ウォール街がオイルメジャーに要請したこと 2006/11/11(土) 09:45:20 |
| ダウ平均構成銘柄を高い値段で購入するカモが必要なので産油国(特にOPEC)への購入を要請した。オイルメジャーと産油国の利害関係は一致しているので、産油国はオイルメジャーからの要請は断れない。例えていえば、商店街がヤクザにみかじめ料を払うようなもの。高い値段と知りつつもニューヨークダウ採用銘柄を購入することになった。産油国にしてみれば、莫大な利益の一部還元程度にしか考えない。イスラム教では喜捨にあたるのか?。 景気が減速していて今からの上昇が望めない以上持ち株を値段を崩さずに売却するには特定の大口顧客に買い取らせるのが得策。ITバブル崩壊後、日高レポートで「損したのは誰か」との話題があった。答えは中国だったとような気がする。ITバブルの高値で買わせたのであろう。また、副島氏の本を読み合わせていくと、日本の大手通信会社も業務提携とかで高い株を買わされた記述があったように思う。ウォール街の高い株価の嵌め込みの手腕はみごとである。 経済の実態を見る限り楽観が許されない状況であることは先刻ご承知のこと。なんせ、GMやフォードが破綻?なんて記事が出るくらいだもの。 ついでと言ってははなんだが、日経NETにコラムを書いていた谷口氏は降ろされたようだ。ニューヨークに居て、GM、フォードの苦境、住宅産業の衰退を事例を挙げて記述していた。世界でNo.2の経済大国日本、それを動かしうる日経のコラム。アメリカサイドから圧力があったのだろうか?。そうであれば、闇は深くて深刻なような気もするが・・・。 |
黒幕たちの密約 2006/11/04(土) 13:07:58 |
| 米国中間選挙に向けてのうごきから一つの推測を行ってみた。 米国を影で動かす黒幕たちは次の大統領選挙で民主党の候補者を大統領とするという密約。さしずめ、ヒラリークリントンであろうか?。 一つ目の理由はこの株高。従来、ウォール街は民主党を応援するの多かったように思う。前クリントン大統領の時代はウォール街が全盛期を誇り、アメリカの絶頂期を演出した。クリントン大統領就任から退任までの間にニューヨークダウは4000$から10000$へと大台代わりとなった。これを支えたウォール街が今回の中間選挙で最高値を演出した。 二つめの理由がマスコミによるブッシュバッシングが少なく、イラク問題を意図的に論戦から避けていた風がある。マスコミとウォール街(金融)はユダヤ系の人脈が幅を利かせているはずなのに、ブッシュ共和党を助けるうごきに見える。 これを援助するような形で油が下げている。まるで示し合わせたように油が下げ、株の下げを回避している。特に悪い経済数字が公表されるタイミングでは2ドル前後の下落を見せて返って株価を押し上げてしまっている。 アメリカを動かす2つの勢力、国際石油資本とウォール街が手を握って動いているように思えるが如何なものだろうか?。 |
アメリカの大統領は最高宗教指導者でもある。 2006/10/26(木) 23:22:49 |
| どこかで言ってた。
小室先生もアメリカを人造国家、宗教国家としている。その指導者?。シンボルなのか、氏子総代みたいなものか?。主導はキリスト教右派、ウォール街はユダヤ教が主流。アメリカを裏イスラエルとも表現している。原理主義者も信念を持って生きている。進化論の授業を行ったとして裁判を起こす国、禁酒法を成立させた国でもある。やはり、宗教国家なのだろう。
何か、見落としていたのかな〜?。 |
アメリカを理解するには 2006/10/24(火) 22:05:31 |
| 小室先生によると宗教の理解が重要らしい。ユダヤ教、キリスト教がキーワードだとか。聖書を読むべか。
宗教の無い日本には理解が難しい。 |
経済制裁で戦争に踏み切った国 2006/10/14(土) 13:47:12 |
| どこでしょう? ヒント:オイルの経済制裁を受けた国 答え :真珠湾で米艦隊を攻撃した国。そう、日本です。
経済制裁は立派な開戦理由になる。日本国中「北朝鮮懲らしめるべし!」の論調の元で経済制裁大賛成の空気に満ち溢れている。 日中戦争当時も「中国懲らしめるべし」で出兵した。ここでにっほんは中国に利権を狙っていた米国とまともにぶつかり始めた。中国では泥沼の戦いを続けた。 当時アメリカはドイツとの開戦に踏み切りたがったが、非戦をテーマに大統領当選を果たしたルーズベルトには如何とのしがたかった。当時の技術は英国>ドイツ>アメリカの順。ドイツはフランスを蹴散らし、ロシア(ソビエト)も後一呼吸でものにしそうな状況であった。ここでドイツがロシアを平定してしまうと、ドイツはとてつもなく強大な国になってしまう。そうなると英国の命運も尽きてしまい、ドイツが技術的にも国力的にもNo.1になってしまう。これはアメリカにとっては堪らない。 そこでアメリカは日本を挑発することによって日米開戦を目論み、その同盟国ドイツを叩くことにした。結果は無事思惑どおりに進んだ。日本は真珠湾に奇襲をしてくれた。「100万ドルの拳骨」といわれた太平洋艦隊を壊滅寸前まで追い詰めた。アメリカ・ルーズベルト大統領はこれを梃子のように利用して参戦することができた。 日本のマスコミは開戦を煽り立てていた。実際開戦すると、開戦の論陣を張っていた人たちは腰を抜かんばかりに驚いた。「まさか、開戦するなんて・・・」と。 マスコミの不勉強は昔からのようだが、国民もマスコミには従順な傾向があるので走り出したらとても『怖い』結果が待ち受けている。 |
