09年の世界石油需要、27年ぶり減少幅 日量8470万バレル 2009/02/22(日) 23:16:36 |
| 【パリ=野見山祐史】国際エネルギー機関(IEA)は11日発表した2月の石油市場月報で、今年の世界の石油需要見通しを2008年実績見込み比 1.1%減の日量8470万バレルに下方修正した。需要の減少幅は第2次石油危機時の1982年以来、27年ぶりの大きさとなる。消費低迷が日米欧の先進地域から新興国に波及。中国の需要は08年の4.3%増から今年は0.7%増とほぼ横ばいにとどまるとみている。
予測値を下げるのは昨年6月以来、6カ月連続。国際通貨基金(IMF)の世界経済に関する成長予測の下方修正などを反映した。世界景気の悪化に伴い米国(2.8%減)、日本(6.9%減)などで大きく需要が落ち込むうえ、中・東欧や新興アジア地域、ロシアなども伸び悩む見通し。
一方で、原油価格の下落に伴い産油国での油田や製油施設などのインフラ投資が遅れていると指摘。将来の原油価格上昇への備えが不十分だと警告した。 (00:02) |
中東産原油、アジア向け輸出価格に割高感 対欧米比 2009/02/22(日) 23:14:56 |
| 中東産原油の輸出価格でアジア向けと欧米向けの価格差が急拡大している。アジア向けの割増分「アジアプレミアム」は米国向けに対して1バレル6―7ドル台と過去最大に広がった。中国やインドで原油需要が底堅いためだ。世界同時不況の中で日本を含むアジア地域は欧米よりも割高な原油を購入することになり、ガソリン価格などに影響が出そうだ。
代表品種の1つであるサウジアラビア産ミディアムの1月積みはアジア向け価格が1バレル41.19ドル。これに対して欧州向けは37.95ドル、米国は 33.54ドル。アジアプレミアムは対欧州で3.24ドル。対米では7.65ドルと過去最大を記録した。3月に分かる2月積みはさらに拡大するとの見方が多い。(21日 18:35) |
日本の富豪1位、ユニクロの柳井氏 米誌フォーブス 2009/02/20(金) 23:32:16 |
| 【シンガポール支局】米経済誌フォーブス・アジア版は19日、2009年版の「日本の富豪40人」を発表した。カジュアル衣料品専門店「ユニクロ」を展開するファーストリテイリングの柳井正社長が初めて首位になった。資産額は61億ドル(約5700億円)で、前年に比べ14億ドル増え、6位からトップに上昇した。
上位40人の資産額は計695億ドルで前年(899億ドル)に比べ23%減少した。株価が大幅に下落し、円高にもかかわらずドル建ての資産が目減りした。富豪40人のうち資産が前年より増えたのは、柳井氏を含め4人だけだった。
昨年首位だった山内溥任天堂相談役は資産額を78億ドルから45億ドルに減らし、3位に後退。資産10億ドル以上の富豪は昨年の29人から20人に減った。(19日 22:05) |
スウェーデンのサーブ、事実上の経営破綻 2009/02/20(金) 21:22:18 |
| 【ロンドン=清水泰雅】スウェーデンの自動車大手で、米ゼネラル・モーターズ(GM)傘下のサーブが20日、事実上経営破綻した。金融危機をきっかけにした世界的な新車販売の低迷で、業績が悪化。GMはスウェーデン政府に求めていたサーブへの金融支援も得られなかったため、法的管理下で再建を目指す。金融危機以後、経営破綻した欧米の大手自動車メーカーははじめてで、自動車業界で破綻が相次ぐ可能性がある。 (18:59) |
日経平均、4カ月ぶり7500円割れ 景気悪化に不安感 2009/02/20(金) 21:20:21 |
| 20日の東京株式市場で日経平均株価が前日比100円以上下落し約4カ月ぶりに7500円を割り込んだ。終値は141円27銭(1.87%)安の 7416円38銭で、バブル後の最安値である昨年10月の7162円90銭に約250円の水準まで下がった。前日の米ダウ工業株30種平均が6年4カ月ぶりの安値を付け軟調な展開となった流れを受けた。
国内景気の悪化や企業業績に対する不安から、株価水準が切り下がっても買いを手控える投資家が多かった。東京証券取引所第1部の売買代金は概算で1兆1600億円と取引は低調だった。 (19:46) |
2月1日、米国カリフォルニア州政府が、財政破綻(支払い不能) 2009/02/18(水) 09:26:33 |
| を宣言した。加州政府の会計責任者(controller。John Chiang)はこの日、州政府の 手持ち資金が底をつき、同日に支払われるはずだった州民に対する福祉手当、 奨学金、税の還付金など総額37億ドルが支払えないと発表した。支払いを受 けるべき人々に対して借用書(IOU)を発行し、いずれ支払い可能になったら 払うことになり、州職員の人件費を浮かすため、平日に2日間、役所を閉める ことにした。
