たとえば、同じ能力を持つ二人の人間がいたとして、一人がもう一人の二倍の努力を積み重ねたとすれば、何れ必ず大差が付くのは自明でしょう。一日や二日では目に見える差はつかないでしょうが、数ヶ月、更には一年の時を経た際には、もはや取り返しのつかない差となってしまうはずです。
今日は、ちょっと自戒の意味も込めて、改めてイチローの名言を取り上げてみました。本業であっても、相場であっても、安易に「一発逆転」を狙う姿勢だけは厳に戒めたいものです。 |
中国での食生活 2007/05/20(日) 14:45:41 |
| 前回書き漏らしてしまったのですが、今回の中国旅行では、やはり「食」も大きなテーマの一つであり、毎日毎日、それはそれは色々なものを食べ歩いてきました。その中の一つが、ぴょーたんさんに教えていただいた(上海名物でありながら、これまで一度も食べたことがなかった、と言うより存在に気付いていなかった)生煎饅頭です。数ある店の中でも「呉江路」にある「小楊生煎館」が最も美味しいとのことで、実際に行って来ました。(下記サイトに、とても詳しい情報が載っています。)
http://www.inacafe.com/shanghai/food/014/food014.htm
相当腹が減っていたので、まずはちょっとオヤツ代わりに食べておいて、その後でお気に入りの店の水餃子で締めようなどと計画していたのですが、意外に大ぶりなもので、8個も食べたら腹一杯になってしまいました。勿論、出来たて熱々ジューシーで、相当に美味しかったです。(中の肉汁が飛び出さないように食べるのに一苦労。)それで百円もしないのですから、本当に中国はグルメ天国だと思います。
あと、何で中国、特に上海には、あんなに火鍋屋が多いんでしょうか?と言いながら、4回も火鍋屋に行ってしまいました。日本にも渋谷などに店が出来ている内モンゴル系の「小肥羊」、他にも、実は火鍋とはちょっと違う干鍋で有名な「干鍋居」など、様々な鍋を堪能してきました。そんな中、羊鞭(羊のペニス)だとか、何だか良く分からないものwとか、とにかく色々食べ尽くしてきました。
不思議なことは、お茶のせいか、はたまた常に歩き回ったせいかは分かりませんが、普段の二倍は食べたにもかかわらず、体重が全く変わらなかったことです。しかし、その間、胃袋はしっかり肥大化してしまったようで、帰国後も食欲のペースが落ちません。そのため、最近はガンガン体重が増えていますw。 |
中国旅行 2007/05/12(土) 18:35:25 |
| 2週間の中国旅行から帰ってきました。当初は、積み上がった仕事を片付けるのに精一杯でしたが、ここに来てようやく落ち着き、ここに書き込める余裕も出来ました。
今回の中国ですが、「上海近郊の田舎でとにかくゆっくり骨休め」がテーマでした。典型的な一日は、「起きて、食べて、寝て、食べて、マッサージに行って、また食べて、寝る」という極めて怠惰なものでした。なので、特に書くべきこともありませんw
さて、SJさんも20日頃に上海に行かれるとのこと。上海の場合、基本的に「タクシーに乗らない」というのは正解だと思います。ちょっと田舎に行けば初乗り6元程度なのに、上海だと11元(それでも170円程度ですが)もして割高感があります。それに、上海は北京とは違ってそんなに広くなく、主要な場所はそれこそ歩いてもギリギリ大丈夫くらいの範囲に収まってしまっています。なので、個人的な実感としては、地下鉄と併用すれば問題なくタクシー不要かと思います。
ただ、ラッシュ時の地下鉄にだけはご注意下さい。降りようとすると必ず、我れ先にと凄い勢いで乗り込んでくる人民との戦いになりますので、それに負けないようにする必要があります。
ちなみにホテルは、南京東路周辺のホテルが一番便利かと思いますが、中でも古象大酒店はコストパフォーマンスが高くてお勧めです。 |
読み手の力量 2007/04/22(日) 22:44:56 |
| 知人の中に、「この人、マネジメント能力だとか、人をやる気にさせる能力が著しく欠如しているなー」と思わずにいられない人がいます。
その人の持っている本をフト見てみると、マネジメントだとかモチベーションだとかいうタイトルの本が殆どだったりして、自身がその能力の不足を自覚し、「何とかしたい」と思っていることを窺わせます。(って書いてて改めて思ったのですが、他人に書棚を見せることって、考えてみれば「心の中身」を見せるようなもので、結構恥ずかしいことですね。)
話を戻します。これは予想なのですが、この人はきっと一生まともなマネジメント能力が付かないんじゃないかという気がしています。何故かと言うと、マネジメント能力なんて、つまるところは心理学であり、人の心が理解できなければ絶対に難しいわけで、本で読んだ小手先のテクニックでどうにかなるようなものではないからです。
勿論、良いマネージャーと言っても、実際には色々なタイプがいます。気配りの達人のような人もいれば、逆に強権的な恐怖政治で部下を動かす人もいるでしょう。ただ、何れにしても、「こうすれば人は動くだろう」という感覚が優れている点では共通しているはずで、それ無しで、いくら小手先のテクニックを身につけたところで、人はついてきません。
何が言いたかったかと言うと、良い本を読んでも、「それが良いと分かるだけの力が自分に付いていない限り、馬の耳に念仏になってしまう」ということです。
わが身を振り返っても、ときどき「10年前にこの本に出会っていたら」なんて言う良書に巡り合いますが、実際に10年前に読んでいたとしても全く響かなかっただろうと思います。 |
一勝九敗 2007/04/14(土) 19:19:24 |
| 某コンテスト口座は、直近十営業日で「九勝一敗」と絶好調。しかし、その間の収益率は僅か8.71%w。一日あたり1%も上がっていない計算となります。(ちなみに、銘柄は中大ガソのみです。)
しかし、この程度のリスクしか取っていないと、オーバーナイトのポジションでもぐっすり眠れるし、心理的に全く安定していて良いです。
某コンテストでは、初参加ということもあり、ちょっと色気を出しすぎて初っ端から大失敗してしまいましたが、今後はこんな感じで最後まで行こうと思っています。ちなみに、「原点復帰」までは、現在の資金を倍以上にする必要ありですw。
ところで、「九勝一敗」に引っ掛けたわけではありませんが、遅ればせながら、ユニクロ・柳井CEOの「一勝九敗」を読み始めました。下記は、このタイトルの由来にもなったと思われる一節です。
「一直線に成功ということはほとんどありえないと思う。成功の陰には必ず失敗がある。当社のある程度の成功も、一直線に、それも短期間に成功したように思っている人が多いのだが、実態はたぶん一勝九敗程度である。十回やれば九回失敗している。この失敗に蓋をするのではなく、財産ととらえて次に生かすのである。致命的な失敗はしていない。つぶれなかったから今があるのだ。」
実際に“結果”を出してきた方の言葉だけに、本当に重みがあります。そして、最後の「つぶれなかったから今があるのだ」には、正に「おっしゃる通り!」としかコメントしようが有りません。自戒のための金言として、常に心に留めておきたい言葉です。 |
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