オイルメジャー 2006/10/09(月) 12:01:59 |
| アメリカを動かす主力の一つ。特にブッシュ大統領になってからは政権を支える一方で確実に収益を上げている。クリントン政権では10$/1パーレルだったのが今は60$、高いときは80$近くまで行った。大きな収益が上がったであろう。残念なのは後2年で政権が終わる。 OPEC(産油国)にとっても利害関係は一致している。オイルが高く、数量が捌けているので、願ったり叶ったりの状態にある。アラブ諸国は民主主義国家では無く、多くは王族が支配する地域。国の利益イコール王族の利益。 この状況で今の原油の下落を読むと次の様になる。 アメリカの景気は不動産価格の下落で購買力が減ったために減速する方向にある。この購買力を補完するには株価の上昇が必要。景気が減速してしまえば油は放っておいても下落するから高い油を売るには景気状態の継続が必要になる。 オイルメジャーは原油の下落と株価の上昇を目論んで産油国に株の購入を持ちかけた。産油国にとっても油の値段が下がって売れないのは困るのでアメリカのダウ指数株を購入することになった。ゆえにダウのPERは低く、SP500はPERが高い状態になった。 ここで油の下落がどこで止まるかだが、60$が目安ではないかと思われる。この辺がオイルメジャーと産油国の最大公約数ではないのだろうか。 これで中間選挙に向けての戦略は見事にヒットしたことになる。 |
問題のすり替えに成功したのだろう 2006/10/04(水) 16:43:40 |
| アメリカの中間選挙を控えて問題のすり替えに見事成功したと思う。 イラク問題を争点にすると、撤退が選択肢に入ってきて、共和党、民主党ともに選挙後の政策に問題が発生する。もはや南ベトナム化しつつあるイラクに焦点を当てることほど愚かしいことはない。一般大衆にとってどちらでも良い事。国を統治するサイドにとって、中東に楔を打ち込みたいからイラクが荒れてくれるのは有難い存在になる。イラクを荒れさせることにより、中東全体のコントロールを行っているようなもの。 テロ問題に焦点を当てようとイスラエルのヒズボラ退治が裏目に出てしまったので、この方法も大きく変更した。イギリスでテロ直前に飛行機を止め、以後の搭乗にあれこれ五月蝿く難癖を付けてテロ問題に焦点を当てさせた。これもやりすぎるとヒズボラ、イラク問題に焦点が移らないように行っているのだろう。 ここでもってニューヨークダウの新高値の登場で注目点はここに移ってしまった。GM、フォードが破綻する可能性を秘めている今に最高値を更新する。金利上昇停止と原油下落カードを使って魔術のように株価上昇を行う手法は見事としかいいようがない。(金利を下げるとドル安になり、これまでの努力が水泡に帰するので使えない。) 話が変るが、GMの救済を提案しているルノー日産グループが現地生産を減らして日本国内生産に振り変えるとの報道があったが、これは目に見えないGM、フォードの救済策の一環なのだろう。 イラク政策から目をそらして、国内経済のダウンからもそらすように仕向けるとは恐れ入ったものである。
さすが、アメリカ、侮りがたし!。 |
原油の下げは用済み 2006/10/03(火) 00:45:09 |
| ニューヨークダウが最高値を獲得した時点で「用済み」になったようだ。 |
灯油の在庫はどうなってんの? 2006/10/02(月) 00:27:16 |
| 今世紀最大の在庫? その割に灯油強いんだけど・・・?
どうなってんだろうね。 |
油は下げとまったのか? 2006/09/27(水) 01:31:16 |
| どっち?
多分、消費者信頼感指数が良かったので上げたんだ。今までは景気指数が悪いと虚を突くような動きで油が下げた。そして株価の下げを回避してきた。ここでこの指数が改善して油が上がったってことは本音はこっちにあると読む。やはり、オイルメジャーの意向は無視できないのであろう。
止まったのが確認できたら、「油は買い」「株は売り」となる。
本音が分かれば中間選挙前に動き出すであろう流れの乗ろう。
準備、OK? |
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