http://www.latimes.com/news/local/la-me-budget17-2009jan17%2C0%2C4472460.story California controller to suspend tax refunds, welfare checks, student grants |
デジタル製品、単価急落 プラズマTVは19%、2カ月で 2009/02/17(火) 18:30:53 |
| デジタル製品の販売価格が急低下している。調査会社のBCN(東京・文京)が9日発表したデジタル製品の1月の平均単価(税別)に関する調査結果では、 7種類中「液晶テレビ」や「小型デジタルカメラ」など5種類で2008年11月に比べ2けた減少した。最も下落率が大きかったのは「プラズマテレビ」で平均単価は14万8900円と19.2%下落した。
1月の平均単価は、小型デジタルカメラが2カ月で15.5%低下して2万700円、液晶テレビも15.0%下落して同9万7700円になった。このほかではレコーダーが12.1%、年末の需要期が終わったインクジェットプリンターも11.8%下落した。同社は、薄型テレビについては在庫も増加しており、価格下落が3月末まで続くと予測している。
ノートパソコンの1月の平均単価は8万9200円で、2カ月で8.2%下落し1年前に比べ28.0%も下落した。価格を5万円程度に抑えた「ネットブック」の割合が増え、その影響でA4サイズも価格が下がっているという。(18:56) |
MrMax、5万円切る32型液晶テレビ 2009/02/17(火) 18:28:59 |
| ディスカウントストアのMrMaxは17日、地上デジタル放送が見られる32型の液晶テレビを4万9780円で発売すると発表した。同日正午から直販サイトで予約を受け付け、26日からは店頭でも注文を受ける予定だ。景気の悪化で消費が低迷するなか、5万円を切る商品を投入して需要を喚起する。
台湾メーカーと共同開発した独自企画商品で、まず1500台を用意する。商品の受け渡しは3月下旬以降になる見込みだ。地上・BS・110度CSの3つのデジタル放送を受信できるほか、パソコンのモニターとしても使える。
MrMaxは2008年11月に3万円を切る価格帯の19型液晶テレビを発売。初回生産の2000台を完売するなど好評だったという。ドル建てで仕入れることによる円高メリットを活用し、薄型テレビの中でも人気が高い32型を投入する。(17:46) |
富士通、今期200億円の最終赤字 半導体製造ラインを統廃合 2009/02/17(火) 18:27:08 |
| 富士通は30日、2009年3月期の連結最終損益が200億円の赤字(前期は481億円の黒字)になる見通しだと発表した。最終赤字は6年ぶり。従来予想は600億円の黒字だった。自動車やデジタル家電向けの半導体需要が減少、携帯電話やパソコン販売も振るわない。業績悪化を踏まえ、半導体子会社の生産ライン統廃合など構造改革を本格化する。
売上高は12%減の4兆7000億円と従来予想から3500億円引き下げた。半導体や電子部品の需要減少で電子デバイス部門が700億円の赤字(前期は182億円の黒字)になる。ハードディスク駆動装置(HDD)も250億円程度の赤字見通し。
主力のシステム構築・運用部門は前期比5%増の1900億円の部門利益を見込むが、他部門の不振を補えない。全体の営業利益は前期比76%減の500億円と従来予想から1000億円引き下げた。(30日 22:45) |
東芝、富士通のHDD事業買収を発表 受け皿会社設立へ 2009/02/17(火) 18:25:08 |
| 東芝は17日、富士通のハードディスク駆動装置(HDD)事業を買収すると発表した。タイやフィリピンにあるHDD組み立て生産拠点や川崎工場(川崎市)内のHDD開発・営業部門、子会社の山形富士通(山形県東根市)のHDD開発部門などが対象。今年6月までに買収完了をめざす。
東芝は事業の受け皿となる新会社を設立し、新会社株式の80%程度を取得する。富士通も新会社株式の20%未満を一時的に保有するが、将来的に東芝の完全子会社にする。両社の出資額は公表していない。
富士通はかねて赤字のHDD事業売却をめざしていた。東芝は富士通の事業買収でノートパソコンや携帯端末向けのHDD事業を強化するとともに、企業向けコンピューター市場にも本格進出する。 (17:40) |
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