季節 さんの日記

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(無題)  2009/08/13(木) 22:40:41
  今年は麻生首相は靖国に参拝しないそうである。ただでさえ自民は苦戦を強いられているのに、こんな事で中国韓国から苦情を言われて、ますます執政能力を疑われるのは避けたいと言うことであろう。しかし特アを挑発しての靖国公式参拝こそは、ネトウヨの絶賛する自民党ならではの「政策」であるだけに、少々意外な感じもする。小泉政権の頃毎年のように騒いだのはいったい何だったのだろうか。たぶん自民党中枢部にとっての本音は、靖国参拝などは一部のアレな人たちや極右支持層に対するご機嫌取りのためにやっているだけで、優先順位などはごく低いということなのかもしれない。

(無題)  2009/08/11(火) 22:43:40
  今日の明け方、静岡県で大きな地震があったようである。関東地方でも相当の揺れが感じられた。ちょうど電車の中刷り広告を見たら、この八月の中、下旬に、第二次関東大震災を予測している学者がいたようである。地震なんかは、或程度の曖昧さを以てしょっちゅう予測していれば、結構「あたる」ものらしい。今回のこの学者さんなど、宝くじの最下位賞レベルの当たりと言うべきではあろう。大川隆法にしても、某氏の「帰天」なんかを口走るよりは、幸福実現党大敗のあかつきの、我が日本の天罰的地震・天災を予言する方がよかったかもしれん

(無題)  2009/08/10(月) 21:48:02
  すでに旧聞に属するが、FXのレバレッジが25倍に制限される見込みである。アメリカの100倍、イギリスの制限なしに比べ、いかにも厳しい。確かに極端にハイレバで取引して、大規模な違約(相対取引でもこんな言葉を使うのかしら?)でも起きれば、日本初の金融パニックでも起きかねないという考えがあるのだろうが、それでも為替の動きからして100倍くらいならいいんでないのとは思う。ひょっとして金融庁はFXでとんでもなく大金持ちになるやつが出現するのを防ぐためかも。

(無題)  2009/08/09(日) 10:11:06
  逮捕された酒井法子は、逃走経路の供述をかたくなに拒否しているようである。おそらく芸能界には、下の世話をしたり、超法規的にトラブルを処理してくれる「なんでも屋」がいるので、しばらくかくまうことなどお手の物であろう。だいたい「芸能界のドン」と言う存在がありうるのも、このようなことに手腕を発揮しているためと思われる。押尾学に部屋を提供した女社長というのも、そうした何でも屋の末端の一人に違いない。

(無題)  2009/08/06(木) 21:33:25
  失踪騒ぎの酒井法子は、案外都内に潜伏しているんじゃ無かろうか。携帯が身延で発信されたのは、事務所の若い衆を使った偽装と思われ。何しろ周防さんのいる芸能界ですから、何でもありと言うことで。

(無題)  2009/08/05(水) 20:50:20
  民主党のマニフェストが八方美人のバラマキだととかくの批判があるが、土木関連団体と農協関連団体が、民主党政権に反対を表明した。みんな内心ちゃんとわかっているのである。民主党政権になると、「どちらかというと」公共土木工事は減らされ、農協は弱体化に向かうであろうと言うことを。本当は民主党は八方美人ではないのだ。
 かつて自民党の有力支持基盤には三つがあった。一つめは郵便局関連、二つめは公共工事関連、三つ目が農業関連である。このうち一つめは自民党に小泉という変人が現れて、自らの政党の支持基盤を切りくずつという奇行をあえてし、しかも圧勝してしまった。その意味では郵政選挙は政党にねじれ現象が起きており、わかりにくかったと思う。そして小泉氏去った後、当然の如く自民党はがたがたとなっている。
 今、自民党には小泉のような奇人変人はいないから、農協や土木団体を正面から敵に回す政策はできるわけがない。そして民主党は一見バラマキをやるように見えるが、「たぶん道路・農協よりでない政策になるかも」と諸団体や有権者は予感しているのだろう。郵政選挙の時のような政党政策のねじれがないぶん、わかりやすい構図となりつつある。

(無題)  2009/08/03(月) 22:58:47
  イギリスはさすがに世界で最初に産業革命が起きた国だけあって、ずいぶん古い時代から経済統計が整備されており、その中には1264年からの賃金指数などもある。もっとも、かなり少ない資料から無理矢理指数を計算したらしく、毎年同じ指数がずっと続くなどといった、果たしてこれがイギリス一国を代表するのかしらんと思える数値もなくはないが、おおよその傾向を見るのには役に立つ。これを利用すれば、遠い昔の一人あたりGDPもだいたい試算できる。イギリスの一人あたりGDPは、13世紀中頃には金換算で20グラムぐらいだったらしい。これが1370年ごろには40グラムに到達する。ちなみに日本について同様に試算してみると、1720年頃から計算できるが、やはりそのころ40グラムぐらいであった。およそ400年の差である。それが開港の時に事実上の金平価切り下げで10グラムぐらいまで落ちてしまう。計算してみるとなかなか興味深い。

(無題)  2009/08/01(土) 19:56:03
  国際通貨基金のHPに、1980年から現在までの各国のGDPがのっている。また、KITCOというサイトには、古い時代からの金銀の平均価格が掲載されている。そこで、各国の一人あたりGDPを金で表したらどれくらいだろうかと思い、計算してみた。2008年の日本の金換算の一人あたりGDPは1375グラムである。2000年には4102グラムであるから、だいぶ縮小したことになる。過去最高は2005年のルクセンブルクで、5662グラム、最低は1987年カンボジアの、1.2グラム(!)であった。レートのせいもあるのだろうが、富裕国と貧困国の所得の差は、むしろ開き気味のように思われる。

7月 ー38640円

(無題)  2009/07/11(土) 09:41:54
  外務省の元次官が日米核密約について証言した。もちろん彼の行為は公務員の守秘義務に違反するが、しかしながら外務省がもっと大きな悪に染まっていることを暴いてくれているので、ある意公益通報的な意味があるとも言える。秘密外交そのものは昔からあるが、ふつうこのようなことは、政権担当者の了解あってのことである。しかし今回図らずも明らかにされたのは、密約は歴代の次官の引き継ぎ事項であったが、大臣には必ずしも知らせてないようなのである。こんな行政上の大事な事項を大臣に知らせないというのだから、つくづくなめられたものではある。タナカマキコあたりはたぶん何も知らされていないだろう。
 したがって日本国政府は国会に対していけしゃあしゃあとウソの答弁をしていたことになるが、ウソをつくくらいならノーコメントを貫く方がましである。すくなくとも世界の文明国ではそれが常識であり、虚偽が発覚した後のペナルティは途方もなく大きい。しかもウソが発覚しないようにするために文書の破棄まで行っているのだからなにをか言わんや。日本の文書保存状況は、おそらくスターリン治下のソ連以下であろう。スターリンの大粛清は、犠牲者が一桁の数字まであげられるほど、案外記録が残っている。そういう意味では日本の官僚機構を支配する倫理は文明国よりもアジア的専制社会のマンダリンのそれに近い。

(無題)  2009/07/04(土) 23:27:05
  世襲議員の定義には多少のずれがあるが、一般に三親等以内の親族に選挙地盤をつがせたのを世襲議員と定義すれば、衆参722名の国会議員のうち衆院事務局によるとおおよそ270名前後がそれに当たるという。しかもそのうち230名が自民党議員である。自民党が世襲制を否定できないのは当然だと思った。ところで『リベラルタイム』(この雑誌もうさんくさいが)は「世襲・旧体質 全国知事一斉点検」と銘打って特集を組んでいる。知事にもそんなに世襲がいるのか知らんといぶかしんで記事を読んでみたが、なんと全国47都道府県知事に定義に当てはまるような世襲知事は一人もいないのだ。唯一藩主の分家の子孫という人がいたが、それとて3世代前に藩主だったわけでもないし、たまたま血筋がそうであるというにすぎない。実際平均的知事は経歴から見ても今の国会議員より遙かに優秀であると思われる。世襲政治家の跋扈による国政の劣悪化は、またしても日本国憲法に定められた議院内閣制に起因すると判断せざるを得ないのである。日本の将来は明るくない。

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